前話111話では、ついに夜凪がCM撮影のコツをつかむ。
商品の良さを入念に調べてそれを心から好きになり、人におすすめする気持ちで撮影に臨んだ。
気持ちの入った演技がスポンサー、広告代理店、視聴者らに受け、夜凪の人気はうなぎ上り!
「この国で夜凪景を知らないものはいなくなる」状態に近づきつつある今、当の本人の生活はどう変化しているのだろうか?
『アクタージュ』最新話112話ネタバレありの感想、あらすじをお送りする。
目次
『アクタージュ』最新話112話感想・あらすじ(ネタバレ)
夜凪、「超有名芸能人」として盗撮される?
ギーナ ギーナ♪
チョコレートは青色ギーナ♪
板チョコといえば赤のパッケージがお馴染みかもしれないが、夜凪のCMのおかげで「青色ギーナ」の売上は好調なようだ。
テレビでもネットでも電車の中でも、夜凪の姿や名前を見聞きするようになる。
ついに夜凪は「今話題の女優」として世間に認知されるまでになったのだ。
しかし、芸能人も楽じゃない。
街中で声をかけられないよう全速力で登校。
今日は新年度初めての登校で入学式もある。
校庭でも遠巻きで眺められ、話題に上る。
「見て見てCMの」
「夜凪景だ。本当に北高の生徒だったんだ」
「北高受けて良かったー」
「そこそこ有名」あるいは「初めて映画やドラマの出演が決まった」ぐらいのレベルだと、今まで話しかけられたことのない同級生から話しかけられたりしたものの、今はむしろ距離を置かれるようだ。
吉岡新太「そっか、有名になり過ぎると逆にそうなるんだね」
朝陽ひな「私も渋谷で芸能人見かけた時そうなったかも…」
確かに、街中で芸能人らしき人を見かけても、話しかけられる人の方が稀かもしれない。
単純に大物すぎてビビってしまいそうだ…。
そんな中、
パシャ
と、シャッター音が聞こえる。
吉岡が
誰だよ今の!! 芸能人にだって肖像権あるんだぞ!?
と注意をするも夜凪は
大丈夫よ、吉岡君!
よくあることだから
とたしなめる。
きっと芸能人なら日常茶飯事なのだろう。
「有名税」という言葉があるが、顔が売れるとそれだけ苦労も増える。
それに少しずつ慣れることは必要なことかもしれないが、本当にそれだけで良いのだろうか?
花井の企画で「夜凪写真撮影会」開催!?
お前、クラスと名前は?
元野球部エースで夜凪の友人、花井遼馬が写真を撮った新1年生に尋ねる。
めちゃくちゃ怖い。
死を覚悟するレベルの迫力だ。
確かに悪いのは彼だが、入学早々シメられるとあらば同情せざるをえない。
1年2組の田島です…
すみません
ドンマイ、田島くん。
しかし、花井は夜凪に言う。
…おい夜凪、1年2組の田島がお前と写真撮りたいってよ
入学式が始まったのに、生徒が半分も揃っていないのはこの出来事が原因だ。
夜凪景&生徒たちの写真撮影会が始まったのだ!
夜凪は星アキラとの熱愛否定や王賀美さんの人格擁護などで必死!
ゴシップの火消しとともに他の生徒との距離を詰めることにも成功した。
半端にキョリ置くから腫れ物扱いしちまうんだよ。
お互いにな
なるほど、確かに必要以上に距離を置くことで、相手に「迷惑に思われるじゃないか」「嫌われてるんじゃないか」と邪推させてしまい、それが負の連鎖を起こし、決定的な溝が生まれてしまうことはあるだろう。
彼は夜凪と他の生徒との亀裂を未然に防いだのだ!
いいやつじゃん、花井!
先生に怒られ、みんなして体育館に走る中、夜凪はひなに言う。
私、新しい友達いっぱい作って映研に勧誘するね
どんどん友達が遠くに行ってしまうようで不安だったひなも、この言葉には安心したようだ。
きっと賑やかな映画研究部になることだろう。
夜凪たちは3年生に進級した。
夜凪、次は大河ドラマにチャレンジ!「国民的女優」になれるのか!?
一方、黒山墨字と天知心一、犬猿の仲の映画関係者2名が会議に臨もうとしていた。
黒山が夜凪景を主演に据えて「超大作映画」を撮る志があることは、第1話より明らかになっているが、それはどうやら2年後らしい。
つまり夜凪が20歳になる年だ。
その頃に
比類ない女優(天知)
として彼女が活躍しているよう、天知が用意した次の舞台はなんと「大河ドラマ」。
そのオーディションに夜凪景を参加させようと言うのだ!
これまで、エキストラ→映画→舞台→CMと場数を踏んできた彼女の次の現場はテレビドラマ。
果たして夜凪は「話題の女優」から「国民的女優」へとステップアップできるのか?
新章が始まる予感の次回『アクタージュ』も乞うご期待!!
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