あなたがしてくれなくても ネタバレ54話感想【まさかの陽一の言葉にみち家出を決断!】

前回53話では、マンション購入で悩むみちと陽一が描かれた。

当初は子供部屋がない間取りしか考えていなかった陽一は、みちの想いを組んで広めの間取りにすることに。

少しずつ陽一がみちに寄り添っているのか。

それでもみちはまだ、強く意見をできないままなのである。

みちは本心を伝えられるのか…?

一方の新名と楓は未だに揉めていた。

浮気相手がみちなのか知りたい楓は問い詰めるも、結局新名がはっきりと言わない。

自分よりも相手をかばうことにショックを受けた楓は距離をおくことにした。

2人は修復できるのか…?

『あなたがしてくれなくても』54話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

「話がしたい」みち決意の朝

セックスレス問題は一時休戦していると思っていたみち。

悩まなくてよくなり、解放された気がしていた日々もつかの間。

今回の新居のことで子供の話が出たことにより、再び考えることになる。

子供をもつということはセックスレスとは切り離せない問題で、結局セックスレスという呪縛から逃れることはできないのだ。

どんどんぬかるみにハマっていくような問題に、みちは深く悩んでいる。

目を覚ましたみちの横ではスヤスヤと陽一が眠っていた。

みちは夢にまで悩みが出てきたのだろうか、そんな陽一の顔を不安げに見つめる。

そっとベッドから起きると、そのまま朝の支度をはじめたのであった。

はよ…

コーヒーを淹れているところに、陽一が起きてきた。

起きたばかりのようでまだ眠そうに欠伸をしながらソファーに座る。

そんな陽一にみちは声をかける。

陽ちゃん…今日帰ってきたら話がしたいんだ

足を組みリラックスしている陽一は何の話かわからないという表情でみちを見ている。

ぽかんと見つめる陽一に、マンションのことで話がしたいと言うみちの表情は不安げであった。

真剣なみちの顔をみた陽一は、視線を落としコーヒーを飲みながら答える。

8時には帰れるから

そう言ってその場から去るのだった。

マンションのことを話すということは子供部屋、つまりセックスレスについての話をするということ。

もう後には引けないみちの心臓は「ドクンドクン」と高鳴っていた。

これでもう 今までみたいに逃げられない

今晩ついに、自分の意見を言う決意をしたのであった。

修復不可能!?ホテルにひきこもる楓

あるホテルの廊下を新名は歩いていた。

「1121」部屋の番号を確認してノックをする。

コンコン

しかし何も返事がない。

そのまましばらくドアの前で立ち尽くすも、応答はないのだ。

楓…俺

静かなドアの向こう側に話しかける新名。

シン…

それでも反応がないので、困った表情で部屋を後にする。

部屋の中では楓がドアに張り付くように立っていた。

新名の声は聞こえていたのである。

長い廊下を歩く足音がどんどん遠のいていく…。

部屋の中にいた楓は、その音をひたすら聞いていることしかできなかった。

その表情は悲しそう。

きっと本当は会いたいが、また浮気相手をかばわれたらメンタルがもたないという心境なのだろう。

ホテルを出た新名はひとり寂しそうに町を歩いていた。

脳裏に楓との言い合いが浮かぶ。

みちとはもう終わったのに、迷惑をかけたくないという気持ちがあった新名。

しかしそのことでさらに楓を傷つけてしまったのだ。

どうして彼女をかばうの…?

悲しそうに言った楓の言葉が頭を離れない。

みちとの未来はもうないとわかっているのに、かばってしまった自分に自己嫌悪していた。

ついに決戦のとき!陽一の気持ちは…?

夜になり、先に自宅に戻ったみちは晩御飯の用意をしていた。

キッチンでひとり料理をしながら、頭では今晩の話し合いのことでいっぱい。

もし陽ちゃんが 子供は欲しくないって言ったら?

最悪な状況を考えれば考えるほどに不安になっていく。

そうこうしているうちに、陽一が帰宅してきた。

あー疲れたー

と、いつもの調子でソファーに座る陽一。

そんな姿を見ながら、みちはどう切り出せばいいのか考えている。

ごはんを食べてからがいいのか、それとも…。

そうだ マンションのことで話あんだろ?

まさかの陽一から話を振ってきた。

ドキンとするみちに対し、俺も話があると続ける。

頭金なしでローンを組めば得らしい、ということをスマホを見せながら説明してきたのだ。

どんどん話を進める陽一に、ついにみちが言った。

私 今のままマンション買えないよ

みちは一生の買い物である家を買う前に、自分たちの人生プランを話し合いたいとついに言った。

人生プランという言葉に、陽一は「子供なら3LDKにしたからいいじゃん」と答えるも、みちは納得がいかない。

今までの言動からも、陽一が本当に子供が欲しいように思えないのだ。

大事なことだから 正直に言ってほしい

真剣に懇願するみち。

一瞬考えた陽一は、いつかは…と濁す。

みちは2~3年後には欲しいと思っている、と具体的な数字を出してさらに陽一に詰め寄る。

いつかっていつ!?

はじめてこんなに自分の気持ちをぶつけたのではないだろうか。

もう、みちは止まらない。

リビングに沈黙が流れる。

黙ったままの陽一。

お願い教えて 陽ちゃんの本当の気持ち

真剣なみちに、陽一は俯きながら、やっと口を開いた。

子供は…欲しくない

みちが固まる。

どういうことか理解できないのだ。

近いうちに欲しくないという意味なのかとも思ったが、そういう意味ではなく本当に欲しくないのだとわかった。

衝撃の真実!みちはもう振り返らない

ショックを隠し切れないみち。

無言で俯く陽一。

ずっと嘘をつかれていたのだ。

自分が子供が欲しいのを知っていて、黙っていたことも考えられない。

どうしてそんな大事なこと 今まで黙ってたの…?

取り乱して手が震えていた。

過去の陽一の言葉が蘇る。

とりあえず今はなだめときゃいいんだよ

これは陽一の母に対して言った言葉だが、みちに対しても同じように思っていたというのを感じた。

頬を大粒の涙が伝う。

私はずっとその場しのぎでなだめられてただけだったんだ…

とめどなく溢れてくる涙。

何でそんなことが出来るのか、陽一のことが理解できないみち。

その場で立ち尽くしたまま、手で涙を拭っていた。

夫婦ってそんなものなのか、自分たちってその程度なのか…悶々と考えていると、陽一がみちの手を握る。

俺はみちと一緒にいたくて結婚したんだよ

言ったら俺から離れていくだろ…?という陽一。

その目は真剣だ。

しばらく見つめ合う二人…。

しかし、みちは握った手を離してしまった。

みちは陽一を残したまま、ドアに向かう。

呼び止める陽一を振り返ることなく、家を飛び出したのだ。

みちは駅のホームに来ていた。

ボーっとしながら、行く当てを考えている。

慌てて出てきたのでサンダル、カバンも持っていない。

…綾乃止めてくれるかな…

もちろんホテルに泊まるお金もなく、着の身着のまま出てきたみちは考え事をしながら歩いていた。

どんなに喧嘩してもすれ違っても、目的が同じならやっていけると頑張ってきた。

しかしその目的すら違ったのだ。

なぜ今まで頑張っていたのだろう、到着した電車に乗り込みながら思いをはせる。

あんなにあがいて どこに向かっていたの…?

人目をはばからず、泣いている。

ガタタン、ゴトトン…

人がまばらな電車内、悲しみにくれるみち。

実は隣の車両には、傷心の新名が乗っているのだった。

お互い気づかぬまま、電車は走っていく。

傷つく二人の行く末はどうなってしまうのか…?

考察・感想①陽一の本心が想像以上にやばかった

なんと、今回陽一からまさかの「子供は欲しくない」発言がでた!

子供が欲しいために、今までセックスレス問題に立ち向かっていたみちのすべてを否定するような言葉。

みちは本当に何のためにあがいてきたのか…。

生活のすべてをその問題で左右されていただけに、ショックは計り知れないだろう。

陽一の意見としては、本当のことを言えばみちが離れていくから。

わからなくもないが、それでマンションまで買って後には引けなくするのは卑怯である。

前回ちょっと寄り添う気持ちが出てきたと思ってしまったが、全く違ったのだ。

母に対して適当にあしらってみちの味方になっていると思ったが、みちに対しても同じだったなんて…。

この状態で、みちから戻るというのは考えられない。

今までのみちだったらモヤっとしながら戻ったのかもしれないが、今のみちは自分の考えも大事にしたいのである。

陽一が考えを改めるしか、よりを戻す方法はなさそう。

正直、今回かなり陽一には失望してしまった。

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