あなたがしてくれなくても ネタバレ最新話55話感想【「みちの子なら・・・」揺れ動く陽一の心】

前回54話では、ついに陽一の本心を知ったみち。

子供は…欲しくない

今までうやむやだったものが明らかになり、みちは戸惑いを隠せない。

陽一はみちと一緒にいたくて結婚したんだとみちの手を握ったが、その手をそっと放してみちは家を飛び出したのだった。

一方の新名はホテルに籠城してしまった楓のもとを訪れるも、話すことすらできずにいた。

新名にはどうすることもできなかったのだ。

家を飛び出したみちが飛び乗った電車には、なんと同じように傷心中の新名が佇んでいた。

お互いに気付いていないが、二人は隣り合う車両に乗り合わせていたのだ。

これは運命なのか……?

『あなたがしてくれなくても』最新話55話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

陽一を残し、一晩外泊したみち

翌朝、みちは目を覚ます。

どこかの一室のリビングに布団を敷いて寝ていたのだ。

コンタクト付けたままだから 目に張りついて痛い…

着の身着のまま出てきたので、替えのコンタクトもなかったのだ。

ガラッ

リビングの扉が開き、家の住民が顔を出す。

おはよう、と声をかけたのはみちの友達の綾乃であった。

昨夜みちが電車で向かっていたのは綾乃の家。

独身の綾乃なら突然の泊まりでも大丈夫だと思ったのだったが、綾乃は少し前から同棲をはじめていたので彼氏に遠慮してリビングで寝ることになったらしい。

急な訪問にも関わらずみちを泊めてあげる綾乃はいい友達だ。

綾乃の家にいるということは、隣の車両に乗っていた新名には気づかなかったのだろう。

旦那さんと何かあったの?

昨晩は彼氏もいたため事情を聞けずじまいだった綾乃。

家を出てくるなんてよっぽどのことがあったのだろう、と心配しているのだ。

それに対してみちは、深く事情を話さず大きい喧嘩をしたと濁す。

やはり仲のいい友達にも言い辛い、深い悩みなのだ。

俯くみちに、綾乃は今晩外で飲みながら話そうかと提案する。

しかし、既に彼氏との時間を邪魔してしまったと申し訳ない思いのみちは、その申し出を断るのだった。

それでもみちの帰り際に

話したくなったら いつでも連絡してね

と、優しく気遣う神対応。

どうか綾乃は彼氏と上手くいって、幸せになってほしい。

「ごめん」陽一に対してみちの答えは・・・

綾乃の家から陽一のいる家に戻るみち。

昨夜の話し合いのことをずっと考えていた。

私が子供を諦めて 二人で生きていく選択肢もある

それも一つの夫婦のカタチだ。

ただし子供がいないということは、陽一との絆があってこそ成り立つカタチ。

セックスレス問題に振り回されて不安や不信が募った状態になってしまった今、夫婦の絆を感じるのは難しいのである。

ついに自宅に着いたみちは陽一はまだいるかな、と恐る恐る玄関から入る。

カチャ…ン

音をあまり立てないように入ったのだが、部屋の奥からバタバタと足音が近づいてきた。

玄関に駆けつけてきた陽一は、みちが帰ってきたのを見てホッとした表情になる。

寝ずに待っていたのだろうか。

おかえり…

安心したかのような表情の陽一の目の下には、少しクマができていた。

そんな陽一にみちはただいまと返事をしつつ、シャワーを浴びて仕事にいくからとそっけない態度。

足早に陽一の前を通り過ぎようとした、その時ーーー。

ごめん

陽一が謝った。

今にも泣きだしそうな顔をしている。

そんな陽一を見つめるみちは冷静に問う。

…何に 謝ってるの?

確かに漠然と「ごめん」ではわからない。

キョトンと驚く陽一は、自分が子供が欲しくないことを黙っていたことを言えずにいてごめん、といい直す。

みちの気持ちを知っていて、子供がほしくないことを黙っていた陽一。

一通り説明を聞いたみちは

わかった

と、一言だけ残して自分の部屋に戻った。

みちは「うん」とは言えなかった。

「うん」といえばそれを受け入れたようで、許すことになる気がしたからだ。

もう、以前のように折れ続けるみちではない。

陽一、大ピンチ。

「女遊び激しかった人に限って…」華の持論が炸裂!

おっはようございま~す せんぱ~い

出社したみちに陽気に声をかける華。

あれから無事に引っ越しが完了したのだ。

そんな能天気な華の笑顔を見て、癒されるみち。

仕事にとりかかろうと座ると、またしても華に話しかけられる。

ランデッドというバンドのボーカルに女の子が産まれたらしい、とのこと。

どうやらスマホでネットニュースを見ているようだ。

産まれたのは女の子というのを見て、「女遊び激しかった人に限って女の子産まれるな~」と、独自の議論を唱える華。

んでコロッと変わって 超溺愛するんですよね~

ブツブツと持論を唱え続ける華の横で、自分たちにもし子供ができたら陽一の考えが変わるのかな、とみちはぼんやり物思いにふけていた。

上手くいくのかなぁ…

思わず口をついてしまったみち。

とりあえず子供がいるうちは上手くいくんじゃないか、と華はバンドマンの話だと思って答える。

でも結局 夫婦二人の時間のほうが人生長いですもんね~

何とも的を得た華の言葉。

陽一との関係が修復されなければ、子供がいてもいなくても一緒なのである。

自分が折れるべき…?真剣に悩む陽一

会社のベランダで喫煙しながら、今朝のやり取りを思い出す陽一。

みちの「わかった」という言葉が理解できないでいた。

許してくれるのか、まだ怒っているのか……。

悶々と考える陽一は、きっと怒っているに違いないと悟った。

正直、心のどこかでいつものように最後はみちが折れてくれると期待していたのだ。

でも、子供が欲しくないと言ったら昨夜みちは家出をしてしまった。

みちも譲れないのだとわかった陽一は、この問題をどうするか真剣に悩む。

そこにひょっこり現れたのは一軒家を購入した例の同僚。

見ろよ伝説のモテ男 ランデッドのボーカル柳田はデキ婚からの女児誕生!

こちらもこの話題だ。

ドヤ顔でスマホのニュースページを突きつける同僚に、そっけない態度の陽一。

反応が薄い陽一につまんね~とがっかりしている。

…お前さ 子供欲しかった?

陽一もちょっと子供について考え始めたのか……?

同僚は、「まぁ普通、だけど産まれてしまえば待ち受けにするくらいにはめちゃくちゃ可愛い」と答える。

結局できる前はそうでもなくても、いざ産まれてみればめちゃくちゃ可愛いのだ。

それから子供の話を嬉しそうにする同僚を見ながら、

どっちかが折れなきゃいけないんだよなぁ… オレ?

もしかしたら自分が折れるべきかもと考えはじめるのだった。

もしかしたら…陽一の未知なる感情の芽生え

仕事が終わり、自宅に向かう駅のホーム。

まだ陽一は考えがまとまらずにいた。

今までは散々みちが何でも折れてきて上手くやってきた。

だが今回は、そうはいかないとわかっている。

周りの子連れを見て、赤ちゃんの泣き声でもイラっとする自分が子供なんて育てられるのかと悩む。

自分の子なら違うのか…?

電車を待つ間ベンチに腰掛け悩んでいると、隣に子連れの女性が座っていた。

その子供を抱っこした女性を見て、みちが子供を抱っこしているのを重ねて想像する陽一。

もしかしたら…オレも皆みたいに普通の親になれるんかな…?

みちの子だったら可愛いと思えるかもしれない、と思ったのかちょっとだけ自宅へ帰る足取りが軽くなる陽一であった。

『あなして』55話の考察①【新名ドンマイ!今回は蚊帳の外】

まず、前話であんなに匂わせといて新名はかすりもしていない……!

これが漫画なら運命的に二人は再会する、とかそんな展開があってもおかしくはないのに……。

いや、一応これも漫画なのだが、きっとリアリティーを大切にしているのだろう。

読者としてはもうひと悶着欲しかったような。

ここは素直に泥沼化せずに済んでよかったと思うべきか。

とにかく今話は新名は一切でてこなかった。

楓にも拒否され、隣の車両で泣くみちにも気づかず、新名ドンマイっ!!

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