string(10) "is_single "
bool(true)
string(7) "is__mc "
string(149) "a:4:{s:3:"top";s:4:"7500";s:4:"path";s:21:"2022/12/magazine3.jpg";s:4:"href";s:23:"https://amzn.to/3FO5GqE";s:10:"categories";s:14:"1909|1911|1910";}"
string(15) "is__categories "
array(3) {
  [0]=>
  string(4) "1909"
  [1]=>
  string(4) "1911"
  [2]=>
  string(4) "1910"
}
string(17) "is__has_category "
bool(false)
string(13) "get_category "
object(WP_Term)#7109 (17) {
  ["term_id"]=>
  int(175)
  ["name"]=>
  string(12) "イベント"
  ["slug"]=>
  string(10) "book-event"
  ["term_group"]=>
  int(0)
  ["term_taxonomy_id"]=>
  int(175)
  ["taxonomy"]=>
  string(8) "category"
  ["description"]=>
  string(292) "■おすすめ記事
【文フリってなに? 第27回文学フリマ東京レポート】
"
  ["parent"]=>
  int(0)
  ["count"]=>
  int(8)
  ["filter"]=>
  string(3) "raw"
  ["term_order"]=>
  string(2) "11"
  ["cat_ID"]=>
  int(175)
  ["category_count"]=>
  int(8)
  ["category_description"]=>
  string(292) "■おすすめ記事
【文フリってなに? 第27回文学フリマ東京レポート】
"
  ["cat_name"]=>
  string(12) "イベント"
  ["category_nicename"]=>
  string(10) "book-event"
  ["category_parent"]=>
  int(0)
}
string(7) "is__mc "
string(0) ""
string(7) "is__mc "
string(0) ""
string(12) "is__mcbride "
NULL
string(13) "is__url_path "
bool(false)
bool(false)
bool(false)
string(13) "is__url_path "
bool(true)
bool(true)
bool(true)
string(12) "is__toppage "
NULL
bool(false)

~*BookSanta2018~*【今日からあなたも誰かのサンタクロース】

本が好きなあなたへ
あるクリスマスの物語をお届けします。

ある日、サンタさんは探し物をしていました。

つかさ

ねぇ、サンタさん。何を探しているの?
やぁ君たち。子どもたちにプレゼントする絵本を集めているんじゃけど、わしとトナカイだけではたくさんの子どもたちに用意できそうにないんじゃ。。。良かったら手伝ってくれないかい?

サンタクロース

ゆうや

いいよ。僕たちは何をすればいいの?
ありがとう!それじゃぁ、あそこの本屋さんに行って、君たちが子どもたちにプレゼントしたい絵本を選んで買ってきてくれないかい?君たちが用意してくれた絵本をわしが良い子の元へ届けよう。

サンタクロース

ゆうや

それだけでいいの?
あぁ、それだけで充分ありがたいんじゃ。いいかい?本屋さんとの合言葉BookSantaでお願いします。じゃよ。

サンタクロース

あき

任せて!!それじゃあ、行ってきま~す
頼んだよ~

サンタクロース

本屋さんに着いた3人は、真剣に絵本を選んでいます。

つかさ

う~ん、どれにしようかな?たくさんあって迷っちゃうなぁ。

思い切って、店員さんに聞いてみることにしました。

ゆうや

あのぉ……僕たち、サンタさんに頼まれて絵本を選びに来たんですけど、どんな本を選んだらいいかわからなくて・・・男の子向け・女の子向けの絵本、どっちを選んだらいいのかも分からないし。。。

店員の小坂さんはニッコリしながらいくつか絵本を紹介してくれました。

絵本に男の子向け・女の子向けというのは特にないから大丈夫だよ。サンタさんがその子に合った本をプレゼントしてくれるから好きな本を選んでいいんだよ。
例えば『エリーちゃんのクリスマス』。お友だちとクリスマスツリーの飾りつけをしていたエリーちゃんが、ツリーのてっぺんに載せるお星さまがなくて、探しに行くお話だよ。クリスマスのお話だし、裏表紙の絵がとってもかわいいよ。

小坂さん

これもどうかな?!『ふくろうくん』。一人暮らしのふくろうくんのお話だよ。この絵本の中にはお話がいくつか入っているよ。ふくろうくんがベッドに入ると、自分の足がお山になっちゃうんだ。ふくろうくんはそれが自分の足だと知らなくて、一生懸命お山の正体を探す「こんもりおやま」っていうお話がオススメだよ!

小坂さん

他にも、飛び出す絵本や、いろんなパンが書いてある絵本なんかもオススメだから見てみてね。

小坂さん

あき

私決めた!これにする。小さいころ、よくこの本で遊んでたんだ。懐かしいなぁ~

ミッケ

 

ゆうや

僕はこれ。人気の絵本なんだって!!

もいもい

つかさ

「じゃあ、あたしは店員さんオススメの『ふくろうくん』が気に入ったから、これにしてみる」

無事にプレゼントを選べた3人は、店員さんに声を掛けました。

つかさ

BookSantaでお願いします!

あき

BookSantaでお願いします!

ゆうや

BookSantaでお願いします!

すると、さっきのサンタさんが現れました。

君たち、プレゼントをありがとう!!これで子どもたちの元へプレゼントを届けられるよ。
今日から君たちもサンタクロースじゃね。これは、わしからのお礼じゃ。受け取っておくれ。それじゃぁ、君たちも良いクリスマスを過ごすんじゃよ

サンタクロース

サンタさんはお手紙と可愛いイラストのシールを手渡し、トナカイと一緒に子どもたちの元へと向かっていきました。

Fin.

※この物語は取材を元に作成したフィクションです。

Written by :tsukasa
Photo by:望月アキオ


いつもReaJoyをご覧のみなさんも、初めましてのみなさんもこんばんは。

ReaJoyを見てくれてる人は本が好き!本に興味があるはず。

そんな本好きのあなたにピッタリな社会貢献活動を物語にしてみました。

本を大切にしている人に出会うと嬉しくなりませんか?

ニコニコしながら読んでる子を見かけたときは、思わず微笑んでしまいますよね。

残念ながら、様々な事情で、絵本を読めない環境にいる子がいます。

そんな子どもたちにあなたの好きな絵本をプレゼントしてみませんか??

BookSantaプロジェクト代表
清輔さんインタビュー

BookSantaプロジェクトについて教えてください

BookSantaは、「厳しい環境に置かれている全国の子どもたちにイブの夜、サンタクロースが絵本を届ける」とい社会貢献活動で、2017年から始まった、まだ新しいプロジェクトです。

パートナーの店舗さんにはショップ袋にチラシを入れてもらい、11月~12月の約2か月でサンタさんの募集をしています。

積極的な呼びかけもあり、プロジェクト初年度にもかかわらず、昨年は数100名のサンタさんが誕生しました。

昨年、プロジェクトを始めてみた反響はどのようなものでしたか?

昨年は500冊集めることが目標でしたが、58の書店さんが協力してくれ848冊も集まりました。

今年はなんと197の書店さんが協力してくれています!

※現在は22都府県で実施のため、一部の道府県では書店での寄付が行えません。(オンライン・クラウドファンディングでの寄付は可能です。)

2018年の活動状況について教えてください

昨年に比べ、プロジェクトの認知度も上がり、絵本も順調に集まっています。ありがたいことに、オンラインサイトでの寄付は、既に昨年の寄付を上回っています

協力を名乗りでてくれる書店さんも増えてきました。でも、プレゼントをたくさん集められても、その全てを子どもたちに届けられないのが現状です。

24日に届けるサンタさんの人数や、プレゼントを待っている子どもたちとのバランスを取りながら、より多くの子どもたちの元へ届けられるようにしていかなければなりません。

課題に思っていることはありますか?

課題はたくさんあります。中でも、「厳しい家庭環境の子どもたちの親へのアプローチ」は難しいです。こうした家庭環境の親は非常に忙しいです。

インターネットやSNSをゆっくり見る時間さえありません。

クリスマスの予定を前もって立てられていないですし、プレゼントもギリギリになってから用意されています。このプロジェクトをクリスマスの前日に知り、お申込みいただいても、24日のお届けには間に合いません。

もっと早い時期にこのプロジェクトを知ってもらい、より多くの子どもたちの元へクリスマスにお届けできるようにしていきたいです。

また、このプロジェクトは資金的にはかなり厳しい状況で運営しています。まだプロジェクト自体は赤字です。

運営事務局の人件費などはまだまかなえていませんし、絵本の配送料やプロジェクトに必要な印刷物のコストなど年々増えていっている状況です。

絵本を寄付していただくこともとても嬉しいですが、このプロジェクトに共感し賛同いただける方は「BookSantaアンバサダー」として応援いただけるとありがたいです。

こちらはプロジェクトをより拡大し継続させるために、今年からつくった新しい関わり方です。(限定イベントへのご招待や専用アイテムなど特典つき。)

ReaJoy読者のみなさんへ

絵本や読書が好きなみなさんは、子どもの頃に本を読み聞かせてもらうなど、豊かな幼少期を過ごし、素敵な思い出が残っていたりしませんか。

本が心を豊かにしてくれる良いものだと知っているみなさんにこそ、このプロジェクトに参加していただきたいです。

みなさんには絵本をプレゼントすることで、本が好きになる人が増える環境を作ってもらいたいです。


どうしてもこの絵本をあげたい!と、何店舗も巡りプレゼントを用意してくれるサンタさん。

1人で何冊も選んでくれるサンタさん。

まるで自分が読む絵本を探すような楽しさがそこにはあります。

顔や年齢、性別に経歴も関係ありません。

WANTED Santa Claus

今年のクリスマスは、みなさんも誰かのサンタクロースになってみませんか?


素敵なプロジェクトを見つけてから1か月でこの記事が完成しています。

快く取材を受けてくれたNPO法人チャリティーサンタ「BookSantaプロジェクト」代表の清輔さん、撮影協力してくださったPAPER WALL エキュート品川店さんに感謝申し上げます。

撮影協力

PAPER WALL エキュート品川店

営業時間
AM10:00〜PM10:00(平日)

AM10:00〜PM8:30(日・祝)

お店全体は本に出会ってもらう場として、迷路のような作りをされています。迷路で行きついた先の本はきっと運命の出会いに違いありません。

絵本コーナーは、お子さんが楽しく本を選べるように自分のお部屋がコンセプト!実際に絵本を選ぶ時間はワクワクしました。
※絵本選びの相談は、店舗や書店員によって異なります。

BookSantaプロジェクトは、子どもたちに見つからないよう、チラシ等は目線の高い位置に貼る配慮がされていました。

PAPER WALL エキュート品川店

取材協力

NPO法人チャリティーサンタ
BookSanta2018プロジェクト
代表清輔 夏輝きよすけ なつき
2008年「チャリティーサンタ」を立ち上げ
2014年 同NPO法人化
2015年 ルドルフ基金設立
2017年「BookSanta」プロジェクト始動

 

絵本は2018年11月1日~12月24日まで寄付を受け付けています。下のBookSanta2018」特設サイトより、パートナー店舗の確認・オンラインやクラウドファンディングの寄付が行えます。

みらいのサンタさん

12月24日まで寄付を募集しているみたいけど、12月24日に寄付したものも当日サンタさんがお届けしているのかな?
12月中旬以降のプレゼントは、翌年以降のプレゼントになるんじゃ。去年プレゼントできなかった分は、西日本豪雨で被災した子たちのクリスマスパーティーでプレゼントしてきたぞ。今年のプレゼントに間に合わなくても、来年のクリスマスシーズンで、すぐにプレゼントするための大切な絵本なんじゃよ。

サンタクロース

■絵本をサンタさんに預ける
「BookSanta2018」

https://booksanta.charity-santa.com/

■他の活動も知りたい
「NPO法人チャリティーサンタ」

HOME

この記事を読んだあなたにおすすめ!

*~BookSanta2018~*【絵本を仕分けるサンタたちのお仕事紹介】

2 Comments

ひかる

BookSantaという素敵なイベントがあることを初めて知りました!
写真やインタビューなどもあって、このイベントについてイメージしやすかったです。

BookSantaもっと広く知られるようになると嬉しいですね。僕も来年のクリスマス前に絵本を選んで「ブックサンタでお願いします」と言ってみます😊

返信する
tsukasa

コメントありがとうございます!

この記事を読んで、サンタさんになる方が現れることを大変嬉しく思います(*’ω’*)
来年のプレゼント選び、楽しんでください♪

返信する

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。