【読書好き33人がおすすめする】2019今年読んだこの本がすごい

こんにちは、ReaJoy運営のにしざわです!

ReaJoyの【読書好き〜人に聞いた!】企画、今回はTwitterで、読書好きの方33人に今年2019年に読んだ中で、一番の作品を紹介してもらいました!

それでは、本編お楽しみください!!

『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

バンビ

主人公森宮優子は三人の父親と二人の母親を持ち、家族の形態は七回変わったが、バトンを受けた皆が皆、暖かかった。最後のバトンを受けた森宮さんは、百通を越える手紙や大金の資産よりも、その存在に価値があった。まぎれもなく今年一番の本でした。家族は大きな愛に支えられていた。

『たゆたえども沈まず』 原田マハ

19世紀末、パリ。浮世絵を引っさげて世界に挑んだ画商の林忠正と助手の重吉。日本に憧れ、自分だけの表現を追い求めるゴッホと、孤高の画家たる兄を支えたテオ。四人の魂が共鳴したとき、あの傑作が生まれ落ちたー。原田マハが、ゴッホとともに闘い抜いた新境地、アート小説の最高峰。ここに誕生!

yurika

これまでどうしても、ゴーギャンとの仲違いや耳を切った話などエキセントリックな面がクローズアップされ、ヴィンセント・ファン・ゴッホの作品は好きになれなかった。しかしこの本を読むと、見方が変わりました。わずか10年ばかりの画家生活に残した作品たちに、ゴッホの生命力が込められていると思うようになります。そして、林忠正、加納重吉、テオ、そしてヴィンセントの交流は、とても濃く、涙なしに読めないです。 今、上野でゴッホ展が開催されています。この作品を読んでいくと、より展覧会も楽しめます!

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

ジョゼ★本の虫☆

最高のエンターテインメントでした! CDが出ているので聴きながら夢中で読みました。 主人公達のひたむきに音楽に向き合う姿勢がとても素敵です。 ピアノコンクールがこんなに熱いものだとは! 私の中のランキングで間違いなく今年1位です!

『ジャイロスコープ』伊坂幸太郎

助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。

ロナ*THANX

7話の短編かと思いきや最終章で全てつながり優しいきもちになります。 ”彗星さんたち”は新幹線の掃除スタッフ達の日常から乗客への妄想と憶測が広がって行き楽しい。 伊坂マジックにまたやられました

『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

「どう生きてゆこうか」と考えたり、「どう生きてゆくのが正しいのだろうか」と疑ったりするのは、人間が人間であるという証拠ともいえることなのです。

ポッケ

自己啓発本に近いです。悩みや不安がある人、小中学生は特に読んでみる価値がある内容だと思いました。 『太陽みたいにたったひとつの大きな存在が世の中をまわしているのではなくて、誰かのためにっていう小さな意思がひとつひとつ繋がって世界は動いている』 ここに辿り着くまでの思考の過程こそ大切だと思いました。

『告白』湊かなえ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

toridori

市立中学で起きた「あのこと」がきっかけとなって嵐は巻き起こされた。 森口悠子は1年B組の担任だった。「あのこと」がきっかけで教師を辞める。だが、終業式に「あのこと」の告白、そして、とある復讐を生徒に残して立ち去る。「告白と復讐」それは確かに重、く、少年少女たちの足を絡める鎖となる。

『青が破れる』町屋良平

ボクサー志望のおれは、友達のハルオから「もう長くない」という彼女・とう子の見舞いへひとりで行ってくれと頼まれる。ジムでは才能あるボクサー・梅生とのスパーを重ねる日々。とう子との距離が縮まる一方で、夫子のいる恋人・夏澄とは徐々にすれ違ってゆくが…。第53回文藝賞受賞の表題作に加え二編の短篇、マキヒロチ氏によるマンガ「青が破れる」、そして尾崎世界観氏との対談を収録。

佐藤 桃子

まろやかな文章によって紡がれる世界は気怠げだけど、彼らはいつも「もう一歩だって歩いたら負け」というギリギリのところで生きていました。 諦めや葛藤が詰まっていて、ほんの少し触れただけで布が裂けてしまいそうな危うい物語です。 チーズケーキにフォークを刺すような、柔らかいのにこちらの心を突いてくるものがあります。

『謎解きはディナーのあとで ベスト版』東川篤哉

山奥のホテル『奥多摩荘』で、国会議員の七十歳の誕生日を祝い、後継者となる息子をお披露目するパーティが開かれる。招待された麗子は、執事の影山と会場に赴いた。賑やかな宴の最中、男性客が飲み物に毒を盛られて死亡する事件が発生。さらに長雨による土砂崩れで奥多摩荘に通じる山道は通行不能となり、客は会場に閉じ込められる。警視庁に栄転した風祭警部の登場で、元上司とまさかの再会を果たした麗子は、真相を究明すべく事件に挑むが!?著者が自選した傑作3編と、新章へとつながる書き下ろし新作『殺意のお飲み物をどうぞ』を収録した豪華ベスト版。

あわよくばニセ明さんになりたいところですみのえ

この作品のファンで、本当にこの作品が大好きで、ベスト版が出ること、7年ぶりに連載が再開されることを知って本当に嬉しかったです。 ベスト版に収録されている書き下ろしの新作は7年前と変わらず読み終えたあとはあまりの面白さに声を出して笑ってしまいました笑。ぜひ、読んで欲しいです!

 

『この世の春』宮部みゆき

ごめんくださいましー。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。応対した各務多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩内で権勢をほしいままにする御用人頭・伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。作家生活三十周年記念作。

夢想 愛

心の病や傷を、時代小説で扱い、詳しく説明してくれた作品を読んだのは、これが初めてだと思いました。 傷付けられた苦しみや、痛みを癒やしてくれる存在に出逢える事は、本当に幸運だと思います。その出逢いを果たすまで、困難に向かい合い、諦めなかった登場人物たちに、拍手を送りたくなりました。

『万年筆インク紙』片岡義男

自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。自分の頭の中から、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるペン、インクの色、そしてノートブックとは―。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。

中野谷つばめ

元万年筆販売員のわたしも驚きました。パイロットの万年筆にペリカンのインクを入れるとは、販売員としてはありえません。また、わざわざペン先をルーペで見て比べるなんて、したことがありません。販売員の知識なんて、本当の万年筆好きには、とてもとてもかなわないわ、って知らされた一冊です。

 

『宝島』真藤順丈

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになりー同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!

おとは@読書垢

平成を締めくくるのにふさわしい作品という審査員の言葉通り胸が震えました。

アメリカ領だった頃の沖縄の人たちの苦しみ、叫びが生々しく伝わってきた。

暴行や凌辱されても我慢するしかない日々。地獄だと思う。

ラストは熱い涙が止まらなく忘れられない一冊になりました。

〆切本2

幻覚を振りはらい、地方に逃亡して、それでも筆を執る作家たち。勇気と慟哭の80編。

SO-1

作家であれば避けることの出来ない「〆切」。 〆切に苦しめられる作家たちの様子が時に主観的に、時に客観的に(だいたい編集さんの目線で)書かれているとても面白い内容でした。 前作の「〆切本」も面白いのでおすすめです。

『太陽と月の図書館』騎月孝弘

人付き合いが苦手な朝日英司は、ある特別な思いから図書委員になる。一緒に業務をこなすのは、クラスの人気者で自由奔放な、月ヶ瀬ひかり。遠慮のない彼女に振り回される英司だが、ある時不意に、彼女が抱える秘密を知ってしまう。正反対なのに、同じ心の痛みを持つふたりは、“ある方法”で自分たちの本音を伝えようと立ち上がりー。ラストは圧巻!ひたむきなふたりが辿り着いた結末に、優しさに満ち溢れた奇跡が起こる…!図書室が繋ぐ、愛と再生の物語。

月ヶ瀬 林河→本と人生を歩みたい

人付き合いが苦手な朝日英司は 特別な思いから図書委員になり、 同じく図書委員になった自由奔放な月ヶ瀬ひかりと 業務をこなす。 ひかりに振り回される英司は、ある時ひかりが自分と同じ痛みを抱えていること を知ってしまう。 二人は、ある方法で本音を伝えようと立ち上がる…。

図書室を舞台とした繋がりの物語です!

『氷川清話』勝海舟

幕藩体制瓦解の中、勝海舟は数々の難局に手腕を発揮、江戸城を無血開城に導いて次代を拓いた。晩年、海舟が赤坂氷川の自邸で、歯に衣着せず語った辛辣な人物評、痛烈な時局批判の数々は、彼の人間臭さや豪快さに溢れ、今なお興味が尽きない。本書は、従来の流布本を徹底的に検討し直し、疑問点を正し、未収録談を拾い上げ再編集した決定版。

ヨシダケイ

江戸城無血開城の立役者であり坂本龍馬の師匠であった勝海舟。 彼の晩年の回想録で、風雲の時代を生き抜いた「英雄」の側面と江戸町人らしい「茶化した笑い」を好む両側面を読み取れます。 また欧米、アジアへの所見は、現代にこそ通じ、100年以上先を見抜いていた勝の眼力には驚かされます。

『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!韓国で100万部突破!異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。

りお

海外文学の中でも、韓国の小説を読んだのは初めてでした。 韓国文化に触れるという意味でも、描かれる何気ないシーンが新鮮でした。またフェミニズムというテーマにおいても、共感できるところや考えるところが多くあり、非常に印象的な一冊でした。 これを機に、韓国文学の他作品も読んでみたいです。

『こころ彩る徒然草』木村耕一

『徒然草』を開くと、新しい景色が見えてくる。もっと明るく、もっと楽しく生きるヒント。

あっきー

江戸時代の大ベストセラーとなり、世界中でも読まれている徒然草。兼好さんが語りかけてくれるように意訳されているので古典読まない方にも読みやすいです。700年前に書かれたエッセーではありますが、今にも通ずる教えがたくさん書かれています。読み終わった後、生きるヒントはもちろん今のおかれてる状況への感謝の気持ちが深まるかもしれません。

『泣くな研修医』中山祐次郎

新米医師の毎日は、何もできず何もわからず、先輩医師や上司からただ怒られるばかり。だが患者さんは、待ったなしで押し寄せる。生活保護で認知症の老人、同い年で末期がんの青年、そして交通事故で瀕死の重傷を負った5歳の少年…。医者は、患者さんに1日でも長く生きてもらうことが仕事じゃないのか?なんで俺じゃなく、彼が苦しまなきゃいけないんだ?それでも全力で助けたい。新米医師の葛藤と成長を圧倒的リアリティで描く感動の医療ドラマ。現役外科医にしてベストセラー『医者の本音』著者、小説デビュー作!

柴田 剛

まず、表紙は青よりも藍色に近く、まさに涙をイメージしたような触り心地の良い艶やかな紙質でした。 「泣くな研修医」というタイトルは読者も励まされ、鼓舞されているようでした。 そして、物語にどんどん惹き込まれストーリーにのめり込んでいきました。 僕の中でこの主人公・雨野はどこか暗さがあり表情も冴えない印象で、泣き虫な青年です。 しかし、どんなに先輩から怒鳴られても同僚の軽口に心を乱されても医師という仕事を辞めようとしない所に芯の強さを感じました。 また、任された患者様に対する責任感や不甲斐ない自分自身への未熟さ、焦り、苛立ちを持ちながら日々、患者様と向き合う所に共感しました。彼自身が病気を患いながらも生きようとする患者様の強さに励まされているようでした。 最終章で明らかになるバックボーンは、涙無しには見られません。 どこか暗さを持っている印象は、主人公の原体験によるもので、容易に解決は出来ないです。 きっと答えは彼自身が見つけなければいけません。 まだまだ発展途上な研修医。医師としても人としても乗り越えなければならない壁は厚く高いです。 そんな彼の成長していく姿を追体験出来る様に続編も期待をしています。

『桜のような僕の恋人』宇山佳佑

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は…。桜のように儚く美しい恋の物語。

たっちゃん

『これは経費で落ちません〜経理部の森若さん〜』青木祐子

森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができて、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ちこんだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?

まりな

ドラマ見て気になってシリーズ一気買いして読みました。 経理部の話は難しそうだなと思っていましたが、全然そんなことはなくてサクッと読みやすく、楽しめました! 登場人物たちがみんないい味だしてます(笑)森若さんと太陽くんの恋模様にニヤニヤしてしまいます。ドキドキしてる森若さんが可愛い!

『ライオンのおやつ』小川糸

余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があったー。毎日をもっと大切にしたくなる物語。

🌜あとは4丁目のみ🌛

『未必のマクベス』早瀬耕

IT企業Jプロトコルの中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていた。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、帰国の途上、澳門の娼婦から予言めいた言葉を告げられるー「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」。やがて香港の子会社の代表取締役として出向を命じられた優一だったが、そこには底知れぬ陥穽が待ち受けていた。異色の犯罪小説にして、痛切なる恋愛小説。

Miwa

ミステリーかと思いきや、これはなるほど恋愛小説。人を愛することの強さ、脆さ、儚さを感じました…。日常に非日常がひたひたと近づいてきて、少しずつ加速していく物語のスピード感は、一度ページをめくると手が止まらない理由なのかも。未読の方はぜひ!

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケ

電車で、カフェで、自分の家で。「ついつい考えすぎちゃう」ヨシタケ氏がスケッチと共に書きとめた、まじめーな事から、世にも下らぬ事まで。たとえばー。「仕事のピンチを乗り切るには?」「いわゆる男女の仲って、何?」「他人のストローの袋が気になる」「孤独感を、どう解消するか」「明日、すごいやる気を出す方法」…。絵本作家ヨシタケシンスケの、「読むとクスッとしてホッとしてちょっとイラッとする」スケッチ解説エッセイ!

ばなな

クスっと笑えて、 思わず考えちゃう ヨシタケシンスケさんの 考えに笑ったり、考えたり。 サクッと読めて深い。 絵も可愛いです。

『早朝始発の殺風景』青崎 有吾

始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆくー。最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

ダイゴ

短編集の中でも、読み応えの大きかった作品。「メロンソーダファクトリー」で、友人のことを自分が本当に理解できているかを考えさせられた。

『正義の申し子』染井為人

現実では引きこもりながら、カリスマユーチューバー“ジョン”として活躍する純。ある日、悪徳請求業者に電話をかけ、相手をおちょくる配信をする。キャラの濃い関西弁男を懲らしめた動画は大好評。ジョンはさらに、動画の男とリアルに会って対決できないものか考える。そのころ、動画の餌食となった悪徳請求業者の鉄平は、ジョンをとっ捕まえようと動き始めていた。やがてふたりは巡り会いーなぜか事態はヤクザや女子高生を巻き込んだ大トラブルに発展!ふたりが迎える予想外の結末とは!?

Mami Endo

ジョンを名乗る佐藤純は大人気ユーチューバーながら実態はニートである内弁慶なのだ。 独りぼっちながらタイガーマスクを被った時はハイテンションに豹変する。 ジョンはオレオレ詐欺を撃退するライブ配信を行なっている。 栗山鉄平はオレオレ詐欺が生業ながら舎弟である樋口から裏切られる。 味方なのか敵なのか?

『散り椿』葉室麟

かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるものーたとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!

伊野尾ちもず

ただ誠実に人を思う。それだけなのに何故生きづらいのか、何故すれ違ってしまうのか。読んでいてぐっと胸が苦しくなるくらい、美しい様々な愛の話だと思います。 全体として尺の使い方が上手く、戦闘シーンの描写が多過ぎず少な過ぎず臨場感を保ったまま疾走感に溢れていて、何度でも読みたくなります。

『おやつが好き』坂木司

『和菓子のアン』の著者の初エッセイ集は、やっぱりお菓子!ああもう、全部食べたい。銀座の名店から市販のお菓子まで。単行本未収録の小説も併録。

由宇

皆さんご存知「和菓子のアン」著者の初エッセイです。 おやつって、なぜか幸せなイメージがありませんか? そして、読めば読むほどなぜか、和菓子が食べたくなります。 季節の雰囲気も、それに出会った時の感動も、食べた瞬間の記憶も、なぜか先生が書いたままに思い出されるのです。 エッセイの中で坂木先生が「勝手に和菓子普及委員会」を開かれてますが、委員長に相応しいのは坂木先生を置いて他にありません。

『パーシー・ジャクソン』リック・リオーダン

アメリカの寄宿学校に通う12歳の少年パーシー・ジャクソンは、ある時突然、ギリシャ神話の神々の息子のひとりであると告げられる。仲間のアナベスとグローバーとともに、旅に出ることになったパーシーに、予言の神が下した神託は4つ。おまえは西へ行き、そむいた神と対面する。おまえは盗まれたものを見つけ、持ち主に無事に届ける。おまえはおまえを友と呼ぶ者に裏切られる。おまえは結局、もっとも大切なものを守りそこねる。さらわれた母親の運命と、まだ見ぬ父親への複雑な思いをかかえて旅するパーシーの冒険の結末は…。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の実力派ミステリ作家によるギリシャ神話とミステリの融合。スピーディな展開、二転三転する犯人…、新感覚ミステリ・ファンタジーシリーズ第一弾。

児童書と侮るなかれ。 ギリシャやローマの神々を父や母に持つハーフと呼ばれる少年少女の冒険譚です。 シリーズに張り巡らされた伏線を回収したその時、貴方はもう一度読み返したくなるはず! ぜひ1度読んでみてください。 読破する頃にはきっと、貴方にもハーフの友達ができているはずです。

『鏡の中の鏡 −迷宮−』ミヒャエル・エンデ

鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる30の連作短編集。一つずつ順番に、前話をゆがんだ鏡像のように映しだし、最後の話が最初の話へとつながって、読者をめくるめく意識の迷宮へと導く。人間存在の神秘と不可思議さを映し出す鏡の世界の物語は、『モモ』『はてしない物語』とならぶ、エンデの代表作である。

青い蝶🦋

本書は30編の短編からなる連作短編集です。断片的な各編が繋がっていくため、まるで夢を見ているような気持ちに。読者はこの本を通して内面の世界旅行者となります。 読者は本を映し、本も読者を映します。 互いに映し合った後にはどちらも変化しているでしょう。そんな読書の楽しみ方も思い出させてくれる一冊です。

『ハーモニー』伊藤計劃

21世紀後半、“大災禍”と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択したーそれから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはずの少女の影を見るー『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。

Ryu h

人類が争わず完全に調和するには、個人個人の意思は必要ないと言うストーリーは、驚愕でした!

『墓頭』真藤順丈

双子の兄弟のなきがらが埋まったこぶを頭に持つ彼を、人々は“墓頭”と呼んだ。数奇な運命に導かれて異能の子どもが集まる施設に入ったボズは、改革運動の吹き荒れる中国、混迷を極める香港九龍城、インド洋孤島の無差別殺人事件に現われ、戦後アジアの暗黒史で語られる存在になっていく。自分に関わった者はかならず命を落とす、そんな宿命を背負った男の有為転変の冒険譚。唯一無二のピカレスクロマンがいま開幕するー。

うぐはら

いやあ…面白かった。 頭に双子の片割れの死骸(瘤)を持つ男が、残酷で数奇な運命に翻弄されながらも、自分の生き方を手に入れてゆく壮大な叙事詩。読み出すと手が止まらない。

『屍人荘の殺人』今村昌弘

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子とペンション紫湛荘を訪れる。しかし想像だにしなかった事態に見舞われ、一同は籠城を余儀なくされた。緊張と混乱の夜が明け、部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の幕開けだった!奇想と謎解きの驚異の融合。衝撃のデビュー作!

White Lion

ハードカバーで出てから随分立つけど、ネタバレがなかったおかげで、まっさらな状態で楽しむことが出来たのが大きいと思う。

『本を贈る』若松 英輔

本は工業的に生産され、消費されている。本は確かに商品だが、宛先のある「贈りもの」でもある。「贈る」ように本をつくり、本を届ける10人それぞれの手による珠玉の小論集。

yayoi

本が読者に届くまでの知らなかった過程や話が読めて、面白かった。内容だけではなく、本の造り自体にも興味が湧いた。

『スロウハイツの神様』辻村深月

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだーあの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。

にしざわ

「スロウハイツ」というアパートを6人で共同生活する中で生まれる友情と愛を描いた物語。上巻はあまり大きな刺激がなく長いと感じるかもしれませんが、下巻は多くの伏線が一気に回収されていきます。非常に爽快で、今年読んだ本の中では断トツです!さらに、作品をつくることの難しさや苦労を知ることができます。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2020年に読む本を選ぶ参考になれば幸いです!

今年もありがとうございました!2020年もReaJoyをよろしくお願いします!

それでは、よいお年を!

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