【読書好き33人がおすすめする】2019今年読んだこの本がすごい

【読書好き33人がおすすめする】2019今年読んだこの本がすごい

あなたは今年、何冊本を読みましたか?

「これだから読書はやめられない!」と思えるような素敵な1冊には出会えましたか?

今回、読書好きの方23名に「2019年読んだこの本がすごい」を聞きました。

今年1年間の読書活動を振り返りながらご覧ください!

読書好きおすすめ本2019

『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。(Amazon商品説明より)

バンビ

主人公森宮優子は三人の父親と二人の母親を持ち、家族の形態は七回変わったが、バトンを受けた皆が皆、暖かかった。
最後のバトンを受けた森宮さんは、百通を越える手紙や大金の資産よりも、その存在に価値があった。
まぎれもなく今年一番の本でした。
家族は大きな愛に支えられていた。

『たゆたえども沈まず』 原田マハ

19世紀末、パリ。浮世絵を引っさげて世界に挑んだ画商の林忠正と助手の重吉。日本に憧れ、自分だけの表現を追い求めるゴッホと、孤高の画家たる兄を支えたテオ。四人の魂が共鳴したとき、あの傑作が生まれ落ちたー。原田マハが、ゴッホとともに闘い抜いた新境地、アート小説の最高峰。ここに誕生!(Amazon商品説明より)

yurika

これまでどうしても、ゴーギャンとの仲違いや耳を切った話などエキセントリックな面がクローズアップされ、ヴィンセント・ファン・ゴッホの作品は好きになれなかった。
しかしこの本を読むと、見方が変わりました。
わずか10年ばかりの画家生活に残した作品たちに、ゴッホの生命力が込められていると思うようになります。
そして、林忠正、加納重吉、テオ、そしてヴィンセントの交流は、とても濃く、涙なしに読めないです。
今、上野でゴッホ展が開催されています。
この作品を読んでいくと、より展覧会も楽しめます!

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。(Amazon商品説明より)

ジョゼ★本の虫☆

最高のエンターテインメントでした!
CDが出ているので聴きながら夢中で読みました。
主人公達のひたむきに音楽に向き合う姿勢がとても素敵です。
ピアノコンクールがこんなに熱いものだとは!
私の中のランキングで間違いなく今年1位です!
『蜜蜂と遠雷』あらすじと感想【才能のぶつかるピアノコンクールの世界へ】『蜜蜂と遠雷』あらすじと感想【才能のぶつかるピアノコンクールの世界】

『ジャイロスコープ』伊坂幸太郎

助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。(Amazon商品説明より)

ロナ*THANX

7話の短編かと思いきや最終章で全てつながり優しいきもちになります。
”彗星さんたち”は新幹線の掃除スタッフ達の日常から乗客への妄想と憶測が広がって行き楽しい。
伊坂マジックにまたやられました

『君たちはどう生きるか』吉野源三郎

「どう生きてゆこうか」と考えたり、「どう生きてゆくのが正しいのだろうか」と疑ったりするのは、人間が人間であるという証拠ともいえることなのです。(Amazon商品説明より)

ポッケ

自己啓発本に近いです。
悩みや不安がある人、小中学生は特に読んでみる価値がある内容だと思いました。
『太陽みたいにたったひとつの大きな存在が世の中をまわしているのではなくて、誰かのためにっていう小さな意思がひとつひとつ繋がって世界は動いている』
ここに辿り着くまでの思考の過程こそ大切だと思いました。
『漫画 君たちはどう生きるか』あらすじと感想【現代の私たちに求められる生き方とは?】

『告白』湊かなえ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。
(Amazon商品説明より)

toridori

市立中学で起きた「あのこと」がきっかけとなって嵐は巻き起こされた。 森口悠子は1年B組の担任だった。
「あのこと」がきっかけで教師を辞める。
だが、終業式に「あのこと」の告白、そして、とある復讐を生徒に残して立ち去る。
「告白と復讐」それは確かに重く、少年少女たちの足を絡める鎖となる。
『告白』湊かなえ あらすじと感想【良かれと思ったことが面白いほどにズレていく】湊かなえ『告白』 あらすじと感想【良かれと思ったことが面白いほどにズレていく】

『青が破れる』町屋良平

ボクサー志望のおれは、友達のハルオから「もう長くない」という彼女・とう子の見舞いへひとりで行ってくれと頼まれる。ジムでは才能あるボクサー・梅生とのスパーを重ねる日々。とう子との距離が縮まる一方で、夫子のいる恋人・夏澄とは徐々にすれ違ってゆくが…。第53回文藝賞受賞の表題作に加え二編の短篇、マキヒロチ氏によるマンガ「青が破れる」、そして尾崎世界観氏との対談を収録。(Amazon商品説明より)

佐藤 桃子

まろやかな文章によって紡がれる世界は気怠げだけど、彼らはいつも「もう一歩だって歩いたら負け」というギリギリのところで生きていました。
諦めや葛藤が詰まっていて、ほんの少し触れただけで布が裂けてしまいそうな危うい物語です。
チーズケーキにフォークを刺すような、柔らかいのにこちらの心を突いてくるものがあります。

『謎解きはディナーのあとで ベスト版』東川篤哉

山奥のホテル『奥多摩荘』で、国会議員の七十歳の誕生日を祝い、後継者となる息子をお披露目するパーティが開かれる。招待された麗子は、執事の影山と会場に赴いた。賑やかな宴の最中、男性客が飲み物に毒を盛られて死亡する事件が発生。さらに長雨による土砂崩れで奥多摩荘に通じる山道は通行不能となり、客は会場に閉じ込められる。警視庁に栄転した風祭警部の登場で、元上司とまさかの再会を果たした麗子は、真相を究明すべく事件に挑むが!?著者が自選した傑作3編と、新章へとつながる書き下ろし新作『殺意のお飲み物をどうぞ』を収録した豪華ベスト版。
(Amazon商品説明より)

あわよくばニセ明さんになりたいところですみのえ

この作品のファンで、本当にこの作品が大好きで、ベスト版が出ること、7年ぶりに連載が再開されることを知って本当に嬉しかったです。
ベスト版に収録されている書き下ろしの新作は7年前と変わらず読み終えたあとはあまりの面白さに声を出して笑ってしまいました笑。
ぜひ、読んで欲しいです!

『この世の春』宮部みゆき

ごめんくださいましー。宝永七年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家に声が響いた。応対した各務多紀は、女が連れていた赤子に驚愕する。それは藩内で権勢をほしいままにする御用人頭・伊東成孝の嫡男であった。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。作家生活三十周年記念作。(Amazon商品説明より)

夢想 愛

心の病や傷を、時代小説で扱い、詳しく説明してくれた作品を読んだのは、これが初めてでした。
傷付けられた苦しみや、痛みを癒やしてくれる存在に出逢える事は、本当に幸運だと思います。
その出逢いを果たすまで、困難に向かい合い、諦めなかった登場人物たちに、拍手を送りたくなりました。

『万年筆インク紙』片岡義男

自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。自分の頭の中から、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるペン、インクの色、そしてノートブックとは―。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。(Amazon商品説明より)

中野谷つばめ

元万年筆販売員のわたしも驚きました。
パイロットの万年筆にペリカンのインクを入れるとは、販売員としてはありえません。
また、わざわざペン先をルーペで見て比べるなんて、したことがありません。
販売員の知識なんて、本当の万年筆好きには、とてもとてもかなわないわ、って知らされた一冊です。

『宝島』真藤順丈

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになりー同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!(Amazon商品説明より)

おとは@読書垢

平成を締めくくるのにふさわしい作品という審査員の言葉通り胸が震えました。

アメリカ領だった頃の沖縄の人たちの苦しみ、叫びが生々しく伝わってきた。

暴行や凌辱されても我慢するしかない日々。地獄だと思う。

ラストは熱い涙が止まらなく忘れられない一冊になりました。

『宝島』あらすじと感想【祝・直木賞受賞!史上最高の沖縄叙事詩】『宝島』あらすじと感想【祝・直木賞受賞!史上最高の沖縄叙事詩】

〆切本2

幻覚を振りはらい、地方に逃亡して、それでも筆を執る作家たち。勇気と慟哭の80編。(Amazon商品説明より)

SO-1

作家であれば避けることの出来ない「〆切」。 〆切に苦しめられる作家たちの様子が時に主観的に、時に客観的に(だいたい編集さんの目線で)書かれているとても面白い内容でした。
前作の「〆切本」も面白いのでおすすめです。

『太陽と月の図書館』騎月孝弘

人付き合いが苦手な朝日英司は、ある特別な思いから図書委員になる。一緒に業務をこなすのは、クラスの人気者で自由奔放な、月ヶ瀬ひかり。遠慮のない彼女に振り回される英司だが、ある時不意に、彼女が抱える秘密を知ってしまう。正反対なのに、同じ心の痛みを持つふたりは、“ある方法”で自分たちの本音を伝えようと立ち上がりー。ラストは圧巻!ひたむきなふたりが辿り着いた結末に、優しさに満ち溢れた奇跡が起こる…!図書室が繋ぐ、愛と再生の物語。
(Amazon商品説明より)

月ヶ瀬 林河→本と人生を歩みたい

人付き合いが苦手な朝日英司は 特別な思いから図書委員になり、 同じく図書委員になった自由奔放な月ヶ瀬ひかりと 業務をこなす。
ひかりに振り回される英司は、ある時ひかりが自分と同じ痛みを抱えていること を知ってしまう。
二人は、ある方法で本音を伝えようと立ち上がる…。
図書室を舞台とした繋がりの物語です!

『氷川清話』勝海舟

幕藩体制瓦解の中、勝海舟は数々の難局に手腕を発揮、江戸城を無血開城に導いて次代を拓いた。晩年、海舟が赤坂氷川の自邸で、歯に衣着せず語った辛辣な人物評、痛烈な時局批判の数々は、彼の人間臭さや豪快さに溢れ、今なお興味が尽きない。本書は、従来の流布本を徹底的に検討し直し、疑問点を正し、未収録談を拾い上げ再編集した決定版。
(Amazon商品説明より)

ヨシダケイ

江戸城無血開城の立役者であり坂本龍馬の師匠であった勝海舟。
彼の晩年の回想録で、風雲の時代を生き抜いた「英雄」の側面と江戸町人らしい「茶化した笑い」を好む両側面を読み取れます。
また欧米、アジアへの所見は、現代にこそ通じ、100年以上先を見抜いていた勝の眼力には驚かされます。

『82年生まれ、キム・ジヨン』チョ・ナムジュ

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!韓国で100万部突破!異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。(Amazon商品説明より)

りお

海外文学の中でも、韓国の小説を読んだのは初めてでした。
韓国文化に触れるという意味でも、描かれる何気ないシーンが新鮮でした。
またフェミニズムというテーマにおいても、共感できるところや考えるところが多くあり、非常に印象的な一冊でした。
これを機に、韓国文学の他作品も読んでみたいです。

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