【読書好き48人がおすすめする】2018今年読んだこの本がすごい

2018年も残りわずか。

思い返せば、ぼくは今年110冊以上読んで、素敵な本にたくさん出会えました。

その中でも特に衝撃的だったのは辻村深月さんの『かがみの孤城』です。

読み終わったあとの爽快感、巧みなストーリー構成、緻密な伏線回収、個性豊かな登場人物たち。

どこをとっても最強でした。僕にとって一生忘れられない大切な1冊になりました。

ここで突然ですが、質問です。

あなたは今年、何冊本を読みましたか?

鳥肌が立つような素敵な1冊には出会えましたか?

今回、読書好きの方48名に「2018年読んだこの本がすごい」を聞きました。

今年1年間の読書活動を振り返りながらご覧ください!

目次

読書好きおすすめ本2018

『世界中で迷子になって』角田光代

全「方向音痴」に読んで欲しい旅エッセイ

HONTO/読書専用枕

一人でぽいっと海外旅行に行く人って尊敬しませんか?
方向音痴で臆病な私には致死的な次元です。
でもこのエッセイを読むと「私でも行けるかも」と無謀な感情を抱かせてしまう危険な本です。
1人旅に出る度に、旅先の「犯罪の手口」を諳んじる程読み、迷子になるような人なのです。
行けそうです私も。

Twitter:@honto_jzyss
Instagram:@honto_jzyss
公式サイト:本と一緒にくつろぐHONTO

『文字渦』円城塔

SF好き、漢字好き、出版関係者におすすめ。面白い概念、不思議な漢字、すごい体裁に出会えます

面白いと感じた本はたくさんあったのですが、その中でさらに「すごい!」というインパクトを受けたのは円城塔さんの『文字渦』。
日本語表記の限界を試すかのような漢字やルビでの遊びと、文字を生物と見立て言葉の概念を揺るがすSF感。
過去の物語から未来の物語まで、文字を主役とした壮大なファンタジーが楽しめる1冊。

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ブログ:Nagoya / Nagoyaka log|名古屋で暮らすアウトドア好きな校正者のブログ

『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』新井見枝香

脳を完全休養したい方。リフレッシュにどうぞ!楽しく笑えます。

NetGalley

プロフェッショナルな読者が興味のある作品にリクエストを出す仕組みのNetGalley。
名だたる作家の作品が掲載されているが、その中でも2018年はこの本が最多リクエストだった。
出版したから作家と呼ぶのだが、新井さんの本業は書店員。
その新井さんが私生活を赤裸々に曝け出したエッセイ本。
電車の中で読むのは要注意本です。

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Webサイト:NetGalley

『キネマの神様』原田マハ

映画のように生きるをモットーに生きているわたしにとってこうゆう本があることが嬉しい

よち

冒頭の『映画は旅』という文から直ぐに物語に引き込まれて、この一連の文章だけで私は共感を覚えました。
最後まで見なければわからない。
エンドロールを見終わるまでが映画だから最後まで見届けるのが敬意だと思っています。
映画を観ているような気分で小説を読む事がこの本で味わえます。
映画は観るけど本を読まない人に本を読むきっかけになってくれたらと思いますし、本は読むけど映画はそんなに…っていう人に。
インスタグラムの中では”映画は映画だけ” “本は本だけ”のアカウント分けをする人が多いんだけど、その世界を1つに束ねる事が出来る作品だと思っています。

Instgram:@creative.crea

『超瞑想法』苫米地英人

自分の宇宙の広がりに限界を感じている方へ

ケイタス

中学生の頃からパパの影響で瞑想に講じていたケイタス。
ここ数年どうも自分の宇宙の広がりに限界を感じていた。
そんな時に出会ったのがこの本。
この本を通して、根本的な瞑想に対する取り組み方が変わったと思う。
もちろん瞑想にはそれ自体にリラックス、集中力の向上といった効果があるが、元より思い込みを外し、この世界を正しく見るための道具であるということを述べている本である。

Twitter:@ktas_edgenia
Instagram:@ktas_edgenia
Youtubeチャンネル:テックチューバーケイタス

『おれに関する噂』筒井康隆

皮肉の効いたブラックな作品や後味の悪い作品が好きな方へ

itsuki

ブラックユーモアやスラップスティックに溢れた、著者にしか描けない独特すぎる世界観を堪能できる短編集。
初版発行は1978年だが、表題作のように今の社会状況を見通し、それを皮肉する作品が既に書かれていたのは驚き。
約3年前から筒井康隆という作家に興味を持っていたのだが、今年の夏にこの作品を読んでもっと好きになった。

Twitter:@gn52694303

『プーさんと仲間たち そのままでいこう』PHP研究所

仕事や人間関係でストレスを抱えてる人、普段読書しないけどプーさんは好きな人に

てぃーけ

プーさんのストーリー・イラストと心がスッと楽になる言葉が上手く融合した作品。
ストレス社会に生きる人たちに活路を開かせてくれます。
癒しと学びが同時に得られる数少ない本です。
僕は今まで350冊ほど本を読みましたが、この1冊は最も大切です。

Twitter:@tk_output

Instagram:@tk_output

ブログ:勇気の処方箋

『デッドエンドの思い出』よしもとばなな

学生の方におすすめです!!

Nanako

この作品を初めて読んだのは中学生の時でした。
当時は心理描写もそこまで複雑ではなく比較的分かりやすい内容だなと感じたのですが、高校生になってから読み返してみると、登場人物の気持ちが痛いほど理解できるようになっていて自分の成長に気付くことができました。

Instgram:@nanaaaa_3241

『朝にキク言葉』ひすいこたろう

毎朝、何気ない時間に輝きをのっけたい人にオススメの一冊!

fu-min

朝の神秘に心奪われる本!
言葉が美しく、ページをめくるたびに、透き通った風が吹き抜ける感覚です!
午前5時、周囲の闇が明け方の深い青に変わっていく。
朝日が当たると木々たちは緑に燃えるかの様に色づきいっせいに輝き始める。

Instgram:@kenji.fumi

『夫のちんぽが入らない』こだま

一瞬でも「なんだこのタイトル」と思った人にこそ読んで欲しい一冊

ことえ

なぜ入らないのかなど、勝手に内容を妄想して興味本位で読み始めたが、そんな単純な話ではない。
性的な部分は秀逸な表現がされているので面白いが、実際の筆者の人生は全く笑い事ではない。
周囲からどんなにずれていると思われようとも、人それぞれの人生の選択があるはず
でも、その選択をするのにきっととても苦しんだのだろうなと思うと、とても考えさせられることがある。

Instagram:@k0t0t_3

『春琴抄』谷崎潤一郎

普通の恋愛小説は読みたくない方に

Reiko

ストーリーが面白い本は他にもたくさんあったけど、読み終わってからずっと忘れられない本って面白いとかのレベルでは語れないと思う。
句読点が殆どない古い文体にもかかわらず全く苦にならず読めたのは、それだけ春琴と佐助の2人でしか成り立たない世界に惹きつけられたから。
残酷だけど羨ましかった。

Twitter:@ReiReiko_o

『あなたが救える命: 世界の貧困を終わらせるために今すぐできること 』ピーターシンガー

下記の説明文で、「どういうこと?」と思ったあなたにぜひ読んでほしい本です!

Yuko

世界的に最も影響力があり現存する哲学者として有名なピーターシンガーの本です。
なぜ、先進国に住む私たちが、途上国の貧困を救うために寄付する「義務」があるのか、を論理的に説いた実践のための本です。
みなさんは、私達の生活や行動が貧困に喘ぐ人たちの未来を握っているなんて考えたことがありますか?

Twitter:@yuko_simple

『かがみの孤城』辻村深月

うまく生きることができていないと感じている人へ

しきおりつづり

しんどい人みんなに「城」があればいいのに。
逃げることができる場所。
受け入れてくれる仲間。
「道を外れてしまった」と落ち込んでいた時に出逢った本です。
幼い頃のように素直にこの世界を受け入れて、登場人物と一緒に体験している気持ちになりました。
逃げてもいい、と気づくのは早いほうがいい。
つらい人はこの本に逃げたらいい、とおもいます。

Twitter:@shikioritsuzuri

Instagram:@shikioritsuzuri

ブログ:しきおりつづり

中学生や高校生などの学生さんに。日々にどこか息苦しさを感じている方に。

みい

本屋大賞受賞作品で気になっていた1冊です。
辻村先生のトークショーに行くことになったのがきっかけで読みましたが、ファンタジーだけど、どこか現実的で、ぐいぐい引き込まれました。
分厚いですが、2日で読み終えてしまうくらい、夢中になりました。
中学生や高校生など、人間関係にしんどさを感じている多感な時期にこそ、読みたかったです。

Instagram:@bookmiicafemii

『屍人荘の殺人』今村昌弘

ドキドキハラハラしたい方、”一気読み必至”という言葉に惹かれる方へ

mii

まだこの本を読んでいない方には、先入観なしで読んでいただきたいので、具体的な内容はお話しできませんが、とにかく続きが気になります。
私は電車の中でこの本に夢中になりすぎて、危うく乗り過ごすところでした(笑)
描写が怖いところや少しグロいところもあるのですが、それも含めての面白さかなと思います。

Instagram:@mii__book

『クリスマスを探偵と』伊坂幸太郎

伊坂幸太郎氏読んだことないって方はここから伊坂幸太郎ワールドにハマって下さい!

Mikiyamamoto

ページをめくると、クリスマスの装飾で彩られたローテンブルクの街が目に浮かぶ。
夜が更けてくるとクリスマスの準備に忙しく楽しい音が聞こえてくる。
探偵カールは浮気調査を依頼されとある男を追っている。
現場をはっていると、とある男に出会い…クリスマスについて語り出す。
実は伊坂幸太郎氏が大学一年生の時に書いたもの。
技術的には拙いものかもしれませんが、伊坂幸太郎エッセンスが凝縮しています。
点と点と点が繋がった瞬間、スピードが速くなっていく…爽快です。
クリスマスの夜サンタクロースを心待ちにしていた。
子どもの頃の気持ち忘れていませんか。

Instagram:@m.designwork

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子

話題書に手を出したい方、読書を始めたいけど何を読んだらいいかわからない方、とにかく本が好きな方に

yuka

エッセイが苦手なわたしが初めてエッセイもいいって思えた1冊です。

Instgram:@yuka1215_

『アウトプット大全』樺沢紫苑

自分の現状を変えたいけど、何から始めたらいいか分からない人に

あすよみ!向井

アウトプットに特化しているため、行動に直結することばかりが載っています。
自分が如何にインプットが多くて行動に移せていないかを実感させられます。
でも、きちんと行動のコツがたくさん載っているのでご安心ください。
お気に入りのフレーズは「現実世界はアウトプットでしか変わらない

『豆の上で眠る』湊かなえ

奇妙な違和感を味わいたい人

あすよみ!雫

子どものころ姉が行方不明になってしまった。
しばらく経って無事戻ってきたが、この人は本当に自分の姉なのだろうか…?
行方不明になった際の情景が鮮明に表現されていて、個人的に湊かなえさんの作品の中で1番怖いと感じました。
姉妹とは、本物とは、と考えさせられる物語でした。

Twitter:@asuyomi_book

Instgram:@asuyomi_book

ブログ:あすよみ!〜明日読みたい本がある〜

『多動力』堀江貴文

「日本の根拠のない文化のせいで、行動できずにいる人」に読んでほしい

原田悠矢

発売自体は2017年のものですが、僕の中では多動力を超える本はまだ出てきていないと思ったので、選ばせていただきました。
特に印象に残っているのは、「見切り発車は成功のもと」という考え方。
とにかくまずは行動してみて、そこから高速でPDCAを回していく彼のスタイルは、心配性で周到な準備をしてから行動する自分とは真逆で、価値観を一気にひっくり返された気がしました。
テクノロジーが発展した現代において、日本の古臭い文化に影響されることがいかにバカらしいかがわかると思います。
多動力はあなたにプラスのカルチャーショックを与えるはずです。

Twitter:@haradeeofficial
Instgram:@yuuya_1098

『AI vs 教科書が読めない子供たち』新井紀子

AIが出来ることと、出来ないことをしっかり知って欲しい

見て学ぶ読書

「AIが職を奪う」「もうすぐAIが人間を超える」って最近よく聞きますよね。
だけど、そのような情報のほとんどが断片的で、何故そうなるのか、本当にそうなるのかを理解している人は少ないように思います。(自分もそうでした)
でも、この本では「AIは東大に入れるのか」というプロジェクトの中心となったAIに詳しい方がAIについて悲観的にも夢想的にもならずに、AIの現実を教えてくれます。
AIについての知識がゼロでも十分理解できる内容です!

Instagram:@do_ku_syo

『死にたい夜にかぎって』爪切男

20代後半から30代前半の方は共感できる箇所が満載です!

2kenji3_uver

筆者の実話だから凄いリアルだし、言い回しが独特で今まで読んだことない小説で、笑えるし泣けました。
人生に無駄な時間なんてないんだって背中を押してくれる1冊です。

Instagram:@2kenji3_uver

『本日はお日柄もよく』原田マハ

語彙力が低下中の大学生や新しく社会に出ていく人におすすめします!

niyamiya

初めて原田マハさんを読んだのですが、どこにでもいそうな女性が自分にしかできないことに向かっていく姿をいきいきと描いていて背中を押してくれる1冊です。
スピーチの言葉が綺麗で感動します。

Instagram:@book_niyamiya

『北壁の死闘』 ボブ・ラングレー

ホンモノのタフガイを見たい方、ど迫力の壮大な冒険譚が好きな方にお勧めです。

みれっと

アイガー北壁って知ってますか?
あの絶壁を登ってみようと思ったことがありますか?
生きて頂上まで辿り着けると思いますか?
主人公シュペングラーと彼の仲間達と共に頂上を目指してみてください。
あっと驚く結末があなたを待っています。

Instagram:@milletmam

『青くて痛くて脆い』住野よる

可能性に満ちた学生はもちろん、何かモヤモヤしたものを抱えるすべての人へ

TETSU

「青くて痛くて脆い?また独特なタイトルだなあ」と思って読み始めました。
この本の舞台は大学生活、「モアイ」という学生団体。
今年から大学生になった僕にとって、未知であり、未来であり、呑み込まれる世界観でした。
人を傷つけ、人に傷つけられ、相容れない思考や衝突、すれ違い。
まだ「青い」大学生、「痛い」言葉、「脆い」心
独特なタイトルが読み終えた頃にはしっくりくる。
辛い話なのに不思議と勇気をくれる本です。

Instagram:@tetsu_0625

『制裁』アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム

ミステリー好きにはもちろん、海外の小説は…と一歩引かれる方にも手に取ってもらいたい一冊です。

ふみち

前半の犯罪者の陰湿感、後半の父親の行動と思考、ラストの衝撃すぎる結末!
驚き、怒り、喜び、涙…それら全てが味わえる最高の1冊。
言葉を失ってしまうほどの感情が溢れ出す作品で、“かつてこんな衝撃を連れてくる本はない!”と、大げさに聞こえてしまう言葉ですら躊躇なく言える素晴らしい作品です。

Instagram:@fumichi_book

『極夜行』角幡唯介

ノンフィクション好きはもちろん、圧倒的な熱量のある本を読みたい方に

nabe

ノンフィクションは好きですか?
探検家であり作家の命をかけた探検記。太陽が昇らない極夜を旅する事で自分自身に何が起こるのか。
読んだらわかる。全てに圧倒される。
描写がリアルな程、想像出来ない世界がある。
初めて言葉が出ない本を読んだ。

Instagram:@booksho162
日常:@watasho1852
ブログ:本が教えてくれたこと

『痴人の愛』谷崎潤一郎

少し昔の名作を読みたい人へ

ぼん。

谷崎の性癖が主人公である穣治を通じて、これでもかと描かれていてとても面白かった。
自身の美を自覚し上手く利用していくナオミと、ナオミに振り回される穣治。
美とは、これ程までに滑稽に人を狂わすものなのかと思った。

Twitter:@bon_dayo

『日本再興戦略』落合陽一

就活や起業など進路で迷っている大学生はもちろんのこと、理系の方や地域や日本を変えたいという熱意を持っている方々へ

ひろぽん

科学者でありアーティストでもある落合さんが、現代日本に対する問題をこれまでにない視点から考察している1冊です。
著者自身がAIやビットコイン等に関する教養に長けているので、今の日本の政治家や活動家にはないユニークな発想を読んでいて楽しめます。

Instagram:@hiropon_life

『檸檬』梶井基次郎

憂鬱な気分の時に読みたい本でした。短編なので、忙しい方にもおすすめです。

リカ

主人公の陰鬱な世界観の中に登場した黄色い爆弾、檸檬
作者にとって憂鬱な気分、得体の知れない不穏な塊を吹き飛ばす、美しい物体こそが黄色い爆弾でした。
世界へのささやかな反撃のようなところに、強く惹かれるはずです。
梶井基次郎の作品は少ないのですが、檸檬は特に印象に残りました。

Instagram:@820015_

『天使のナイフ』薬丸岳

ミステリー要素で楽しみながらも犯罪についての知識を深めたい人に

いずみ

少年犯罪をテーマに描かれた作品で、語り手の視点が物語を通して次々に変化していく。
こんなにも多面的に少年犯罪について描かれていて、登場人物の過去もより重層的に設定されている作品を読んだのは初めてでした。

Instagram:@joy400m

『余命10年』小坂流加

主人公が病気になって…という内容の作品を普段読まない方に

みゆう

「死ぬ準備はできた。だからあとは精一杯、生きてみるよ」「死ぬ前って、もっとワガママできると思ってた」
今まで感動!泣ける!とある作品をいくつも読んできました。
しかし、こんなにも主人公の言葉にリアリティを感じ、「死」と向きあうとはどのような事かを考えさせられたのは初めてでした。

Twitter:@mi_10yu_0927

『護られなかった者たちへ』中山七里

これからの未来を担う若者たちに

あや

主に「生活保護」をテーマにした社会派ミステリーです。
災害や貧困の中を生きる登場人物の生活はとてもリアルで、ノンフィクションかと思うほど。
自分に出来ることは何か、考えさせられます。
ミステリー作品として楽しめるのはもちろん、作者の熱い思い、訴えに圧倒され、2018年1番心に残った作品です。

Instagram:@miyunoz2512

『終末のフール』伊坂幸太郎

生きることにちょっどだけ疲れた人にオススメです

Mjm

疲れた自分に、生きる勇気を与えてくれた作品。

Instagram:@dekovat

『眩』朝井まかて

好きなことを続けたい人、続ける勇気が欲しい人、特に女性に読んでほしい作品です

ちゃんなま

「江戸のレンブラント」と言われる葛飾応為の物語。
葛飾北斎という偉大な絵師を父に持つ葛飾応為こと「お栄」は、自らも絵の道に進み父の背中を追い続ける。
世は江戸、今と時代はまるで違うはずなのに、お栄が悩むことはまるで現代と同じ。
口煩い母親のこと、手のかかる甥、孫に甘い祖父母、そして女は結婚が幸せなのか。
想いを寄せる人に素直になれない、ままならない恋は、世間的に大人と言われる年齢になった女性なら誰もが共感できるはずです。
日々悩み苦しみながらも、もっと腕を磨きたいと描き続ける姿は格好良く、そしてとても眩しい。
自分の腕一本で生きていくのは並大抵の事ではないけど、こんな風に生きてみたい、と思われせくれる作品でした。
お栄の描く絵が物語の中に出てくる度、ネットで検索をかけながら読み進め、その絵に込められたであろうお栄の心に想いを馳せていました。
表紙の絵は応為の「吉原格子先之図」という作品です。
読み終わった後もう一度この絵を見たら、読む前より輝いて見えるのは、きっと私だけではないはず。

Instagram:@nami_4_

『ストーリーセラー』有川浩

大切な誰かがいる人に

おにく

私がこの本を選んだ理由はとにかく心が揺さぶられたからです。
この作品には最初から最後まで当たり前のように愛で溢れています。
この本を初めて読んだ時、本当に涙が止まりませんでした。
「あなたがすき」「きみがすきだ」すごくシンプルな言葉ですが、私はこの言葉に深くて大きな愛を感じました。
読む度に心が浄化される気がして何度も何度も読みたくなる本に出会ったのは初めてです。

Instagram:@_____029_____

『罪人が祈るとき』小林由香

ブラックな世界の中でも、希望がある世界感が好きな人へ

happi_kurouba_

題名を見た時、罪人が祈るのは自分のためだと思っていました。
しかし、この本を読んで、人のために祈る罪人もいるかもしれないと思いました。
そして、罪の裏側に正義があるという内容に、感慨深いものを感じました。

Instagram:@happi_kurouba_

『桜のような僕の恋人』宇山佳佑

家族や友人、恋人等、「大切にしたい」と思える誰かがいる人に

篠崎

前半に交えたたくさんのユーモアで読みたい意欲を駆り立てられます。
しかし、難病を発症してしまったと気づいてからの登場人物の葛藤、後半の切なさや儚さとの対比が印象的でした。
四季を巡る展開なので桜の時期以外も気軽にお手に取ってみてください。
桜のように儚く美しく咲くラブストーリーです。🌸

Instagram:@sunshine_shinozaki

『くらげホテル』尾﨑英子

癒されたい、前向きな気持ちになりたい、背中を押して欲しい人へ

りこ

不思議な余韻の残る物語でした。
疲れた時ってついつい、いろんなことに自信がなくなってしまうけど、それでもいいんだよ、そのままでいいんだよって、この本に勇気付けられた気がします。
フィンランドの自然の描写も美しかった。
読了後は優しい光を浴びているような、温かくて前向きな気持ちになりました。

Twitter:@Riiik0u0

『自生の夢』飛浩隆

時には重厚なものを摂取したい衝動に駆られる皆様へ

夜船

「あなたは、読了できるでしょうか?」
壮大なスケールと緻密な描写がきらめく短編の数々に目がくらむ。
食らいつくように読み続けなければ、その世界から取り残されてしまう。そんな気分にさせられた1冊だ。
読めば読むほど、未知の情景が頭に浮かび、いつしか私の想像力を超えていく。
味見してごらん、なんて絶対言えない。どうかどうか、ご用心を!

Twitter:@yofune_shirkw

『大人は泣かないと思っていた』寺地はるな

自分の人生に迷いを持っている人や一歩踏み出す勇気が必要な人へ

さつき

連作短編集。窮屈な田舎に住む、どこにでも居そうな人達の物語。
そんな「普通」の人達が、懸命に手を差しのべたり、信念を貫いたり、後悔したりしながらも真摯に生きる。
その姿に心打たれました。
現実に起こりうる事を、こんなにも面白く、印象的に描けるのは、寺地さんの表現の凄さだと思う。

Twitter:@satsukiread

『さよなら、田中さん』鈴木るりか

現役中高生は勿論、かつて学生だったすべての人に

きりしま志帆

中学生作家デビュー』と話題になった連作短編集で、初めは物珍しさから手に取りましたが、読んでみると、貧乏でも前向きな母と娘の日常が生き生きと描かれていて、とても面白い!…と思っていると、急にひゅっと息を呑まされて、読後「すごいお話を読んだな」という気分になりましたので選びました。

Twitter:@kir_siho

『風に恋う』額賀澪

自分の将来に悩みや不安を抱いてる方。特に学生の方へ

すみれ

今年最も感情移入できた作品です。
高校の吹奏楽部の物語なんですが、従来の吹奏楽部の物語とは違い、1人の生徒と指導者の視点で話が進んでいき、部活に対する悩みはもちろん、進路や家族に対する悩みも背負い、ブラック部活といわれる吹奏楽部で、どのように自分の悩みを解決し、音楽と向き合っていくのか。

人生や努力そして音楽について、今後糧になるような、胸に響く言葉が多く出てきました。

Twitter:@_sumire_0124

『新世界より』貴志祐介

フィクションの世界に浸かってみたい方に

ファンタジー作品を思わせる壮大で現実離れした世界に惹き込まれました。
また、世界観を形作る1つ1つのピースが綿密に組み合わさっており、自分も登場人物と共に冒険しているかのように感じる程。
この圧倒的な臨場感は唯一無二のものだと思います。

Twitter:@kaede_books_

『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人

自分の健康に自信がある人。元気でいられることに感謝して、病気を身近に考えれるきっかけになる気がするからです。

RISA

病気や最期に対する自分の認識の甘さに気付かされたからです。
患者さん自身が、最期をどう生きて迎えたいのか、大切な人達に何を残したいのかが、それぞれの人の等身大の表現で書かれていて、胸に響く言葉が沢山ありました。
自分が病気になったときには、立ち向かうためにも絶対読みたいなと思います。

Twitter:@RISAt0309

『平浦ファミリズム』遍柳一

ライトノベルを知らない人へ

コーイチロー

読書好きな人でも、なかなかライトノベルまで読んでる人は少ないです。
なんとなく敬遠されがちなジャンルですが、知らない人にこそ、この1冊を読んで欲しい。
普通とは違う家族が贈る、普通の家族愛のお話。
ガガガ大賞を受賞したラノベの王道とは異なる傑作。

Twitter:@koichi023

『ムーン・パレス』ポール・オースター

小説好きはもちろん、読書よりも映画や絵画の鑑賞が好きな方に

さき

読書会で出会った1冊でしたが、文体、描写、どこをとってもとても美しい小説で、読み進めていくのが愉しい作品でした。
読書という、文章に向かい想像力を働かせながら進めていく行為において、ここまで視覚的に美しさを伝えてくる作品に出会えて感動しました。
まるで美術館を巡っているような、そんな感覚にとらわれます。

『カフーを待ちわびて』原田マハ

幸せになりたいすべての人

Ruca

「日本ラブストーリー大賞」を受賞した原田マハさんのデビュー作。
この作品の醍醐味は、後半からの怒涛の展開
それまでの穏やかな空気感から一転、とにかく心揺さぶられます。
めでたしめでたし、で終わらないラストだからこそ味わい深い。
たしかなのは、幸せは待ちわびるものじゃないということ。

Twitter:@1ucamoioz

おわりに

最後まで読んでいただきほんとうにありがとうございます!

Twitterで「#2018今年読んだこの本がすごい」の投稿を見かけて、自分でも投稿して、でも、なんだかそれで終わらせるにはもったいない企画だなと思い、今回の記事をやってみました。

48人も聞けば、かなりの確率で選書がかぶるだろうなと予想していましたが、そうはならず^^;

2018年本屋大賞受賞作の『かがみの孤城』が唯一かぶっただけでした。

本屋で何度も見かけたものや、初めて出会う作品もありました。

この記事を読んだあなたが、「この本読みたいな!」と思うきっかけになれたら幸いです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

良いお年を!!!

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