【読書好き47人がおすすめする】2018今年読んだこの本がすごい

【読書好き47人がおすすめする】2018今年読んだこの本がすごい

2018年も残りわずか。

思い返せば、ぼくは今年110冊以上読んで、素敵な本にたくさん出会えました。

その中でも特に衝撃的だったのは辻村深月さんの『かがみの孤城』です。

読み終わったあとの爽快感、巧みなストーリー構成、緻密な伏線回収、個性豊かな登場人物たち。

どこをとっても最強でした。僕にとって一生忘れられない大切な1冊になりました。

ここで突然ですが、質問です。

あなたは今年、何冊本を読みましたか?

鳥肌が立つような素敵な1冊には出会えましたか?

今回、読書好きの方47名に「2018年読んだこの本がすごい」を聞きました。

今年1年間の読書活動を振り返りながらご覧ください!

目次

『世界中で迷子になって』角田光代

全「方向音痴」に読んで欲しい旅エッセイ

HONTO/読書専用枕

一人でぽいっと海外旅行に行く人って尊敬しませんか?
方向音痴で臆病な私には致死的な次元です。
でもこのエッセイを読むと「私でも行けるかも」と無謀な感情を抱かせてしまう危険な本です。
1人旅に出る度に、旅先の「犯罪の手口」を諳んじる程読み、迷子になるような人なのです。
行けそうです私も。

Twitter:@honto_jzyss
Instagram:@honto_jzyss
公式サイト:本と一緒にくつろぐHONTO

『文字渦』円城塔

SF好き、漢字好き、出版関係者におすすめ。面白い概念、不思議な漢字、すごい体裁に出会えます

面白いと感じた本はたくさんあったのですが、その中でさらに「すごい!」というインパクトを受けたのは円城塔さんの『文字渦』。
日本語表記の限界を試すかのような漢字やルビでの遊びと、文字を生物と見立て言葉の概念を揺るがすSF感。
過去の物語から未来の物語まで、文字を主役とした壮大なファンタジーが楽しめる1冊。

Twitter:@kaede_twi

Instagram:@kaede_ig

ブログ:Nagoya / Nagoyaka log|名古屋で暮らすアウトドア好きな校正者のブログ

『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』新井見枝香

脳を完全休養したい方。リフレッシュにどうぞ!楽しく笑えます。

NetGalley

プロフェッショナルな読者が興味のある作品にリクエストを出す仕組みのNetGalley。
名だたる作家の作品が掲載されているが、その中でも2018年はこの本が最多リクエストだった。
出版したから作家と呼ぶのだが、新井さんの本業は書店員。
その新井さんが私生活を赤裸々に曝け出したエッセイ本。
電車の中で読むのは要注意本です。

Twitter:@NetGalley_Japan
Facebook:@NetGalleyJapan
Webサイト:NetGalley

『キネマの神様』原田マハ

映画のように生きるをモットーに生きているわたしにとってこうゆう本があることが嬉しい

よち

冒頭の『映画は旅』という文から直ぐに物語に引き込まれて、この一連の文章だけで私は共感を覚えました。
最後まで見なければわからない。
エンドロールを見終わるまでが映画だから最後まで見届けるのが敬意だと思っています。
映画を観ているような気分で小説を読む事がこの本で味わえます。
映画は観るけど本を読まない人に本を読むきっかけになってくれたらと思いますし、本は読むけど映画はそんなに…っていう人に。
インスタグラムの中では”映画は映画だけ” “本は本だけ”のアカウント分けをする人が多いんだけど、その世界を1つに束ねる事が出来る作品だと思っています。

Instgram:@creative.crea

『おれに関する噂』筒井康隆

皮肉の効いたブラックな作品や後味の悪い作品が好きな方へ

itsuki

ブラックユーモアやスラップスティックに溢れた、著者にしか描けない独特すぎる世界観を堪能できる短編集。
初版発行は1978年だが、表題作のように今の社会状況を見通し、それを皮肉する作品が既に書かれていたのは驚き。
約3年前から筒井康隆という作家に興味を持っていたのだが、今年の夏にこの作品を読んでもっと好きになった。

Twitter:@gn52694303

『プーさんと仲間たち そのままでいこう』PHP研究所

仕事や人間関係でストレスを抱えてる人、普段読書しないけどプーさんは好きな人に

てぃーけ

プーさんのストーリー・イラストと心がスッと楽になる言葉が上手く融合した作品。
ストレス社会に生きる人たちに活路を開かせてくれます。
癒しと学びが同時に得られる数少ない本です。
僕は今まで350冊ほど本を読みましたが、この1冊は最も大切です。

Twitter:@tk_output

Instagram:@tk_output

ブログ:勇気の処方箋

『デッドエンドの思い出』よしもとばなな

学生の方におすすめです!!

Nanako

この作品を初めて読んだのは中学生の時でした。
当時は心理描写もそこまで複雑ではなく比較的分かりやすい内容だなと感じたのですが、高校生になってから読み返してみると、登場人物の気持ちが痛いほど理解できるようになっていて自分の成長に気付くことができました。

Instgram:@nanaaaa_3241

『朝にキク言葉』ひすいこたろう

毎朝、何気ない時間に輝きをのっけたい人にオススメの一冊!

fu-min

朝の神秘に心奪われる本!
言葉が美しく、ページをめくるたびに、透き通った風が吹き抜ける感覚です!
午前5時、周囲の闇が明け方の深い青に変わっていく。
朝日が当たると木々たちは緑に燃えるかの様に色づきいっせいに輝き始める。

Instgram:@kenji.fumi

『夫のちんぽが入らない』こだま

一瞬でも「なんだこのタイトル」と思った人にこそ読んで欲しい一冊

ことえ

なぜ入らないのかなど、勝手に内容を妄想して興味本位で読み始めたが、そんな単純な話ではない。
性的な部分は秀逸な表現がされているので面白いが、実際の筆者の人生は全く笑い事ではない。
周囲からどんなにずれていると思われようとも、人それぞれの人生の選択があるはず
でも、その選択をするのにきっととても苦しんだのだろうなと思うと、とても考えさせられることがある。

Instagram:@k0t0t_3

『春琴抄』谷崎潤一郎

普通の恋愛小説は読みたくない方に

Reiko

ストーリーが面白い本は他にもたくさんあったけど、読み終わってからずっと忘れられない本って面白いとかのレベルでは語れないと思う。
句読点が殆どない古い文体にもかかわらず全く苦にならず読めたのは、それだけ春琴と佐助の2人でしか成り立たない世界に惹きつけられたから。
残酷だけど羨ましかった。

Twitter:@ReiReiko_o

『あなたが救える命: 世界の貧困を終わらせるために今すぐできること 』ピーターシンガー

下記の説明文で、「どういうこと?」と思ったあなたにぜひ読んでほしい本です!

Yuko

世界的に最も影響力があり現存する哲学者として有名なピーターシンガーの本です。
なぜ、先進国に住む私たちが、途上国の貧困を救うために寄付する「義務」があるのか、を論理的に説いた実践のための本です。
みなさんは、私達の生活や行動が貧困に喘ぐ人たちの未来を握っているなんて考えたことがありますか?

Twitter:@yuko_simple

『かがみの孤城』辻村深月

うまく生きることができていないと感じている人へ

しきおりつづり

しんどい人みんなに「城」があればいいのに。
逃げることができる場所。
受け入れてくれる仲間。
「道を外れてしまった」と落ち込んでいた時に出逢った本です。
幼い頃のように素直にこの世界を受け入れて、登場人物と一緒に体験している気持ちになりました。
逃げてもいい、と気づくのは早いほうがいい。
つらい人はこの本に逃げたらいい、とおもいます。

Twitter:@shikioritsuzuri

Instagram:@shikioritsuzuri

ブログ:しきおりつづり

中学生や高校生などの学生さんに。日々にどこか息苦しさを感じている方に。

みい

本屋大賞受賞作品で気になっていた1冊です。
辻村先生のトークショーに行くことになったのがきっかけで読みましたが、ファンタジーだけど、どこか現実的で、ぐいぐい引き込まれました。
分厚いですが、2日で読み終えてしまうくらい、夢中になりました。
中学生や高校生など、人間関係にしんどさを感じている多感な時期にこそ、読みたかったです。

Instagram:@bookmiicafemii

『屍人荘の殺人』今村昌弘

ドキドキハラハラしたい方、”一気読み必至”という言葉に惹かれる方へ

mii

まだこの本を読んでいない方には、先入観なしで読んでいただきたいので、具体的な内容はお話しできませんが、とにかく続きが気になります。
私は電車の中でこの本に夢中になりすぎて、危うく乗り過ごすところでした(笑)
描写が怖いところや少しグロいところもあるのですが、それも含めての面白さかなと思います。

Instagram:@mii__book

『屍人荘の殺人』あらすじと感想【ミステリー賞4冠達成のかつてない「クローズドサークル」】『屍人荘の殺人』原作小説あらすじと感想【ミステリー賞4冠達成のかつてない「クローズドサークル」】

『クリスマスを探偵と』伊坂幸太郎

伊坂幸太郎氏読んだことないって方はここから伊坂幸太郎ワールドにハマって下さい!

Mikiyamamoto

ページをめくると、クリスマスの装飾で彩られたローテンブルクの街が目に浮かぶ。
夜が更けてくるとクリスマスの準備に忙しく楽しい音が聞こえてくる。
探偵カールは浮気調査を依頼されとある男を追っている。
現場をはっていると、とある男に出会い…クリスマスについて語り出す。
実は伊坂幸太郎氏が大学一年生の時に書いたもの。
技術的には拙いものかもしれませんが、伊坂幸太郎エッセンスが凝縮しています。
点と点と点が繋がった瞬間、スピードが速くなっていく…爽快です。
クリスマスの夜サンタクロースを心待ちにしていた。
子どもの頃の気持ち忘れていませんか。

Instagram:@m.designwork

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子

話題書に手を出したい方、読書を始めたいけど何を読んだらいいかわからない方、とにかく本が好きな方に

yuka

エッセイが苦手なわたしが初めてエッセイもいいって思えた1冊です。

Instgram:@yuka1215_

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