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森絵都おすすめ小説ランキング7選【読書好き25人に聞いた!】

森絵都おすすめ小説ランキング【読書好き25人に聞いた!】

直木賞作家・森絵都。『カラフル』や『DIVE!!』に代表される児童文学作品で中高生のみならず大人まで幅広い読者に愛されているのが特徴。シンプルで読みやすく、テンポが良い文章で構成されているので、読書初心者が読書を好きになる入り口としておすすめしたい作品ばかりなのも魅力の1つです。

今回は読書好きの方25名に、Twitter上で森絵都おすすめの1冊を選んでいただきました。その結果をランキング形式でご紹介します。

1位:カラフル

カラフル

カラフルすぎる世界で迷子になった人たちへ贈るエール

まさみ

死後の世界で天使のプラプラに出会った主人公は、人生をやり直すチャンスを与えられ、自殺した中学生・小林真の体を借りて下界に戻ります。真として日常を過ごす中で、主人公は自分の罪を思い出そうとするのですが……。

主人公はどんな罪を犯したのか、真はなぜ死んでしまったのか。先が気になるストーリーにのめりこみ、ページをめくる手が止まりませんでした。人生は限られた期間のホームステイだと思えば、自殺しないですむかもしれない。重たいテーマを軽やかなユーモアが中和し、爽やかな読後感が残ります。

誰かを傷付けるたび自分がより傷付いた、多感な中学生時代を過ごした人なら共感できるのではないでしょうか。生き辛さを感じている若い読者に読んでほしい小説です。

雨野

他人には「こうしたら良いのに」と思えるのに、自分のことになると行動出来ない…。きっと表面的にしか理解出来てないと思うのですが、素直に「もっと自分の思うままに生きたい」と思えた1冊でした。

月夜

小説が好きになったきっかけであり、人生観が変わった一冊!1番好きな本を聞かれたら、いつも『カラフル』と答えてます。

夏織

児童書とあなどることなかれ。興味深い設定と心温まるストーリー、意表をつく真相。今は似た設定の話はいくらでもありますが、やはりこの小説は何年経っても色あせない名作だと思います。

さけちーやん

中学校の頃からずっと好き!いまでも何回も読み直す本です。

ページ数 259ページ
受賞 第46回産経児童出版文化賞受賞
メディア化 アニメ化
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2位:DIVE!!

DIVE

弱小スイミングクラブの運命は少年の双肩に委ねられた

まさみ

赤字経営により存続の危機に陥ったミズキダイビングクラブ。そんな矢先に現れた新コーチ・麻木は、「来年までにオリンピック日本代表選手を送り出す」と宣言し、生徒の知季たちに猛特訓を施します。

飛び込み競技にかける少年たちの青春を描いたスポ根群像劇。当初は平凡な選手だった知季が麻木の指導をきっかけに才能を開花させ、飛躍的に成長していく姿が頼もしく、怒涛の快進撃を応援したくなりました。個性的なクラブの仲間や並み居るライバルたちとの友情も胸熱!クライマックスにあたる、演技シーンのボルテージは最高潮。誰がオリンピック代表の栄光を手にするか、全く読めない展開にドキドキしました。

飛び込み競技の奥深い魅力を知りたい方はぜひ手に取ってみてください。

とも雪

登場人物がとても魅力的です!飛び込み場面も丁寧に描写されているので、自然と映像が浮かんできました。競技のルールなどは全く知らなかったのですが、楽しく読むことができました!

ページ数 368ページ
受賞 第52回小学館児童出版文化賞受賞
メディア化 実写映画化、アニメ化

3位:アーモンド入りチョコレートのワルツ

アーモンド入りチョコレートのワルツ

ピアノ教室に突然現れた奇妙なフランス人のおじさんをめぐる表題作の他、少年たちだけで過ごす海辺の別荘でのひと夏を封じ込めた「子供は眠る」、行事を抜け出して潜り込んだ旧校舎で偶然出会った不眠症の少年と虚言癖のある少女との淡い恋を綴った「彼女のアリア」。シューマン、バッハ、そしてサティ。誰もが胸の奥に隠しもつ、やさしい心をきゅんとさせる三つの物語を、ピアノの調べに乗せておくるとっておきの短編集。
(Amazon商品説明より)

Ema

私の青春がぎゅっと詰まっている一冊。

どの光景もぶわーっと浮かんでくるし、一瞬を切り取るきらめくストーリーがとても素敵。

何度も読んでいてボロボロだけど、今も大切に保管しています。いつか子供が生まれたら読ませたいな。

おもてのカエル

ピアノ曲をモチーフにした3作の短編集。主人公はみんな中学生。憧れ、友情、尊敬。嫉妬や恋も。あっという間に過ぎ去った濃密で温かい時間。

もう戻れないからこそ「あの頃」を心底愛おしいと感じられる作品です。

nyaton

美しいピアノの旋律と共に、物語がすーっと心の中にやさしく溶けていきます。シューマンもバッハも、サティも大好き。

ページ数 224ページ
受賞 第20回路傍の石文学賞受賞

4位:ラン

ラン

9年前、家族を事故で失った環は、大学を中退し孤独な日々を送っていた。ある日、仲良くなった紺野さんからもらった自転車に導かれ、異世界に紛れ込んでしまう。そこには亡くなったはずの一家が暮らしていた。やがて事情により自転車を手放すことになった環は、家族に会いたい一心で“あちらの世界”までの道のりを自らの足で走り抜く決意をするが…。哀しみを乗り越え懸命に生きる姿を丁寧に描いた、感涙の青春ストーリー。
(Amazon商品説明より)

きなこ

私の中で好きな本ベスト10に入る本!

環のネガティブさや弱さ、人間らしい姿が心に刺さる。死と生に向き合い、強くなっていく環には幾度となく勇気をもらいました。

何度も読み返したくなる作品です。この本に出会えて本当に良かった。

雫希

身内が亡くなり、自分の中でどう折り合いをつけようか悩んでいた時に読んだ本です。

「死者にもう一度会うために走る」というあらすじを聞いた時は悲しい話かなと想像したけど、実際はとても前向きな気持ちになれる、読後感さわやかな本でした。

稚智

孤独だった主人公が、自転車であの世とこの世の境に行き、亡くなった人たちに会うのですが、途中で自転車では行けなくなり、走って行かなければならなくなります。そこでマラソンの練習を始めるんです。

不思議と現実が絶妙にマッチした物語。読むと、「がんばろう!」という気持ちにさせてくれます。

ページ数 374ページ

5位:みかづき

みかづき

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。
(Amazon商品説明より)

NOA

NHKでドラマ化もされたお話( *´꒳`*)

昭和から平成にかけての教育に関する話がとても面白いです!

ちひろ

母に勧められて私も読みました。

「自分たちはどうして学ぶのか、教育ってなんなんやろ?」ってすごく考えさせられる本(*ˊᵕˋ )

ページ数 624ページ
受賞 第12回中央公論文芸賞受賞/2017年本屋大賞2位
メディア化 ドラマ化

6位:風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート

成功やお金より大事なものをさがして、たった一度の人生を生きる人々

まさみ

国連機関で働く里佳は同僚のエドと恋に落ち結婚。しかし、1年の大半を紛争地域ですごすエドとの夫婦生活は困難の連続で……。

本作に登場するのはどれもお金より大事なものを持った人たち。犬のボランティアの活動費を稼ぐため水商売をしたり、世間には理解されずとも譲れない信念を貫き、たった一度の人生を生き生き生きています。

表題作は国連機関で働く夫婦の話で、人道支援のあり方と現実のギャップを考えさせられました。学生、専業主婦、中年サラリーマンと登場人物の世代や職業がばらけているのも面白く、どの話が琴線に触れるかで自分の本質を見直せます。ビジネスの成功よりも、身近な出来事からの学びや気付きを重視して、人生を充実させたい方におすすめの一冊です。

何度でもリテイクする

まったく…これだから短編集は大好きだ!読み進めるほど積み重なり、心の奥がジリジリとして、わたしもこんな風に生きたいと強く焦がれた。そろそろわたしも、本当のわたしのために生きてあげたい。

トマトママ

とても読みやすかったです。何気ない日常と思いきや、とても深い。「犬の散歩」の牛丼の話が個人的に印象深かった!わたしも、これだと思える牛丼をこれから見つけていきたいです。

ページ数 342ページ
受賞 第135回直木賞受賞

7位:永遠の出口

永遠の出口

「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。
(Amazon商品説明より)

蝦蛄

ままならない恋とか、いまいちわかり合えない家族とか、なんとなくグレた話とか。ちょっとビターなところもありつつ、でも共感必至な本。

どの章でも紀子がいまいち垢抜けない等身大の少女で好き!

ページ数 360ページ

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

自分の大好きな1冊、懐かしい1冊、再読してみたくなった1冊、気になってはいたが読めていない1冊などはランクインしていましたか?

この記事が新たな作品との出会いのきっかけになればと願っております。

他にもたくさんの作家さんのまとめ記事があるので、ぜひ覗いてみてください!

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