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『仕事と心の流儀』あらすじと感想【すべての働く人へ。伊藤忠商事元社長が贈るメッセージ】

『仕事と心の流儀』あらすじと感想【すべての働く人へ。伊藤忠商事元社長が贈るメッセージ】

4月に入って1週間が経つ。

この3月に卒業して、4月から働き始めた人もいるでしょう。

すでに働いている人も、この4月で人事異動により仕事が変わった人、また新体制になった人もいることでしょう。

今回紹介したい本は、すべての働く人へ向けたエールであり、仕事を通じた感情、特に喜びを感じてほしいという、

丹羽宇一郎氏の『仕事と心の流儀』である。

丹羽宇一郎氏の経歴

1939年愛知県生まれ。

名古屋大学卒業後、伊藤忠商事に入社。

1998年社長に就任。

1999年に約4000憶円の不良債権を一括処理した後、翌年度に同社史上最高益(当時)を出す。

2004年に会長に就任。

また、2010年には民間出身で初の駐中国大使に任命される。

現在は伊藤忠商事名誉理事。

実家が書店であったこともあり、読書家としても有名である。

読書の効果をうたった著書『死ぬほど読書』もお勧めである。

面白かったポイント①:耳の痛くなるストレートな言葉

お金や名誉や権力なんて、一時的な欲望を満たしてくれるものにすぎません。たかがしれたものです。

自分の周りだけを見て「俺はこんなにできるんだ」と勘違いする若者や、「雑用ばかりやらされて退屈だ」「給料が安い」などとぼやく若者がいます。とんでもないことです。はっきり言いますが、入社してすぐの新入社員というのは一歩外へ出たら、いてもいなくてもどっちでもいいような存在なのです。会社はそれを一生懸命に教育し、おまけに給料まで出しているのに、仕事が退屈だの給料が安いだのと言うなんて、冗談じゃない。

人と同じように努力しているって、どうしてわかるの?

丹羽氏も自分で認めているが、なんともまあストレートな物言いである。

作中にはこのほかにも、多くの耳が痛いことが書かれている。

しかし言葉を返すと、耳が痛いということは「自分の欠点」だと言える。

丹羽氏はあえてストレートな物言いをすることで、

自分の欠点に気づいてほしいんだ!というメッセージを感じられる。

面白かったポイント②:仕事から得られるものは多い

私に言わせると、「仕事は人生そのもの」です。人生から仕事をとったら何も残らない、と言ってもいい。仕事をすると、喜び、悲しみ、怒り、やっかみ、ひがみなど、さまざまな思いを味わいます。あらゆる感情が経験できるのは仕事以外にありません。働くことを通じて、人はさまざまな経験をつむ。

ここに丹羽氏が述べているように、仕事とは人生であり、仕事を通じて様々な感情があふれ出る。

それがどんな立場で働いていても、変わらないと感じる。

言葉を変えると、仕事以外で喜怒哀楽すべてを感じられるものは、ないのかもしれない。

こう言われると、仕事って、得られる経験が多いと思わないだろうか。

面白かったポイント③:読書のすすめ

経歴でも述べたが、丹羽氏は読書家である。

仕事と心の流儀でも、読書の効用を述べている。

読書の効用の一つに、論理的思考が養われることがあります。

また、読書によって想像力も育まれます。

他にも、読書を通じて世の中を洞察する力が養われ、世間の常識や、自分ではできない経験に基づく見識を持つことができます。

ReaJoyの読者であれば、読書が好きな方が多いでしょう。

読書というと趣味に分類され、作家や出版社勤務の方以外であると、仕事に直結しにくいととらえられがちである。

しかし、日本を代表する企業の元社長が、声高に読書の良さや効用を述べている。

なんだか励まされるように感じないであろうか。

仕事と心の流儀を読んで実行しようと思ったこと

本に書いてあるいいことを忘れないようにするために、丹羽氏は「書き写しノート」に印象に残ったフレーズを書いているという。

実は私も同じ方法を取っている。

私の場合は、読んだ本の表紙の写真をつけ、本のあらすじと感想、そして印象に残ったフレーズを書きだしている。

この方法を取ってから、本の内容がより鮮明に覚えられ、また文章力アップにもつながっている。

読書家と呼ばれる方が実践していることもあり、自信を持つと同時に、今後も続けていきたいと思っている。

そして、読書好きな方にも一度でよいから試してもらいたいと思っている。

まとめ

新入社員でも、中堅クラスでも、部下を持つ人でも、アルバイトでも、派遣社員でも、正社員でも、働く人ならこの本のどこかに、心に引っかかる言葉があるように感じる。

確かに、仕事には辛いことやつまらないことも多い。

だけど、仕事のすべてが辛いかと言われれば、そうでもない。

むしろうれしいことだってある。

この何とも言い難い感情を、丹羽氏はまとめてくれたように感じる。

学生であると、想像が難しいかもしれないが、共感できる部分のみ読んでみるのも、良いのかもしれない。

主題歌:スキマスイッチ/全力少年

丹羽氏が伝えたかった、”仕事を通じて得られる感情を感じる”ということ。

この喜怒哀楽が表現されていると感じたのが、スキマスイッチの「全力少年」。

私が惹かれたのは特にこの歌詞。

澱んだ景色に答えを見つけ出すのはもう止めだ!

濁った水も新しい希望(ひかり)ですぐに澄み渡っていく。

嫌で単調な仕事でも続けることで、新しいことや楽しさが見つけられる。

正に丹羽氏が伝えていることであり、この曲が合うのではないかと感じた。

この記事を読んだあなたにおすすめ!

デイル・ドーデン『仕事は楽しいかね?』

仕事が楽しくないと感じた時に読む本。エールというよりは仕事に対する視点を変えてみよう!と伝えているように感じる。

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