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光本勇介『実験思考 世の中、すべては実験 』【この本だって”実験”のひとつ】

デジタル版0円、紙なら390円

いきなりお金の話をしてしまったが、これはこの本の原価であり、”定価”だ。

390円のビジネス本??

あり得ない。

薄っぺらいよくあるHowTo本だろうか。

390円で一体何を得られるのだろうか。

本を書くこと自体に興味がない男が書いた本
売り方にこだわり、出版という実験をしている本

当然、内容がクズだったら後払いされるであろう金額も減るこの本には何が書かれているのだろうか。

面白かったポイント①:すべてのビジネスは「実験」

この本を読んでいると、至るところで、光本氏は本当に「実験」しているんだ。と感じるに違いない。

「実験」に失敗はつきもの。

たくさんの実験を行い、当然たくさんの失敗もしている。

失敗したとしてもプランBが分かったと思えば、それは学びで失敗ではない価値がある。

「実験思考」であれば、しくじったとしても、「ああぁぁぁー人生終わった。。。。」と悲観する必要もない。

成功しても失敗しても、ひとつの「実験結果」であり、大切なデータだ。

世の中のすべてのことはやってみないとわからないことだらけです。

面白かったポイント②:違和感をスルーしない

光本氏は、「固定概念」を取り払って物事を考えている。

日常生活において、「あたりまえ」となっている事はたくさんあるだろう。

誰もが思うけれどスルーしがちなところで立ち止まってみる。

すると大きなビジネスチャンスが転がっていることもあります。

10年ほど前までは、電車に乗るときは券売機で切符を購入するのが普通だった。

乗り換えの駅を指定して切符を買わないといけなかったりと、とても手間だった。

それがSuicaやPASMOなどのチャージ式ICカードの登場により、乗車駅・乗り換え駅・降車駅の改札でカードをピッとかざせば運賃が引かれるようになった。

残高不足に気付かずタッチすると、「ピーーーーッ!!」けたたましい音が改札付近に鳴り響く。足止めを食らい、周りからは白い目で見られ、恥ずかしい思いをしたこともあったが、オートチャージを採用すればその心配もなくなった。

この便利なカードのおかげで、今はほとんどの人がそれを利用するようになったに違いない。きっと、この記事を読んでいる読者のみなさんも持っているだろう。

そして、その利用履歴はビッグデータとして活用されるようになった。

めんどくさいこと不便なことについて掘り下げてみると何か良いアイデアが閃くかもしれない。

面白かったポイント③:市場選択とタイミングが重要

著者は、起業家として様々なサービスを世に生み出している。

タクシーの配車アプリ「Uber」のようなカーシェアビジネスをUberより何年も早くに挑戦し、失敗もしている。

彼のシェアリングエコノミービジネスが今後伸びる!!という読みは間違っていなかった。

当時は「早すぎる」とは思っていませんでした。

ぼくもやってみて初めて気づいたのです。

ただ、世の中の流れがこのスピードについてこれなかっただけ。

これも彼にとっての「実験結果」のひとつだ。

『実験思考 世の中、すべては実験 』を読んで実行しようと思ったこと

メモをもっと気楽にとってみる

メモを取ることについては、芸人さんのネタ帳しかり、他の起業家でも割とオーソドックスな手法だ。

光本氏はアイデアをメモし、それをさらに【1軍】、【2軍】、【3軍】と分けている。

常識にとらわれない彼のユーモアな発想は、「アイデアマン」として多くの起業家からも称されている。

ふと、「こんなのあったら面白そう!!」とか、「こんなことやってみたい」と思うことはないだろうか。

頭の中での”ただの妄想”が、いつかビジネスやワクワクに繋がるかもしれない。

くだらないメモと思っていても、実はダイヤモンドの原石かもしれない。

難しく考えすぎず、「常識」というリミッターを外してメモしてみても良いんじゃないかと。

私の場合、紙とペンでメモしようとすると、急にガチガチになってしまう。

もっと気楽にメモをするために、Twitterで思いついたことをポンっと発信したり、スマホのメモ機能を使って、大雑把なメモをするようにしてみているところだ。

まとめ

390円という原価で、どれくらいのクオリティ(外見)の本が出来上がるのかが気になり、紙の本を購入した。

紙の本を何部刷っているかは分からないが、原価390円で197ページの単行本(ソフト)が作れる。本のカバーもカラー印刷できるが、本体の表紙の印字はできない。

本書の中身からも学ぶことは多かったが、原価で販売してくれたからこそ知れた部分があった。

今は漠然としていても、いつかは起業してみたい!と思っている方

何か楽しいことはないかな?と思っている方は、起業のアイデアの参考にもなるだろう。

冒頭でも話したが、この本も実験本として出版されている。

そして、その実験経過はリアルタイムで観察することができる。

どんな成果が出ているのかは自分の目で確かめてみてほしい。

この記事をを読んだあなたにおすすめ!

光本氏によると、全起業家必読書は『ドラえもん』なんだとか。

『凍りのくじら』辻村深月【存在意義と、記憶から溢れだす「ドラえもん」】

主題歌:RADWIMPS/君と羊と青

この曲はテンポが速くて、早口だ。この速さは、光本氏の実験スピードの様に感じる。

そして、実験に大成功した時の喜びは、身体中からこみ上げてくるのではないだろうか。

君を見つけ出したときの感情が この五臓の六腑を動かしてんだ

(作詞:野田洋次郎)

 

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