『この恋は世界でいちばん美しい雨』宇山佳佑【雨は恋を想い出す】

 

こんにちは!ReaJoyライターのfu-min(ふーみん)です!

これまた表紙が美しかった本を紹介します!

晴れた日の雨、太陽が反射して、景色がキラキラと輝く。

そんなステキな表紙だったので手に取りました。

【この恋は世界でいちばん美しい雨】

不条理な運命に翻弄される主人公を通して、

『あなたは命を懸けて守りたいものがありますか?』

そう問われているような気持ちになる。あなたの物語です。

ではどうぞ!お楽しみください!

不条理なキセキ

雨の日、交通事故で無くなったカップルに不条理なキセキが持ち掛けられる。

不条理なキセキ、命を得る代わりに、愛する人と命を奪い合いながら生きていく不条理。

喜べば、その度合いに応じて相手の寿命を1年奪う。

悲しめば、相手に寿命を1年渡す。

残りの命と、愛する気持ちを天秤にかけながら生きるキセキ。

女の子の感性と、男の子の感性の違いが2人を遠ざける。

生きるために、避けなきゃいけない。

愛しているのに、全ては伝えられない。

【命を、愛する心で、奪ってしまうから】

2人はこの不条理なキセキに抗いながら、残された時間を、命を懸けて生きる。

自分か、相手か、今か、未来か

自分か、相手か、今か、未来か

何に時間を懸けるべきか?

残された現実を目の当たりにし、主人公は考える。

自分の為に、命を奪うのか、

相手の為に、命を差し出すのか、

2人の限られた未来の為に時間を使うのか。

心が試される。

暖かい言葉たち

たとえ夢はかなわなくても、俺は何百という人を幸せにしたぞ

建築の仕事に携わる主人公の師匠。

夢を達成する前に、命が尽きる事を知り、弱音を吐く主人公へ向けられた言葉。

「失敗したとしても、別の方法で夢を追いかければいい!」と、

厳しくも温かく背中を押してくれます。

君は、不条理なキセキに打ち勝つんだ!

2人に「不条理なキセキ」を持ち掛けてきた人物、

以前はこのキセキに挑み、愛に飲まれてしまった、もう一人の主人公の言葉。

過去の自分と重ねあわせ、2人の愛に懸けて、サポートします。

この恋を、世界でいちばん美しい雨にかえて

「人は亡くなると、一度だけ、晴れた日に雨を降らせることが出来るんだって!」

愛がゆえに禁を犯し、相手の記憶から存在を消されてしまった主人公。

何か伝えたい。できる事はたった1つ、雨を降らせること。

取り戻せないのに、つい思い出してしまう。

雨の日に緊張しながら、告白した日。

傘が好きだから、雨の日に手作りの傘をプレゼントした、一緒に傘を差しながら歩いた。

喜ぶ横顔、いつも呼んでくれてた変なあだ名。

全て忘れてしまったけれど、それでもいい。君に生きてほしい。

今僕にできるのは、たった一回、雨を降らせること。

愛する気持ちが雨となって降り注ぎ、心が溢れて、涙に変わる。

全てを受け入れたとき、人は強くなるのかもしれません。

おわりに

皆さんの雨の日の想い出って何ですか?

私は雨の匂いで想い出します。

高校時代の部活だったり(野球部でした!でもベンチ外です!笑)彼女とおそろいのカッパを着たディズニーだったり、想い出すとたくさん良い記憶が蘇ります🎵

悪い記憶はすぐに忘れて霞んでいってしまいます。

これからも想い出に負けないくらい素敵な日々を過ごしていきたいですね!

私も『今』を大切に、『未来』へ向けて歩んでいきたい。

この記事を読んで、少しでもそんな風に思っていただけたら嬉しいです。

主題歌:Mr.Children/花の匂い

「ありがとう」「さよなら」言葉では言い尽くせないけど、この胸に溢れている

「あなたが手を繋いでくれているような気がした」

「誰の命もまた 誰かを輝かすための光」

ストーリーと、この曲の言葉がリンクしているので、選曲しました!

読み終えた後、温かい余韻の中でこの曲を聞いたら

涙腺が機能しなくなること間違いないです。

ちなみに、この本の表紙外しても、美しいですよ!

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