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恋愛工学の教科書を読んだ男女のぶっちゃけトーク【女性は絶対に読んではいけない!?】『ぼくは愛を証明しようと思う』藤沢 数希

 

恋も愛もすべては「テクノロジー」
恋愛に勝利するためのパターンを数式化した「恋愛工学」について書かれた本。
それが「ぼくは愛を証明しようと思う/藤沢 数希」です。

さてこの本。
タイトルにもある通り女性は読んではいけません。
「愛」と書きながら、少女マンガのような胸キュンストーリーは一切ありません。
エ○本だと思ってください。

そして今回は幸運にも(?)この禁断の本をお読みになられた書店で働くYさん(女性)と、ReaJoyライターの大庭(男)が、この本の書評を対談形式にしてまとめました。

時に火花を散らし合う、恋愛に対する男女の意見の違いを楽しんで頂ければなと思います。

物語は、モテない27歳の主人公「渡辺」が恋愛工学のマスター「永沢さん」に出会い、様々な女性を接しながら恋愛工学を学んでいく、というストーリー形式で進みます。

①読んでみての感想

大庭

いつくらいにこの本を読まれましたか?
読んだのは去年の5月頃です。恋愛工学の小説?新しいジャンルで面白そう!と思って手に取ったのが全ての始まりでした。

Yさん

大庭

半年前ということですね。読まれた時のことは覚えていますか?
覚えています。イライラしながら読みましたね。
「そんなことない!」と終始腹を立てながら、なんとか投げ出さずに読みました。

Yさん

大庭

ですよね(笑)。僕も読んだときにまず思ったのが「絶対に女性が読んではいけない本」だなと。
そういう点では、他に例のない本でした。男性からしたら面白いんですかね?

Yさん

大庭

そうですね。恋愛工学というものをこれまで知らなかったので、楽しんで読めました。
ちなみに僕の後輩はこの本を読んだ1ヶ月後に彼女が出来ました。
ホントに?私この本に出てくるような人、絶対嫌ですけどね。

Yさん

大庭

笑。

②本に出てくる「恋愛工学」について

大庭

物語では、女性と関わる場面で様々な恋愛工学が登場します。
どう思われながら読まれましたか?
「なんだよ、それ」って感じです。カタカナ用語ばっかだし。

Yさん

大庭

カタカナ用語多かったですね。男はそういうカタカナ用語好きなのでツボでした。
また恋愛だけでなく、ビジネス用語に近い言葉もけっこうあると思いました。「イエスセット」や「ダブルバインド」とか。
ただ女の人にはあまり覚えて欲しくない用語だな~と思いながら、ページをめくってました。
覚えてないですよ。全部頭から消し去りました。

Yさん

大庭

あっ、そうですか。
こうやって軽い男が出来てくるんだなと思いましたね。
皆がこれを学んでしまったら、世の中ろくでもない男だらけになるなと思いました。恋愛工学を使って女を落としていく展開だけど、そんな簡単な女ばっかりじゃないよと言いたいです。

Yさん

大庭

(ただただ黙って深く頷く。)

③モテるために大事なのは「雰囲気」?

大庭

物語に登場する「永沢さん」はどう思いますか?
すでにモテている人ですね。
私個人としてはあんまりモテる人は好きじゃないです。心配になってしまうので。
ただ、永沢さんの特徴である「自分に自信を持っている男性」には惹かれる人も多いのかなと思います。その自信からくる「雰囲気」をもっている人。外見よりも雰囲気ってけっこう大事ですね。

Yさん

大庭

なるほど。顔よりも雰囲気か・・。
「雰囲気イケメン」って言うじゃないですか?
身なりや立ち振る舞いに気を遣うことで、それを自分から作っている。
そこから醸し出す雰囲気が、モテる雰囲気なのかなと思います。

Yさん

大庭

永沢さんも、よく主人公に「自信を持て」と発破をかけてましたもんね。
自信を持つことで「男らしさ」や「頼れる人」を演出できるのかなと思いました。
そうですね。あと男の人は小奇麗にしてたらそこそこモテると思いますよ。

Yさん

大庭

なんですか?小奇麗ってなんですか?(必死)
清潔感じゃないでしょうか。最低限の身なりへの配慮というか。
なんか汚い人っていません?髪の毛ベターってしてるとか。そういうとこわりと見てるんですよ、女は。

Yさん

大庭

(え、あ、髪の毛、、大丈夫だよな・・。)

④「モテる奴がモテる」理論について

大庭

恋愛工学マスター永沢さんの言葉は「モテる奴がモテる」です。
女性はモテる人を好きになる、恋愛工学用語で言う「モテスパイラル」ですね。
それについてはどう思いましたか?
モテる人が好きっていうよりかは「モテる人に選ばれる自分になりたい」なんじゃないかなと思います。もちろん雰囲気や外見も大事だけど、モテる人と一緒にいることで相対的に自分の価値を上げたいんじゃないかな。

Yさん

大庭

なるほど。一種のステータスということですね。それは男も同じだと思います。クラスの人気者やモデルと付き合いたいのは、付き合うことで自分の評価も上がると考えるからですね。
たとえ同じ顔でも、誰からも相手にされない人より、周りから慕われている人の方に魅力に感じます。男性も、周りがなんとなく可愛いと言っている人を可愛く感じたりしませんか?

Yさん

大庭

確かに。周りから可愛いと囁かれている女性に、気付けば自分も目がいっていたことはあります。
周りが気にかけることで話題にしたり目で追ったりと、その人について考える機会が増えることも大きいのかなと思います。
機会が増えるという点で言うと、「話しやすさ」は大事ですね。
話しやすい人とはもう一度話したいと思うし、会話の入口が広いからその人のことをどんどん知るようになる。
興味を持つきっかけが普通の人より多く、結果好かれる機会も増える。だから相対的に人より「モテる」回数が増えるんじゃないでしょうか。

Yさん

大庭

決まりました。
今年の目標は、話しやすい人になることにします。

⑤物語の終わり方について感じたこと

大庭

物語の最後についてどう思いましたか?
わりと良かったんじゃないでしょうか。
最後だけは少し夢があるロマンティックな終わり方でした。

Yさん

大庭

そうですか~。僕は逆にそのロマンティックさが恋愛工学とはかけ離れた終わり方だったなと感じました。
女性には共感してもらえる点なのかも知れませんね。
ただしこの本は女性には絶対おススメできません。

Yさん

大庭

ですね。男子限定で。
まとめ
・女性が読むとイライラする。
・男性が読むと彼女ができる。
・恋愛工学というジャンルを学べる。
・モテるためには小奇麗にすること。
・モテるためにはモテる雰囲気をつくる。
・モテるためには話しやすい人になる。
・女性にはおススメできない。

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2 Comments

大庭 貫治

佐郷さん
コメントありがとうございます。
微力ながらお腹をよじらせることができて光栄です。笑

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