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『火のないところに煙は』あらすじと感想【ミステリー?ホラー?本屋大賞2019候補作】

『火のないところに煙は』あらすじと感想【ミステリー?ホラー?本屋大賞2019候補作】

いきなり物が落ちてくる。

毎日同じ時間に目が覚める。

皆さんはよく分からない奇妙な体験をしたことはありませんか。

今回はそんな不可解な出来事の集まった小説、芦沢央さんの『火のないところに煙は』を紹介します。

勢いあまって火のない所に煙は立たないと言いたくなってしまいそうなタイトルですね。

こちらは、先日発表された本屋大賞2019のノミネート10作品のひとつです。

ReaJoyでは、他のノミネート作品の書評もありますので、そちらも読んでみてください☆

本題に入る前に
論理的な説明が難しい不可解な出来事や、心霊現象の類にあまり関心のない方向けの作品ではありません。ぜひともReaJoyの他の記事をお楽しみくださいませ。

本書は、1話完結型の作品が全部で6話収録された作品構成となっています。

呑気にお話できるのはここまでです・・・

執筆依頼

2016年5月26日「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」という出版社からの奇妙な執筆依頼が主人公の元に届いた。

先に言っておくが、主人公はオカルト系の作家ではない。

依頼を断るつもりが、「神楽坂」と「怪談」このワードが気になり、引き受けてしまう。

それは、かつての友人の不可解な「」に関する情報を集めようとするためであった。

そこで「染み」を執筆して雑誌に掲載し、情報提供を呼び掛けた。

オカルトライタ―の榊 桔平氏のアドバイスと協力を得ながら、より多くの人からの情報を得るため、短編集の刊行を目指して怪談ものを引き続き書くことになる。

怪談”とは何を指すのだろう。

説明がつかない不思議な出来事をすべて怪談と呼ぶのだろうか。

ただの思い込みとの違いは?

本当にこれは怪談なのか?と疑ってしまう様なご近所トラブルの話、家に霊がでるという”いかにも”な話もあれば、「祟られている」と訴える者や奇妙な夢の話まで実に様々な怪談話が寄せられる。。。

怪談ものの取材や執筆を重ねていくと気になる人物が浮かび上がる。

よく当たると評判の占い師「神楽坂の母」の存在だ。

見た目は普通のおばさん
服装は小花柄のチュニック
髪型はソバージュ
そして鋭い目つき

彼女は一体何者なんだろうか。

戦慄

妙にリアリティのある話です。

例えば、ホラー映画でお馴染みの「リング」。

貞子が出てくるシーンになると、思わず顔を手で覆いたくなるような怖さがありますよね?

あれは、「貞子」そのものが怖い=見たくないという心理が働いてのことだと思います。

この作品の怖さは、「意味が分かると怖い」というもの。

1話ごとの謎が解明されるたびに背筋が凍りつくような寒さに襲われます。

正に「戦慄」というものを体感しました。

読了後も緊張感が襲い、肩が凝るので気を付けてください。

この記事を作成している今でも、話を思い出すたびに身震いしてしまいます。

怖すぎて、もう読み返すことはないでしょう。

決して捜してはいけない
決して疑ってはいけない

この言葉の意味をあなたの目でお確かめください。

今更ですが
ホラーが苦手。

だけど、この作品が気になる!
どうしても読んでみたいという方は、1人で読まない方がいいと思います。

電車の中やカフェ等の人がいるところで読まれることをオススメします。

※電車の中で読んでも、十分怖いです。

主題歌:Rajaton/死

Rajaton(ラヤトン)

フィンランドで人気のプロ ア・カ・ペラグループ。

メンバーは、男女各3名ずつの計6名。

声がとても綺麗です。

日本でも何度か来日公演を行うほどの実力派です。

アーティスト名の”ラヤトン”は、フィンランド語で「無限の」という意味だそうです。

選曲理由

曲の出だしから不気味な雰囲気が漂っています。

徐々に、魔の手の様な目には見えない何かが迫り来るような恐怖を感じました。

この小説のように、まるで知らぬ間にどこかに導かれているような不思議な世界を感じました。

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