おすすめ作家(その6)【一生に一度は味わってみたい海外作家(中級編)】
ヘルマン・ヘッセ
おすすめの理由
思春期特有のもどかしさ、悲痛な胸の叫びが丁寧に描かれている。
「車輪の下」「少年の日の思い出」でやるせなくなった方は、「デミアン」を読んでみよう。
ゲーテ
おすすめの理由
「若きウェルテルの悩み」「ファウスト(上)」が読みやすい。
情緒的な表現に目をつぶれば、普遍的な少年の心情を語っているに過ぎないので、共感しながら読めることだろう。
ニーチェ
おすすめの理由
「ニーチェの言葉」は、初心者に最適だ。
名言集なので感想文を書くための本ではないが、一冊ポケットに忍ばせておいても負担にはならないだろう。
辛い時や、元気が欲しい時に読み返せば、おのずと勇気が湧いてくる。
サリンジャー
おすすめの理由
「ライ麦畑でつかまえて」、「ナイン・ストーリーズ」に収録されている「バナナフィッシュにうってつけの日」は最低限読んでおきたい。余力があれば「フラニーとゾーイー」もいいだろう。
シェイクスピア
おすすめの理由
舞台やドラマの原作として、たびたび取り上げられるシェイクスピア。
あらすじをざっと確認しておくだけでも、そうでないときとの情報量の違いに驚くことだろう。
スティーブンソン
おすすめの理由
代表作は少ないが、「宝島」「ジキル博士とハイド氏」といった、名前だけなら誰でも知っている名作を残している。
比較的時間が取りやすい今の時期に読んでおいた方が、作品を何倍も楽しめる。
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