前話388話では、影山が各選手の長所を分析し、無理に「変人速攻」を使わずスパイカーごとにしっかりとセッティングを使い分け、サーブを連取し、意表を突くツーアタックを見せ、その成長ぶりをしかと相手チームや観客たちに見せつけた。
今回は、さらに高度な影山のテクニックと、彼が成長を遂げることができた最大の要因が明らかになる!
『ハイキュー!!』389話のネタバレありの感想、あらすじをお送りする。
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『ハイキュー!!』389話の感想・あらすじ(ネタバレ)
圧倒的な技術に余裕加わる
前回、自身が囮となって仕掛けたツーアタック。
周りの状況を見渡して、相手に自分がどう見せるか、「もちろんこうするだろう」という予測をさせておいて、あえて裏切る、という非常に高度な技だった。
解説者もこのように言う。
高校の頃からずば抜けた技術を持っていましたが、今こそに余裕も加わっている感じがしますね〜!
なるほど。
確かに昔の影山を技術や情熱はすごかったが、前のめりな印象があった。
でも今は前後左右すべてを見渡して次の一手を打てる視野の広さがプラスされた。
中々恐ろしい進化だ。
それは例えるならば、動物の王様であるライオンが、そのパワーを持ったままキリンのように360度近く見渡し、鷹のように俯瞰して自分のことを見ることができる状態みたいなものだ。
もう前にだけ猪突猛進する影山はいない。
でも、実は見えるようになったのは前後左右だけじゃない。
影山、未来のコートを操れる?
実は未来も見えるようになってしまった。
「そんなのエスパーかよ!?」と思うかも知れないが、実は試合を通して彼は未来をコントロールしていたのだ。
どういうことか。
今回の試合、影山はあまりセンターのスパイカーに打たせていなかった。
例えば、センターに昼神万全の体勢で構えていて速攻が使えても、それをフェイントにして、あえてレフトにいるロメロに打たせたりする。
サイドに備えるビッグスパイカーを存分に生かしたいために、そのような選択をしているのだと普通は思う。
僕もそう思った。
でも、さすがは知性の塊、月島。
彼はこう分析する。
まんべんない攻撃に見えて、確かに今日はサイドからの攻撃が多かった。
多分、意図的に
そう、実は影山はワザとサイドの選手を多く使っていたのだ。
サイドが多ければ、ブロッカーは「サイドが多めだからサイド寄りに守ろう」という意識が働く。
そうすると、徐々に、微妙にではあるが、ブロックの真ん中が空いていく。
「今回もまたサイドに打つのかも」とブロッカーが思ったところで、センターからバコンとスパイクを打たせる。
つまり、「今このようなプレーをすると、この先相手のプレーはこう変わっていくはず」という予測のもと、未来さえもコントロールしてプレーしているのだ!
コート上の王様復活!スパイカーへの絶対的信頼
前後左右に視野を広げ、まるでコートを上から見るような客観視の力と、自分のプレーの積み重ねで未来のコートを操る術を手に入れた影山。
そもそもなぜそのような成長を彼は遂げられたのか。
同じセッターとして宮侑は翔陽に対して次のように説明する。
最初は何を怖がってたんか知らんけど、スパイカーのご機嫌伺う様な「おりこうさん」やったのに、春高来て、並みのスパイカーやったら圧死してしまう様なセッティングし始めよった。
そんで烏野(キミら)はそれに応えた
確かに、烏野のメンバーはどのような影山のセッティングにもちゃんと向き合った。
喰らいついたし、実際、彼の「脅迫(しんらい)」に応えた。
烏野(キミら)があの飛雄くんに「あ 好きにやって大丈夫なんや」って気付かせてもうたんや…
そして、読者の気持ちを翔陽が代弁してくれる。
それは怖い…!
うん、怖い!
とっても怖い!
同じコートに立ちたくない!!
でも、彼ら(烏野のメンバー)は、迷いなく立ち続け、影山の上げるボールを捉え続けた。
その時間に教わったものが、今の彼の成長の糧になっている。
おれは知っている。
教えてもらったから知っている!!!
今までも、今日も、スパイカー達は、最高のトスをまっている
スパイカーへの絶対的信頼がコート上の王様を君臨させているのだ。
まとめ
今回も最高に熱かった『ハイキュー!!』。
ポイントは次の3つ。
(1)影山は、圧倒的な技術に加え、周りの状況や、相手からの自分の見え方を考える「余裕」を獲得した。
(2) 「サイドのスパイカーを多めに使うことで、センターのブロックを開けさせていく」というような未来のコートの変化すらも戦略に含めるようになった。
(3) 影山は、絶対的信頼をスパイカーに置いていいのだということを、烏野のチームに教えてもらったため、真の意味で「コート上の王様」として君臨できるよになった。
次回の『ハイキュー!!』ネタバレありの感想もお楽しみに!
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