前回297話では、囚われの身から解放された最悪の敵「オール・フォー・ワン」は、凶悪な敵を大量にタルタロスから解放し、悪の魔王としての再スタートを切った。
脱獄囚の中には過去、デク達と縁のあるキャラクターも複数見受けられた。
彼らが今後、一体どのようにストーリーに関わってくるのか。
目を離せない!
敵が勢力を拡大する一方、デク達の現状はどうなっているのか?
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』298話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。
目次
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- 奮い立て若きヒーロー!雄英生徒達の作戦開始!
- イレイザーヘッドに個性消失弾が!
- デク、新個性発動!7代目の「浮遊」で死柄木を迎えうつ!
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『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』298話の感想・あらすじ(ネタバレ)
分身していたリ・デストロが放つ不穏な発言
時は少し遡り、蛇腔病院へヒーローが突入した同時刻に始まった、リ・デストロと公安との戦闘が回想で描かれる。
リ・デストロは、デトラネット社の社長業務と、解放戦線の統率を行うため、トゥワイスの能力を借りて2人になっていた。
公安の取った強硬策によって、コピー側のリ・デストロは溶けて消えてしまうが、消滅する寸前に、意味ありげな言葉を残していた。
種は 既に蒔かれているのだ−−−−…
しかしこうやって考えてみると、トゥワイスの個性は本当に便利で恐ろしい。
ホークスがあの場でトドメを刺していなければ、被害はもっと拡大していただろう。
「最悪」へのカウントダウンが始まった
場面は変わり、前話で描かれたオール・フォー・ワンの脱獄のその後の様子が判明する。
彼の手で解放された凶悪な敵達は、刑務所を襲撃するなど、大きな暴動を起こして暴れまわっているようだ。
暴れたい人間に暴れさせ僕への追求を撹乱してもらう 君たちには悪いが僕が休む間守ってほしい
そう話すのは、死柄木の中にいるオール・フォー・ワン。
スピナーは、オール・フォー・ワンから指示を受けることが納得できずに反論する。
誰だよ…俺がついて行くのはおまえじゃない
しかし、そんなスピナーに対しても「僕は弔の想いを尊重している」と聞く耳を持たないオール・フォー・ワン。
これから身体を休ませ完成させる 完成した時…僕らの想いは成就する
「完成」にどの程度の時間が必要なのかは分からないが、その時に起こる戦いは、今回の規模よりも大きな物になることは言うまでもないだろう。
目を覚ます爆豪と轟!
死柄木との戦いから2日後。
セントラル病院という、最先端最高峰の病院のベッドで目覚める爆豪。
目覚めるやいなや、デクや轟、先輩や先生を心配し、見舞いに来ていた峯田ら同級生へ質問する爆豪。
心なしか、かっちゃんが大人の顔つきになったような気がする…。
同じ病院に、死柄木と戦っていた重症のヒーロー達も運ばれており、グラントリノや相澤は重症だが一命を取り留める。
轟も既に目を覚ましており、側には切島、芦戸などが見舞いに来ている。
病院の外には多くのマスコミ陣が詰めかけており、エンデヴァーの衝撃事実を確認するために、容体を問い詰める記者達。
エンデヴァーの容体はどうなっているかご存知でしょうか!? 今の日本の惨状をエンデヴァーは把握しているかどうか−−−
荼毘との関係について皆知りたがっています!!
そんな様子を見て下を向いている轟に対して、「気にすんな」「大丈夫」と声をかける生徒達。
当人のエンデヴァーは重症で手術室へ運ばれているよう。
そんな中、轟は兄である燈矢のことを考えていた。
あいつは 俺だ あの日までの俺が この身を焼いたんだ
親父じゃやれねェ… 燈矢兄は俺がやらなきゃ
轟も燈矢と同じように、エンデヴァーを殺したいほどに憎んでいた。
だからこそ、兄の気持ちが分かるのではないだろうか。
そこへ現れたのは轟の兄と姉。
心配で見舞いに来たようだが、その後ろから「ス…」と病室へ入ってきた人影が!
誰かは明らかにならなかったが、驚いている轟の顔を見るに、母の冷ではないだろうか。
デクが目を覚まさない…オールマイトの心境はいかに
一方、目を覚ました爆豪は峯田らの制止を振り切り、デクのいる病室へ行こうとしていた。
実は、大体の人間が目を覚ましたが、デクだけが、目覚める気配すらなかったのだ。
あんにゃろ 死んだら殺す
その言葉には、爆豪なりの心配の気持ちが表れていた。
両手足を、ギプスで固定され、全身に包帯を巻きつけられたデクの側には、オールマイトの姿あった。
決死の代償は大きく、目を覚まさないデク。
一体、デクはどうなってしまうのだろうか。
【考察】デクの個性について
298話で、未だ昏睡状態であることが明らかになったデク。
彼の個性について、少し考えてみたい。
個人的な予測では、デクは無個性ではなく、何らかの個性を持っているのではないか?と考えている。
そう考える理由は以下の2点だ。
- 子供の頃に受けた診断結果の正確性
- デクの代になって、ワン・フォー・オール継承者の個性を使用可能になった
子供の頃に受けた診断結果の正確性
もともと、デクは小さな頃に無個性だと医師に診断されていた。
ヒーローに憧れた彼の未来を否定するかのような無慈悲な診断結果だったわけだが、この診断を下した医師の顔、どこかで見覚えがないだろうか?
そう、オール・フォー・ワンの右腕でもあり、今回の全面対決で逮捕されたドクター、「志賀丸太」にそっくりなのだ。
実際にアニメ編でも、同じ声となっている。
そう考えると、この時下した診断結果が正しいかと言われると少し疑念が残る。
とはいえ、この頃はまだ、ワン・フォー・オールの継承者でもなんでもなかったデクに嘘の診断結果を伝えるメリットなど、何一つないのだけれど。
デクの代になって、ワン・フォー・オール継承者の個性を使用可能になった
ヒロアカの世界では、「個性は遺伝する」ということが、明らかになっている。
第一話で、デクの父の個性は火を吐く個性、母親の個性は近くにあるものを「引きつける」個性であることが判明している。
デクにもし、母親の引きつける個性が影響していて、「個性を引きつける」という個性を保有していると仮定すれば、デクの代で、歴代の継承者達の個性が使えるようになったことも納得ができる。
初代ワン・フォー・オール継承者であるオール・フォー・ワンの弟も、無個性だと思われていたが、実際には「個性を分け与える」という個性を保有していた。
単体では何の役にも立たないが、ワン・フォー・オールと掛け合わせることによって効果を発揮する点では、同じような個性をデクが持っている可能性は十分にある。
継承者の2代目から7代目までは、個性保有者だったようなので、デクは今後少なくとも6つの個性とワン・フォー・オールというチート能力を手にすることとなる。
悪の魔王オール・フォー・ワンと戦うにはそれらの個性をフルに活用する必要があるワケだが、未熟なデクがどのように個性を使いこなしていくのか、期待しながら長い目で応援したいと思う。
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