ヒロアカ ネタバレ299話感想【ジーニストの死体の真相!ホークスの過去も明らかに】

前回298話では、オール・フォー・ワンの展望が少しだけ明かされた。

まずは自身と死柄木の身体を万全に整え、準備が終わり次第行動を起こすようだ。

一方で、死柄木と死闘を繰り広げたヒーローたちは病院で療養していた。

雄英の生徒たちも目を覚ましたが、唯一、デクだけが目を覚ましていなかった。

デクは回復することができるのだろうか?

そして、ホークスやエンデヴァーなど他のヒーローの現況は?

『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』299話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

人殺しの父親と精神崩壊した母親との過酷な幼少時代

299話は、No.2ヒーロー「ホークス」にフォーカスが当てられる。

話の始まりは、彼の過去から。

ヒーローがいるのはテレビの向こう側 アニメと変わらない架空の存在だと思ってた

そんなふうに考えていた子供の頃のホークス。

彼は劣悪な環境で幼少時代を過ごしており、父親に叱られ続ける毎日。

人と関わるな!!家を出るな 何もするな!!

実の息子にかける言葉とは思えないような剣幕で怒鳴り散らす。

彼の父親は昔、端金欲しさに人を殺し、その逃走中に母親に匿ってもらい、そのままホークスが産まれたのだとか。

ホークスさえ産まれなければ自分はまだ自由だったと叫ぶ父親の横で、「逃げないでね」と呟き続ける精神崩壊した母親。

ゾッとせずにはいられないような最悪の両親のもとで、彼は育っていた、いや、耐えていた。

実在したヒーローへの憧れと衝撃が彼の人生を変えていく

しかし、ある時父親が車を奪って逃走しそのままエンデヴァーに捕まってしまう。

それを聞いたホークスは「ヒーローは架空の存在ではなく実在する」ということを実感し、驚いたような表情を見せる。

衝撃も束の間、母親は匿っていた罪がバレることを恐れ、ホークスを連れて逃げ出した。

ホークスが警察に行こうと話をするも、「お金持ってきて 何の為に産まれてきたの」と言い出す始末…。

その後、ホークスの才能が警察の公安に見初められたのか、ホークスが公安で汚れ役を引き受ける代償として、母親の生活の全面的支援が約束されたのだった…。

こうして読んでみると、ホークスがどれほど壮絶な幼少期を過ごしてきたのかがよく分かった。

そして、なぜホークスがエンデヴァーに肩入れしていたのかも。

衝撃の事実判明!「ジーニスト死体問題」その真相が明らかになる

ホークス!!

そう呼ばれ、目を開けた彼の横にはベストジーニストが居た。

どうやら二人はジーニストの車でどこかへ向かっているようだ。

ホークスは呼吸器のようなものをまだ口につけており、万全の状態とは程遠い。

2人の会話の中で、ジーニストから衝撃の発言が。

セントラルの医療技術がなければ おまえはまだ死の淵を彷徨っていたし 脳無から着想を得た仮死状態にする手術など!私は受けなかった!

ここで、ホークスが荼毘に渡したジーニストの死体が、本物であったことが判明!

ファンの間でも様々な考察が飛び交っていたけれど、まさかご本人だったとは驚きだ!

会話の途中、急に「捕まってろ」と言いながら車をドリフトさせるジーニスト。

彼曰く、「ほつれ(トラブル)が見えた」と。

商店街で暴れている敵に対し、一瞬で処置を終え捕縛したジーニストに対し、お礼を言う市民たちだったが、その顔はどこか浮かない。

警察や他のヒーローがその場に駆けつけなかった理由は、警察はマンパワー不足、ヒーローは批判の的にされて事務所を畳んだからだと言う商店街のオヤジ。

その場に居合わせた野次馬たちも、心から喜んでいる人もいれば、ヒーローに対して疑念の目を向ける人もいた。

自らの原点、エンデヴァーを救え!

再度車を走らせ、ホークスが向かったのは母親がいるはずの自宅。

しかし、そこには母親の姿はなく、代わりに一枚の手紙だけが置かれていた。

そこに書かれていたのは、ホークスへの謝罪の言葉。

  • 荼毘の手が母親の元にまで伸び、ホークスと父親のことを話してしまったこと
  • 自分は迷惑をかけたくないから家を出ること
  • ホークスのことを、心から誇りに思っているということ

内容を見るに、時間が経ち彼の母親は正気を取り戻していたのかもしれない。

ホークスは、「鷹見」(彼の父親)との関係を抹消すること=実の母親との関係をも消し去ることだと分かっていて、その上で母親を「見限った」。

その見返りが今になってきただけだと話す。

公安が機能を停止した今、ホークスは自由の身になった。

そんな彼がまずやること、それは自分の原点であるエンデヴァーを救うことだった。

少年の頃、母親が「あんたもこの人みたいに強くなんな」と買ってくれた唯一のプレゼントがエンデヴァーのぬいぐるみ。

無意識のうちに、ホークスの中でのエンデヴァーは特別な存在になっていたのだろう。

荼毘の語った轟家の話が本当だとしても…きっと今は違う まず俺の原点から…エンデヴァーさんが困ってる

そう話す彼の顔は、断固たる決意に満ちていた。

【考察】苦境に立たされるNo.1ヒーロー「エンデヴァー」について

今回の死柄木との戦いで、身体的にも、そして何より精神的に深手を負った現No. 1ヒーロー、エンデヴァー。

彼について、今日は考察してみたいと思う。

本名、轟炎司。

No. 1ヒーローであると同時に、デクと同じ雄英高校に通うクラスメイト轟焦凍の父親でもある。

その名の通り、炎の個性「ヘルフレイム」をその身に宿し、敵を焼き尽くしてきた彼だが、オールマイト引退までは長年No.2に甘んじてきた。

オールマイトの引退とともに、繰り上げの形でNo.1になったが、自分でもどのように振る舞うのがNo.1ヒーローとしての務めなのか、まだ迷っているような描写もある。

ちなみに、「エンデヴァー」というヒーロー名は「努力」を表しており、大きな差がある中でNo.1を目指しもがき続けてきた彼にぴったりのヒーロー名と言えるだろう。

その努力が、歪んでしまった結果、家族との溝を作り「荼毘」という敵を生んでしまったワケなのだが…。

ただ、個人的にではあるがエンデヴァーが根っからの悪人かというとそうではないように思う。

人一倍不器用で、言葉足らずで、自己表現が苦手なだけで、家族への愛は持っているのではないかと思っている(いや、そう信じたい)。

その根拠となるシーンが、ハイエンドの脳無との戦いでのこのシーン。

俺の体は熱が篭り続ける だからおまえを だからおまえたちを だからおまえを

苦戦を強いられる中で、家族たちの顔を思い出し、最後の力を振り絞るシーンなのだが、このセリフに家族への想いが込められているのではないかと思っている。

炎熱系最強の個性を保有しているエンデヴァーだが、その個性の特性上、「熱が篭り続ける」というデメリットも持ち合わせている。

妻である冷を選んだのは、ただ最強の子供を作りたかっただけではないと思う。

エンデヴァーを「氷の個性」で助けてくれた、などのエピソードがあったのではないだろうか?

燈矢、冬美、夏雄の兄弟たちを意図的に自分から遠ざけた理由は、コンプレックスを抱き続ける自分を見せたくない、もしくはキツく当たってしまうことが分かっていたからではないだろうか?

そして、最高傑作「焦凍」に対しても、厳しいトレーニングを強いていた背景には、彼をNo.1ヒーローにしたいという父親としての期待があったのではないだろうか?

今エンデヴァーは過去にないほどの苦境に立たされているが、乗り越えていくには家族の支えが必要になるはずだ。

周囲の反感が大きい中で、ぜひ家族の絆を取り戻してもう一度戦えるようになってほしいと心から願っている。

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