ヒロアカ ネタバレ304話感想【デクの余命は近い!?ついに明かされた力の正体!】

前回303話では、明るみになってしまった継承の個性「ワン・フォー・オール」。

これまで、一部の人間しか知らなかった情報が、メディアを通じて社会へ拡散されている…これはマズイ、マズすぎる。

一方、まだ目を覚まさないデクは、どうやら精神世界で歴代継承者たちと対話をしている様子。

隠されしワン・フォー・オールの秘密が、ついに明かされるのか?

ハラハラドキドキの『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』304話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

圧巻の光景、歴代継承者揃い踏み!

眠っているデクの手に自分の手を重ねながら、彼の中にあるワン・フォー・オールを感じているオールマイト。

その頃、デクの精神世界では歴代継承者たちが揃い踏み。

「初代」「4代目」「5代目」「7代目」「8代目」そして何代目かは不明だが、ベストジーニストのようなハイネックのコスチュームを身にまとった男。

6名ははっきりと顔が見えており、椅子に座っている。

ただ8代目(オールマイト)だけは炎のような揺らめいたシルエットになっている。

残り2人の継承者はなぜか、壁と向き合うような形で立って顔は見えない。

(やっぱりこうやって見ても、壁に向いている内の1人が大人になった爆豪にしか見えないのだが…)

起きる前に話をしなきゃあなんねぇさ

そう、デクに語りかけてくる5代目、万縄。

これも運命(さだめ)だ

という4代目。

驚くデクに対して、初代はデクへ現状を伝える。

  • 以前は隙間を縫うようにしか干渉できなかったが、今は違うこと
  • 4ヶ月ほど前、ワン・フォー・オールが急速に成長を始めたこと
  • 成長に伴い継承者の意識が覚醒し「継承者同士」で会話ができるようになったこと
  • 死柄木との戦闘でオール・フォー・ワンの力に触れ、デクの前に現れやすくなったこと

そう落ち着いて話す初代とは対照的に、ハイテンションでデクへ話しかける万縄。

まープライベートは保証するから心っ配ないさぁ!

口がないながらも、モガモガと口を覆うモヤを動かし母音だけで話すデク。

あぁいおあ…あんえうあ(話とはなんですか?)

ワン・フォー・オールは継承者の寿命を奪う!?

私が話そう

そう言って前へ出たのは4代目継承者「四ノ森避影」。

四ノ森さんは俗世に嫌気が差して仙人みてーな生活してた変人さ

と万縄がよく知ったような口ぶりで割り込んでくる。

4代目と5代目ということは、継承し、継承されるほどの関係性だったのか、仲の良さが会話からにじみ出ている。

そして、四ノ森は「君は私の享年と死因は知っているか」と続ける。

デクはオールマイトから見せてもらったノートのことを思い返し、享年は書いてあったが、死因はわからなかったことを思い出す。

老衰だそうだ 推定調なのは…私も万縄も正確な死因など知る由もなく八木くんが調べて教えてくれたからだ 結論から言うとワン・フォー・オールは最早 普通の人間には扱えない

…いやいや、これは、とんでもなく重要な情報だ…。

彼の言う「普通の人間」の定義が鍵になりそうな予感がする。

さらに四ノ森は、上記の結論に思い至った背景を語る。

自分はオールマイトに継いで継承期間が長いこと(18年)。

継承した時点でオール・フォー・ワンとの戦力差を感じ、戦うのではなく力を培うことに専念したこと。

そして晩年で身体にヒビが入ったこと…。

オールマイトが四ノ森の死後調べた情報から出した真相は、複数個性を内包した力に「身体」が耐えられなかったから。

デクはワン・フォー・オール最後の継承者

デクはここで違和感を抱く。

それは、「オールマイトはそれよりも強い力を長い期間保持し続けている…」こと。

そして、一つの結論にたどり着く。

四ノ森になくオールマイトにあったもの、それは「無個性」という一般的に見れば劣等遺伝子とされる特徴ではないか。

人から人へと引き継がれた力は何の因果か−−−持たざる者が最も真価を引き出せる形となっていたんだ

ワン・フォー・オールを受け継ぐ「器」には、個性が入っていない状態がベストであり、仮に個性持ちがこの個性を受け継ぐと、キャパシティを超えて器側が壊れてしまうということだ。

つまり、もう普通の人間(個性保有者)にワン・フォー・オールは渡せない。

絶滅危惧種の「無個性」で且つ力を継承するに値する、力を必要とする人間が、必要なタイミングで現れない限りは…ということは、高確率でデクが最後のワン・フォー・オール継承者となる。

デクの代でここまで続いてきた宿敵オール・フォー・ワンとの因縁を断ち切らなければならないのだ。

そこが本題だ 出久くん

そう口を開いたのは、7代目継承者でもあり、オールマイトの師であり、そして死柄木の祖母でもある「志村菜奈」。

君 死柄木弔を殺せるか?

そうデクに向けて質問するシーンで今週は終了!

唐突に突きつけられた新事実の連発と、志村菜奈から問われた「覚悟」。

デクは一体どんな答えを導き出すのか見ものだ!

【考察】ワン・フォー・オールは「個性特異点」とどう関係する?

この考察をするためにまずは、「個性特異点」についてご説明しておこう。

個性特異点とは…。

超常が当たり前となり、人口のほとんどが「個性」を有するこの時代に置いて、世代を超える度に個性が強化・複雑化することで生まれる概念。

提唱者のドクターのセリフを抜粋すると

世代を経るごとに混ざり、より複雑に、より曖昧に、より強く膨張していく”個性” 容量(メモリ)の膨らむ速度に身体(ハードウェア)の進化が間に合わずいずれコントロールを失う ワシはその概念を”個性特異点”と呼んだ

ということだ。

まあ簡単に言えば、先祖から代々受け継いできた個性遺伝がいつの日か人間のキャパシティから溢れ、暴走するぞ〜ってこと。

この兆候は第四世代(エンデヴァーたちの世代)から既に現れ始めていたようだ。

さて、ここで注目したいのが304話でも深く掘り下げられたデクの個性「ワン・フォー・オール」だ。

この個性はこれまで、デクを含めて9名の人間を渡ってきた。

上述した個性特異点がこの個性にも言えるのであれば、とんでもないエネルギーを内包していることとなり、だからこそワン・フォー・オール4代目継承者は若くして老衰で亡くなったのだろう。

ここで一つ疑問が生じる。

ドクターの仮説が正しければ、より強く膨張していく”個性” 容量(メモリ)の膨らむ速度に身体(ハードウェア)の進化が間に合わずいずれコントロールを失う。

そう、キャパシティを超えて訪れるのは「死」ではなく「コントロール不可」のはず。

つまり、仮に304話の継承者たちの仮説が正しく、デクが「無個性」によってワン・フォー・オールの早死にを無個性によって乗り越えたとしても、個性特異点は依然としてデクにつきまとう問題となるだろう。

いつか、デクがこの個性をコントロールできなくなる日はそう遠くないのかもしれない。

その時にデクは一体どうするのか。

未だ謎の多い「個性」という概念を解き明かしてくれる時を楽しみに待ちたい。

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