ヒロアカ ネタバレ306話感想【最終章開幕!物語はクライマックスへ動き始める!】

前回305話では、死柄木を救けると決意し、改めてワン・フォー・オール歴代継承者達から認められたデク。

昔も今も、彼の根本は一切ぶれていない。

彼は無個性でありながら誰よりも人を救うことにこだわり、誰よりもヒーローであろうとする姿は多くの読者の心を打ったのではないだろうか。

とはいえ、依然として状況は苦しいまま。

崩壊目前のヒーロー社会を、デク達はどうやって生き抜いていくのか。

デクだけではなく、エンデヴァーやホークスなどの動向にも注目したい。

『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』306話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

ホークス、ベストジーニストに全てを明かす!

306話はオールマイトがデクの寝顔を見ながら考えるシーンで始まる。

言葉ではない 感情が流れ込んでくる 歴代との対話 ワン・フォー・オールの真実 お師匠の葛藤

ワン・フォー・オールの中に意識を宿しているオールマイトには朧気にしか分からないようだが、デクの決意もしっかりと届いているようだ。

そんな感慨に浸っている時、病室の扉がノックされる。

初めまして オールマイトさん

そこに立っていたのは、轟家との面会を済ませたホークスとベストジーニスト。

俺は速過ぎる男なんて呼ばれてまして諸々すっ飛ばして伺いたい事が

そう言うホークスに対して、オールマイトもそれを快諾する。

しかし、ホークスの口から出た言葉は…

「ワン・フォー・オール」と緑谷くんについてです

ホークスは、ワン・フォー・オールの存在がメディアに漏れ広がっている事や、エンデヴァーからデクが死柄木から狙われていた事を聞いたと伝える。

話を聞きながらオールマイトは過去デクに対して言った言葉を思い出す。

この秘密は社会の混乱を防ぐ為でもあり 君の為でもあるんだ いいね?

そう、オールマイトはこうなる事を懸念していた。

だからこそ、自分がワン・フォー・オールを宿していた時でさえ、限られた人間にのみ真実を明かし、協力を仰いでいたのだ。

しかし、オールマイトはこのタイミングで考えを改める。

最早 その段階ではない…

ホークスとベストジーニストの目を見て、「諦めない者たち…か」と意味ありげな感想を抱く。

そして、場所を移す事を条件に全てを話すことを決意するのだった。

エンデヴァーの記者会見が始まった!

戦いから3日が経った今も、社会の混乱は収まらない。

不安が不安を呼び、パニックが続いていたが、ただ責め立てたい訳ではなかったはずだ。

清廉潔白であってくれ 間違いなど犯していないと言ってくれ 安心させてくれ。

エンデヴァーの記者会見を見守る誰もが、縋るように、そう思っていたのかもしれない。

しかし−−−−

真実です お詫びの申し上げようもございません

No. 1ヒーローは、そう言い切った。

そして自身と家族の悍ましい過去を滔々と語ったのである。

世間はショックを受けていた。

「終わりじゃん」
「酷い話ね」
「味方…だったのに」
「嘘でもいいから…嘘って言えよ…」

そして、エンデヴァーの会見に同席していたホークスもまた、自身の父の事と逃げる敵(トゥワイス)を刺し殺した事を認め、謝罪する。

しかし、トゥワイスが個性を発動していれば、被害は今の比ではなかったと伝え、ああするより他に方法がなかったと語る。

ただ、彼に罪を償わせる事ができなかったのは自身の不徳の致すところだと思うと話した。

「償い」とは?今ヒーロー達にできること

そんな中、1人の記者が声をあげる。

ギガントマキアの縦断によって私の母は重傷を負いました 「全てが事実でしたすみませんでした」じゃ取り返しのつかない事態なんですよ!

そう、その通りだ。

世間は謝罪が欲しい訳ではないのだから。

この一週間弱でどれだけの人が住む家を失ったかご存知ですか!? なぜそんな澄ました顔でいられるんですか!? やったのは敵!!しかし!己の過ちがそうさせたのだとわかっている顔には見えませんが!!

僕たち読者は、エンデヴァーの気持ちの変化や過去の経緯を知っているが、この世界の住人はそうではない。

この記者の意見は、一般人としての当たり前の反応なのだろうと思う。

記者の剣幕に対し、エンデヴァーは応じる。

…憔悴した顔で泣いていれば 取り返しがつきますか?

この返答には当然記者はブチギレ!

はあ!? つくわきゃねーだろ 社会の不安を取り除け!!敵を全部片付けろ!!それが…それが

とここまで言いかけたところで、ハッという顔になる記者。

エンデヴァーは落ち着いた、決意に満ちた目で強く答える。

仰る通りです それが今 エンデヴァーにできる償いです

エンデヴァーは誰よりも自責の念に駆られているはずだが、彼に今できるのは、戦う事より他ないのだ。

ベストジーニストが口を開き、ヒーローの数が減ってしまった今、守るべき範囲を限定する必要があると前置きをした上で衝撃の発言をする。

政府との相談の上 本日より雄英をはじめとした 広大な敷地と十分なセキュリティを持つヒーロー科の学校を 指定避難所として開いて頂く運びとなりました

これには、「先の見えない避難生活なんて納得できるか!」と反発の声も巻き起こる。

そんな声にもエンデヴァーは動じない。

先を見る為です…避難も不安も……私だけに向けて欲しい これから命を張る者たちにではなく−−−!

決意と覚悟をその声に込め、額に炎を宿しエンデヴァーは続ける。

みんなで俺を 見ていてくれ

デクが雄英高校ヒーロー科を中退してしまう…

「ヒーローが篩にかけられた 人々から求められる者をヒーローだと言うならば あの日ヒーローは消えた」

今、この社会では誰もヒーローに期待なんてしていない、誰もヒーローの助けを待っていないのだから…それでも、まだ立ち上がる人はいるのだ。

一方、目を覚ましたデクは1年A組のクラスメイトたち一人一人に手紙を書き残していた。

寮でその手紙を全員が見つけ、衝撃を受ける。

そこには、自分の個性がオールマイトから授かった物である事、そして自分をオール・フォー・ワンや死柄木が狙っている事が書いてあった。

その事実を飲み込みきれず、動揺するクラスメイト達。

麗日は下を向いて、「ばかやろう」そう呟いていた。

月日は流れ、4月−−−。

デクはヒーローアカデミアを去った。

街を見下ろせる場所で敵が暴れているのを見つめるデク。

でっけー敵

その言葉は第一話で、まだ無個性だった彼がはじめて口にしたセリフと同じ物。

しかしその表情は暗く、大きな力を手に入れた今の方が苦しそうに見えた。

ついに、この物語の終章が幕を開ける。

デクは、最高のヒーローになれるのか!?

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