前回106話では、直毘人・真希・七海vs第4の特級呪霊が開戦した。
今回は本格的に戦闘が始まる!
『呪術廻戦』107話「渋谷事変㉕」のネタバレありの感想お楽しみあれ!
第4の特級呪霊、その名も陀艮
特級呪霊は天井付近で浮いている。
どんな技を仕掛けてくるのか。
人差し指に蜂の巣のような形状の物体を作り出す特級呪霊はそれを床めがけて解き放つ。
地面に触れた瞬間それは体がすっぽり埋まるほどの大量の水となって真希たちに迫った。
地下だったら詰んでたぞ
自身の武器を柱に突き刺しその上に乗ることでなんとか溺れ死ぬことを防いだ真希は思う。
直毘人に「呪霊」と呼ばれた特級呪霊は怒りを顕にしてこう言い放つ。
私は陀艮(だごん)
花御 漏瑚 真人にも
我々には名前があるのだ!!
ちゃんと名前で呼んでくれ、なかなかかまってちゃんな呪霊のようだ。
七海が武器をゴンと斬りつけ、陀艮を地面へと叩き落とす。
間髪入れずに真希が続くも、片手でいとも簡単に止められてしまう。
それを見て、すかさず援護に入った直毘人が術式内に陀艮を閉じ込めなんとか殺られずに済んだ真希。
攻防は続く。
七海が仕掛けるも周囲に纏った水の防壁らしきものに阻まれダメージを与えられない。
七海、真希、2人の1級呪術師のコンビネーションをもってしても倒せない、さすがは特級呪霊だ。
直毘人、術式発動の時間を与えないスピード攻撃を繰り出す
陀艮を攻めあぐねている3人は最もシンプルだが強力な策を打つ。
それは、
技を出す前に速度で潰す!!!
相手がどんな技を使ってこようが関係ない。
どんなに強力な技でも発動するひまを与えなければいい。
それを実行できるだけの実力が直毘人にはある。
彼の攻撃だけが陀艮の防壁を突破しクリーンヒットするかと思われた瞬間、目くらましのように四方八方に水しぶきを飛ばした陀艮はまたもや天井付近へ飛ぶ。
しかしそこにはすでに、それを完璧に予想していた直毘人が先回りしていたのだ。
滞空できるんだもんなぁ
俺でも上に逃げる
床が割れてしまうほどの威力で陀艮を蹴り落とす直毘人。
術式を発動させる気はないらしい。
ドドドドドと一気に畳み掛ける。
陀艮はこのまま殴り殺されてあっけなく終わってしまうのか。
陀艮、領域展開発動!どうする直毘人!?
まだ諦めていなかった陀艮。
必中の領域展開を発動する。
次の瞬間、渋谷駅構内にいたはずの直毘人は真夏を感じる砂浜に立っていた。
さあ、直毘人よ、絶体絶命のこのピンチ、いかにして乗り越える?
次回の呪術廻戦もますます目が離せない!
この記事を読んだあなたにおすすめ!
105話 | 106話 | 107話 | 108話 | 109話 |
書き手にコメントを届ける