前回127話では、絶望に暮れる虎杖の悲痛な叫びからスタートした。
師匠であるナナミンを目の前で真人に殺され、自分を助けてくれた釘崎も目の前でやられてしまった。
そんな虎杖に静かに叱咤激励をかけるのは、ブラザーのピンチに駆け付けた東堂。
東堂と一緒に来た新田によって回復の術式を受けた虎杖は、完全復活とは言えないものの、ついに戦う意思を取り戻した!
対するは「黒閃」を習得し、さらに魂の高みを目指そうとする真人。
東堂の入れ替えを見切りはじめ、「黒閃」を決めようとする真人だったが、目の前に現れたのは入れ替えで現れた虎杖だった!!
師匠・七海から託されたものの重さを込めた、渾身の「黒閃」が真人にクリーンヒット!!
復活を果たした虎杖・東堂コンビと、真人との決戦も遂に佳境に。
ここからこの戦闘はどういった展開を見せていくのか?
『呪術廻戦』128話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。
目次
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- 最強の式神・八握剣異戒神将 魔虚羅顕現!
- 七海と真人、3度目の邂逅
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『呪術廻戦』128話の感想・あらすじ(ネタバレ)
決戦の地、渋谷へと向かう三輪とメカ丸!!
本話は新幹線に乗って決戦の地に向かう三輪のシーンから始まる。
その手の中にあるのは同じ京都校のメンバー、メカ丸だった。
もう決着がつく頃ダ 今から渋谷に向かっても意味はなイ
戻るんダ 三輪
メカ丸は渋谷に向かおうとする三輪の心配をしているようだ。
メカ丸は渋谷にいる真人にやられて命を落としたのだから無理はない。
きっと同じ京都校のメンバーとして三輪が心配なのだろう。
ならばどうして東堂と新田は渋谷に向かわせたのか、と問う三輪にメカ丸は、
東堂は渋谷でも9割9分死なんと判断しタ
新田もナ アイツの術式は役に立ツ
と答える。
確かに東堂の実力ならほぼ確実に生き残るはずだし、新田の回復の術式も虎杖には必要だ。
しかし、その返答に三輪は納得できない。
私は!! 私は…役立たず?
三輪にとってすれば自分と同学年の新田が戦っており、メカ丸に関しては命を奪われている。
そんな状況に自分だけ戦えないのが悔しくもどかしいのだ。
そんな三輪にメカ丸は、そういう問題ではなく、もはや自分たちに手が負える問題ではないと告げる。
恐らく、メカ丸は命を落とした後、ミニメカ丸によって京都校のメンバーに事情を説明して、虎杖のもとにも救援を送り込んだのだろう。
メカ丸の告白、生きて伝えられなかった想い
真人たちのスパイとして京都校にいたメカ丸はすべての事情を知っていた。
しかし、その真の目的は京都校の皆を守ることにあった。
全てを1人で抱え込んで、命を失ってしまったメカ丸に三輪は、
なんで相談してくれなかったの?
私達は仲間じゃないの? 私が弱いから?
どうして仲間である自分たちに相談してくれなかったのかと、悲痛な叫びを向ける。
それに対してメカ丸は、
違ウ 弱いのは俺ダ
弱いからやり方を間違えタ
きっとメカ丸は大切な仲間を巻き込みたくなかったのだ。
そしてメカ丸はこう続ける。
大好きな人がいたんダ
どんな世界になろうと俺がそばで守ればいいと思っていタ
その人が守られたいのハ おれじゃなかったかもしれないのに
メカ丸は最期の瞬間にも三輪にかけられた優しい言葉を思い出していた。
人とは違う自分を認めてくれた三輪のことが好きだったのだ。
無情にも迫るタイムリミット、そして別れの時
遠回りながら三輪に思いを告げたメカ丸、しかし無情にもタイムリミットは迫っていた。
まだ別れたくない、さよならなんて言わないでと泣く三輪に、メカ丸、いや与幸吉は静かに語り掛ける。
三輪 幸せになってくれ
どんな形であれオマエが幸せなら 俺の願いは叶ったも同然だ
そう語る与幸吉の声はいつものメカの語尾ではなかった、そして、電車の窓には本当の与幸吉の姿が、三輪と一緒に映っていた。
与幸吉はいつか京都校の仲間たちと生身の身体で会いたいと言っていた。
それはきっと自分が思いを寄せる三輪と対等な立場で向かい合いたいという意味もあったのだろう。
最期の瞬間に、ようやく与幸吉は願いをかなえることができたのかもしれない。
泣き声を上げる三輪の手の中には、もはや喋ることのないメカ丸の形見が残っているだけだった。
そんな三輪の泣き声を静かに聞くのは、実は同じ新幹線に乗っていた京都校の面々。
かわいい後輩の命を奪い、そして泣かせた奴は絶対に許さない。
そんな思いをにじませながら、京都校メンバーも渋谷に加勢に急ぐ!
覚醒する東堂!遂に最後の決戦へ!?
場面は切り替わって東堂&虎杖VS真人のシーンへ。
位置入れ替えと絶妙なコンビネーションを活かしながら2人で真人を追い詰めていくが、真人も必死で食らいつきながら、なお冷静に分析を続ける。
真人によると、東堂の魂は万全で、虎杖の魂は残り1割。
しかし、今の真人の力なら東堂ですらワンタッチで葬り去れるという。
ただし、真人自身の魂も釘崎の一撃によって大きく削られている。
両者ともにギリギリの戦いを続けながらも東堂は自分に語り掛ける。
今おいていかれているのは俺 オマエはそれでいいのか?東堂葵!!
再び虎杖を独りにする気か!?東堂葵!!
黒閃を習得した2人に対して自分の遅れを感じる東堂。
しかしそこはさすがの東堂、自分に発破をかけ勢いで遂に黒閃を発動!
これにより、この場の3人全員が「黒閃」を習得、120%の潜在能力を引き出した!
真人も負けじと入れ替え無効の全方位攻撃を繰り出し、2人を追い詰める!
俺とオマエ!!最後の呪い合いだ!!
遂に長らく続いた決戦が終結に向かって盛り上がっていくところで今回は閉幕。
今話は新幹線に乗る三輪とメカ丸のシーンからスタート。
遂に三輪に思いを告げたメカ丸と、間髪なく訪れる残酷な別れの時。
だがきっと、想い人の隣にいられたメカ丸の最期の瞬間は幸せだったに違いない。
三輪も含めた京都校の面々も渋谷に加勢へと向かう!
どんどん加速していく真人との決戦も遂に終盤へ!
一体これから渋谷事変の戦いはどんな結末を迎えるのか?
アニメも絶賛放送中の『呪術廻戦』。
次回129話からも目が離せない!
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