前回656話では、ついに蒙武と満羽が激突!
しかし満羽の一撃は、中華一を自負する蒙武を落馬させるほど強烈だった。
身体へのダメージはなさそうに見えるが、プライドの高い彼の精神的ダメージは如何ばかりだろうか。
さらに地上と馬上ではかなり形勢不利である。
このピンチを蒙武はどのように乗り越えるのだろう?
一方、録嗚未を攻め飽きた千斗雲が向かった先は、魏軍の本陣。
本陣には屈強な武将がおらず、総大将・呉鳳明はどのようにして強将・千斗雲と相対するのだろう。
同様に敵軍の本陣に直接向かっているのが、秦の騰軍だ。
騰本人の圧倒的な武力と元王騎軍の団結力が、什虎の賢者・寿胡王へと襲い掛かる。
序盤と思われていた戦いは、呉鳳明の策により風雲急を告げることとなり、一気に決着がつきかねない状況となってきた。
『キングダム』657話のネタバレありの感想をお送りする。
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『キングダム』657話の感想・あらすじ(ネタバレ)
蒙武、再び馬上へ
強烈な一撃で地面に叩き落された蒙武。
しかし満羽は次の一撃を繰り出そうとはしない。
満羽「どうした蒙武。俺は汗明より弱いぞ」
このおかしな挑発に対し、蒙武の怒りはチャージされていく。
そこへ蒙武の愛馬・岳大が蒙武に歩み寄ってきた。
岳大「フーーー」
蒙武に早く乗れと促している。
名馬だ(驚)
什虎兵A「満羽様、早く蒙武にとどめを!」
しかし全く満羽は動かず、じっと蒙武を見つめている
什虎兵B「先ほどから満羽様の様子がおかしい」
満羽は蒙武が馬上に戻るのを待っているのだ。
蒙武は岳大の背に乗ると、満羽に対し言い放つ。
蒙武「汗明などどうでもいい。さっさと来い。そのニヤケ顔ごと潰してやる」
どうやらいつもの蒙武に戻ったようだ。
満羽「やってほしいものだな、蒙武。期待しているぞ」
最高峰の一騎打ちは仕切りなおしを終え、これからが本番だ。
三方から包囲される千斗雲
その頃千斗雲は、魏軍本陣の呉鳳明めがけて一直線に突き進んでいた。
その突進は凄まじく、最終防衛ラインまで到達していた。
とその時、突き進む千斗雲に横から騎兵部隊が襲い掛かる。
呉鳳明が要請していた龍范軍から援軍が到着した。
しかも将軍・龍范本人と共に、彼の黄金騎兵団・光華狼(こうかろう)がやってきた。
カラーでないのでわからないが、恐らく黄金色の甲冑をまとった精鋭部隊なのだろう。
突進が止められたところへ、今度は後方から録嗚未軍が追いついてきた。
つまり前方には魏本陣の呉鳳明、右翼から龍范の光華狼、後ろからは録嗚未軍と三方から囲まれ普通なら絶体絶命の状況となった。
ところが、ここで戦バカの変態ぶりが頂点に達する。
千斗雲「いいじゃん、・・・ヒヒ」
口元に笑みが浮かんでいる。
満羽の言う「解放」の意味とは?
再び凄まじい激闘が再開された蒙武vs満羽!
蒙武の大錘と満羽の大矛が激しく撃ち合わされるが、有効打は蒙武にヒットし確実にダメージを負っていく。
しかし蒙武は劣勢の中、血を吹きながらも一撃を返し、満羽のこめかみから血しぶきが吹き出る!
什虎兵「やはり汗明大将軍を討っただけのことはある」
圧倒的に有利な状況の中で反撃をくらった満羽は、蒙武を含めた秦国の猛者たちが追い込まれてから力を発揮することを理解していた。
そして、その理由を明かす。
満羽「背負うものが力を与えるからだ」
かつては満羽自身も大きなものを背負って戦っていたと話し、さらに続ける。
満羽「今は解放された。楽なものだぞ、蒙武」
この言葉に蒙武兵は、彼の国が滅んで解放されたことを意味しているのかと問うが、満羽の部下はすぐにこう返答する。
什虎兵「バカを言え、逆だ。俺達は・・・、満羽様は背負っているものから逆に」
ここで仲間の什虎兵から、これ以上話すことを止められた。
一体この什虎兵たちの言葉は、何を意味しているのか?
満羽の言う「解放」の意味とは?
これは私の推測だが、満羽やその部下たちはかつて存亡の危機に直面していた祖国に裏切られたのではないだろうか?
多くの部下を失いながら、多くの血を流しながら必死で国のために戦い続けた満羽たち。
祖国の消滅を食い止めるというあまりに大きなものを背負わされたにも関わらず、あっさりと裏切られていたとしたら・・・
その精神状態はまさに虚しさの果てである「虚無」となり、「解放」と表現した今この時は、背負うもの無く戦いを楽しんでいる状況ということなのだろうか?
ここで満羽は心の叫びを声にする。
満羽「蒙武!お前の本当の力を見せてみろ」
再び強烈な一撃が蒙武を襲う!
満羽「お前の背負っているものの力も合わせて、挑んで来い!」
さらに重い一撃が蒙武に炸裂!
蒙武兵A「蒙武さまァ!」
蒙武兵B「さっきから何の話を・・・蒙武様が背負っているものとは」
いよいよ蒙武のダメージが深刻な状態になってきた。
頭を垂れ、戦意喪失に見える蒙武に対して、満羽はとどめを刺しにかかる!
満羽「今の俺の楽しみはお前を、背負うものごと」
この瞬間、蒙武の脳裏に親友であり唯一無二の同士である昌平君の顔が思い浮かぶ。
満羽「打ち砕くことだ!」
蒙武の眼に狂気にも似た怒りと気迫が舞い戻る!
それは蒙武渾身の一撃となって、満羽に放たれた。
蒙武の背負うものの1つは昌平君との友情だろう。
またもや彼に救われたのである。
什虎城を襲う井闌車部隊
その頃、寿胡王は本陣から満羽の様子を注視していた。
寿胡王「満羽・・・」
ここにきて初めて、寿胡王の憂いのようなものが描かれた。
さらに部下から騰軍の勢いが止められず、最終防衛線に突入されたとの一報が入る。
賢者・寿胡王にとっても、魏軍がつぶれ役となり秦軍に主攻を託すという呉鳳明の策は、意外だった。
寿胡王「いつから秦魏はそこまで仲良くなった?」
さらに部下たちは本陣に迫る騰軍が脅威であると感じ、一旦什虎城まで退却することを提案しはじめた。
寿胡王「・・・・・・」
なにか考えるところがありそうな表情だ。
その頃、什虎城では戦争中とは思えないほど平穏な時が流れていた。
見張り兵A「戦いどうなってるかなー」
見張り兵B「まー大勝してそろそろ帰ってくるだろー」
見張り兵A「久々の戦いだったのに留守番とはなー」
さすが什虎兵、見張り兵まで戦好き。
とこが遠方に砂煙を立て、轟音を響かせながら接近して来る巨大なモノが見える!
見張り兵A「おい!あれを見ろ!」
見張り兵B「魏軍だ!井闌車だァ!」
呉鳳明の真骨頂、巨大井闌車が10台以上の部隊となって津波のように押し寄せてきた!
戦いはいきなりクライマックスとなるのか!?
蒙武vs満羽の一騎打ちがヒートアップする中、什虎城を巨大井闌車が包囲する展開となった『キングダム』657話。
蒙武が真の力を見せ始めるのはここから。
汗明との一騎打ちでみせた覚醒を期待したい!
一方、兵器開発の天才でもある呉鳳明は、やはり井闌車による城攻めも用意していた。
什虎城を獲ってしまうと、月知平原の戦いも秦魏同盟軍の勝利は決定的となる。
しかし什虎の賢人・寿胡王が無策で出陣しているとは思えない。
さらに両本陣とも敵軍が迫る緊迫した戦況となっている。
中盤戦を飛び越して、一気に終盤戦に突入してきた次回を見逃してはいけない!
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では次回658話もお楽しみに!
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