キングダム ネタバレ670話感想【恋のキューピット羌礼、飛信隊に加入!】

前回669話では、羌瘣のおかげで識の最期の言葉を、自らの記憶に蘇らせた羌礼。

確かに聴いていた、切なく大切な言葉。

そして伝えられなかった感謝の思い。

羌礼はただただ感情を爆発させ、羌瘣の胸の中で識の名を叫び続けた。

闇の淵から帰ってきた羌礼は、今後どうするのだろうか?

飛信隊に入るのか?去るのか?それとも。

今話はその去就に注目が集まっている!

『キングダム』670話のネタバレありの感想をお送りする。

飛信隊員に平謝り、羌礼の謝罪

決闘から一夜明け、羌礼は全飛信隊員への平謝り行脚を始めていた。

羌礼「ごめんなさい」

ペコリと頭を下げ、しおらしく1人1人にお詫びする彼女。

前日まで恐ろしい形相で、敵意をむき出しにしていた面影は、微塵も残っていない。

ただ隊員たちは、一様に険しい表情。

昨日の今日なので、すぐに笑顔で受け入れられるはずもない。

それは隊長・信も同じ。

詫びた羌礼に対し、頭に一発ゲンコツを見舞う。

次に軍律違反を犯したら、隊から追放することを告げる信。

さらに上官の命令を聞くことも。

こうしておかないと、隊長として他の部下に示しがつかない。

さらに信らしい一言が添えられる。

信「つらい別れをしてんのは、お前だけじゃねェ。いいか今日から俺達は背を支え合う仲間だ

戦場で背を任せ合うには、何より信頼が大事。

羌礼「はい」

気に入らない信、羌瘣の元へ

ようやく騒動も終わり、日常を取り戻した飛信隊。

だったが、信だけはひとり不機嫌だ。

今回の出来事に、腑に落ちない事が残っている。

それをただしに羌瘣の天幕を訪れる。

信「羌瘣、入るぞ」

威勢よく入るも、そこには大きくはだけた羌瘣の背中に、両手を当てる羌礼の姿があった。

信「あ、悪い」

羌礼「は?別にいいだろ、このぐらい。なー瘣姉(かいねえ)」

羌瘣「・・・まー別に」

信「・・・・・・」

2人はすっかり姉妹のような関係に戻っている(笑)

何をしているのか尋ねる信。

羌礼の説明によると、

  • 切断されてしまった気道をつないでいる
  • 5回ぐらいやれば、一通り前みたいに動けるらしい
  • しかし大技が使えるかをわからない

どうやら羌瘣はある程度戦える状態までは戻りそうだ。

以前数度、負傷をした信や王賁を驚異的に回復させた。

その力を蚩尤である羌礼も、当然体得しているのだ。

羌礼は最後に付け加えた。

羌礼「禁術を使ってしまった代償だ」

羌瘣「それで、何の用だ?」

そっけなく訊く羌瘣に、疑問をぶつける信。

信「・・・なんの用かじゃねェだろ、正にその禁術だ!羌瘣」

信もずっと疑問に思っていたことを、羌瘣にただす。

禁術によって、彼女の寿命が減ったということが本当なのかを。

羌瘣「・・・・・・そうだ」

信「そうだって・・・お前何バカなことやってんだよ。自分の命削ってまで・・・何で・・・」

戦闘ひとすじで生きてきた信に、愛だの恋だの、そんなの分かるはずもない。

それとも全くそういう対象として、見ていないのか?

羌礼「何で?何でって、当然それは」

そっけなかった羌瘣の表情が一変する。

羌礼「隊長のことが、」

羌瘣「礼、待っ・・・」

羌礼「好きだからに決まっておろーが」

急に胸元を隠し、恥じらいながら信の方を見る羌瘣。

一瞬だけ、三人の空気が止まった。

羌瘣「ちッ違う」

羌礼「!」

信「!」

羌礼「えっ違うのか?」

意外そうな羌礼。

羌瘣はとっさに出てしまった言葉にためらい、頬を少し赤らめながら

羌瘣「・・・・・・いや、違わない」

信「えっ」

今度は信が頬を赤らめる。

屈託のない笑顔でまだ幼い少女が得意げに、

羌礼「ほらな」

半ば冷やかしながら、結婚を急かす羌礼に対し、

羌瘣「礼、少し黙ってて」

羌礼「・・・・・・はい」

羌瘣「信」

羌瘣らしい、相手を思いやる告白

羌瘣は禁術を使ったあの時のことを、信に語りはじめる。

信を生き返らせた時、象姉(しょうねえ)が現れ彼女に告げた。

禁術は自分の命を使って、人を助ける術。

それにより悪いこと1つと、いいことが2つある。

悪いことは寿命が縮むこと。

羌瘣はいいことの1つは忘れたが、もう1つははっきり覚えているという。

蚩尤は呼吸法を極めているため、元々極端に寿命が長いが、中でも羌瘣はさらに長い。

だから禁術で短くなったとしても、一般の人と同じぐらいの寿命はあるというのだ。

微かに優しく微笑みながら、信に伝える。

羌瘣「だから寿命が縮んだことは、そんなに気にすることじゃない」

命を賭けて信を助けたことについては、まだ好きという感情がわからないと話す。

さらに、今以上のことを望みたくないとも伝えた。

その理由は

  • 羌瘣も信も常に死と隣り合わせの環境で生きている
  • 二人が生き抜いてこられたのは、戦いのことだけに集中していたから
  • 他のことに気を使いだしたら弱くなり、致命的なことになりかねない

その上で、今伝えた自分の気持ちを聞かなかったことにしてほしいと話す。

信「羌瘣・・・」

羌瘣「大丈夫」

彼女はさらに優しい穏やかな表情で、誠実な言葉を伝える。

羌瘣「私は自分のことはよく分からないけど、信のことはよくわかっているから、大丈夫・・・・・・」

信「・・・・・・」

恐らく見たことのない羌瘣の表情に、羌礼は驚きながら頬を赤らめている(笑)

ここで部下が信を呼びに来た。

羌瘣「先に行け、信。私もすぐに行く」

信「・・・・・・、あぁ」

羌礼出現の意味、それは二人のキューピット?

信が天幕を出ていくや否や、羌瘣は大の字になって後ろに倒れこむ。

羌瘣「プハーーー」

下敷きになった羌礼は

羌礼「ぐえっ、瘣姉?」

羌瘣「今みたいなことを、ずっと話したいと思ってた・・・・・・」

いまいち理解できない、幼い羌礼は

羌礼「今みたいなのをか?随分と中途半端な気がしたぞ」

羌瘣「いいんだ、あのぐらいで・・・・・・。やっと言えた。礼のおかげだ、ありがとう」

羌瘣は彼女らしい控えめな、それでいて信のことを最大限気遣う告白ができた。

そのことに満足し、きっかけをくれた羌礼に感謝した。

そして羌礼も闇の淵から救い出してくれたことに、改めて感謝の言葉を伝える。

二人の関係は以前にも増して、強固になったようだ。

それにしても、羌礼は二人を結びつけるために現れたのかもしれない。

嬴政の大号令!“六大将軍”制度の復活!!

羌礼の加入により飛信隊は調子を取り戻し、対趙軍との戦線を押し上げることに成功する。

一方、首都・咸陽では、秦王・嬴政が秦軍全体に関わる大号令を発したのである。

嬴政「それでは年明け早々、“六大将軍”を復活する!!」

年明けとは紀元前234年(始皇13年)のこと。

折しもこの年は、史実上で桓騎が大活躍する“平陽の戦い”が勃発する年である。

 

羌瘣らしい告白が描かれた『キングダム』670話。

かつて河了貂が人質に取られた時、信はかなり取り乱す場面があった。

恋愛関係になった時、もし羌瘣が人質になったら、信は死ぬことが分かっていても助けにくるだろう。

そのような心配を羌瘣は“致命的なこと”と称し、信を気遣った。

また寿命の話も本当だろうか?

恐らく信は、いつまでも羌瘣の寿命を奪ってしまったことを気に掛け続けるだろう。

そんな呪縛から信を解き放つために、あえて嘘をついたようにも見えた。

“いいこと”は2つとも思い出していないのかもしれない。

そしてハッキリ言えそうなことは、二人が公式に付き合い出せるのは、羌瘣が戦場を去る時だろう。

史実上では羌瘣の記録は、紀元前228年(始皇19年)に途絶える。

どうやらあと6年後の話になりそうだ。

そして今話はもう一つ大きな出来事が。

六大将軍の復活!

かつてと同じ“六将制度”が復活するのか、内容は次号を楽しみに待とう。

そして気になる六将の顔ぶれ。

今までの武功・実績を考えてみる。

王翦・騰・蒙武・楊端和と、ここまでは当確だろう。

もしかしたら、騰は若者の成長を促すために六将を譲るかもしれない。

あと二人。

桓騎・王賁、そして李信の3人が同列上と言えるのでは。

恐らく李信が最年少である。

次号、注目!!!

 

信を目の前にして、素直な気持ちを伝える羌瘣の優しい表情や、彼女の言葉に圧倒され続ける信と羌礼の姿など、文字にできないシーンが盛りだくさん!

今週のヤングジャンプは買わないと後悔するぞ!

では次回671話もお楽しみに。

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