キングダム ネタバレ674話感想【羌瘣、恋の病発症!新たな舞台は死地・影丘(えいきゅう)】

前回673話では、秦国六大将軍復活の報が列国に知らされた。

その反応は一様に驚きと混乱を示していたが、特に刃を交えている趙都・邯鄲のそれは大きかった。

青歌に身を潜めている李牧でさえ、現時点では戦線を指揮する扈輒大将軍の奮闘を期待するのみ。

一方、対趙戦線に王翦・楊端和・桓騎の3将が戻ってからというもの、秦軍も雰囲気が一気に変わった。

六将に “戦争の自由”が与えられたからだ。

そんな中、羌瘣は嫌な予感がするという。

帰還した大将軍たちの暴走を意味するものだろうか?

戦いは対趙戦線から動き出す!

『キングダム』674話のネタバレありの感想をお送りする。

羌瘣、恋の病発症!

普段羌礼と羌瘣は蚩尤族どうし、同じ天幕で寝泊まりしている。

その朝、うなされて羌礼が嫌な目覚めを迎えた。

ふと横をみると、前夜信と会話した羌瘣が一睡もできないまま、死んだ魚のような眼をしていた。

羌礼「瘣姉、何か嫌な夢を見た。それと最近変な胸騒ぎがする

羌礼も羌瘣と同じく、この戦線での異変を感じていた。

羌瘣「私も同じだ。だから昨夜今まで通り強くないといけないと言ったら、二人はずっと強いと言われた」

まさかあの信の一言が、こんなに刺さっていたとは!

昨夜の信との会話を当然知らない羌礼は、羌瘣が寝ぼけていると思い、すっかり呆れ顔。

しかし更に羌瘣の暴走は続く。

羌瘣「あれは、余計なことを考えたら弱くなると私は言ったけど、そうじゃなくて余計なことを考えても二人はずっと強いってことをいったのかな、礼?」

さっぱり分けのわからない羌礼は

羌礼「知らん!寝呆けてないで私の話を聞け、瘣姉」

しかし羌瘣は聞かずに暴走。

羌瘣「私は・・・強いのかな、礼」

毛布を口元まで上げ、頬を赤らめる羌瘣に対し

羌礼「最強じゃ!それより話を聞け、瘣姉。夢で識がよくないことがあるって言った。あれは・・・、・・・・・・?」

明らかに羌瘣の様子がおかしいことに、ようやく気付く。

羌礼「どうした、瘣姉。何か嫌なことでもあったのか?」

羌瘣「んー、いや。むしろ嬉しいような、不安なような」

布団に潜り込んでしまった羌瘣。

羌礼「完全に寝ぼけておるな」

初めての恋愛感情に暴走が止まらない羌瘣。

そもそも恋愛感情の存在を知らない羌礼。

二人の会話は全くかみ合うはずないのだ。

蚩尤族の罪は重い(笑)

 

天幕を出て、軍議に向かう二人。

と、朝の風になびいた前髪が気になった羌瘣。

すると愛刀・緑穂(りょくすい)で、その前髪をバッサリ切り落としてしまう。

羌礼「かいねぇー!!!」

あまりの奇怪な行動に、普段冷静な羌礼もビックリ!

 

飛信隊本陣では、軍師の河了貂が早朝から幹部を集めていた。

王翦軍と桓騎軍から伝令が来ていたからだ。

ほぼ全員が集まった中へ蚩尤族コンビが現れるが、一同髪を切った羌瘣に驚く。

というのも、圧倒的にかわいいからだ。

普段ニヒルで文句言いの我呂までが、「かわいい」とつぶやく。

そして信は顔面真っ赤!

大丈夫か?飛信隊。(っていうか隊長と副長)

飛信隊・玉鳳・楽華、3隊の現状

秦趙戦線の現状であるが、趙都・邯鄲の喉元に最後の砦と言われる『武城』と『平陽』の2城がある。

配置からして左の武城を王翦・楊端和軍が、右の平陽を桓騎軍が攻めるようだ。

もちろん趙軍は扈輒(こちょう)大将軍の指揮により、大群を率い全力でこの2城を守ろうとしている。

王翦軍と桓騎軍の間にいた飛信隊は、両軍から北上せよとの指令に、とりあえず前進している状況だった。

そこへ楽華の蒙恬と愛閃がやってきた。

いつもどおり、蒙恬は軍全体の情報を信に伝えるためにやって来た。

蒙恬ってホントいい奴。

さてその情報によると、

  • 六将は自由に戦いを展開しだした
  • 特に桓騎は周囲の部隊を巻き込みながら、無茶な侵攻をしている
  • 飛信隊・楽華・玉鳳はすでに強軍で、六将から見ても頼りにされているようだ
  • 玉鳳は飛信隊が進んでいるルートをそのまま前進した位置にいる
  • 楽華は王翦軍の指揮下に入った

そして驚きの情報が蒙恬の口から飛び出る。

蒙恬「聞いたか、王賁の大事件」

父となった王賁、うろたえる信

信「大事件?何だ!?」

蒙恬「先日子供がうまれたって」

信「ぶーーー」

飲んでいた水を天に向かって盛大にぶちまけた。

信「なっ、なっ、なっ、何ィ~~!」

子供どころか、王賁が結婚していることすら知らなかった信は、ひとりでエキサイトしだした。

信「はっ、どうせあんな男のところに来る女はぜってー変な女に決まってる。あいつに似て笑いもしねーで、頭かってー嫌味な奴だ」

蒙恬「いや、彩華(王賁のお嫁さん)は柔軟で明るくてやさしくて、おまけにすっごいかわいい娘だよ」

信「何――――っ!」

信は王賁のことになると、やたら器が小さくなる(笑)

蒙恬はいつのまにか、そういう年になってしまっていることに、少ししんみり。

信と王賁の無事を口にしつつ蒙恬は去っていったが、信はまだまだ収まらない。

信「くっ、くそっ、王賁の奴、カゲでコソコソと、いきなり結婚、子供って・・・俺はぜってーおめでとーなんか言ってやんねーからな!」

この男小さすぎ・・・羌瘣も考え直したほうがいいかも・・・

非情!桓騎の戦い方

その頃、最前線では桓騎がこれまでにない程、苛烈な攻めの戦いを見せ始めていた。

桓騎軍は中央に本陣があり、左右に軍を展開しながら前進。

ただ左翼の軍の行く先に攻めに適さない地形である“険地”がある。

その地名は『影丘(えいきゅう)』といった。

河了貂の見立てでは、この影丘は険地の中でも最悪の地形で、絶対に攻め入ってはいけない場所。

恐らくとんでもない数の兵がやられている、と推測した。

実際この予測通り、影丘に向かった桓騎軍左翼は趙軍の迎撃にあい、ほぼ壊滅状態となっていたのだ。

そして、前進していた飛信隊の前方に、玉鳳の野営地の跡が現れる。

さらなる報告が隊長・信の下へもたらされる。

偵察兵「隊長、この先に玉鳳の兵は1人もいません!どうやら玉鳳は桓騎軍の戦場に呼ばれて行った模様です

信「えっ・・・」

つまり玉鳳・王賁は、絶対に攻め入ってはならない最悪の戦場・影丘へ向かったのだ。

羌瘣の嫌な予感とは、このことを暗示していたのか?それとも・・・もっと・・・。

歴史上に残る10万の首を斬り落とした、“首切り桓騎”の悲劇は始まったばかりだ!

 

羌瘣の恋の病からはじまるも一転、風雲急を告げる展開となった『キングダム』674話。

暴走の正体はやはり桓騎だった。

死地へ味方の部隊を躊躇なく送り込む彼の目は、その様子を楽しんでいるかのようだったという。

かつて黒羊丘の戦いで那貴(なき)が明かした桓騎の情報。

桓騎の根っこは怒り。

岩をも溶かすほどのその怒りは、全てに対して向けられている。

黒羊丘でもその非情なまでの策は、結果として自軍の損害を予測の半数以下に抑えた。

犠牲となる者の事情など彼の眼中には無い。

そして不幸にもその災難が、王賁に降りかかろうとしている。

次回からは死地・影丘を舞台に戦いは熾烈さを増していく。

今回はここまで!

 

羌瘣の乙女っぷりににやけてしまい、信の子供っぷりには笑ってしまう。

いろんな感情が楽しめる、今週のヤングジャンプを買って読もう!

では次回675話もお楽しみに!

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