『キングダム』最新刊62巻ネタバレ感想!無料で読む方法【最強戦士・羌礼の加入!桓騎軍8万vs扈輒軍24万の死闘開戦】

キングダム62巻サムネイル

前巻61巻では、魏の天才・呉鳳明の知略もあり、秦魏同盟軍が楚・什虎軍に完全勝利。

これにより3年間の秦魏同盟が正式に成立した。

その間に秦軍は趙の完全制圧を目論み、首都・邯鄲を目指す。

一方、対趙戦線に布陣していた飛信隊のもとに、かつて羌瘣と一緒に暮らしていた妹分・羌礼(きょうれい)が突然やって来た。

しかし彼女の目的は羌瘣の命だったのだ。

今の羌礼は現蚩尤であり最強の刺客。しかし羌瘣にとっては可愛い妹分。闇の淵にいる彼女をなんとかして救いたい。

そして壮絶な戦いの中、彼女から語られる非情な“祭”の結末とは?

『キングダム』62巻のネタバレありの感想をお送りする。

『キングダム62巻』の収録話は?

キングダム62巻は、第669話「識」〜第679話「攻略の糸口」まで、計11話収録。

最強の戦士・羌礼が飛信隊加入!

時は蚩尤を決する“祭”まで遡る。

羌礼「何で・・・何で・・・」

寸前で剣を止めた羌識(きょうしき)に泣きながら問いかけた。

実力では羌識の方が勝っていたが、彼女は剣を止めたのだ。

全力で戦うことを“祭”の前に約束したのに。

姉妹のように育った者の心臓を貫いた、あの手の感触。

最期に悶絶する羌識の苦悶する表情。

羌礼「識の命を“糧”とし、私は本物の蚩尤となった」

これがあの“祭”で起こった悲劇の一部始終だった。

闇の淵に立つ羌礼に、羌識との最期の場面を思い出させようとする羌瘣。

すると、あまりの悲劇に忘れかけていた羌識の言葉を思い出す。

あの時、羌識は羌礼に詫びていた。

“祭”に出ながら、羌礼を手に掛ける覚悟ができなかったことを。

そして大切な言葉を羌礼に伝えていたのだ。

羌識「外で・・・私の分も・・・精一杯強く生きて」

満面の笑みが羌礼の脳裏に浮かび上がる。

 

ついに羌識の言葉を思い出した羌礼。

最期に自らの言葉を伝えられなかったことに、号泣するしかなかった。

羌礼「私も大好きだよって、頑張って生きるよって」

 

翌朝、これまでの無礼を飛信隊中に詫びて回った羌礼。

これでやっと飛信隊の一員となった。

羌礼の一件は無事解決したが、信にはどうしても納得いかないことがあった。

羌瘣が自らの寿命と引き換えに、信の命を救ったことだ。

羌瘣の天幕まで行き、そのことを問い詰める信。

しかし側にいた羌礼に、あっさり大事なことを言われてしまう。

羌礼「瘣姉が隊長(信)のことを好きだからに決まっておろーが」

反射的に否定する羌瘣だったが、すぐに素直になって認める。

ただ羌瘣は「好き」という感情がまだどういうモノか分からず、信との仲も進展させたくはないと話した。

理由は戦場で生きるふたりにとって、戦い以外のコトに気を取られることは命取りになりかねないからだった。

大将軍を目指す信のためを思っての言葉だろう。

そして羌瘣は、自分の今の気持ちは聞かなかったことにして欲しい、と信に頼んだ。

その上でまっすぐ信を見つめてこう伝えた。

羌瘣「大丈夫、私は自分のことはよく分からないけど、信のことはよく分かっているから。大丈夫」

信が去った後、羌瘣は羌礼に感謝の気持ちを伝えた。

ずっと伝えたかった気持ちを、やっと伝えることができたからだ。

キングダム ネタバレ670話感想【恋のキューピット羌礼、飛信隊に加入!】

六将制復活!最後の1人は誰?

年が明けた紀元前234年、秦王・嬴政は六大将軍復活を大々的に発表する。

六大将軍制とは白起・王騎らが活躍し、秦国の領土を飛躍的に拡大した制度だが、その一番の特徴は“戦争の自由”。

六将が現場で開戦に踏み切れるので、より機動的で大胆な戦争ができる。

対趙の最前線で六将復活を知った信は、誰が選ばれるのか気が気ではない様子だ。

 

数日後、首都・咸陽では嬴政によって、六大将軍任命の儀が執り行われた。

筆頭とも言える第一将は蒙武だ!

かつて白起が担っていた栄誉ある地位。

第二将は

これで名実ともに主・王騎に肩を並べた。

第三将・王翦

第四将・楊端和

そして第五将は桓騎だ。

ついに元野盗の桓騎が六将まで上り詰めた。

そして最後の六人目は・・・・。

嬴政「六人目は“空席”とする」

嬴政はその理由として、先に任命した5人に肩を並べるほど戦に強い武将がまだ育っていないことを挙げた。

ただしバランス的にも6人揃うことが最適で、近い将来その6人目がきっと現れる、と告げる。

さらに嬴政は高らかに宣言した。

嬴政「六将制度を持って、六国を滅ぼす」

ついに、秦国が他の六国へ向け、中華統一を目指すことを正式に宣言したのである!

沸き立つ王宮内にあって左丞相・昌文君は苦言を呈した。

昌文君「敵国の民であろうと、一般人の虐殺・暴虐は一切禁ずる!」

明らかに桓騎の方を見て言っている。

昌文君「まして反乱などは決してあってはならぬ」

今度は王翦を見ている。

 

選ばれた5人が一枚岩でないことは、嬴政もよく理解している。

その上で彼らに言葉を送った。

嬴政「だが俺は、そなた達が揺らぐことなく戦ってくれると信じている」

そして祖霊達の加護の力を込めた、“玄鳥”の黄金の翼の首飾りを預けた。

ついに六将が戦場へと解き放たれた。

キングダム ネタバレ672話感想【注目の六人目は空席!六将制復活の真意とは?】

再び緊迫する対趙戦線!桓騎軍vs扈輒軍

秦国の六大将軍復活の報は、瞬く間に中華全土へと広まった。

各国とも一様に慌てはしたが、概ね予想はついていた。

守りの強化と列国同士の連携を模索し始める。

ただし最初の標的となった趙国だけは、慌てようが違っていた。

無能な宰相・郭開は焦るばかり。

北方の都市・青歌に身を潜める李牧も、今は信じることしかできない。

現在、趙軍総司令である扈輒大将軍の力を。

 

趙都・邯鄲を攻略するには、その喉元にある平陽(へいよう)・武城(ぶじょう)という2つの大きな城を落とさなければならない。

秦軍は楊端和軍・王翦軍・桓騎軍の六将3人を投入し、侵攻を開始していた。

中でも桓騎将軍はこれまでにない程、苛烈な戦いをし始めていた。

桓騎軍の侵攻の先には、攻めてはならない最悪の場所・影丘(えいきゅう)が含まれていた。

 

その影丘に攻め入るよう桓騎から命を受けたのが、王賁率いる玉鳳軍。

すでに影丘前線に到着していた玉鳳に使者として来ていたのが、桓騎軍参謀・摩論だった。

影丘を戦場とする桓騎軍左翼は、その険しい地形が原因で大苦戦を強いられており、関常ら玉鳳幹部は参戦に否定的。

関常「影丘を狙うのは無謀を通り越して、バカのやることだ」

王賁もせめて桓騎本軍から兵を出すよう摩論に主張するも、あっさり却下。

逆にこの命令が桓騎ではなく王翦からだったら文句を言わず従ったろうに、と丸め込まれる始末だった。

そのまま影丘攻めを開始せざるを得なくなった玉鳳軍。

犠牲の増大を憂う関常をよそ目に、王賁は号令をかける!

王賁「勝つだけだ。始めるぞ!」

キングダム ネタバレ675話感想【玉鳳、死地にて開戦!圧倒的不利に下す桓騎の命令とは?】

 

実のところ、使者として玉鳳を説得した摩論本人でさえ、玉鳳が影丘を抜けるとは思っていなかった。

それどころか楊端和・王翦軍と比べ侵攻が早かったため、趙軍総大将・扈輒に目を付けられることとなる。

分厚い防衛線の後ろに控える、扈輒本軍は15万の大戦力だ。

大軍が自軍めがけて押し寄せてくることを知っても、なお前進を止めない桓騎。

この様子を密かに注視していたのが、味方である王翦軍だった。

知将・田里弥、天才・王翦をもってしても、桓騎の狙いと今後の動向が予測できない。

ただこのまま、まともに扈輒軍とぶつかり合えば、桓騎軍はひとたまりもないことは明らかだ。

王翦はしばらく静観することを決めるのだった。

 

一方趙都・邯鄲でもこの戦況を注目している将がいた。

趙将・公孫龍と通称「守備の李白」こと将軍・李白だ。

李白は扈輒と共に戦ったことがあり、その正体をこう表現した。

「対燕の戦線で荒れ狂った烈将だ。戦場において本当に恐ろしいのは扈輒将軍だ」

 

15万の大軍が接近中とあって、さすがの桓騎軍幹部たちもこの戦いに懐疑的だった。

摩論「理解不能!正気の沙汰じゃない!戦る意味が無い!」

不満を漏らす一同に、雷土が喝を入れる。

雷土「じゃかあしい!それでもお前ら桓騎一家か」

元々は野盗だった自分たちが、桓騎についてきたことで大出世した。

しかし、六将となった今でも桓騎は昔と変わらず渇き続けている。

雷土はそんな桓騎に心からほれ込んでいる。

彼は戦いが終わったら、桓騎に酒を飲ませて聞いてみようと言い出した。

雷土「何でそんなにずっと渇いてんだって」

さらにここにいる全員が、ずっと気になっていたことを口にした。

雷土「一体桓騎は何と戦ってんだろーなってなー」

そしてついに、桓騎軍8万対扈輒軍24万の無謀すぎる戦いが開戦したのだった。

キングダム ネタバレ676話感想【24万対8万で開戦!桓騎一家・雷土の男気っぷり必見!】

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