【2021年版】ホラー漫画おすすめ厳選30作品【あなたの後ろに誰かいる】

ホラー漫画おすすめ30サムネイル

妖怪系ホラー漫画2選

妖怪系のホラー漫画を2作紹介していく。日本特有の文化ともいえる「妖怪」は、我々日本人だからこそ楽しめるコンテンツなのかもしれない。最近は妖怪がコメディっぽく演出されているため、妖怪の本来の怖さを理解できていない人が多いのではないだろうか。今回紹介していく作品はどれも妖怪の怖さを巧みに演出している…。

『百鬼夜行抄』

昔からそこにある、人と妖怪の交わり

あらすじ

今市子の和風ホラー漫画。

霊感のある高校生・律が、普段は父に化けている守護妖怪・青嵐とともに、身のまわりで起きる様々な怪異に巻き込まれていく。

読みどころポイント

『夏目友人帳』とは似て非なるもので、こちらの方がホラー色が強い。

テーマの立脚点も異なり、『夏目友人帳』が「妖怪とも友達になれる」と謳うのに対し、本作は『妖怪とはわかりあえない』と、本質的な相容れなさを示して終わるエピソードが多い。

原則一話完結で人間関係が入り組んでいる為、一度読んだだけでは理解しきれないことが多いが、二度三度と読み返すうちに「そういうことだったのか!」と腑に落ちる。

異類婚姻譚や土地神の祟り、土俗的な信仰を扱った話が多いので、民俗学に関心がある人も満足の読み応え。

リアル寄りの端正な絵柄が織り成す妖の世界は、眺めているだけでも目の保養だ。

『百鬼夜行抄』書影画像妖しさと美しさ。なぜ人は妖怪に惹かれるのか?〜古き良き時代への回帰願望〜

『屍鬼』

集落を包囲する吸血鬼の脅威

あらすじ

小野不由美原作、藤崎竜がコミカライズしたホラー。

山間の集落にとある一家が越してきた事から始まった、想像を絶する惨劇を描く。

読みどころポイント

死体の描写がグロテスクで気持ち悪い。

吸血鬼ものは数あるが、和風ホラーの骨子を借りて外堀から埋めるようにじわじわ恐怖を盛り上げていくのが見所。

必死に抵抗するものの力及ばず侵略されていく人間の無力感はもとより、吸血鬼になってしまった元人間の苦悩に根差す悲壮感も余さず描かれていて、諸行無常な余韻を残す。

都市伝説系ホラー漫画6選

都市伝説系のホラー漫画を6選紹介していく。ネット上で様々な都市伝説が流れているが、今回紹介する作品はそれらをかなりリアルに表現している。他人事とは思えないそのシナリオで、夜眠れなくなるかもしれないので閲覧には要注意。

『師匠シリーズ』

こんな師匠と出会いたい!

あらすじ

2ちゃんねるのオカルト板発、人気シリーズのコミカライズ。

大学生の「僕」と風変わりな大学院生の師匠が、都市伝説や怪談に寄生する怪異と対峙する。

読みどころポイント

とにかく「僕」を導く師匠のキャラが強烈で魅力的。

無類のオカルトマニアにして霊能力者、不思議な話が舞い込めば即フィールドワークに赴くフットワークの軽さと霊現象に独自の解釈を施す博識ぶりには頭が下がる。

取り上げられるエピソードは創作も入っているのだろうか、目新しいものが多くて飽きさせない。

「俺」と師匠の掛け合いもコミカルで楽しく、ほっと一息吐ける。

2ちゃんねるのオカルト板のノリが好きなら気に入りそうだ。

『さんかく窓の外側は夜』

普通が一番怖い?

あらすじ

ヤマシタトモコによるホラー漫画。

作者がBL漫画家なのでそっち系の描写もある。

読みどころポイント

平凡な書店員と美形霊能者の出会いから始まるオカルト絡みの事件を描いているのだが、日常とボーダレスに存在する怪異の描写が秀逸で、読んでいて背筋が寒くなる。

呪いの発生源なども妙にリアリティがあって、一見普通っぽい人間の本性を疑いたくなってしまうのだった。

スッキリとシンプルな絵柄も、体感温度の低い話によく合っていた。

『地獄少女』

いっぺん、死んでみる?

あらすじ

2005年から放送されてきたTVアニメが原作。それを元に永遠幸先生が漫画化、他にもTVドラマ、ライトノベルなど様々なメディアミックスが進んだ人気作だ。

本作の世界ではある都市伝説が流れていた。

「午前零時にだけアクセスできる『地獄通信』に恨みを書き込むと、地獄少女が現れる」というものだ。そして地獄少女が憎き相手を地獄に流してくれるのだ…。

読みどころポイント

本作はいくつものエピソードがあり、その度に地獄少女が登場するという構成がされている。そのため読んでいて飽きることはまずない。

また、原作アニメと比べ、少女漫画テイストの作画になっているため、女性も読みやすい作品に仕上がっている。

『裏世界ピクニック』

危険だけどもう一度行きたくなる場所

あらすじ

宮澤伊織先生によるライトノベル。それを水野英多が漫画化した。2021年にはTVアニメも放送された。

廃屋の扉から裏世界を発見した紙超空魚は、くねくねと遭遇してしまい間一髪のところで仁科鳥子に助けられる。

その後、大学を訪ねてきた鳥子に「裏世界で一緒に冒険したい」と言われ、裏世界にハマっていくようになる…。

読みどころポイント

本作の最大の読みどころは裏世界の独特な世界観にあるだろう。

言葉で説明することが難しい意味不明の現象の数々に空魚や鳥子が翻弄されていく。

もちろん命の危機もあるのだが、鳥子は自分の目的のために、空魚は鳥子のために、裏世界の深くにドンドンのめり込むようになっていくのだ。

百合要素も少し取り入れられているため、百合初心者の人にもオススメかもしれない。

『絶叫学級』

可愛らしい絵柄に騙されるな

あらすじ

いしかわえみ先生による漫画。累計発行部数は400万部を突破している。また、続編の『絶叫学級 転生』も連載中だ。

本作は基本的に一話完結型のストーリー展開となっていて、その度に登場人物が変更になるタイプの作品となっている。

下半身のない少女の幽霊の黄泉が、読者に怪談話を提供する、という設定だ。

読みどころポイント

本作は『りぼん』連載ということもあり、基本的には少女漫画チックな絵柄で描かれている。とはいえ、なめて読んでいると足元をすくわれるだろう。

なぜならホラー要素のあるシーンだけやたらリアルに描かれているからだ。

可愛らしい絵柄が並ぶところでホラー要素のあるシーンが登場するのでギャップに驚かされる、要注意作だ。

『地縛少年 花子くん』

花子ちゃんじゃなくて花子くん

あらすじ

あいだいろ先生による漫画。2020年にはTVアニメも放送され、シリーズ累計発行部数は600万部を突破している人気作だ。

七不思議の「トイレの花子さん」の正体でもある花子くんが主人公。

幽霊ではあるが、人と怪異の関係を取り持つ役割を果たしている重要な人物という設定だ。

そんな花子くんの元に、ヒロインの八尋寧々が訪問し…。

読みどころポイント

ホラー要素が強い設定だが、ストーリー自体はハートフルコメディとなっているのが本作の最大の特徴だろう。

個性的な登場人物が多く登場する上に、可愛らしさのある作画で楽しく読み進めることが出来る。

その一方で人情物語の側面もあり、心揺さぶられる展開も多い。

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