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【2023年版】ホラー漫画おすすめランキング30選!サスペンス系から学園系まで

ホラー漫画おすすめ30サムネイル

人間、幽霊、怪物、常識の埒外の不条理な現象……あなたはどんなものに恐怖を感じるだろうか?

世の中にはたくさんのホラー漫画があるが、キャラクターが忌避する対象は千差万別。

最終的には「疑心暗鬼に囚われた自分が一番怖い」なんてことになりかねない。

今回はマイナーメジャー問わず、面白さは保証付きのホラー漫画30選を紹介する。

【初心者向け】ホラー漫画おすすめ

まずは初心者におすすめのホラー漫画を3作紹介していく。

1位『死役所』

様々な死を扱う人情物語

2019年にはTVドラマも放送され、累計発行部数は400万部を突破している。

この世とあの世の境目に存在する「死役所」が舞台だ。主人公のシ村は総合案内の部署に所属している死役所の職員。様々な人生を送ってきた人々と出会っていく…。「人生」と「死」について考えさせられる深い作品。

本作の最大の読みどころは各死人のエピソードにある。ハッピーエンドで終わることもあればバッドエンドに終わることもある、人間の一生が各エピソードで描かれているのだ。時には感動的なシナリオもあれば、鬱になりそうなエピソードまで、様々なエピソードが描かれている。

「死」をどのように扱うべきなのか、主人公と一緒に考えてみてほしい。

2位『社畜と幽霊』

幽霊にイライラする社畜

残業続きで疲れ切っている社畜が主人公だ。

主人公は労働基準法に準拠していない完全ブラック企業で働く男で、幽霊にかまっているほど余裕がないほど追い詰められている。そのため、本当に幽霊がちょっかいを出しても、全く怖がろうとしない…。非常にシュールな物語となっている。

本作の最大の読みどころは、ホラー漫画らしい作画が織りなすシュールなギャグにあるだろう。幽霊はガチで驚かせようとしているし、作画も非常に怖いものとなっているが、それを社畜が全く気にしないのでどうしようもない。

ホラー漫画と言うよりはギャグ漫画として楽しめる作品に仕上がっている。

3位『シャドーハウス』

闇の洋館が舞台のダークファンタジー

#アニメ化
訪問者のない不思議な洋館「シャドーハウス」が舞台。

シャドーハウスには顔のない一族である「シャドー」と顔役を務める「生き人形」が存在している。主人公のエミリコは立派な生き人形になるために、シャドーのケイト様の役に立とうと作法を勉強して奮闘するのだが…。

本作の最大の読みどころは、まさにダークファンタジーで不思議な設定・世界観にある。そもそも「シャドー」とは何なのか、という根本的な疑問を始め、様々な謎が本作には散りばめられている。

それを解決しようとケイトは密かに暗躍するのだが、一方のエミリコはとにかく明るくてなんにも考えておらず、それでいて可愛いので癒しになる。

【サスペンス】ホラー漫画おすすめ

事件性があってそれを解決していくタイプのサスペンス系のホラー漫画を6作紹介していく。物語が進むほどに驚きの展開となっていることが多いので、最後までドキドキハラハラしながら楽しんでほしい。

1位『幽麗塔』

猟奇殺人鬼、「死番虫」の正体とは?

#第14回センス・オブ・ジェンダー賞大賞
『医龍』などで有名な乃木坂太郎のホラーサスペンス漫画。

第二次世界大戦直後の神戸を舞台に、男装の麗人・テツオとヘタレ青年・太一のコンビが、時計塔に眠る埋蔵金の真相に迫る。

江戸川乱歩や横溝正史の小説の世界観が好きなら買って損はない。時計塔に徘徊する謎の殺人鬼・死番虫が、迷宮の如く入り組んだ通路で凶行を重ねるシーンはスリリングで、残虐な罠の数々と相俟ってサスペンスを盛り上げてくれる。

中盤以降テツオと太一は逃避行にでるのだが、彼らの行く先々で島の因習や村の秘密に関連した猟奇殺人が起こり、巻き込まれてしまうのも大きな見所だ。

2位『サユリ』

最恐の事故物件

ある民家に越してきた平凡な一家が怪異に見舞われ次々死んでいく。それは家に取り憑く女子高生の怨霊のしわざだった……。

ストーリーラインはオーソドックスだが、そんな印象がひっくり返る後半の展開が痛快。認知症のおばあちゃん(+唯一の生き残りの孫)が突如正気に返って反撃に転じるのだが、このリベンジターンの暴れぶりが凄まじく、「生きている人間が一番怖い」という結論に辿り着く。

もちろん怨霊の祟り描写も怖く、特に壁の中から弟の断末魔が聞こえるシーンはトラウマになる。

こちらの記事もおすすめです!
『サユリ』書影画像悪霊の度肝を抜く方法!弱みにつけこめ

3位『スマホを落としただけなのに』

スマホを落として人生急落!

#映画化
志駕晃先生による推理小説シリーズ。それを嶋田ひろあき先生が漫画にした。実写映画も話題になった。

主人公は主に3人。携帯を拾った男・稲葉麻美・毒島徹だ。ある日、男が麻美のスマートフォンを拾ってしまうところから物語が始まる。その頃、神奈川県丹沢山付近で若い女性の白骨死体も発見され…。

本作の最大の読みどころは今や我々の生活に欠かせない「スマートフォン」をテーマにしたストーリーにあるだろう。本作を読むと、スマートフォンを落とすことがどれだけ危険性があるか、痛感するだろう。

ある意味、スマートフォン使用におけるITリテラシーを高める注意喚起のような役割も本作は担っているのだ。小説原作ということでストーリーのクオリティも非常に高く、作品にどんどん引き込まれていくだろう。

4位『ひぐらしのなく頃に』

おそるべし雛見沢症候群

#アニメ化
同人ゲーム発でアニメ化もされたヒット作。コミカライズは複数でている。

舞台となるのは寒村・雛見沢村。東京からの転校生・前原圭一は、ここで出会った仲間とともにクラブ活動に励んでいたが、以前村で起きたバラバラ殺人の事を知ってから日常に変化が兆し……。

ヤンデレ好きならぜひとも押さえておきたいシリーズで、実際読んだ事がなくとも「嘘だッッ!!」と般若の形相の美少女が絶叫するカットは知っているのではなかろうか。

漫画版はオリジナルエピソードの追加でさらに背景が膨らまされており、よりキャラクターに感情移入しやすくなっている。

5位『零 影巫女』

廃校に閉じ込められた大学生たち

ホラーゲームの『零』シリーズを基にした、原作:天樹征丸、作画:hakusによる漫画。

大学生の鷲津沙羅は、超常現象カメラマンの龍崎冬星に複数の写真を見せられる。それは沙羅が通っていて既に廃校となった小学校の写真で、その中の一枚に行方不明となった親友の姿が写っていた。その謎を解き明かすため、沙羅が所属する藤沢大学近代建築研究ゼミが合宿をすることになるのだが…。

本作の最大の読みどころは、そのシナリオにあるだろう。ゲーム原作ということもあってシナリオがとてもよくできているのだ。また、邪霊師の存在によって、チーム内で疑いを保つ必要が出てくる設定も読んでいて興味深い。

作画も整えられているので、ホラー漫画初心者には非常に読みやすい作品だろう。

6位『陵子の心霊事件簿』

死んだ飼い猫が幽霊を連れてくる?

霊感のある女子高生・翠川陵子が、死んだはずの飼い猫・ポウに憑依した日下部拓と組み、次々と起こる怪現象を解決していく。

女子高生とイケメン(普段は猫)のタッグが、恐ろしい悪霊に戦いを挑む話は、恐怖とドキドキが詰まっていてページをめくる手が止まらない。ホラー漫画のお約束、お風呂でリラックスしている時に……など、リアルでこんな事あったらやだな~と思わせる現象を上手く盛り込んでいた。

ポウ(猫)の俺様イケメンな言動も素敵で、陵子がときめいてしまうのがよくわかる。

【ミステリー】ホラー漫画おすすめ

謎が多すぎて逆に怖いミステリー系ホラー漫画を3作紹介していく。人間は未知なものであればあるほど恐怖の感情を抱いてしまう生き物だ。人間の本能から演出される恐怖を楽しむといいだろう。

1位『死人の声をきくがよい』

奇怪事件に巻き込まれていく少年の物語

死んだ人間の姿を見ることが出来る少年・岸田純が主人公。

ある日、岸田は行方不明になっていた幼馴染の早川の幽霊を確認する。そのまま幽霊に導かれて早川の死体を発見するところから物語が始まる。幼馴染の幽霊少女・早川と一緒に様々な事件を解決していくようになり…。

メンヘラ成分を多く含んだ作画による奇妙な事件が本作の最大の魅力となっている。主人公は岸田純となっているが、様々な事件の中核にいるのは全く異なる人物たちだ。これらの人物にエグい演出がされていくのだが、それに岸田純が巻き込まれていくといった感じ。

また、登場するヒロインたちは非常に可愛らしく、癖になってしまう読者も多い。話のテンポもとても良いので、比較的ラクに読み進めることが出来るだろう。

2位『眠れる森のカロン』

この館に入る時は一切の希望を捨てよ

頭身の低いメルヘンチックな絵柄に反し、内容はダークファンタジー寄りのホラー。

どこにあるとも知れない不思議な洋館に迷い込んだ少年は、そこで自分を「王子様」と呼ぶ謎の少女・カロンと出会い一緒に時を過ごすのだが、地下室には恐ろしい怪物が飼われており…。

本作の見所はシリアルキラーの内面とリンクし、有機的な変容を遂げていく館の構造。登場人物ほぼ全員道徳や倫理観の欠落した狂人であり、可愛い絵柄に騙されて読むと痛い目を見る。

個人的にはフリーホラーゲーム『魔女の家』など、少年少女が洋館に迷い込む系の話が好きな人にすすめたい。

3位『闇は集う』

死者が迷い込む境界の部屋

さまよえる魂が訪れる闇の中の部屋。そこには彼らの懺悔、あるいは恨み言の聞き手となる番人がおり、死者たちはそれぞれの思いを告白していく。

『スカイハイ』と同じく死者との対話と回想、そこから導き出される衝撃の真実に焦点をあてた話。ホラー色が強い一方で、ミステリーとして巧みな伏線が張られており、一話一話の完成度がとても高い。

特に印象的なのは父母の不倫に心を痛めていた幼稚園児の話で、ラストのどんでん返しが鮮やかだった。

【サイコパス】ホラー漫画おすすめ

圧倒的サイコパスによるサイコパス系ホラー漫画を2作紹介していく。ニュースやネット、TVなどでサイコパスが取り上げられることが多いが、実際に彼らがどのような事件を起こしていくのか、物語にしてみると、とんでもなく恐ろしいことが発覚したのだ。

1位『悪の教典』

本物のサイコパスによる殺人劇

#映画化
貴志祐介先生によるベストセラー小説。それを鳥山英司先生が作画を手掛け漫画にした。他にも実写映画など、様々なメディアミックスが行われている人気作だ。

不良生徒やモンスターペアレントなど、様々な問題を抱える学校の担任を務める蓮実聖司が主人公。ハンサムな容姿もあって女子生徒から絶大な人気があり、人当たりの良さから他の職員やPTAからの印象もいいのだが…。

本作は数ある漫画の中でも最もヤバいサイコパス漫画となっている。これぞ「サイコパス」といった完璧過ぎる主人公が本作の最大の魅力だ。

特に終盤以降の殺人劇は恐ろしいものがあり、容赦のない一撃、圧倒的経験値による殺人技術は読んでいて鳥肌が立つ。

2位『ガンニバル』

人喰い村で起こる惨劇

最愛の妻子とともに山間の供花村に赴任してきた駐在・阿川大悟が、村の重鎮・後藤家が仕切る、人肉食の因習に気付いてしまった事から起きる惨劇を描く。

村の暗部に関わる人肉食の習慣や、惨たらしく食い散らかされた死体の描写が怖いのはもちろんだが、一番ぎょっとするのは当初友好的だった村人たちの豹変ぶり。誰が敵か味方かわからず疑心暗鬼が渦巻く。

村八分にされていた前任の駐在の存在もいい感じにサスペンスを盛り上げてくれ、孤立無援の状況下で阿川はどうなってしまうのか、四面楚歌の村で妻子を守りきれるのか、手に汗握って続きを読んでしまった。

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『ガンニバル』書影画像こんな村いやだ!絶対住みたくない集落の条件

【ゾンビ】ホラー漫画おすすめ

ゾンビや奇妙な生命体が人間を襲うゾンビ系ホラー漫画を2作紹介していく。ゾンビ系ホラー漫画は理不尽なシチュエーションであることがほとんど。それでいて人間の極限状態における本性を垣間見ることが出来る作品だ。

1位『アイアムアヒーロー』

ダメダメ漫画家が奮闘

#大泉洋主演映画の原作
主人公の鈴木英雄は冴えない漫画家の35歳。デビュー作は早々に打ち切られ、アシスタントを重ねながらデビューを狙い続けるが思い通りにならない生活を送っている。そんな中、謎の「噛みつき事件」が発生。その後も不可解な事件が立て続きに発生し…。

本作の最大の読みどころはホラーシーンの演出にあるだろう。セリフの文字を歪ませることで、日常に潜むクレイジーな描写が際立つ。登場人物の作画もリアルに近い造形になっている分、グロテスクなシーンも臨場感たっぷりに味わうことができる。

ダメダメ漫画家がゾンビたちに立ち向かっていくのは読んでいて新鮮な気持ちにさせられるに違いない。

2位『モンキーピーク』

巨大猿によるパニックホラー

原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏による漫画。続編として『モンキーピーク the Rock』も連載中で、累計発行部数は165万部を突破している。

山中で起きる惨劇を描いたパニックホラー作品。薬害問題によって社会的に苦しい局面となった藤谷製薬の社員たちはレクリエーションとして、岩砕山でキャンプをすることに。しかし、初日に武器を持った巨大な猿が出現し…。

本作の最大の読みどころは極限状態に陥ってしまったときの人間の行動にあるだろう。物語序盤から薬害問題によって心身ともに疲れ果てている主要キャラたち。そんな彼らのリフレッシュのために開催されたレクリエーションが、命がけのイベントに早変わりしてしまったところで正常な判断ができなくなり壊れてしまうのだった。

「登場人物が社会人」というのも良い設定で、汚い大人の自己中な行動には考えさせられるものがある。

【妖怪】ホラー漫画おすすめ

妖怪系のホラー漫画を2作紹介していく。日本特有の文化ともいえる「妖怪」は、我々日本人だからこそ楽しめるコンテンツなのかもしれない。最近は妖怪がコメディっぽく演出されているため、妖怪の本来の怖さを理解できていない人が多いのではないだろうか。今回紹介していく作品はどれも妖怪の怖さを巧みに演出している…。

1位『百鬼夜行抄』

昔からそこにある、人と妖怪の交わり

#ドラマ化
霊感のある高校生・律が、普段は父に化けている守護妖怪・青嵐とともに、身のまわりで起きる様々な怪異に巻き込まれていく。

『夏目友人帳』とは似て非なるもので、こちらの方がホラー色が強い。テーマの立脚点も異なり、『夏目友人帳』が「妖怪とも友達になれる」と謳うのに対し、本作は『妖怪とはわかりあえない』と、本質的な相容れなさを示して終わるエピソードが多い。

原則一話完結で人間関係が入り組んでいる為、一度読んだだけでは理解しきれないことが多いが、二度三度と読み返すうちに「そういうことだったのか!」と腑に落ちる。異類婚姻譚や土地神の祟り、土俗的な信仰を扱った話が多いので、民俗学に関心がある人も満足の読み応え。

リアル寄りの端正な絵柄が織り成す妖の世界は、眺めているだけでも目の保養だ。

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『百鬼夜行抄』書影画像妖しさと美しさ。なぜ人は妖怪に惹かれるのか?〜古き良き時代への回帰願望〜

2位『屍鬼』

集落を包囲する吸血鬼の脅威

#アニメ化
小野不由美原作、藤崎竜がコミカライズしたホラー。山間の集落にとある一家が越してきた事から始まった、想像を絶する惨劇を描く。

死体の描写がグロテスクで気持ち悪い。吸血鬼ものは数あるが、和風ホラーの骨子を借りて外堀から埋めるようにじわじわ恐怖を盛り上げていくのが見所。

必死に抵抗するものの力及ばず侵略されていく人間の無力感はもとより、吸血鬼になってしまった元人間の苦悩に根差す悲壮感も余さず描かれていて、諸行無常な余韻を残す。

【都市伝説】ホラー漫画おすすめ

都市伝説系のホラー漫画を6選紹介していく。ネット上で様々な都市伝説が流れているが、今回紹介する作品はそれらをかなりリアルに表現している。他人事とは思えないそのシナリオで、夜眠れなくなるかもしれないので閲覧には要注意。

1位『地縛少年 花子くん』

花子ちゃんじゃなくて花子くん

#アニメ化
2020年にはTVアニメも放送され、シリーズ累計発行部数は600万部を突破している人気作。

七不思議の「トイレの花子さん」の正体でもある花子くんが主人公。幽霊ではあるが、人と怪異の関係を取り持つ役割を果たしている重要な人物という設定だ。そんな花子くんの元に、ヒロインの八尋寧々が訪問し…。

ホラー要素が強い設定だが、ストーリー自体はハートフルコメディとなっているのが本作の最大の特徴だろう。個性的な登場人物が多く登場する上に、可愛らしさのある作画で楽しく読み進めることが出来る。

その一方で人情物語の側面もあり、心揺さぶられる展開も多い。

2位『絶叫学級』

可愛らしい絵柄に騙されるな

#第59回小学館漫画賞受賞 #アニメ化
累計発行部数は400万部を突破している。また、続編の『絶叫学級 転生』も連載中だ。本作は基本的に一話完結型のストーリー展開となっていて、その度に登場人物が変更になるタイプの作品となっている。

下半身のない少女の幽霊の黄泉が、読者に怪談話を提供する、という設定だ。

本作は『りぼん』連載ということもあり、基本的には少女漫画チックな絵柄で描かれている。とはいえ、なめて読んでいると足元をすくわれるだろう。なぜならホラー要素のあるシーンだけやたらリアルに描かれているからだ。

可愛らしい絵柄が並ぶところでホラー要素のあるシーンが登場するのでギャップに驚かされる、要注意作だ。

3位『裏世界ピクニック』

危険だけどもう一度行きたくなる場所

#アニメ化
宮澤伊織先生によるライトノベル。それを水野英多が漫画化した。

廃屋の扉から裏世界を発見した紙超空魚は、くねくねと遭遇してしまい間一髪のところで仁科鳥子に助けられる。その後、大学を訪ねてきた鳥子に「裏世界で一緒に冒険したい」と言われ、裏世界にハマっていくようになる…。

本作の最大の読みどころは裏世界の独特な世界観にあるだろう。言葉で説明することが難しい意味不明の現象の数々に空魚や鳥子が翻弄されていく。もちろん命の危機もあるのだが、鳥子は自分の目的のために、空魚は鳥子のために、裏世界の深くにドンドンのめり込むようになっていくのだ。

百合要素も少し取り入れられているため、百合初心者の人にもオススメかもしれない。

4位『地獄少女』

いっぺん、死んでみる?

#アニメ化
2005年から放送されてきたTVアニメが原作。それを元に永遠幸先生が漫画化、他にもTVドラマ、ライトノベルなど様々なメディアミックスが進んだ人気作だ。

本作の世界ではある都市伝説が流れていた。「午前零時にだけアクセスできる『地獄通信』に恨みを書き込むと、地獄少女が現れる」というものだ。そして地獄少女が憎き相手を地獄に流してくれるのだ…。

本作はいくつものエピソードがあり、その度に地獄少女が登場するという構成がされている。そのため読んでいて飽きることはまずない。

また、原作アニメと比べ、少女漫画テイストの作画になっているため、女性も読みやすい作品に仕上がっている。

5位『さんかく窓の外側は夜』

普通が一番怖い?

#アニメ化
作者がBL漫画家なのでそっち系の描写もある。

平凡な書店員と美形霊能者の出会いから始まるオカルト絡みの事件を描いているのだが、日常とボーダレスに存在する怪異の描写が秀逸で、読んでいて背筋が寒くなる。

呪いの発生源なども妙にリアリティがあって、一見普通っぽい人間の本性を疑いたくなってしまうのだった。

スッキリとシンプルな絵柄も、体感温度の低い話によく合っていた。

6位『師匠シリーズ』

こんな師匠と出会いたい!

2ちゃんねるのオカルト板発、人気シリーズのコミカライズ。

大学生の「僕」と風変わりな大学院生の師匠が、都市伝説や怪談に寄生する怪異と対峙する。

とにかく「僕」を導く師匠のキャラが強烈で魅力的。無類のオカルトマニアにして霊能力者、不思議な話が舞い込めば即フィールドワークに赴くフットワークの軽さと霊現象に独自の解釈を施す博識ぶりには頭が下がる。

取り上げられるエピソードは創作も入っているのだろうか、目新しいものが多くて飽きさせない。「俺」と師匠の掛け合いもコミカルで楽しく、ほっと一息吐ける。2ちゃんねるのオカルト板のノリが好きなら気に入りそうだ。

【学園系】ホラー漫画おすすめ

学園系のホラー漫画を6作紹介していく。学校は基本的には楽しいものだが、一歩間違えると、とてつもなく恐ろしいコンテンツに化けたりする。今回紹介する作品は学校特有の怖さを演出している。中高生の読者はこれらの作品を読んで、学校を嫌いになってしまうかもしれない……。学校にはちゃんと通おう。

1位『見える子ちゃん』

対幽霊のスルースキル

#アニメ化
ある日突然幽霊が見えるようになってしまった四谷みこの物語。

自分にしか幽霊が見えないので非常に怯えているのだが、なんとかして平常心を保ち、周りの人に気付かれないようにする。しかし、物語が進むに連れ、霊能者が現れたり、大量の霊を引き連れる先生が登場したりと雲行きが怪しくなってくるのだ…。

本作はホラー漫画の中でも、幽霊に対する「スルースキル」にフォーカスした作品となっているのが最大の読みどころといえる。そういう設定なのでホラー漫画というよりは、ほぼギャグ漫画だと思って読んでみよう。

ホラー漫画を読んでいて疲れてしまった時のリフレッシュ用の作品として楽しむのが良いだろう。

2位『Another』

義眼で可憐な少女の正体とは

#アニメ化
綾辻行人先生による小説作品が原作。それを清原紘先生が漫画化した。2012年にはP.A.WORKS制作のTVアニメも放送された。

父の不在や自身の病気療養のため夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、クラスの違和感に気づく。そこで不思議な雰囲気を漂わせる少女・見崎鳴と出会い、徐々に惹かれるようになっていき…。

本作の最大の読みどころは、暗い雰囲気で描かれている丁寧な作画にある。また、本作の世界観はありそうでなかった雰囲気を醸し出しており、ダークな要素が非常に強い。そのためホラー漫画を多く読んできている読者の方々にもおすすめできるだろう。

不可解な死を遂げていくクラスメイトたちに注目だ。

3位『青野くんに触りたいから死にたい』

死んでしまいたいほど愛してる

#佐藤勝利主演ドラマの原作
心優しい天然少女・優里と、その彼氏・青野。一見ごく普通の初々しいカップルだが、青野の交通事故死から事情が一変する。

大好きな彼氏が幽霊になって戻ってくるというのはありがちといえばありがちだが、本作で注目してほしいのは優里のメンヘラぶり。そもそも思い詰めたら一途極まるストーカー気質であり、ちょっと話しただけの青野に恋をして、彼の訃報を受けるや自殺を図るなど、行動が極端から極端に走りがちで危なっかしい。

生者と死者に分かたれてしまった優里と青野が、試行錯誤して距離を縮めようとするのも見所で、青野が枕に入って、それを文字通りの抱き枕にしていちゃいちゃするなど、怖さとときめきを両立したストーリーには夢中になる。巻を増すごとにホラーな雰囲気が強くなるのも特徴で、民俗学方面のオカルトネタが好きな人にもすすめたい。

4位『地獄先生ぬ~べ~』

学校の七不思議はおまかせ!

#アニメ化 #ドラマ化
小学校の教師ぬ~べ~と5年3組の教え子たちが、様々な幽霊や妖怪に立ち向かっていく。

週刊少年ジャンプで連載されていた作品だが、ショッキングなホラー描写は少年誌のレベルを超えたクオリティで、大人でもちびる。子供の頃に読んでトラウマになった人も多いのではなかろうか。

扱われるエピソードもトイレの花子さんや二宮金次郎像など学校の怪談でお馴染みのメンツをはじめ、ドッペルゲンガーやアカシックレコードまで多岐に渡り、オカルトマニアの好奇心を満足させてくれる。

5位『死と彼女とぼく』

視えるが故の苦悩

#ドラマ化
死者の姿を見る能力を秘めたゆかりと、死者や動物の心の声を聞く能力を持った優作が、自分たちのもとを訪れる死者の無念を癒していくシリーズ。

2人のもとを訪れる死者の姿がとてもグロテスクに描かれているのでぎょっとすることも少なくないが、彼らが死亡した背景や事情がわかってくると、怖さより感動の水位が上がる。非業の死を遂げこの世をさまよっている霊たちを、強い絆で結ばれたゆかりと優作が導いていくストーリーはヒューマンドラマの要素も強く、作中何度涙したことか。

感動できるホラーを読みたい人におすすめだ。

6位『生者の行進』

幽霊が視える少年の再生

弟の死でトラウマを負った孤独な少年が、死のタイムリミットを課せられた幼馴染の少女を救うため、殺人犯さがしに奔走する青春ホラー。

新人の作品故に絵の未熟さや粗さは否めないものの、それを差し引いてもストーリーが面白く、巧みな伏線や演出でぐいぐい引っ張ってくれる。幼馴染に憑依したバケモノの呟きが現実の通り魔事件とリンクしており、徐々にタイムリミットが迫ってくる設定もスリリングで、思わず一気読みしてしまった。

主人公は弟の死に対して負い目があり、そのせいで家族とぎくしゃくしていたのだが、自分にしか見えない弟の霊との対話や殺人犯追跡の過程で体験した出会いを通し、再生していくのも感動的だ。

おわりに

以上、怖くて面白いホラー漫画30選を紹介した。

恐ろしいバケモノや祟りを成す悪霊、会話はおろか意思疎通も成り立たないサイコパスやストーカー……。

日頃意識しないだけで、私たちの日常を脅かす恐怖は案外すぐそばに潜んでいるのかもしれない。

フィクションで読んでる分には他人事だが、ホラー漫画の主人公のような体験だけはしたくないと切実に願うのだった。

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