目次
日常系音楽漫画2選
今日はのんびり漫画を読みたい…そんなときにオススメな日常系。クスッと笑える、可愛いキャラ達に癒されよう。
『けいおん!』
軽音楽部のゆるい日常
コミックス全4巻で完結したアニメ原作。
日常を描いたゆるいストーリーが読みやすい。
会話調のボケとツッコミに、思わずクスッときてしまう。
登場するキャラクターがみんな可愛く、どこか天然で癒される。イラストも楽しみたい方はぜひ。
『ぼっち・ざ・ろっく!』
ぼっちだっていいじゃない
脱ぼっちを目標にギターを練習し文化祭デビューを企てていたものの、気付けば中学三年間が終わっておりあ然。
ある日、公園でたそがれていたひとりは、伊地知虹夏が率いる結束バンドのピンチヒッターとして勧誘されて……。
鉄板ぼっちがガールズバンドに入り、個性的なメンバーとのコミュニケーションに右往左往しながらも、ロック魂に目覚めていく。
萌え萌え美少女たちがキャッキャッウフフするユルい雰囲気の四コマと見せかけて、ステージに上がる時の緊張や弾ける楽しさ、陰キャが輝くロックの魅力をきちんと押さえているのがポイント。
マニアック系音楽漫画4選
己の道を突き進む。そんなマニア向けの作品を4つご紹介。音楽にひたむきなキャラ達に、どっぷりハマれること間違いナシ!
『ロッキンユ-!!!』
ロック×陰キャの化学反応
口が悪く姿勢も悪い、教室の隅っこでポツンとしているようなアキラの演奏時の豹変ぶりに痺れた。
「ナンバーガールは義務教育」がモットーのアキラと、ロック初心者ながら「とにかく何かカッコイイ」と目を輝かせるたかしの掛け合いは、青臭い疾走感にあふれている。
実在の邦楽ロックの名曲やボカロ曲『ワールドエンドダンスホール』のタイトルを、見開きで大胆にカットインさせる演出もかっこいい。
『デイズ・オン・フェス』
一体化する連帯感
フェスとはなんぞやという人にまずは読ませたい入門書で、ステイホームの今だからこそ青空の下でバンドと一体化し、音楽を浴びる興奮を疑似体験できるのがウリ。
フェス初心者の女子高生をメインに据えているので、話に入りやすいのも親切設計。
将来や進路に悩む心理描写も繊細に描かれており、音楽を潤滑油にした、ハートフルなヒューマンドラマとしても楽しめる。
『BLUE GIANT』
本気で向き合う
マンガ大賞など、数々の人気賞を獲得している。
上手くてもヘタでも感動できればいい。そんな本作の熱量に、ワクワクが止まらない。
バカにされても、おかしいと言われても本気で向き合う主人公に勇気付けられる。
困難を乗り越えた先には果たして何が待っているのか?本作を読めば、ページをめくる手が止まらなくなってしまうだろう。
『ましろのおと』
音が生み出す迫力と感動
三味線というマイナーなジャンルながら、迫力満点な演出にハッとさせられる。
音楽に生きる個々の想いがアツく、ぶつかり合う様も人間らしい。
一人で突っ走りがちな雪と、彼を取り巻く人々との交流も必見。
おわりに
以上、マイナーメジャー問わず推したい音楽漫画30選を紹介した。
音楽は目に見えないが故に、漫画に落とし込む際は表現者の手腕が問われる。
だからこそ、そのハードルを飛び越えてキャラクターが生き生き歌い上げるシーンは、私たちの視覚と聴覚をリンクさせ、至福の読書体験をもたらしてくれるのだった。
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