『ONE PIECE』疫災のクイーンは本当に“上司の鑑”? ビジネスマンがクイーンの上司力を徹底ジャッジ!

現在、新章「ワノ国編」を展開中の『ONE PIECE』(集英社)。もし同作における理想の上司ランキングを開催するならば、「百獣海賊団」の一員・疫災のクイーンがぶっちぎりで第1位にランクインしませんか? 今回はその理由についてご説明させていただきましょう。

そもそもクイーンはブラキオサウルスに変身できる“リュウリュウの実”の能力者で、ワノ国の兎丼「囚人採掘場」を管理している人物です。

その見た目はパンパンに膨れた風船のようなボディですが、彼曰く“痩せたらモテすぎてしまうのであえて痩せない”とのこと。

ちなみに彼の懸賞金は13億2,000万ベリー。

ルフィの懸賞金が現在15億ベリーなので、海賊としてもかなりやり手であることがわかります。

そして今回注目すべきポイントは、何と言っても“彼の上司力”。

たとえば単行本93巻収録の第935話「QUEEN」では、クイーンが部下に向けて「最近困ってる事ランキング」と題した近況報告を実施しました。

意気揚々に「第3位は?」「2位は?」「1位は?」と投げかけると、看守長の口から「ユースタス・キッドが逃げました」「海楼石の手錠の鍵を盗まれました」「麦わらのルフィが逃走中」と失態が次々明るみに。

もちろん採掘場を任せられた身としてあってはならないことですが、ここで注目したいのはクイーンの報連相の取り方。

もし自分が上司の留守中に失態を犯してしまったら、当然その報告はしづらいですよね。

しかしクイーンのようにランキング形式をとり、なおかつ「最近困ってる事ランキン~~~グ」「ダララララ~~~ダン!! 第3位は?」と楽しげに報連相を促せば、不思議と報告しやすく感じませんか?

しかも報告する度にいちいちキレるのではなく、「え~~~~~~~!!?」と特大のリアクションをつけながら最初から最後までちゃんと話を聞いてくれるからなお良し。

仕事をするうえで大事な報連相にユーモアを加えることで、「上司に報告しやすい雰囲気作り」と「報連相が常に行き届く環境作り」の2点を両立させているのです。

さらに第947話にてビッグ・マムの記憶が戻った際には、クイーンが部下たちに向けて的確な指示を出すシーンが登場。

「純度100%の海楼石の錠と鎖を持ってこい!!!」

「体中に100回巻きつけ 猛獣用の麻酔を100本打て!!」

「必要最小限の看守を残し 全員艦(ふね)に乗り込め!!!」

どれもわかりやすく且つ簡潔な指示で、ついつい長く喋りすぎてしまう身としてはクイーンに頭が上がりません。

加えてムードメーカー的存在なうえ、彼が採掘場に登場した際には部下たちも大盛り上がり。

心なしかクイーンがいるだけで、職場の士気も高まっているような気がします。

仕事ができるだけでなく、部下からも愛される疫災のクイーン。

これでイケメンだったら… と思うと、クイーンが言う“痩せたらモテすぎる”というのもあながち嘘ではないのかも。

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