『ワンピース』最強のオカマ王・イワンコフから学ぶ「奇跡の引き寄せ方」

ワンピース56巻書影画像

「幸運は用意された心のみに宿る」

フランスの細菌学者、ルイ・パスツールの言葉として広く知られている言葉だ。

「チャンスは備えあるところに訪れる」

「幸運の女神は準備している者にしか微笑まない」

など、さまざまな言い回しで語り継がれている言葉なので、きっと誰もが一度は聞いたことがあるだろう。

大人気漫画『ワンピース』にも、パスツールと似たことを言う人物がいた。

奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!

──そう叫んだのは、”奇跡の人”ことエンポリオ・イワンコフである。

この記事では、”奇跡の人”イワンコフの名言にスポットライトを当て、そこから読み取れる「奇跡の引き寄せ方」について考える。

なぜイワンコフは”奇跡の人”と呼ばれるのか?

彼はどのようにして奇跡を起こしているのか?

最近、幸運の女神がそっけなくて……。

そう感じている人は、ぜひこの記事を最後までご覧いただきたい。

命ナメんじゃないよ!!!一度は死ぬと決まった運命に逆らう事がどれほどのことかヴァナタわかってんの!!?

イワンコフ――以降は親しみをこめて「イワさん」と呼ばせていただく――は、物事の重みをよく分かっている。

ホルホルの実の能力を駆使し、時に瀕死の人間を蘇らせるほどの力を持つイワさん。

その御業を見た周囲の人間は、彼を”奇跡の人”と持て囃す。

“奇跡”を起こすオカマであると、最強のオカマであると、イワさんのことを褒めそやす。

しかし、イワさんは知っているのだ。

“奇跡”だなんて口当たりのいい言葉で流してしまえるほど、彼のホルホルの実の力が万能ではないことを。

事実、インペルダウンで瀕死の重症を負ったルフィを治療した際、イワさんはこう言っている。

ヴァナタがこの先 生きたであろう人生を10年分!!!使わせて貰うわよ…麦わらボーイ

“奇跡”という言葉には、どんな不可能をも可能にしてくれる万能感がある。

しかし実際には、イワさんは「寿命10年分」という途方もない代償を費やして、それでもなお生き延びれるかどうか分からない「賭け」の手伝いをしただけなのだ。

彼の御業は決して”奇跡”などではない。

命の重さ、そして、その運命に抗うということの苦痛とリスクの大きさ。

他でもないイワさん自身が、そのことを一番よく理解しているのだ。

“奇跡の人”であるがゆえに、”奇跡”の重さをよく知っている。

裏を返せば、”奇跡”と縁遠い人ほど、”奇跡”の重さをまるで理解していないということになる。

「あーあ。台風が直撃してテストが延期になるような奇跡が起きないかなあ」

「奇跡的に隕石が会社を直撃して、明日から仕事がなくなればいいのに」

そんなふうに”奇跡”を軽んじているうちは、まず”奇跡”はあなたの元にはやってこない。

“奇跡”の重さを知り、そのありがたみを知ること。

それが、”奇跡”を引き寄せる第一歩なのだ。

奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!!”奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!

“奇跡”の重みを知っているイワさんだからこその名言がこれだ。

“奇跡”をナメるんじゃない。

何もせず、ただ運良く”奇跡”が降ってくることを期待しているだけの人間に、幸運の女神が微笑もうはずがない。

イワさんはこうも言っている。

ヴァターシは神や仏じゃないんだよ(中略)ヴァターシはそいつらの生きる”気力”に問いかけただけ

これまで何人もの命を救ってきたイワさん。

しかし、彼が与えたのは”奇跡”そのものではなく、”本当に生きたいかどうか”という問いかけだった。

その問いかけにYESと応えた者だけが命を繋ぎ、”奇跡”をその手に掴むことができたのだ。

苦痛に耐えかね、思わずNOと漏らしてしまった者もいたことだろう。

残念ながら、諦めてしまった彼の頭上に”奇跡”は降りてこなかった。

諦めたら、そこで命終了なのだ。

どんな困難を前にしても、どんな苦痛を味わっても、決して諦めないこと。

それが、”奇跡”を引き寄せるための最大の条件だ。

奇跡の重さを知り、受け取るための準備を欠かさないことが”奇跡”への近道

“奇跡”の重さを知ること。

“奇跡”を受け取るため、諦めることなく努力し続けること。

イワさんの名言から、この2つこそが”奇跡”を引き寄せるために欠かせないものだと分かった。

あなたは”奇跡”の重さを理解できただろうか?

“奇跡”を受け取るために努力し続けることができるだろうか?

先程、奇跡と縁遠い人のセリフとしてこんなものを挙げた。

「あーあ。台風が直撃してテストが延期になるような奇跡が起きないかなあ」

「奇跡の引き寄せ方」を知ったあなたならば、もうこんなふうには思わないはずだ。

今のあなたなら、きっとこう考える。

「ただ座して待っていても台風が学校を直撃することはありえない。ならば僕が台風を生み出せばいいのだ」

あなたの次の行き先は、天候を科学する小さな空島・ウェザリアかもしれない。

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