前話994話では、カイドウVS赤鞘九人男の戦いも佳境に差し掛かり、いよいよカイドウが反撃に打って出ようとしていた。
また、クイーンの計らいによりライブフロアでは「氷鬼」の抗体を奪い合う、命がけのデスゲームが勃発!
ササキ率いるカイドウの部下たちに狙われたモモの助は、ヤマトによって九死に一生を得た。
ライブフロアのデスゲームはどうなるのか?
飛び六胞と戦闘中のウソップ&ナミの安否は?
『ワンピース』995話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。
マルコVSビッグ・マム!夢の対決は早めの幕引き
995話は元白ひげ海賊団1番隊隊長「不死鳥のマルコ」と「四皇ビッグ・マム」の戦いから始まる!
この2人の対決カードが見られるのは贅沢すぎる!
邪魔するな〜〜〜〜!!マルコォ〜〜〜!!!
激しく怒り狂うビッグ・マムが叫ぶのに対し、マルコは冷静。
………!!おれはまだ自分の役目をわかっちゃいねェが お前の危険度は…!!あいつらより知ってる!!
お互いに、炎を纏った状態でぶつかり合うが、ビックマムの傍にいたプロメテウスが、マルコの青い炎によって「ギャアアア」と苦しんでいる。
炎であるプロメテウスに、ダメージを与えることができるマルコの不死鳥の炎!
苦しむプロメテウスを尻目に、自らの手でマルコの首を掴むビッグ・マム。
そしてそのまま、ぺロスペローに攻撃を指示する。
悪いなマルコ!!ママの手を借りるようで
ペロスペローは能力で作った弓を武器にしており、その弓で、飴で作った矢を放とうと照準を合わせる。
マルコが絶体絶命に陥ったその時、スーロン化したワンダとキャロットが乱入!
電撃を纏った2人の攻撃「月襲(ムーンレイド)」がペロスペローに直撃し、顔面に深い傷を負うぺロスペロー。
キャロットとワンダの乱入には、さすがのビッグ・マムも驚きを隠せない様子で、「はァ!!?」という声が思わず漏れると同時に、月の獅子(スーロン)を認識している様子だった。
珍しい生き物が大好きなビッグ・マムにとっては、スーロン化したミンク族へ興味津々といったところだろうか。
き……貴様!!!あの時のォ…
そう吐き捨てるペロスペローも、どうやらキャロットの事を覚えているみたいだ。
キャロットとワンダのW攻撃によりぺロスペローはダウン!
コイツさえいなきゃ……!!
そうこぼしたキャロットだったが、ペドロの死があったからこそ、今この戦いが実現していることもちゃんと理解している。
キャロットとワンダの登場により、ビッグマムの拘束から逃れ、事なきを得たマルコが2人に「お前達は誰だ」と問いかけるが、一先ず味方であることを確認。
一方のビッグマムは、戦いをぺロスペローに任せ、場を立ち去ろうとする。
マルコ!!おれを殺してェんなら今度にしな!!! 今お前に使う武器(ソウル)はねェ!!
その様子を見たワンダが、マルコに追いかけるように伝える。
混戦極めるデスゲーム!クイーンの狙いはサンジ?
ドーム内「ライブフロア」では、ウイルスの抗体をクイーンから渡され、敵味方から追われることとなったアプーが必死に逃走中。
アプーさんを捕えろ!あいつを逃がすな!
まさに周囲は敵だらけで、その様子を見たクイーンは大笑いしている。
ゾロは煩悩鳳で斬撃を飛ばし、アプーを攻撃するが躱されてしまう。
アプーの周りは殺意だらけで、敵も味方も全員がアプーの持つ抗体を狙っているため、仕方なく反撃に打って出る。
「爆(ドーン)」という声とともに爆発が起き、周囲一帯が吹っ飛ぶ。
しかし、爆発の煙の中から飛び出してくる2人の男!
ゾロとドレークが一斉に攻撃を仕掛ける!
待て待て待て待て!!お前ら2人がかりはダメだろ!!!
何とか防御するアプーだったが、どう考えても最悪の世代2人を一気に相手するのは分が悪すぎる。
錦えもん達の加勢をしたいゾロは、アプーとの戦いは「時間のロス」だと話す。
できる限り早く片付けたいのが痛い程に伝わってくる。
ドレークは、昔からアプーの事が嫌いだったと言い放ち、人獣型に姿を変え攻撃を続ける。
嫌いだと言われたアプーは腹を立てながらドレークに反撃を試みる!
おれもだわ アホンだらァ!!!
一方のクイーンは、なぜか麦わらの一味の手配書に目を通している。
そして、サンジの手配書を見ながら、ジャッジの子供が一味に居ることに驚いている!
ここで新たな謎が生まれたが、クイーンとジャッジの関係性とは一体…?
チョッパーに異変が!このまま死んでしまう?
別の場所ではブルックが慌てた様子でチョッパーと話している。
ああああ鬼になるかと思ったら…ホラ見てください!!私大丈夫!!
どうやらブルックには、皮膚も血管も体温もないのでウイルスには感染しないようだ!
喜ぶと同時に、死体と同じだと言われたブルックは少し落ち込むも、無敵だと知り強気になる。
その時、チョッパーの体に異変が!
ロビンがチョッパーの腕の異変に気が付き、右手が凍り始めていることに気付く!
え〜〜〜〜!!?やべェ!!知らねェ内に!!!
チョッパーはこのまま氷鬼となってしまうのか?
どうやら自分の異変に気が付く前に、「もしかしてこのウイルス」と、ウイルスの謎を解き明かすキッカケを掴んだような発言をしていたが…。
ナミの覚悟!死を目の前にして、なお揺るがない船長への信頼
シーンは変わり、ウソップ&ナミvsうるティ&ページワンの戦いは…。
緑星「デビル」を放ち身動きが取れなくなったうるティ!
それを見て喜ぶウソップ。
やった捕らえた!!そのまま溶かしちまえ!!
しかし、喜びも束の間、ページワンがデビルを食いちぎってしまう。
悔しがりながら、竹ジャベ林を発射するが、それを「つまらない技」だと言い放つページワンには一切ダメージを与えられていない。
そして次の瞬間、うるティの「ウル頭銃」がウソップに炸裂し、メキメキと頭蓋骨にヒビが入ってしまうウソップ。
これまで、何度かこの攻撃を受けてしまっている様子のウソップは流石にダメージがたまり起き上がることができない。
近くに居たナミも、ボロボロで倒れており、やはり2人には飛び六胞は荷が重かったようだ…。
四皇の幹部相手に、どこまで戦えるのかが楽しみだったが、番狂わせは起きずか。
倒れているナミに対して話しかけるうるティ。
私はムカツいてんだ!!お前らの船長が!!カイドウ様に勝って「”海賊王“になる」って言った事!!!
そしてうるティはナミに対して、「お前たちの船長は海賊王になんかなれない」と言えと命令する。
ウソップは意識朦朧の中、やり取りを聞いていて、ウソを付けと願っている。
そうだナミ…ウソでいいんだ…ヘタな事言えばホントに命落とすぞ!!ここまで来て!!
そしてナミはうるティからの問いかけに涙ながらに答える。
ルフィは……海賊王には……なります…絶対に……
ビビりながら、涙を流しながら、しかしそれでも自身の船長を裏切らないその姿勢はまさにクルーとしての誇りに満ちていた。
しかし、この返答にブチっと切れたうるティは、ナミを頭突きで倒そうとする。
ナミが殺されてしまう!
そう思った瞬間、「おナミちゃ〜〜〜ん!!!」という声と共に、ナミとうるティの間に割って入ったのは、お玉と狛ちよ!
もし、お玉の能力が恐竜にも有効なのであれば、ページワンとうるティを味方に付けることもできるかもしれないし、ゾオン系スマイルの能力者ばかりの百獣海賊団にとって、お玉は天敵だと言えるだろう。
まさかのお玉参戦で、戦況は変わっていくのか?
そんな『ワンピース』を読みたい方は週刊少年ジャンプを購入して欲しい!
では次回のワンピースネタバレ最新話感想記事もお楽しみに!
この記事を読んだあなたにおすすめ!
993話 | 994話 | 995話 | 996話 | 997話 |
書き手にコメントを届ける