ワンピース ネタバレ1003話感想【若き魂が蘇る!カイドウ ビッグマムの不敵な笑み】

前話1002話では、ルフィの流桜をまとった怒涛の攻撃に続き、キッドのスラムギブソン、ローのガンマナイフ、キラーのカマアソニックと、度重なる攻撃がカイドウにヒットする!

ビッグマムの縦横無尽の雷撃に苦戦を強いられるも、エネル以来の「ゴム力」をルフィが発揮し、ビッグマムに衝撃を与える。

その勢いで放ったルフィのコングガトリングはカイドウに致命傷を与えられるか?

ワノ国に入国したカイドウ軍でも侍軍でもない不穏な勢力とは?

そして、戦闘の末蘇ったカイドウとビッグマムの懐かしい感情とは?

『ワンピース』1003話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

ルフィ、覇気を使い果たし「回復の10分間」に突入!

ルフィがギア4で放つ渾身のコングガトリングがカイドウの全身に叩き込まれる。

ドン!! ズム!! ドドドドド

一昔前、雷鳴八卦に一発でのされてしまった時とはもう違う。

ルフィは格段に成長し、カイドウをぶっ飛ばせるほどにまでなったのだ。

その攻撃をゾロ、ロー、キッド、キラーが見守る。

ん〜〜〜〜〜!!! あァ〜〜〜!!!

ルフィの最後の一撃がカイドウの顔面にクリーンヒットし、龍の身体が地に沈む。

一方、ルフィはギア4の力を使い果たし

プシュー!!

と萎み切ってしまう。

初見のキッドは驚いて言う。

麦わら!? いつやられた!?

ローが説明する。

あの鉄球みてェな技の副作用だ!! 10分ほど覇気を使えなくなる!!

しばらく、ルフィは戦闘ができない。

それほどリスクのある技を使ってカイドウを追い込んだのだ。

ドレスローザでドフラミンゴに対してこの技を使ったときも、回復の10分間は周囲の力を借りて必死に逃げ回った。

あのときは、黒ひげ海賊団のバージェスが現れて絶体絶命のところをサボに助けてもらったのだ。

今回はカイドウとビッグマムという四皇コンビを目の前にして、戦闘中の10分間という途方もなく長い時間、攻撃を回避し続けなければない。

それには、仲間の手助けが必須だ。

あるいは仲間への全幅の信頼を置けるからこそ繰り出せる技だったとも言える。

刀母の炎(ははのひ)!!!

烈火をまとったビッグマムの剣技が衰弱しているルフィを襲う。

間一髪でゾロがルフィを抱え攻撃を回避した。

この場でルフィを守り続けるのは、ゾロの役目。

ルフィを守りつつ、カイドウ、ビッグマムへの攻撃に参加する難しい戦闘を強いられる。

ゾロ対カイドウ、龍巻き対決勃発!

しかし、キッド、キラー、ローも共闘している。

カイドウに追い討ちをかけるぞキラー!!

キッドが言い、キラーと共にカイドウに追撃を仕掛ける。

ローはビッグマムに急接近し、

カウンターショック!!!

と暴走を抑え込む。

シャボンディー諸島では、敵同士だった「最悪の世代」も、ここでは抜群のチームプレーを発揮する。

この様子なら、きっと四皇コンビに打ち勝てるはず!

そう思ったのも束の間。

のろりと起き上がったカイドウは、怒りの表情で叫んだ。

龍巻(たつまき)!!!

地から生え空まで伸びる龍巻きが何本も発生し、戦場に制御不能の強風が吹き荒れる。

もはや技でなく、災害を起こしただけとも言える。

風に煽られ不覚にもゾロは抱えていたルフィを手放してしまい、飛んでいったルフィはカイドウに捕食されてしまう!

バクン!!

すぐさま奪還を図るゾロ。

待て待て、ウチの船長を……!! 食ってんじゃねェよ!!!

三刀流 黒縄大龍巻!!!

おでんの覇気を纏う黒刀は凄絶な龍巻き型の斬撃を生み出し、カイドウに大きなダメージを与える。

はずみでルフィが口からこぼれ、ゾロは奪還に成功。

しかし、この一撃でカイドウの怒りの炎はさらに燃え上がる。

龍巻きでおれに挑むとは 龍巻壊風(たつまきかいふう)!!!!

今度は、龍巻きの風が斬撃として広範囲に吹き渡る。

キュイン!! ガシャン!!

新世代組は斬撃を躱すも、その戦闘の激しさは混乱する屋内にも伝播していた。

屋上の戦闘が激しすぎて、ガレキの雨が止まねェよ!!

この戦、どうなる。

CP0による冷静な戦局分析とワノ国に仕掛ける次の策とは?

その頃、数時間前までオロチが悠々自適に居座っていた屋敷の一部屋を見慣れない3人が陣取っていた。

やれやれ……取り引き相手が死に…招かれた宴が…まさか戦場に変わろうとはな

オロチはカイドウに突如斬首され今や生首だ。

今起きている戦争についてその者は語る。

20年来の「ワノ国」の弔い合戦らしいな。

――だがドフラミンゴが失墜した時点でカイドウと「最悪の世代」との激突は必至だった。

――まさに運命的に…侍と海賊達は手を組んだわけだ

冷静に碁を打ち酒を嗜むは、世界最強の諜報機関CP-AISIS0(サイファーーポール”イージス”ゼロ)である。

ドン!!

先程の四皇VS新世代の激しい戦いのシーンとは打って変わり、ここではCP0による俯瞰的な戦局分析が語られる。

侵入した敵は5千と4百。でも4百は脱落。

対するウチは3万を超える兵力…

でも、もう3千は消えた。

侍たちの活躍や奇襲作戦の成功を敵ながら褒めつつ、なおカイドウ側が有利との見方は崩さない。

これは島内逃げ場のない総力戦!!!

カイドウの強力な幹部達を野放しにすれば、100人単位で兵を削られるだろう

碁盤上には、白石5個(5,000)を黒石27個(2万7,000)が囲むように並べられ、飛び六胞をはじめとした強力な幹部がじわじわ侍軍を攻めれば勝敗は決すると思われる状況が可視化される。

そして、CP0は不穏な言葉で分析を締めくくる。

できるだけ潰し合ってくれ…海賊の諸君…

この発言を鑑みるに、どうやらCP0はカイドウ側の勝利を臨んでいるわけでもなく、勝負がついた後消耗したカイドウ軍を制圧し、ワノ国の統治状態を変革させようとする意図が見られる。

そして、それはおそらく「ワノ国の開国」ではないかと予想される。

光月家が守り続けた世界最大の閉ざされた文明国、ワノ国。

世界政府に加盟せず、「空白の100年」につながる歴史の秘密を握られている可能性があることも、政府にとっては面白くない。

権力はそれを拡大しさらなる支配を欲望する。

CP0はワノ国を開国し、世界政府に加盟させ、なんら秘密のないフラットな「世界の一国」として、その特殊性を奪おうと企んでいるのではないだろうか?

かつて日本が鎖国体制の中育まれた「江戸時代」という太平の世が終わりを告げ、文明開化が始まった頃のように。

だが、興味深いのは、ワノ国の英雄光月おでんもまた、「ワノ国の開国」を夢として掲げていたところだ。

世界政府による支配ベースの開国と、おでんが構想した自由な気風の開国とでは、きっと月とスッポンのごとく似て非なるものなのだろう。

若き魂が蘇る!カイドウとビッグマムの不敵な笑み

場面は再びの屋上。

荒廃しきった戦場では、事態に変化が起きていた。

何だあの姿

とキッド。

カイドウ…?

とルフィ。

人獣型か

ローがカイドウの姿について言及する。

煙幕の向こうに見えるのは巨大な鬼の影だ。

それが漂わせるはまさに桃太郎が立ち向かった鬼の風格そのもの。

おいリンリン……!!

楽しいな……!! ウォロロロロ!!

カイドウがかつての同志に言う。

マ〜〜マママハハハハ…!!

カイドウ、おれも今そう感じてたトコさ!!!

ビッグマムも同じ思いのようだ。

かつて「世界最強の海賊団」の名をほしいままにした伝説のロックス海賊団。

そのメンバーであった、カイドウ、ビッグマムの2人は今や四皇に上り詰めた。

普段は圧倒的な王者・女王のオーラを纏い、崩し難い支配者の様相を呈するが、今、彼ら彼女らの声色、表情に浮かんでいるのは、若かりし挑戦者のオーラだ。

自分らと対等に戦える者など、他の四皇か海軍の総戦力ぐらいしかなかった彼らにとって、ようやく拳を交わせることのできる「新しい勢力」がついに現れたのだ。

同じ海賊団で育った二人は、共通の敵を倒そうと奮闘する。

当時の感覚が懐かしく蘇ったのだろうが、その末に出た言葉が「楽しい」というところにこの海の覇者たる所以がある。

格上の者が勝負において、格下を見くびっている時よりも、対等に戦う覚悟を決めた時の方が本来の力を発揮する。

これまで四皇は新世代を見くびっていた。

でも、今はもう違う。

カイドウとビッグマムは、本気になって、ルフィ、ゾロ、ロー、キッド、キラーを潰しに来るだろう。

そうなると、ここまで成長した5人は、さらなる強さと進化を求められる。

ギア5が出るのか、黒刀のさらなる力が発揮されるのか。

その進化から目を離すわけにはいかない。

 

今回のワンピース感想はここまで。

迫力満点の戦闘シーンや、不敵な笑みを浮かべるカイドウ、ビッグマムの表情などは、ぜひジャンプ本誌で楽しんでもらいたい。

それでは、また次回の感想記事もお楽しみに!

この記事を読んだあなたにおすすめ!

1001話 1002話 1003話 1004話 1005話

書き手にコメントを届ける

記事の感想や追加してもらいたい情報のリクエスト、修正点の報告などをお待ちしています。
あなたの言葉が次の記事執筆の力になります。