曲に合う本をアーティストごとにまとめてみた!【椎名林檎、Mr.Children、星野源、米津玄師・・・】

福山雅治

『家族になろうよ』 × 辻村深月『家族シアター』

てっきり家族ならではのドロドロした、嫁姑の話とか、母娘の確執とか、親戚付き合いのめんどくささとか・・・そんな話かと思ってページをめくった。

だいたい、「家族」=嫁姑・確執・めんどくさい・・・
そんな思考に行きつく自分は、いったいどんな境遇なのか?!

そんな事を考えながらも、読後感は、
あたりまえに、「家族っていいなあ。」

距離が近いだけに、ののしりあって傷つけあったりしても、それでも心の底から信頼できる。

HIroko.F

『何度でも花が咲くように私を生きよう』 × ダフネ・セルフ『人はいくつになっても、美しい』

福山さんの優しくも芯のある言葉が、
この本にぴったりだと感じました。

フーミン

『生きてる生きてく』 × 辻村深月『図書室で暮らしたい』

良くも悪くも「子供」の部分を忘れていない辻村さんは、歌詞のとおり、“「ときめく」だけで いつでも子供になれる”人だと感じました。

『最愛』 × 辻村深月『かがみの孤城』

本全体ではなくほんの一部での選曲になりますが、
最終章「閉城」でオオカミさまとある人物のやり取りを読み、本来ラブソングではあるがお互いの遣る瀬無い気持ちがぴったりだと感じ選曲致しました。

キク丸

フレデリック

『オドループ』× 町屋良平『しき』

淡々と、タンタンと、踊る。ただ踊る。毎夜毎夜踊る。踊らない選択肢はない。だって退屈ですから。泣けるとこ一個もないのに泣ける、という意味で共通する組み合わせ。

星野源

『化物』 × 入間人間『ぼっちーズ』

陽気なメロディーなのに、そこに載る歌詞が、そして『化物』というタイトルが、かもし出すどこかほんのりと暗い空気が酷く印象的な一曲。
『ぼっちーズ』という小説もまた、『ぼっち』を題材に扱う事から暗さを感じる印象のある作品だが、その中身を開いてみると、思ったよりも爽やかな青春群像劇となっている。
とは言っても、その爽やかさは、爽快というよりも、まるで夏の暑い日にほんのりと吹く、生ぬるい風のようなのっぺりとした(でも吹かないよりは涼しい、みたいな)空気がある。
そんな、なんだか二律背反な感じのある曲と作品同士、とてもお似合いな組み合わせだと思い、選曲。

勝哉

『恋』 × 佐藤オオキ『スピード仕事術』

本書の著者もデザイナーで案件を400個も抱えスピード感を持って仕事をし、しかもクオリティが高い。
アップテンポな星野源の『恋』は仕事のスピード感を表し、
また星野源さん自身も歌手以外に小説を書いたり俳優をしたりと複数の肩書き(タスク)をこなしているのに、どれもクオリティが高い。タスクが多いからこそ質が高いという逆説のようなセオリーを体現している点でピッタリじゃないかと考えました。

テル

『フィルム』 × 木皿泉『昨夜のカレー、明日のパン』

楽しさと寂しさは隣り合わせなんだと思います。

kh

『Friend Ship』× 恩田陸『夜のピクニック』

ピクニックが終わる時に流れてほしい、エンディングにピッタシだなと思い選曲しました。

ゆうや

『ドラえもんのうた』× 辻村深月『凍りのクジラ』

やっぱり ドラえもん! 大山のぶ代世代なので その頃に好きだった 「青空はポケットさ」を探したのですが見つからず。で、この曲です。藤子F不二夫先生のSF(少し不思議)、 ひとの優しさや勇気を信じる一貫したまなざし。凍りのくじらは何度でも読み返したくなります。

米津玄師

『Lemon』 × 伊坂幸太郎『グラスホッパー』

殺し屋たちの競演に目が行きがちですが、この小説のメインテーマは「喪失と再生」にあると思っています。鈴木が愛する人を失い、堕ちる所まで堕ちた後、いかにして光を見つけるのか。

もちろん、この物語の結末の”解釈”が分かれているのは知っています。そもそも、蝉や鯨も、鈴木の脳内にしかいないのでは?とすら思えてくる。ただ、殺し屋たちの戦いが幻であろうと、彼が妻と「大量の料理」に戦いを挑んだ思い出だけは、永遠であってほしい…

ふっかー復活委員長

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