【表現しなければ生きていけないあなたへ】本屋B&Bトークイベント「働きながら漫画を描くということ」

 

あなたは、表現したい思いはありますか?
あなたは、表現しなければ生きていけない人ですか?

わたしはアウトプットをしていかなければ自分の中にあふれる言葉によって息が苦しくなるのだと、近年気づきました。なので改めて、自分は一生、読むことも書くこともやめることはできないのだろうな、と感じました。

もしもあなたがわたしと同じタイプの人間ならば、今回のイベントの内容はきっと役に立つはず。その一部をお裾分けします。

「働きながら漫画を描くということ」

本屋B&Bにて開催されたトークイベントを拝聴してきました。

2018年11月2日(金) 20:00-22:00
川崎昌平×田中圭一
「働きながら漫画を描くということ」
『労働者のための漫画の描き方教室』(春秋社)刊行記念

本屋B&Bとは?

東京・下北沢にある新刊書店。
ほかの本屋さんとは違っているところがいくつかあります。

  • 選書が面白い
  • ドリンク(ビール含む)が飲める
  • 家具が買える
  • 毎日イベントがある

詳しくは公式サイトをご覧ください。

出演者プロフィール

川崎昌平(かわさき・しょうへい)
作家・編集者
『労働者のための漫画描き方教室』の表紙のイラストがかわいいなぁと覚えていただけで、該当の本もほかの本もじつは未読。

 

田中圭一(たなか・けいいち)
漫画家・大学准教授
『うつヌケ』という本の表紙を覚えていたが、どの本もじつは未読。


どちらの方も、「表紙を見たことがあるものの、読んだことはない」というレベルの認識でした。けれど、これから一生表現をしていくのならば、そのヒントをいただけるのではないかとおもい、参加を決めました。

注意
以下の内容は、どちらがしゃべったことなのか、という点はメモしていなかったため、ごちゃ混ぜになっている可能性があります。ご了承ください。

パッション

大切なのはパッション

今回繰り返しおっしゃっていたこと。

パッションが大切。

それは愛情でも怒りでも構わないそうです。苦しみでも。

田中さんの『うつヌケ』がヒットした理由は、実際に苦しんだから。強い感情をもって描かれていたから、多くの人の心に響いたのではないかと話していました。

MEMO
有名な作品には強いパッションが隠れている。
そのストーリーをもとに、自分が書ける題材で書いてみることが大切。

ここで労働者に朗報です。
サラリーマン漫画は描く人が少ないため、ねらい目だそうです。どんな業界でもネタになるとのこと。

「こういう人いるよねー」というあるあるで描くのでも、珍しい職種のウンチク系でも、工夫次第。

現代は、なにが当たるのかわからなくなってきているそうです。
良い内容でもタイミングによっては予想ほど当たらない、というのは作者泣かせな現象ですね。

×「当たるだろう」○「描きたい」

最初から売れるかどうかを気にするのではなく、描きたい、という気持ちが大切。

あなたは何故描こうとおもったのですか?

最初のその気持ちを忘れずに、ぶれずに、描きたいものを描くほうがパッションが込められてよいものになる。

それは、考えてみれば当たり前のことです。

どういった傾向があるか、とむつかしく考える必要はありません。読めないのだから。

好きなように描いて、タイミングが合えばラッキー、というくらい肩の力を適度に抜くべきなのでしょうね。

反応の黄金比

5:3:2=賛同:沈黙:disり
※dis
ディスリスペクト(disrespect)を略したもの。「ディスる」「でぃする」等と表記。
「軽蔑し、罵りけなすこと」を指す。

MEMO
disも反応。まったくない作品はつまらないということ。
わたしは心が弱い人間なので、できれば攻撃されたくないと考えてしまいます。けれど、どう生きていたって嫌われるときは嫌われるもの。
強い感情を込める作品ならばなおさら、反応が大きくなるものです。

今回お話を聴いて、もしもこれからdisる人がでてきたとしても、大丈夫なのだとほっとしました。

負けずに、それを力に変えていきたいです。

出版社だけではない

編集者に認めてもらうというのはとても高いハードルになっているのに、わざわざその高いハードルを乗り越える必要はあるのか?

という言葉にはどきっとしました。

作品が数千部売れたとき、出版社の場合はすくないと判断されてしまいますが、個人の場合では十分なのだそうです。

企業と個人の目線の違いを感じます。

MEMO
同人活動ならば本当にほしいと求めてくれるひとに届けることができる。同人で複数冊作ってから出版社に挑戦するのも遅くはない。

反省

わたしができていないことが3つありました。

①SNSでぶれないようにする

SNSをメディア、アカウントを番組と考えるとよいそうです。その番組を見てくれる人は、どんな内容を求めているのでしょうか? ただの見物人か、その人のおしゃべりが好きなだけなのか。

作品が本当に好きな、応援者(ファン)を増やす方法は、「ひとつのことだけを発信すること」。

食べ物とかゲームとかほかの趣味とか、雑多に話したくなるものですけれど、ぐっとこらえるべきなのです。

そのほうがファンが集まりやすいそうです。
はい、耳が痛いです。

現代に生きるわたしたちには、ネットがあります。

それを味方につけるのか敵になってしまうのかはその人次第。

わたしはだらだらとネットを見てしまって時間をなくしてしまうので、現状敵になってしまっています。

けれど、わたしがReaJoyに出会えたのはネットがあったからこそ。その部分は味方にできたところですね。

②1日1つ発信する

毎日更新していくことが大切だと仰っていました。

毎日こつこつ続けられるというのは一つの才能です。


毎日やるというお話で個人的に、なるほど、と感じた練習方法をひとつご紹介します。

MEMO
好きな漫画家さんのコミックの1コマを必ず描く。
調子がいいときは大きいコマ、調子がよくないときは小さいコマ。
段々、何故このような表現をしているのかがわかってくるそうです。その域までいってみたいものです。

③ストックをつくる

サラリーマンと兼業で漫画を描いていた田中さんは一か月のストックを用意していたそうです。すでに連載を持っていたため、絶対に落とすことはできないというプレッシャーと戦っていたとのこと。凄いです。

MEMO
労働者は、不安定な時間でどう作り上げていくか。日常の中でどれだけ創作に時間をさけるかが重要。

編集者は待つのが仕事、という面があり、川崎さんはその待ち時間を有効活用していたそうです。

他の職業でも、アイディア出しは行き帰りの電車の時間の中でやる、等隙間時間を見つけていくことができそうですね。

おわりに

どれもこれもメモしておきたい内容のトークショーでした。
少しでも、真似できそう、と感じたらどんどん取り入れていきたいです。

表現せずにはいられない同志たちに幸あれ。


ReaJoyの裏話を、個人ブログ「しきおりつづり」にて綴っています。

よろしければこちらも是非、ご覧ください。

こちらもよろしくお願いいたします。

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