前話130話では、いよいよ数千万体の巨人が海を超えて大陸に到着した。
巨人たちの地ならしに立ち向かうべく、世界最高の軍事力を持つ艦隊が集結したが、おびただしい数の巨人に為すすべなく惨敗してしまう。
そして、この大虐殺を決行したエレンの目的がついに明かされた!
エレンはただひたすらにミカサやアルミン、島の仲間たちを守りたいという想いのみに従って行動していたのだ。
純粋な想いと相反する非道な虐殺行為を果たして、仲間たちは止めることができるのか。
『進撃の巨人』最新話131話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。
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目次
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- 覚悟を決め、命を賭すハンジ!
- アルミンの言葉でも止められぬエレンの意思!
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『進撃の巨人』最新話131話の感想・あらすじ(ネタバレ)
巨人を目撃する一般人、ハリルとラムジー
村の仲間たちを助けるために、金品を泥棒しては森の地面に隠している少年が2人。
少年たちの名前はハリルとラムジー。
ラムジーは以前、エレンが大陸に初めて訪れたときに仲良くなった少年でもある。
”この袋一杯になるまで金を貯める。
そしたらみんなでいいところに住めるようになるから…”
そう言って地道にお金を貯めるハリルとラムジーの健気さが描写される。
そのとき、突如として街から森へと逃げ惑う人々が現れる。
逃げ惑う街の人々の必死な形相を見て、恐怖に襲われるラムジーたち。
森の開けた場所に出て街を見下ろすと、そこには地平線の果てまで広がる巨人の群れが見えた。
”…?…地面が…泣いてる…”
巨人が大地を揺らし迫りくるのを目の当たりにし、呆然と立ち尽くすしかないハリルとラムジーだった。
巨人を遭遇した一般人のどうしようもない絶望感が強烈に描写されており、画力の高さが非常に印象深いシーンだ。
エレンの悲痛な想い
ここで場面は変わり、数年前のエレンの回想へと移っていく。
初めて壁の外に出て大陸の人と触れ合ってしまったエレンが抱いた感想はあまりにも悲痛なものだった。
あと…どれだけ先かわからないが…オレは…この人達を皆殺しにする
進撃の巨人の特性で、未来の出来事を知ってしまったエレンは、こんな初期のころから地ならしを予見していたんだな…
そう考えると、これまでのエレンの思いつめた表情にも納得がいく。
そんな折に、路地裏で恐喝されているラムジーに遭遇するエレン。
大人たちに囲まれて殴られているラムジーを目撃し、とっさに助けようとしたエレンだったが、ふと思いとどまった。
オレは何を考えている…いずれその少年も殺すくせに…
しかし気づいたときには、大人たちと殴り合いをしてまでラムジーを助けていたエレン。
やはりエレンの心の根っこは、変わらずに優しいままな点が見て取れる描写だ。
しかし自身の矛盾した行動に混乱して涙を流すエレン。
ごめん…ごめん…
…あまりにも悲しい回想で胸が痛い。
エレン自身が自分の矛盾した気持ちに気づきながらも、結局虐殺を踏みとどまることができなかったのを見ると、よりエレンの涙、悲痛な感情に共感できる。
ハリルとラムジーのもとへ迫る巨人たち
回想が終わり、場面は再び現在へ。
あまりの出来事に硬直していたラムジーとハリル。
目の前の大きな街を簡単に踏み潰して侵略してくる巨人たちを見て、やっと逃げ出し始めることができた。
しかし逃げ出したラムジーの視界の先に映るのは、山を登ってくる巨人たちだった。
巨人たちは海を泳げるだけじゃなく、山まで登れるのか。
50mを超える超大型巨人なのに、本当になんでもありだな…
そして、山をも超えてやって来る巨人を目撃し、どこに逃げていいのか分からず逃げ惑うラムジーたちの目の前に、とうとう巨人たちが到達する。
巨人たちの余りの大きさと数に、逃げることを諦めて座り込んでしまうラムジーと、逃げるよう必死で励ますハリル。
なんとか立ち上がったラムジーだったが、その上空から巨人たちが蹴飛ばした巨大な瓦礫がふってきた。
ラムジーの右足は押しつぶされ、ハリルは頭に瓦礫を食らって息絶えてしまった。
あまりの絶望に泣き叫ぶラムジーだが、その小さい体ごと巨人の足に踏み潰されてしまう…
虐殺される人々の悲惨さが十分すぎるほどに描写されていて読むのが辛い…
エレンの行為がどれほど罪深いものなのかが、ありありと描かれている。
本当にエレンを説得することなんてできるのだろうか…
これが、自由だ
ハリルとラムジーだけでなく、辺り一帯を踏み鳴らした巨人たち。
その通り過ぎたあとには草木の一本も残っていない様子が描かれている。
大げさな表現ではなく、文字通り本当に壁外人類を駆逐してしまう破壊力をもっていることがわかる。
ここで、真っ平らになった大地を進む、変わり果てたエレンのセリフが初めて描かれる。
生まれた時からずっとオレの目の前にはうっとうしい壁があった
炎の水、氷の大地、砂の雪原、きっと外の世界はこの壁の中の何倍も広いんだ
エレンが子供のころにアルミンから聞かされた本の話。
自由を渇望するきっかけとなったこの言葉を、思い出すかのように話すエレン。ここからさらにエレンのセリフは続く。
それを見た者は、この世で一番の自由を手に入れた者
…これが…自由だ
踏み潰され、次々に命を落としていく人々と対比するかのように、晴れ渡った笑顔で語るエレン。
エレンは子供のころの姿で描かれており、悪魔のような巨人に変化してしまった今のエレンでも、その想いや心は子供のころのまま純粋であることを示しているように見える。
アニへの想い、アルミンの希望
ここで場面は変わり、船の上にいるアルミンとアニに視点が移る。
敵に顔面を撃たれたアルミンだったが、どうやら無事に回復しているようだ。そんなアルミンにアニは隣に座るよう声をかける。
まだ…お礼を言ってなかったと…思って
何年も…私に話しかけてくれて…ありがとう
なんだなんだ。
いきなりラブコメが始まったぞ。
前のページとの落差が激しすぎないか?
アルミンの気持ちが理解できず不思議がるアニに、ついにアルミンが想いを告げる。
それは…会いたかったからだ…アニに…
互いに顔を赤らめる2人。
本当にラブコメになってきた!
最近は重い展開が続いていただけにニヤニヤしてしまう。
だが、ただのラブコメで終わらないのが『進撃の巨人』だ。
最後にアルミンの口からある希望が語られる。
まだ…僕らが知らない壁の向こう側があるはずだと…信じたいんだ
アルミンたちはまだ希望を捨てていない。
大陸では大惨事が起きているが、これを止められるのはアルミンたちしかいない。
果たしてエレンを説得することができるのだろうか。
止まることなく人々を踏み潰していく巨人たち。
次の132話まで続きはお預けだ!
巨人たちの地ならしは本当に止めることができないのか?
ミカサやアルミンの声はエレンに届くのか?
アニとアルミンの気持ちは通じ合えるのか?
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