進撃の巨人 ネタバレ136話感想【決して諦めないリヴァイ、交錯するアルミンとジーク】

前話135話では、ユミルの力によって歴代の九つの巨人たちが突如として出現し、ミカサたちを襲った。

敵の巨人の数は数百体におよび、それぞれが持つ強力な能力を前に、あっという間に全滅の危機に瀕してしまう一同。

アルミンは囚えられ、リヴァイは足を負傷し、立体機動装置がボロボロになるまで追い詰められたその時、なんと巨人化したファルコが空を飛び、救援に参上した!

獣の巨人の能力により、鳥の飛行能力を得たファルコのおかげでミカサたちは絶望的な危機を免れることができた。

果たして、このどうしようもない戦力差をどのように埋めるのか…

『進撃の巨人』136話のネタバレありの感想とあらすじをお送りする。

空の上の作戦会議

翼が発現し、鳥の飛行能力を得たファルコのおかげで、なんとか助かったミカサたち一同。

ファルコの背にしがみつきながら、助けに来てくれたアニが現状を尋ねる。

…それでアルミン…いやピークは?どういう状況?

つい、真っ先にアルミンを心配してしまうアニの心境の変化が現れている。

冷徹な女として描かれてきたアニのギャップが可愛い…

そんなアニの問いに対してミカサが答える。

アルミンは巨人に囚われて命が危ない

アルミンを囚えた巨人は尾骨の方にいるはず

アニ 力を貸して

アルミンが囚われていることを知り、動揺するアニ。

しかしその決意はぶれない。

…あんたの幼馴染は囚われてばかりだね…もちろん取り戻すよ

過去に自分がエレンを囚えたことを自虐的に振り返りながらも、アルミン救出に燃えるアニ。

そしてピークの心配をするガビに対して、ライナーが現状を伝える。

ピークは頭骨の方だ!

うなじの爆破を狙ったが戦鎚の巨人に囲まれている

うなじに爆弾は巻きつけてあるが起爆装置は押せなかった

ここで瀕死の重体を負いながらリヴァイが作戦を指揮する。

両方…だ 両方…やるぞ

…一方でアルミンを救助する…超大型の爆発が頼りだ…もう一方でエレンを狙ってうなじも攻撃しろ…二班に分かれて…同時にやるぞ…

二手に分かれて最後の作戦に挑むことを決意する一同。

果たして強大すぎる敵を前に希望は残されているのだろうか。

奮闘するライナーとピーク

班を2つに分けて戦うことを決めた一同。

頭骨の方ではピーク救出をかけてライナーとジャンが。

尾骨の方ではアルミン救出をかけてミカサとアニとコニーが必死に戦っている。

頭骨付近に降り立ったライナーはすぐさまに鎧の巨人へと姿を変える。

周囲にはエレンの首を守るように配置された数十体の戦鎚の巨人がひしめいている。

戦鎚の巨人は俺が引きつける

今だ!!ジャン!!

ライナーが巨人を引きつけている間に、エレンの首に巻きつけられた爆弾を目指すジャン。

しかし目前に煙が立ちこみ始め、煙の中から新たな巨人たちが生成された。

クッ…そりゃあ…普通…しもべを増やすよな

ライナーとジャンにより、敵の注意が引きつけられたのを確認して、囚えられたピークが反撃に転じる。

私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら間違いだよ

車力の持続力なら私がやられない限り勝つまで戦える 何百回でも!

だからジャン!!私のことは心配しないでいいから私に構わず爆破を

ピークが持ち前の再生能力を活かし戦う。

敵に傷つけられる度にいったん人間の姿に戻り、その後素早く巨人化し敵のうなじを食い破る…この戦法は確かに車力の再生力でしか実現できない戦い方だ。

決して諦めないリヴァイ

二班がそれぞれ戦いに向かうのをファルコの背中から見守るガビとリヴァイ。

リヴァイは自身の負傷した体を見ながら考えにふける。

…ジークはどこだ…どこにいる

…見つけてもこのザマじゃ足手まといか…

エルヴィンに託された最後の命令であるジークの抹殺。

唯一の親友であったエルヴィンを思い出す。

ヤツの命令をしくじったことは無かった…一度も…

なのに…ヤツの最後の命令だけがなぜ…

俺達の役目はあそこで終わりだったのかもしれない…

ガキ共を海に届ける そこまでの役目だったとしたら…

なぁ…お前達が捧げた心臓は他の心臓を踏み潰すためにあったのか?

リヴァイは今にも泣き出しそうなほどに悲痛な表情を浮かべる。

散っていった仲間の顔を想いながら、心に湧いた疑問を否定する。

違う…俺達が夢見た巨人のいない世界は呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ

そうでなければあいつらの心臓と見合わない

…エルヴィン 俺はー

お前を選ばなかったことに…悔いはない

お前らと同じ目をしたあいつに未来を託したことに…

どれだけ悲劇的な状況であろうとリヴァイの心は決して折れない。

その理由は志をともにした仲間たちにあった。

仲間が命を捧げて紡いできたからこそ今がある。

仲間の死を無駄にすることだけはしたくない。

だからリヴァイは最後の瞬間まで命を燃やして戦い続けるのだろう。

「道」で遭遇するアルミンとジーク

ここで場面はアルミンの心の中へと変わる。

動かなくなったアルミンの体から意識だけが幽体離脱のように抜け出している。

どうして…どうして僕の体は…動かないんだ…

たのむから…動いてくれ みんなが…死んでしまう

ライナー、ピーク、ジャン、コニー、ミカサ、…アニ

最終決戦の最中に囚われてしまい、仲間たちと共に戦うことができないことを悔いるアルミン。

そしてやはり、アニへの想いだけは特別な感情が込められているようだ。

親友であるエレンを救いたい気持ち、仲間を守りたい気持ち、それらが達成できない不甲斐なさが混じり合って涙を流すアルミン。

動かなくなった自身の体を見つめながら、感情を爆発させる。

みんなが!!死んじゃうんだよ!!起きろよクズ!!ゲス野郎!!役立たず!!

僕はお前が嫌いだ!!ずぅうっとお前は!!僕を裏切り続けてきた!!

もらった命も!!期待も!!責任も!!何も!!何一つ!!何にも返せなかったじゃないか!!

なのに!!なんで死んでんだよ!?動け!!動けよ!!

激情に身を任せても決して動かない体。現実は非情だ。

しかしアルミンの最も優れた長所である頭脳は、こんな非常時でも冷静にヒントを見つけ出す。

…砂

考えろ 本当に死んでるなら脳に酸素が回らない状態でなぜ考えることができる?

ここは…夢でも幻でも死後の世界でもない…

ここは「道」 ここは現実だ!!

気づいたアルミンがあたりを見回すと、そこには大きな座標の姿があり、間違いなく「道」の中にいることを確信したアルミン。

…僕は巨人の口の中にいるはずなのに

なぜかみんなの状況がわかる…エルディア人が皆「道」を通じて繋がっているから?

…それなら何か…ここでできるかもしれない そうだ 考えろ 考えろ!!

自身が「道」にいることを利用して、仲間を救う方法があるはずだと活路を見出したアルミン。

その時、ふと背後に目をやると、そこにジークがいた。

ジークは静かな目でアルミンを見つめながらアルミンに語りかける。

こんにちはエレンの友達

君もユミルに食われたか…

遂に邂逅したジークとアルミン。

以前は敵同士だった二人が、果たしてこの状況でどのような関わり方を選ぶのか…

 

次の137話まで続きはお預けだ!

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