進撃の巨人最終巻34巻ネタバレ解説と感想考察 【ミカサの頭痛やパラディ島のその後】

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約11年間続いた超大作『進撃の巨人』がついに完結した。果たして自由を追い求め続けた少年エレン・イェーガーや調査兵団たち、この世界はどのような結末を迎えたのか?

本記事では、『進撃の巨人』34巻のネタバレありのあらすじや考察などに加え、本誌になく単行本で加筆された内容のまとめや、「34巻特装版」や『キャラクター名鑑FINAL』、諫山先生のコメントなどの情報もお届けする。

最終回に関する情報は、こちらから!

エレンに駆け寄る104期訓練生たち!単行本34巻の表紙について

進撃の巨人34巻

出典:amazon.co.jp

表と裏で今まで別々に描かれていた『進撃の巨人』のブックカバー。

最終巻の表面には、エレンとアルミン、ミカサが追いかけっこをした夕暮れの丘が描かれている。

実はこのブックカバーは、表と裏で一枚の絵になっており、裏面には本編ではありえないが、幼少期の104期訓練生が描かれており、エレン達に駆け寄るようなシーンとなっている。

幼少期の登場人物というだけでホッコリしてしまうのだが、よく観察してみると様々なこだわりを感じ取れた。

まず、雰囲気からしか断定はできないがクリスタやマルコ、ユミルなど、終盤にはほとんど登場しない104期訓練生たちも描かれているではないか!

個人的な一番のお気に入りは田舎の少年を思わせるコニー・スプリンガー。

更に背景に注目をしてみると、巨人が連なっていたあの忌々しき壁が存在しないのだ。

巨人の存在しない平和な世界線でもしも彼らが出会っていたなら…という設定なのではないだろうか。

誰もが一度は妄想したであろうシーンが描かれており、ファンも思わず唸る最終巻にふさわしい渾身のブックカバーとなっている!

『進撃の巨人』33巻のおさらい

前巻『進撃の巨人』33巻では、遂にエレンが人類の大半を駆逐するための地鳴らしを開始した。逃げまどう人々は無情にもエレンの進撃によって踏み潰されてされていく。

この世界で一番の「自由」を手に入れた者エレン・イェーガーは、待ち望んだ風景を眺めていた。人類大虐殺を目論むエレンを止めるために対話を求める調査兵団らであったが、空しくも破談する。

オレ達がやることはただ一つ、戦え

人類存亡を懸けた決戦の地はスラトア要塞…!

第135話「天と地の戦い」【始祖ユミルとエレンvs調査兵団らの戦いが始まる!】

世界連合艦隊は進撃の巨人を駆逐すべく、持てるすべての兵器を投じて、地鳴らしを止めようと試みる。

無数の弾薬をエレンめがけて投下するも、始祖ユミルの操る獣の巨人が全ての空挺部隊を一蹴するのであった。

人類が絶望し、最後の時を迎える覚悟を固める中、ミカサを始めとする調査兵団たちはエレンに強襲を仕掛ける。

全ての決着をつけるべく意気込むも、主戦力であるアルミンが超大型巨人になる間も与えられず、動物型の巨人に捕獲されてしまう…。

「もが!?」となんとも情けない声をあげ、巨人の舌を口にねじ込まれて身動きが取れなくなったアルミンは早々に戦線から離脱する。

想像すると嗚咽を感じてしまうような捕獲のされ方だ…。

朦朧とする意識の中で、アルミンは自身の無力さに打ちひしがれる。

一方、残されたミカサ達はアルミンの奪還を最優先に行動を開始!

それを阻むのは、始祖ユミルが創り出した歴代の9つの巨人であった。

無垢の巨人とは異なり、知性を持ち統率の取れた軍隊のように立ち回る旧9つの巨人たちに、徐々に追い詰められる調査兵団一行。

絶体絶命の中、窮地を救ったのは、飛行化したファルコと戦線を離脱したはずのアニであった!

巨人が空を飛べたことにもビックリだが、無表情が売りのアニが助けにきたこのシーンは読者も驚きを隠せないだろう。

進撃の巨人 ネタバレ135話感想【立ちはだかる歴戦の巨人兵と空を駆けるファルコ】

第136話「心臓を捧げよ」【エレン討伐の覚悟を決めアルミンをオカピから救え!】

調査兵団はふたつの任務を完遂する必要があった。

一つはアルミンの奪還、そしてもう一つはエレンの討伐だ。

アルミンは15代調査兵団団長であり、同時に超大型巨人の能力を継承していることから文字通り最高戦力である。

また超大型巨人は巨人化する際に高出力のエネルギーを爆破させることから、進撃の巨人に唯一対抗できる力と考えられたためだ。

捕らえられたアルミンは進撃の巨人の尾骨付近にいることが想定されており、リヴァイ兵長は、アルミン救出班とエレン討伐班に分かれて行動をする必要があると話す。

エレンを倒すには、ピークがエレンの頭部に掛けた爆薬を起動させる必要がある。

対話を諦め、エレンを殺す…。

エレンに改心してもらい地鳴らしを止めるつもりだった調査兵団にだったが、この言葉は身内に手をかけることを意味する。

幼馴染のミカサも動揺を隠しきれないでいた。

地鳴らし発動前、エレンの首をライフルで吹き飛ばしたガビは、エレンの首の断面から光るムカデのようなものが発生したことを思い出す。

ただでさえ主人公を銃殺し、進撃の巨人のキャラクターの中でヘイトを集めるガビの空気の読めない発言…。

このガビの仮説に対して、何か言いたげなミカサ、ジャン、ライナー、コニー、リヴァイ。

何とも言えない表情であるが、思惑は様々であろう。

ガビからするとエレンとの付き合いの浅さと、敵国の首謀者という距離感は変わることは無いようだ。

当面の目標が決まり、再度進撃の巨人めがけて降り立つ調査兵団たち。

アルミンを奪還するべく、アニとミカサはある巨人に目をつける。

アニ「あれ!?あれはオカピでしょ!!」

ミカサ「オカピは知らない!」

最終巻にして山育ちのはずのミカサの衝撃告白!

どうやらアルミンを捕獲しているのはオカピの巨人だったようだ。

場面は切り替わり、肉体と魂が分かれているような幽体離脱状態のアルミン。

自身の非力さに打ちひしがれながらも、アルミンは精神世界でジーク・イェーガーと邂逅する。

「道」にたどり着いたアルミンに活路は開けるのだろうか?

進撃の巨人 ネタバレ136話感想【決して諦めないリヴァイ、交錯するアルミンとジーク】

第137話「巨人」【リヴァイとジークの因縁に遂に終止符】

始祖ユミルの操る歴戦の巨人たちに防戦一方の調査兵団メンバー。

絶体絶命の窮地に立たされていた彼らを救ったのは、死んだはずの過去の巨人能力継承者たちであった。

状況が呑み込めないのも無理はない。

先ほどまで対峙していた巨人たちに突然助けられれば誰でも混乱するだろう。

話は道で邂逅するアルミンとジークまで遡る。

全てのエルディア人たちは道で繋がっていた…。

ジークはアルミンに対して、人類の真理を説いていた。

論破され言い返せないアルミン…。

同じ頭脳派という点ではジークの方が一枚上手なのだろうか?

するとアルミンはエレンたちとの思い出をポツリポツリと語りだす。

確かにジークにもあったのだ…クサヴァーさんとのキャッチボールをしたかけがえのない思い出が。

過去の思い出に浸る中、彼らの後ろに現れる人影。

そこには歴戦の巨人能力継承者たちの姿であった…。

生も死もない始祖ユミルの精神世界で眠っていたクサヴァー、ベルトルト、グリシャを起こすことに成功したジークとアルミン。

繋がりを求めていた始祖ユミルの願いを叶えたことから、彼らが調査兵団に協力することとなり、戦況は一変する。

加勢を得たことで、ミカサはアルミン奪還に成功!

そして、自ら「おーい!」と手を振って姿を現したジークの首をリヴァが切り、因縁の対決に終止符が打たれる。

王家の血を引くジークが絶命したにより、人類を淘汰し続けた地鳴らしはようやくその歩みを止めたることとなる!

そして、進撃の巨人頭部に位置していたジャンはエレンの頭部の爆破に成功。

死に急ぎクソバカ野郎

悲痛な表情で叫ぶジャンはどのような気持ちであったのだろうか…。

胸が締め付けられるような展開の中、エレンの脊椎部からは再度光るムカデのようなものが…!

エレンと再度接触を試みているのだろう。

超大型巨人の爆破能力でエレンを吹き飛ばすために、飛行巨人ファルコに乗って離脱する調査兵団たち。

さよなら…エレン

歴戦の継承者達の力を借り、アルミンは超大型巨人の爆破でエレンを葬るのであった。

進撃の巨人 ネタバレ137話感想【復活のアルミン。歴代の巨人の力を借り反撃の狼煙をあげよ! 】

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