今、いつでも好きな作品を楽しめる動画配信(VOD)サービスを利用する人が増えています。
新作の映画やアニメ、話題の海外・韓流ドラマ、リアルタイムで楽しみたいスポーツやライブの中継など。
本記事では、有名な12個のサービスを「ドラマ派」「テレビ派」「アニメ派」「スポーツ派」「韓国ドラマ派」などのジャンルに分けて徹底比較。
あなたの好みに合ったおすすめの動画配信サービスをお伝えします!
「とにかく間違いのない動画配信サービスを使いたい!」という方は、【いろんな動画を楽しみたい方におすすめ!】見放題コンテンツ数が多い定額制VODサービス3選をご覧ください。
また、「特に観たいジャンルがある!」という方は、タイプ別にサービスを紹介したこちらを読んでいただくのがおすすめです!
【ドラマ派におすすめ!】海外・国内ドラマに強い定額制VODサービス2選
【テレビを見逃しがちな方におすすめ!】TVドラマ・バラエティに強い定額制VODサービス3選
【お子様と一緒に楽しめる!】アニメに強い定額制VODサービス2選
【スポーツ観戦大好き!】スポーツ中継コンテンツに強い定額制VODサービス1選
【韓国ドラマ派におすすめ!】韓流・アジア系作品に強い定額制VODサービス1選
目次
- 【2020年最新】VOD人気ランキング!今1番選ばれている動画配信サービスは?
- VOD(動画配信サービス)とは?種類と特徴をわかりやすく解説
- 定額制動画配信サービスを選ぶ6つのポイント
- おすすめ定額制VODサービス12社を徹底比較!
- 【いろんな動画を楽しみたい方におすすめ!】見放題コンテンツ数が多いおすすめ定額制VODサービス3選
- 【ドラマ派におすすめ!】海外・国内ドラマに強い定額制VODサービス2選
- 【テレビを見逃しがちな方におすすめ!】TVドラマ・バラエティに強い定額制VODサービス3選
- 【お子様と一緒に楽しめる!】アニメに強い定額制VODサービス2選
- 【スポーツ観戦大好き!】スポーツ中継コンテンツに強い定額制VODサービス1選
- 【韓国ドラマ派におすすめ!】韓流・アジア系作品に強い定額制VODサービス1選
- まとめ
【2020年最新】VOD人気ランキング!今1番選ばれている動画配信サービスは?
まず、今1番選ばれている動画配信(VOD)サービスはどこなのでしょうか?
「資料1.3.6 利用している有料動画配信サービスTOP10(複数回答)」インプレス総合研究所 動画配信ビジネス調査報告書2020によると、1,085人が利用中の有料動画配信サービスについて回答(複数可)し、Amazonプライム・ビデオが圧倒的に利用数No.1となっていることがわかりました!
ただし、Amazonプライム会員は必ずしも動画配信サービスではなく、配送料無料を目的としている方も多いので、Amazonと他のVODサービスを組み合わせて利用されている人が多いようです。
中でもNetflixとU-NEXTが人気で、dアニメストアも健闘しているといった印象を受けます。
アニメに特化したサービスは「鬼滅の刃」などの大ヒット作品を楽しむために選ばれているかもしれませんね!
続いて、よく試聴されているジャンルについて見てみましょう。
「資料4.2.2よく視聴する動画のジャンル(複数回答)」インプレス総合研究所 動画配信ビジネス調査報告書2020によると、「お金を払ってまで視聴したいジャンル」ということで、やはり普段劇場でしか観られない洋画・邦画が圧倒的に多いです。
ドラマも比較的多いですが、テレビでも観ることができるので無料で楽しみたい傾向があるのでしょう。
また、Netflixの人気が高いのは、海外ドラマの需要が高く、質・量ともに圧倒的な強みを持っていることが理由と言えそうです。
VOD(動画配信サービス)とは?種類と特徴をわかりやすく解説
インターネットが普及していなかった時代、動画コンテンツはお店まで出向き、DVDやBlu-rayを購入するかレンタルすることで視聴していました。
しかし、パソコンやスマートフォンを多くの人が持っている現代では、家にいながらしてVOD(動画配信サービス)で作品を楽しむことができるようになりました。
VODとはVideo On Demand(ビデオ・オン・デマンド)の略で、簡単に言うと「ネットを使って動画を視聴する」サービスのことです。
「VOD=定額制動画配信サービス」のイメージの方も多いと思いますが、実はVODの中でも4つのタイプに分類できます。
「SVOD」「EST」「TVOD」「AVOD」です。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
SVOD(定額制動画配信)【現在の主流!一定金額で見放題のサービスが楽しめる】
SOVDとは「Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)」の略で、定額制動画配信のことです。
ユーザーは月間や年間といった一定期間、決まった金額を支払うことで、見放題の対象となる動画を自由に視聴できます。
期間中は何本見ても料金は変わりません。
音楽サービスでもよく耳にする「サブスク」の動画配信版とも言えます!
こちらが現在もっとも利用者の多い有料配信サービスとなるので、「SVOD=VOD」として認識されることも多くなっています。
EST(買い切り型動画販売)【動画が自分のモノに!いつでもどこでも楽しもう】
ESTは「Electric Sell-Through(エレクトリック・セル・スルー)」の略で、ネットを通して動画ファイルを完全に買い取るサービス形態です。
イメージとしては、実際のDVD屋さんで2,500円ぐらいの代金を支払いお目当てのDVDを買う感じですが、ESTであれば店舗に行く手間や時間を省き、その場ですぐに視聴できます!
かつてはデータを自分で保存しなければなりませんでしたが、今は購入先のサービス内に保存してくれるので、無制限にコンテンツを楽しめることが多く安心です。
例えば、Amazonプライム・ビデオで作品を購入すると、自分のPCやスマホのメモリ領域を使うことなく動画が楽しめ、Amazonプライム会員を辞めたとしてもアカウントを消さなければ、無期限に視聴することができます。
ずっと楽しみたいお気に入りの1本は、このESTで自分のモノにして、いつでもどこでも楽しめるようにするのがおすすめです!
TVOD(都度課金型動画配信)【都度レンタル。最新・話題作をいち早く楽しむときに!】
TVODは「Transactional Video On Demand(トランザクショナル・ビデオ・オン・デマンド)」の略で、その都度課金して購入するレンタルタイプの動画配信サービスです。
TUTAYAなどレンタルショップに行って、お目当てのDVDをレンタルするイメージです。
実際のレンタルとの大きな違いは、視聴期限が48時間や7日間ときっちりに決まっているので、返し忘れることがありません!
レンタル期限を超えると自動的に視聴ができなくなり、延滞料金は発生しません。
ただし、見忘れていたらただ課金しただけという悲劇が起こりますので、借りたらすぐに視聴するようにしましょう。
AVOD(広告運営型動画配信)【広告付きで無料で楽しむ。YouTubeでおなじみ】
AVODとは「Advertising Video On Demand(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)」の略で、広告が付いた動画配信のことをさします。
「YouTube」や「ニコニコ動画」など、視聴していると途中で広告が入ってくるサービスは、AVODに分類されます。
視聴者から直接お金を集めるのではなく、スポンサーからの広告費で収益をあげるビジネスモデルで、民放のテレビを視聴するとき、お金が掛からないのと同じ仕組みです。
ただし、配信されている映画やアニメ、ドラマなどが限られていたり、広告が入って作品に集中しづらいといった面があります。
今回は、観たい作品・コンテンツを純粋に楽しむ満足度を重視した動画配信サービスを取り扱いますので、AVODサービスの紹介は割愛させていただきます。
まとめ【サービスを組み合わせた「複合型」が今の主流!】
本章では、VODの種類を特徴とあわせて紹介しました。
定額制動画配信(SVOD)のみを扱っているサービスは現在、海外発のNetflix(ネットフリックス)のみで、国内を中心としたサービスは、いくつかの型を組み合わせた「複合型」が主流です。
この記事でもそれぞれのサービスを詳しく紹介してますので、自分に合ったサービスを見つけてみてください!
定額制動画配信サービスを選ぶ6つのポイント
各サービスとも他サービスとの競争に勝つため、意識的に差別化を図っています。
チェックしておくべきポイントがありますので、これらを参考にしてサービスを選んでみてください。
①好きな作品・ジャンルの充実度【これがないとはじまらない】
動画配信サービスを選ぶ時、1番気になるのが「どれぐらい好きな作品があるかどうか?」という点です。
特定の作品についてはHP上ですぐ検索できますが、ジャンル全体の充実度となると少しわかりにくいかもしれません。
どうせなら好きなジャンルの作品をたくさん楽しみたいですよね?
動画配信サービスにもそれぞれ得意ジャンルがあります。
例えば、海外発のNetflixは海外ドラマで無類の強さを誇りますし、スポーツといえばDAZNでライブ中継がたくさん観られます。
②料金形態【もちろん安い方がいい!】
月額料金は現在500円~2,000円ぐらいが相場になっています。
最安値は、Amazonプライム・ビデオの年間プラン4,900円を利用した場合の月額約408円(税込)となります。
またサービスによってはポイントを使って安くなる場合もありますので、そちらもチェックしておきましょう。
月々いくらまで動画配信にお金を使えるか、予算と照らし合わせながら検討してみてください。
③無料お試しサービスの有無と期間【実際使わないと分からない!】
各サービスの情報は溢れているのに、なぜお試しする必要があるのでしょうか?
それは、作品名や料金は事前に調べることができても、使い勝手やジャンルのラインナップが自分に合っているかまでは、実際使ってみないと分からないからです。
ぴったりなサービスを見つける一番の方法は「すべてのサービスを試してみること」ですが、実際にやってみると時間がかかり手間も多いです。
最も簡単で正確なのは、「本記事からいくつかサービスを絞り込んだ上で試してみて、1番良かったサービスを選ぶ」という流れではないでしょうか。
ほとんどのサービスで無料のお試し期間が2週間~1ヶ月ほど設けられています。
また、今回紹介する無料お試し期間があるサービスは、期間中いつ解約しても一切料金が掛かりませんので、安心してサービスを試すことができます。
④同時視聴の台数【家族で利用するなら複数の端末で見たい】
同時視聴数とは「1つの契約で同時に視聴できる端末の数」のことです。
例えば、お母さんと娘はリビングでドラマを、お父さんはタブレットでスポーツを、息子はスマホでアニメを、といった使い方になります。
このようなニーズに応えてくれるサービスはやや限られてきます。
1つの契約で複数のアカウントを取得し、複数の端末で楽しめるサービスでも、同時に視聴できるとは限らないからです。
家族の中で誰かが視聴し終わるのを待つって、ちょっとイヤですよね。
「同時視聴数」についてもしっかりチェックしておきましょう。
⑤画質と音質【大画面で観るなら。音にもこだわる】
スマホで利用するならあまり気になりませんが、PCなどの大きな画面でみるならやはり画質はHD以上が必要となるでしょう。
とくに現在は大きな画面(32インチ以上)のTVが安価になったこともあり、ご家庭では良い画質での視聴に慣れているはず。
さらに音声もホームシアターセットをご利用の方なら、後ろからも迫力の重低音が響いてくる5.1ch仕様が欲しいですよね。
画質や音質についても確認しておきましょう。
⑥ダウンロード機能【全動画配信サービスに共通の注意点とは?】
全ての動画配信サービスに共通する大切な注意点は、「ダウンロード機能があるか」ということです。
ダウンロードのメリットはWi‐fi環境下でダウンロードして、通勤途中など好きな時に好きな場所で見ることができるだけでなく、データ通信量の節約にもなります。
まさに、映像コンテンツを楽しむためには必須になりつつある、といってもいいぐらいです。
逆にストリーミング再生しか対応していないサービスだと、通信状況に応じてカクカクしたり、場合によっては中断してしまったりすることも。
もちろん音楽ライブやスポーツのような生中継が必要なコンテンツなどはダウンロードはできずストリーミング配信*となるので、万全の受信状況を用意する必要があります。
映画やドラマといったパッケージになった作品は、いつでも・どこでも動画配信を安心して楽しめる、ダウンロード機能があるサービスを選びましょう!
*ストリーミング配信とは、データが手元の機器に保存されずインターネット接続なしには再生できない配信方法です。
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