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芥川龍之介おすすめランキング【読書好き44人に聞いた!】

こんにちは、ReaJoy運営のにしざわです!

ReaJoyの【読書好き〜人に聞いた!】企画、今回は芥川龍之介の人気作品ランキングです。

Twitterと読書メーターを中心に読書好きの方44人に最大5つまでおすすめ作品を投票してもらった結果をランキング形式で紹介していきます!

MEMO
ピンクの枠内のあらすじはAmazon、BOOKデータベースなどからの引用です。

それでは、本編お楽しみください!!

芥川龍之介おすすめランキング

(1892-1927)東京生れ。東京帝大英文科卒。在学中から創作を始め、短編「鼻」が夏目漱石の激賞を受ける。その後今昔物語などから材を取った王朝もの「羅生門」「芋粥」「藪の中」、中国の説話によった童話「杜子春」などを次々と発表、大正文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式を完全に身に付け、東西の文献資料に材を仰ぎながら、自身の主題を見事に小説化した傑作を多数発表。1925(大正14)年頃より体調がすぐれず、「唯ぼんやりした不安」のなか、薬物自殺。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された。

1位:蜜柑 10票

隅田川沿いでの生い立ちを反映した最初の小説「老年」、以後、芥川は多彩な短編小説、小品を織りなした。素朴な娘の愛情の表現に、憂鬱な感情を忘れる「蜜柑」、中国古典に拠った夢と詩情を描いた掌篇「尾生の信」…。愚ともいえる素朴で正直な人間にも、作者は優しいまなざしを向ける。芥川の佳作二十篇を選んで収める。

蜜柑の感想

うぐはら

舞台は汽車の中。 車掌と揉め、 主人公の前の席に座っていた、 みすぼらしい服装の小娘。

煙が車内に充満するのに、 窓を開けようとするなど、 失礼極まりない行動を取ります。

怪訝な目で見ていた主人公ですが、 彼女が弟たちのために起こした、 『ある出来事』によって、 態度を見直すことになります。

鍵となるのは、この一文。

「忽ち心を躍らすばかり暖かな日の色に染まっている蜜柑」。

美味しそうな蜜柑がある風景が、 目に浮かんで来そうです。

2位:藪の中 7票

わたしが搦め取った男でございますか?これは確かに多襄丸と云う、名高い盗人でございますー。馬の通う路から隔たった藪の中、胸もとを刺された男の死骸が見つかった。殺したのは誰なのか。今も物語の真相が議論され続ける「薮の中」他、「羅生門」「地獄変」「蜘蛛の糸」など、芥川の名作、6編を収録。

藪の中の感想

原田龍一 - Ryuichi Harada

「事件は藪の中」の言葉の語源になった作品。じっさい、この作品をどう解釈しても真相はわからない。そこがまたおもしろい。

ケイ

読むほどに迷い込む。伏見から山奥に入った藪の中で見つかった男の死体。誰が殺した? 男が連れていた妻をてごめにした多襄丸か。自らを辱めた男に懸想した女か。もしくは行きずりの旅人か。分かるのは理由だけ。美しさがすぎる女がいたのだ。一番恐ろしいのは書き上げた芥川の筆の冴え

3位:羅生門 6票

うち続く災害に荒廃した平安京では、羅生門に近寄るものもいなくなっていた。その楼上で、生活のすべを失い行き場をなくした下人は、死人の髪の毛を抜く老婆に出くわす。その姿に自分の生き延びる道を見つける…。文壇処女作となった「羅生門」をはじめ、初期の作品を中心に18編を収録。人間の孤独と侘しさを描いた名品の数々は、時代を超えて新鮮な驚きを読者に与え続けている。芥川文学の原点を示す、繊細で濃密な短編集。

羅生門の感想

yurika

初めて読んだ時は怖かった記憶があります。特に老婆が死体から髪を抜いているシーンに。今思うと、怖さよりも、生きるために悪事を働かなければいけない、極限に陥った人間の描写が、秀逸だと感じます。

4位: 地獄変 5票

“王朝もの”の第二集。芸術と道徳の相剋・矛盾という芥川のもっとも切実な問題を、「宇治拾遺物語」中の絵師良秀をモデルに追及し、古金襴にも似た典雅な色彩と線、迫力ある筆で描いた『地獄変』は、芥川の一代表作である。ほかに、羅生門に群がる盗賊の悽惨な世界に愛のさまざまな姿を浮彫りにした『偸盗』、斬新な構想で作者の懐疑的な人生観を語る『藪の中』など6編を収録する。

地獄変の感想

凪(読書垢)

元から持ち合わせていた「悪とは何か」という概念を全て打ち砕き、切々と訴えてくる短編だと考えています。 まさに「地獄変」というタイトルが相応しく、最後の一文で突き放されるような気持ちは、ほかの小説からは得られないものだと思います。

ゆきやなぎ

最も芥川龍之介らしい作品、と聞いて読んでみました。上品な語り口で狂気に満ち溢れた物語を語る、確かに芥川龍之介らしいかもと思います 語り手が主要人物でないので、主要人物が何を考えているのか分からないところにも謎と恐ろしさを感じます。すごく面白くて、この作品から芥川にのめり込みました

5位:蜘蛛の糸 4票

生前の悪行のために地獄に落ちた犍陀多。しかし彼のたったひとつの善行を思い出したお釈迦さまは、 極楽から救いの糸をたらすが—。表題作「蜘蛛の糸」をはじめ、土を積み、風をはらみ、一気に山を下る憧れのトロッコに乗れた喜びも束の間、日暮れ の山道にひとり取り残されてしまった少年の不安を 描いた「トロッコ」、色彩感溢れる美しいラストシーンが印象的な「蜜柑」など、一度は読みたい名作短篇八篇を収載。

蜘蛛の糸の感想

紅葉@読書垢

冬休みに帰省せず寮に残って生活する男の子たちの物語です。どこにでもいるような男の子たちだけど、実は色んなものを抱えて、そしてそれを吐露して、聞いた子達は受け入れる。ザ・青春小説だと思います。

主題歌つき書評はこちら

『蜘蛛の糸・杜子春』芥川龍之介【芥川の魅力が凝縮された短編小説】

5位:鼻 4票

鼻の感想

yurika

禅智内供の内面、特に鼻を短くしたのに笑われ、不信になる心情が、現代でも通じるリアルさがある感じます。また、作品の元となった宇治拾遺集と比較すると、芥川作品が持つ暗さと、心情の描きかたがより際立っており、印象に残りました。

7位:河童 5票

河童の感想

ゆきやなぎ

kappa、という語呂が好きです笑芥川が自殺した年に書いたものだということを踏まえて読むと、ユーモアのある中にも芥川の苦悩や寂しさを感じます。 読み終わったあとのなんとも言えない虚しさも含め大好きな作品です

7位:歯車 5票

ここに収めた三篇は,いずれも作者最晩年の代表作.『玄鶴山房』の暗澹たる世界は,作者の見た人生というものの,最も偽りのない姿であり,『歯車』には自ら死を決意した人の,死を待つ日々の心情が端的に反映されている.『或阿呆の一生』は,芥川という一人の人間が,自らの一生に下した総決算といってよい

歯車の感想

原田龍一 - Ryuichi Harada

作者が自害する前の遺作。不安な、また不気味な象徴が次々に現れる。ラスト、家に帰ってからの奥さんとのエピソードは事実だということも、この作品の暗さと重さを増している。

9位:杜子春 4票

金持ちの息子、杜子春が財産を使い果たし途方に暮れていると、見かねた仙人に大金を授けられる。しかし、金の有無で態度を変える人間に嫌気がさし、仙人へ弟子入りを志願した。そんな彼に課された条件はたった一つ。「決して声を出さないこと」。虎や蛇、地獄での責め苦にも、決して口を開かない彼だったが…。青年が平凡に生きる喜びを見つけるまでを描く「杜子春」ほか、「女」「南京の基督」など全十七篇を収録。

杜子春の感想

tsukasa

人間関係に悩み、自分を見失う杜子春に、様々な試練を与えながら本当に大切なものが何かを本人に気付かせてくれる仙人。とてもシンプルなお話ですが、芥川の優しさを感じる作品です。

10位:芋粥 2票

芋粥の感想

SO-1

「芋粥」をお腹いっぱい食べたいと願う人が、偶然にもその願いを叶えることが出来たのだが………というお話 現代では芋粥は馴染みのないものですが、「1度でいいから!」という憧れのモノ、コトは誰しもあると思います その「憧れ」を実際に手にした時、ほんの少しの落胆が心に残るのは、人間らしいなと思いました

10位:トロッコ 2票

「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だー。かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。

トロッコの感想

音藤 村哲 (ネフジ ソンテツ)

これは「あること」を繰り返している話だ。良平はトロッコを押して遠くまで来てしまった。そして少し年を食って上京し、これはあることを繰り返す話だ。 「トロッコを押して遠くまで来てしまった」と「妻子と共に上京してきた」をキーワードに読んでみて欲しい。よく読んでみると一人の人間がそこに見える。

10位:犬と笛 2票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の童話。初出は「赤い鳥」[鈴木三重吉主宰、1919(大正8)年]。「赤い鳥」に発表した2作目の童話であり、単行本未収録。後に「芥川龍之介全集」第4巻に収録された。笛の名手「髭長彦」が葛城山の3人兄弟の神から犬を貰い、姫を助ける話。大和盆地周辺の神話的な環境を、神話的・説話的話型で描いた作品。

犬と笛の感想

tsukasa

大人も楽しめるおとぎ話です。 お礼にもらった3匹の犬を自分のためではなく、他人のために使いこなす髪長彦の人間性に尊敬してしまいました。

10位:或阿呆の一生 2票

視界に半透明の歯車が回っている「僕」の美しくも奇怪な心象風景を綴った小説「歯車」。自らの一生を「月」「械」「剥製の白鳥」「敗北」など、五十一項目でモザイク的に表した「或阿呆の一生」。これらの遺稿のほか、「良心とは厳粛なる趣味である」など、短い警句の中に独特のユーモアと哀感が滲む芥川版箴言集「侏儒の言葉」、遺書「或旧友へ送る手記」など、三十五歳で自死を遂げるまでの最晩年の小説や評論を厳選収録。

14位:桃太郎 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の後期の小説。初出は「サンデー毎日」臨時増刊[毎日新聞社、1924(大正13)年]。「白葡萄」[春陽堂、1925(大正14)年]に収録。昔話「桃太郎」のパロディであるが、日本政府が中国を植民地化したことを訴える内容となっており、その政治性、時代性から初期プロレタリア小説と位置づける見方がある。

桃太郎の感想

ミッチッチ

日本昔ばなし「桃太郎」…とは違った「桃太郎」。何故川から桃が流れたのか。果たして桃太郎は本当に英雄なのか。犬、猿、雉子の正体… 芥川龍之介の鬼才さを感じさせられると共に、正義とは…と考えられた作品です。

14位:煙草と悪魔 1票

幼児を救うために火中にとび込む若い殉教者の死と奇蹟を美しく綴った表題作。煙草の日本伝来を考証的な説話スタイルで軽妙に語る「煙草と悪魔」。伝説や説話をとりあげて独特な奇警な解釈を与え、巧智極まる文章によって再現してみせる芥川(1892-1927)の才気に充ちた作品から、いわゆる切支丹物13篇を選び収めた。

煙草と悪魔の感想

ヨシダケイ

戦国日本。牛商人と悪魔の知恵比べ。牛商人は魂を取られるところだったが、運良く悪魔を打ち負かし、悪魔の残した煙草畑も手に入れる事が出来た。その後、日本に煙草が普及。果たして悪魔は本当に負けたのだろうか?色々と考えさせられる作品です。

14位:魔術 1票

「謎解き」と「解かれざる神秘」芥川龍之介がこだわった二重の意味のミステリ。犯罪、探偵、風刺、幻想、神秘、そして心の声が現代仮名遣いによって甦る!

14位:侏儒の言葉 1票

眠りは死よりも愉快である。少くとも容易には違いあるまい―。鋭敏な頭脳と表現力を無尽に駆使し、世に溢れる偽善や欺瞞を嘲る。死に取り憑かれた鬼才の懐疑的な顔つきと厭世的な精神を鮮烈に伝えるアフォリズム(『侏儒の言葉』)。自らの人生を聖者キリストに重ね、感情を移入して自己の悲しさ、あるいは苦痛を訴える(『西方の人』)。自殺の直前に執筆された芥川文学の総決算。

14位:偸盗 1票

“王朝もの”の第二集。芸術と道徳の相剋・矛盾という芥川のもっとも切実な問題を、「宇治拾遺物語」中の絵師良秀をモデルに追及し、古金襴にも似た典雅な色彩と線、迫力ある筆で描いた『地獄変』は、芥川の一代表作である。ほかに、羅生門に群がる盗賊の悽惨な世界に愛のさまざまな姿を浮彫りにした『偸盗』、斬新な構想で作者の懐疑的な人生観を語る『藪の中』など6編を収録する。

ケイ

十六夜の月が照らすのは、盗人らが振り上げる太刀や、守る侍勢の刀、あるいは犬たちが剥き出した牙だけではない。偸盗率いる女の心の奥もさらけ出す。隙のない名文からは、狂った犬の群れから飛び散る涎、打ち合う剣の音らが、絵のように見えてくる。そして知恵の足りぬ女の菩薩顔も、赤子を囲む悪者らの笑みすらも

14位:舞踏会 1票

14位:奉教人の死 1票

14位:南京の基督 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の小説。初出は「中央公論」[1920(大正9)年]。「夜来の花」[新潮社、1921(大正10)年]に収録された。3章構成である。南京奇望街に住む15歳の少女「宗金花」の物語。発表当時は内容が通俗的であるとして高い評価を得られなかった。

14位:お富の貞操 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「改造」[1922(大正11)年]。初出時は文末に「(未完)」とあり、同年9月に全文掲載。短編集「春服」[春陽堂、1923(大正12)年]に収録された。維新、上野戦争異聞であり、古河屋の使用人「富」と「乞食の新公」に身をやつした「村上新三郎源の繁光」の話。

14位:大川の水 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の随筆。初出は「心の花」[佐佐木信綱主宰、1914(大正3)年]、初出時の題は「大川の水(A.R.S)」、筆名は「柳川隆之介」。単行本未収録であり、「芥川龍之介全集」第1巻に収録された。大川端に近い町で生まれた芥川の、川に対する思いが綴られている。多くの隅田川文学やヴェネチア文学の強い影響が見られる作品。

14位:猿蟹合戦 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「婦人公論」[中央公論社、1923(大正12)年]。単行本未収録であり、「芥川龍之介全集」第9巻に収録された。いわゆる古典名作「猿蟹合戦」の後日談であり、猿の悪意は証拠不十分、蟹の仇討行為は死刑に値するとして処刑され、死刑後の蟹の家庭は崩壊するというパロディ作品になっている。

14位:酒虫 1票

14位:仙人 1票

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「新思潮」[1916(大正5)年]。単行本未収録であり、「芥川龍之介全集」第1巻に収録された。「サンデー毎日」掲載の同題「仙人」や草稿「仙人」とは別作品。鼠の芸を生業にしている「李小二」と仙人の出会いを描いた話。典拠はアナトール=フランス「聖母の軽業師」であり、前半の展開はほぼ同じ。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を読んで新たな作品との出会いのきっかけになればと願っております。

他の作家さんのまとめ記事もたくさんあるので、ぜひご覧ください!

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