大人気・少年魔法ファンタジー漫画『ブラッククローバー』。
魔法が全ての世界で、生まれたときから魔力が一切なく魔法が使えない主人公・アスタ。
友であり、ライバルでもある天才・ユノと切磋琢磨しながら魔法使いの頂点「魔法帝」を目指す物語だ。
今回は『ブラッククローバー』の中から、特に勇気づけられる名言10個を紹介する。
目次
- 恥ずべきは弱いものではない、弱いままの者だ(フエゴレオン・ヴァーミリオン)
- 俺の仲間は違う・・!!俺の仲間は一緒に高め合う存在だ!!(アスタ)
- お前は特別でもなんでもない だからこそ特別な存在たりうる(魔女王)
- 生き延びて 自分の夢は 自分で叶えろ(アスタ)
- 諦めないのがオレの 唯一の武器だ!!(アスタ)
- 魔力に恵まれなくて…ずっと…悔しかったけど…仲間には…恵まれたんだなぁ…!!(アスタ)
- テメーはテメーの護りてぇもん護ってりゃいいさ いつかはそれが誰かの為になる(ヤミ)
- 運命さんね オレそいつ 嫌いなんだわ(ヤミ)
- とてつもない才能も磨き上げられた力も正しき精神を伴わなければただの暴力!!(フエゴレオン・ヴァーミリオン)
- 私の友達を 放しなさい!!!(ノエル)
- まとめ
恥ずべきは弱いものではない、弱いままの者だ(フエゴレオン・ヴァーミリオン)
王族であり、「紅蓮の獅子王」の団長であるフエゴレオン・ヴァーミリオンがノエルに言ったセリフ。
ノエルは王族にもかかわらず子供の頃から魔法の制御ができず、兄弟たちから馬鹿にされていた。
そのコンプレックスから敵と戦う勇気が出ずにいた。
そんな中でのヴァーミリオンのこの言葉はノエルの殻を破る一言となった。
人は必ず失敗をする。
しかし、それを失敗のままにしておくかどうかは本人次第である。
成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことだ。
俺の仲間は違う・・!!俺の仲間は一緒に高め合う存在だ!!(アスタ)
ラドロスという卑怯で姑息な敵が「仲間の存在価値」について語ったときにアスタが言ったセリフ。
ラドロスは「人間には利用する者と、される者の2種類しかいない。仲間は利用する存在」とアスタに言う。
これまで仲間たちのおかげで成長できたアスタはその発言に怒り、ラドロスを圧倒する。
確かに、部活のチームメイトや、会社の同僚はライバルであり優劣をつけられる。
仲間を利用すれば上に行けるかもしれないが、先に待っているのは孤独でしかなく、その人生は息苦しいだろう。
それに気づけなかったラドロスは一番かわいそうな人なのかもしれない。
お前は特別でもなんでもない だからこそ特別な存在たりうる(魔女王)
魔女たちの母のような存在である魔女王がアスタに対して言ったセリフ。
魔力が一切ないアスタだからこそ、魔力を無効化できる力を手にすることができた。
魔力が一切ないことを言い訳にせず、肉体を鍛え続けていたから2本の剣を扱うことができた。
誰しもが自分にしかできないものを持っている。
短所は本人次第で長所になり得るということを教えてくれる名言だ。
生き延びて 自分の夢は 自分で叶えろ(アスタ)
格好つけのセッケが敵の毒ナイフにやられ、駆け寄ってきたアスタに対し、昔自分が持っていた夢を託そうとしたときにアスタが言ったセリフ。
なお、毒は死に至るようなものでは一切なく、すぐに回復した。
自分の夢というのは簡単に人に託し、叶えてもらうものではない。
例えば甲子園を目指していて、行けなかったとしても、プロ野球選手としてならば甲子園の土を踏むことができる。
また、有名人になれば始球式をすることでその夢を叶えることもできるだろう。
夢をかなえる方法は1つではない。
自分の夢は自分で模索し、掴み取ることが大事である。
諦めないのがオレの 唯一の武器だ!!(アスタ)
強大な敵の前に絶望する仲間たち。
そんな中、唯一諦めなかったアスタが敵に向かって放ったセリフ。
どんな攻撃をしても通用せず勝てる未来が見えないなか、敵のヴェットは立ち上がるアスタに「そんな身体で何ができる?」と問う。
対してアスタは「諦めないのがオレの 唯一の武器だ!! そしてオレは願いを叶えるまで諦めねー!!」と言い放つ。
アスタの決して諦めない強い意志が感じられるシーンだ。
「諦めない」という武器は、きっと誰しもが持っている。
しかし、それを貫き通せる人はごく一部の人たちだ。
自分の意思で決めることができるからこそ、己の強さが問われる。
魔力に恵まれなくて…ずっと…悔しかったけど…仲間には…恵まれたんだなぁ…!!(アスタ)
ヴェットとの戦いでアスタは両腕が魔法によって使えなくなってしまう。
それを聞いた「黒の暴牛」の仲間たちは腕を直す方法を探そうとしていた。
そのときの会話を、偶然聞いたアスタが涙を流しながら言ったセリフである。
本当の仲間かどうかは、自分が落ちているときに分かる。
自分が良いときも悪いときも傍にいてくれるような友達に巡り合うことができたのなら、とても幸せなことだ。
そして自分もその人がどんな状態でも支えることが大事である。
テメーはテメーの護りてぇもん護ってりゃいいさ いつかはそれが誰かの為になる(ヤミ)
ヤミ団長が部下である元囚人・ゴーシュに対して言ったセリフ。
ゴーシュは極度の妹想いで、ヤミに勧誘されたときも「妹のことしか守らないぞ」と言う。
それに対しヤミは、「テメーはテメーの護りてぇもん護ってりゃいいさ」と力強く言う。
その結果ゴーシュは次第に護りたいものが増え、黒の暴牛にとって欠かせない存在となった。
漠然とした目標では信念を通しづらい。
変にすべてをこなそうとするのではなく、明確化したものを1つ、自分の中に持つことで力を発揮できる。
運命さんね オレそいつ 嫌いなんだわ(ヤミ)
アスタの所属する「黒の暴牛」の団長・ヤミが、魔女の森に閉じ込められていたバネッサを救い出したときに言ったセリフ。
のちにバネッサは団員になる。
助け出されたときバネッサは「女王様から逃げられない 私は檻に…いなければならない運命なの…」と弱々しく言う。
「運命」という言葉の呪いに縛られているバネッサにとって、ヤミの言葉は新たな世界へと連れて行ってくれる光だった。
どこで生まれようが、どう生きていようが関係ない。
自分が変わろうと思えば人はいつでも変われるのだ。
とてつもない才能も磨き上げられた力も正しき精神を伴わなければただの暴力!!(フエゴレオン・ヴァーミリオン)
王国に反旗を翻した、元魔法騎士・ラデスに対してヴァーミリオンが言ったセリフ。
ラデスは自分の能力を見せびらかしたいがために、多くの者に暴力を奮う。
そんな中ヴァーミリオンは冷静に弱点を見抜き、勝利を収める。
普段から自分にも他人にも厳しく、剛毅直諒なヴァーミリオンだからこそ、この言葉は響く。
自分にどれだけの才能があったとしても、決して他人を蔑むようなことをしてはならない。
それは自分の価値を下げることになるのだから。
私の友達を 放しなさい!!!(ノエル)
大事な友達であるカホノが敵に捕まりピンチになったとき、ノエルが言ったセリフ。
物語の序盤では身分に固執していたノエルに「友達を救いたい」という気持ちが芽生えた。それにより今まで習得できなかった新たな攻撃魔法を使えるようになった。
人は自分のためよりも大切な人のために使う力の方が強大で、温かいものである。
まとめ
以上『ブラッククローバー』の印象に残ったセリフを10個紹介した。
魔法の才能が全くないアスタが、それでも駆け上がろうとする姿。
天才といわれながら、努力を一切怠らないユノ。
どのキャラクターも現状に甘えることなく成長するため、「自分も頑張ろう」と励まされる漫画である。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度読んでもらいたい。
そしてあなただけの名言を見つけてほしい。
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