週刊少年ジャンプで連載されていたバスケットボール漫画『SLAM DUNK』(以下、スラムダンク)。
その熱い物語は連載が終了した今でも根強い人気を誇り、数多くのファンが存在する。
スポーツ漫画界に大きな影響を与えた本作の人気の秘訣が魅力的なキャラクターの数々である。
今回はそんな『スラムダンク』のメインキャラクターの一部をご紹介しよう。
目次
桜木花道(さくらぎはなみち)
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誕生日 | 4月1日 |
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ポジション | リバウンダー |
背番号 | 10 |
アニメ声優 | 草尾毅 |
本作の主人公。
中学時代は喧嘩ばかりしていた根っからの不良で、バスケットボールはルールさえ知らない状態であった。
高校に入って赤木晴子に一目惚れし、彼女に誘われるがままにバスケットボール部に入部してしまう。
ルールや知識を一切知らない初心者ではあるが、生まれ持った驚異的な身体能力で徐々に活躍を見せていく。
自分のことを天才と称する程の自信家であるが、非常に仲間思いな性格。
その上負けず嫌いであり、自分より格上の相手にも臆せず勝負を仕掛けに行く節がある。
トラブルを巻き起こしながらも地道な練習を積み重ね、湘北高校の立派な選手として成長していく。
終盤の山王工業との試合でボールを追って障害物に激突してしまい、その結果選手生命に関わるほどの怪我を負ってしまう。
最終回ではリハビリに励んでいる様子が描かれている。
ポジション:リバウンダー
バスケットボール漫画の主人公では珍しい、リバウンダーのポジションについている。
リバウンダーに求められる、体の頑丈さやジャンプの高さを元々高いレベルで備えており、素人でありながらもチームメイトからは「リバウンドに関しては本当に天才かも」と言われるほどの実力を持っている。
特にジャンプのスピードが一級品で、他の選手が2回飛んでいる間にも花道は3回飛べるレベルである。
流川楓(るかわかえで)
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誕生日 | 1月1日 |
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ポジション | スモールフォワード |
背番号 | 11 |
アニメ声優 | 緑川光 |
主人公のライバルポジションのクール天才。
中学時代からバスケットボールのスタープレイヤーとして有名で、数々の高校から誘いを受けたが「家から近い」という理由だけで誘いを断り、バスケでは弱小の湘北高校へ入学。
普段は無口でニヒルな性格だが、一方で非常に負けず嫌いな一面を見せる。
売られた喧嘩は必ず買い、バスケの試合でも負けるくらいであれば敵視している花道と協力プレイをすることも受け入れるほど敗北を嫌っている。
チームメイトからの信頼は厚く、悪い流れを断ち切るプレーでチームを救うことが多い。
インターハイ終了後は、全日本高校の選抜メンバーに選ばれている。
ポジション:スモールフォワード
インサイドからもアウトサイドからも点を取れる万能型で、オフェンス能力が非常に高い。
自己中心的なプレイが多いことや、スタミナが足りないことが欠点で、1試合を全力でプレイすることができない。
本人も体力がないことは強く自覚していて、スタミナを温存する試合運びを意識している。
赤木剛憲(あかぎたけのり)
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誕生日 | 5月10日 |
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ポジション | センター |
背番号 | 4 |
アニメ声優 | 梁田清之 |
湘北高校バスケットボール部の主将。
197cmの巨体と、花道を拳骨一発で沈める事が出来る力強さを持ち、メンバーからは「ゴリ」と呼ばれている。
温厚な性格で学業も優秀。他校の選手や監督からも尊敬の念を集める。
バスケットボールへの熱意が人一倍大きい。
そのストイックさで空回りすることがあり、周りがついてこれないこともあった。
バスケの事となると人が変わり感情が露わになるが、花道が自身のミスで悔し泣きを見せた時、感情的になることなく花道を慰めるなど、キャプテンとしての器をしっかりと見せつけている。
本作は主人公・花道の成長物語と共に、赤木のバスケットボールにかける情熱の物語としても描かれていた為、もう一人の主人公であったとも言えるだろう。
ポジション:センター
体格を活かしたパワープレイを得意としており、ゴール下でのディフェンス能力が非常に優秀。
肉体面、精神面共に優れており、チームメイトを引っ張るプレイをする。
巨体と剛腕を活かしてダンクシュートを決める「ゴリラダンク」や相手のシュートをバレーボールのスパイクのようにブロックする「ハエタタキ」などの技を持つ。
宮城リョータ(みやぎりょーた)
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誕生日 | 7月31日 |
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ポジション | ポイントガード |
背番号 | 7 |
アニメ声優 | 塩屋翼 |
小学校からバスケットボールをやっており、ポイントガードとして県内でも五指に入る実力者。
安西先生に憧れて、強豪校の誘いを断り湘北高校に入学する。
高校でもバスケットボールを続けるか悩んでいたが、バスケ部マネージャーの彩子に一目惚れして入部する。動機は花道と同じようなものである。
チームメイトの事をよく観察しており、パスの出し方や気の使い方など、見えないところでチームを支えている。
その観察眼を活かして3年のメンバーが引退した後は、赤木の後を継いでキャプテンに就任する。
ポジション:ポイントガード
速攻とテクニックを活用したプレイを展開する。
168cmとバスケ部にしては身長が低いという致命的な弱点を抱えながらも、そのハンデを逆手にとって他の選手に負けないスピードと小柄な体を活かしたスピードプレイを武器として活躍する。
木暮公延(こぐれきみのぶ)
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誕生日 | 7月12日 |
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ポジション | フォワード |
背番号 | 5 |
アニメ声優 | 田中秀幸 |
湘北高校バスケットボール部の副主将。
当初は「体力をつけるため」という理由でバスケットボールを続けていたが、中学の引退試合では「やめたくない、バスケットが好きなんだ」と発言しており、心の底からバスケットボールを愛する気持ちを持つようになった。
メガネがトレードマークで、副キャプテンとしてメンバーからの信頼も厚い。
インターハイ予選前は夜遅くまで練習に付き合ったり、試合では3ポイントシュートを決めるなどポイントゲッターとしても活躍していた。
いわゆる縁の下の力持ちであり、前面に出て目立たないものの湘北バスケ部には欠かせない存在である。
妙なTシャツを着る癖があり、普段は温厚だが怒ると怖い。
余談だがメガネを外すとイケメンである。
ポジション:フォワード、ガード
メインはフォワードだがガードも兼任。
初期ではスタメンとして活躍していたが、物語中盤以降はシックスマンとして出場する。
他のメンバーと比べて特筆した能力がないため、相手選手から侮られがちだがここぞと言うときに真価を発揮する。
3年間の努力の積み重ねが誰よりもあらわれている選手だ。
三井寿(みついひさし)
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誕生日 | 5月22日 |
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ポジション | シューティングガード |
背番号 | 14 |
アニメ声優 | 置鮎龍太郎 |
中学時代の県大会で優勝し、MVPを獲得した天才シューター。
安西先生へ恩を返すため、強豪高校からの誘いを断り湘北高校に入学するが、初試合で治療が必要なほどの怪我を膝に負ってしまう。
その怪我が原因で不良グループとつるむようになり、一時期はバスケットボールから離れてしまった。
しかし本当は「バスケットボールがしたい」という熱意を誰よりも持っており、安西先生と再会したことをきっかけにバスケ部に復帰する。
「安西先生、バスケがしたいです」と涙ながらに告白する一コマはかなり有名である。
その後は熱意を活かし、どんな試合展開でも決して勝利を諦めない姿勢でチームを引っ張る選手となっている。
ポジション:シューティングガード
天性の素質を持っていて、ディフェンスオフェンス共に優秀。
ブランクの影響でスタミナに不安を抱えているが、むしろ疲労している状態の方が良いプレイをすることがあり、追い込まれると逆に燃えるタイプである。
メンバーの弱点を理解して指導するなど、指導者としても優れた能力を持っている。
水戸洋平(みとようへい)
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アニメ声優 | 森川智之 |
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花道の中学時代からの同級生。
桜木軍団の参謀的な存在で、花道の最大の理解者。
不良をやめてバスケに熱中する花道を茶化しながらも見守っている。
整った容姿と聡明な頭脳を持っており、無駄な争いは好まないが売られた喧嘩は容赦なく買うスタイル。
喧嘩の実力は非常に高く、襲撃事件では3人の相手を水戸1人で打ちのめした。
仲間思いで決して弱い者いじめをするようなタイプではなく、硬派な不良。
アルバイトをしていて、原付バイクを運転しているが無免許である。
【ポジション:なし】
水戸はバスケ部には在籍していない。
しかしバスケ部員からの信頼は厚く、バスケ部に戻りたい三井を庇ったりバスケ部廃止の阻止に尽力を尽くしたりと、チームを陰ながら支えている。
彩子(あやこ)
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アニメ声優 | 原えりこ |
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湘北高校バスケットボール部のマネージャー。
歯に衣を着せない性格で度胸が据わっている為、桜木軍団からは姉御と呼ばれることもある。
リョータとはクラスメイトで、要所要所で彼を思いやり激励する。
学業の成績は優秀で書道が得意。体育館に貼られている目標は彩子の字である。
相撲に興味を示していて、原作終了後はダイエットに励む様子が描かれている。
ポジション:マネージャー
問題児だらけのバスケ部を束ねる名マネージャー。
花道に恐れを抱くことなく、ハリセン片手にバスケを教えた。
赤木晴子(あかぎはるこ)
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アニメ声優 | 平松晶子 |
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本作のヒロイン。
花道をバスケ部に誘った張本人であり、赤木剛憲の妹。兄とは全く顔は似ていない。
不良を怖がらない姿勢を持ち、落ち込む花道を度々気遣う姿や健気にチームを支える姿を見せ、花道の憧れの人物である。
バスケットボールを見るのは大好きで、インターハイでは広島の試合にまで湘北の応援に駆け付けた。
流川に片思いをしているが本人は恋愛に疎い性格である。
ポジション:マネージャー
中学時代は本人もバスケ部に所属していた。
しかし運動神経は非常に鈍く、高校では選手にならなかったものの、マネージャーとしてバスケ部を支えている。
兄である剛憲が部を引退した後は、花道がバスケ部に戻ってくるまでバスケ部の状況を手紙で毎週伝えている。
安西光義(あんざいみつよし)
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アニメ声優 | 西村知道 |
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湘北高校バスケットボール部の監督。
作中では「安西先生」と呼ばれることが多く、本名はあまり知られていない。
非常に温厚な性格で物腰も柔らかい為、メンバーからは「白髪仏(ホワイトへアードブッダ)」と呼ばれている。
しかしその一方で大学監督時代は気象の荒い性格と、スパルタ式の指導を行うことから「白髪鬼(ホワイトヘアードデビル)」と呼ばれていた。
監督としてのモチベーションを失っている状態であったが、花道や流川などの逸材が入部してきたことにより、次第に情熱を取り戻していく。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」という名言は『スラムダンク』を知らない人でも知っているような国民的名言となっている。
ポジション:監督
湘北という弱小校の監督でありながらも、強豪高校の監督達からも畏怖される存在。元全日本の選手でもある。
大事な場面で的確な指示を出し、最後まで勝ちに行く姿勢を自ら示す名監督。
人心掌握に優れており、メンバーのバスケ事情だけでなく進路などにも助言を与えることがある。
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沢北は山王工業の2年生です。
ばちみ様
ご指摘いただきありがとうございます!
下記のように修正させていただきました。
前:山王高校1年
後:山王高校2年
ok
今日、早速観て来ました。懐かしさもあり新しいリアルさが良かった。
宮城リョータの過去を映画を観て追加してくださると嬉しいです
はっはははははははははははは