第2部「その場でトークテーマが決まる」
紙に「本に関する質問」を記入して、1人1枚引きました。
スタートの質問から脱線して、いろんな話が飛び出した第2部です。
好きな本屋さんはどこですか?
tsukasa「よく行くところです」
ブックファースト 新宿店
(東京・新宿)
公式サイト
Eさん「初めて“本屋さんの特徴”を感じました」
平井の本棚
(東京・平井)
Twitter:@hirai_hondana
Mさん「品揃えがいいです」
丸善・丸の内本店
(東京・丸の内)
公式サイト
ひりゅうずさん「プロフェッショナルな感じがしました」
BOOKS青いカバ
(東京・駒込)
Twitter:@hippopotbase
織「Twitterをフォローするとしあわせになります」
Cat’s Meow Books(キャッツミャウブックス)
(東京・若林)
Twitter:@CatsMeowBooks
Facebook:@CatsMeowBooks
そもそも書店の違いって?
お店そのものにこだわりがあまりない人が多かったです。
「本があればなんでもいい」と仰っている方も。
一方で、「最近好きな本屋さんが増えすぎて……」と選びきれない人も。
友人がTwitterで、「本好きと本屋好きは必ずしも一致しない」とツイートしていたことを思い出しました。
本屋さんの特徴ってどこに現れるの?
そういった疑問に、極一部、かつ、個人的な考えで答えるならば、わたしは以下のことをあげます。
- 仕入れる本を工夫している
- どの本を何の本の隣に置くか、棚作りを考えている
- 本屋×何か(ドリンク・イベント・ギャラリー等)に挑戦している
- 空間作りにこだわっている 等々。
特に、「文脈棚」(出版社、作者に関係なく、ある本の両隣もしくは近くに何の本を置くか考えられている棚)にこだわっている本屋さんはずっと見ていることができます。
1冊だけ置いてあるとそれ単体のイメージですが、別の本が加わることで、見え方・感じ方が変わってきます。
気になる本屋さん
「好きな本屋さん」というテーマの派生で、「気になる本屋さん」の話にもなりました。
本好きたちが現在気になっている本屋さんとは?
森の図書室
(東京・渋谷)
「図書室」という名のとおり、好きな本が読めて、借りられる場所。
お酒も飲めます。
小説に出てくる料理も食べられます。
- 薫製ニシンの虚偽 (そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティ)
- カステラ (ぐりとぐら/なかがわりえこ おおむらゆうこ)
- 電気ブラン (夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦) (人間失格/太宰治)
- ウォッカトニック (ノルウェイの森/村上春樹)
BOOK AND BED TOKYO
(東京/京都/大阪/福岡)
「泊まれる本屋」
と言いつつ、本の販売は行っていないようです。
読書をしながら寝落ちできます。
店舗によって雰囲気が違う様子。
http://bookandbedtokyo.com/
文喫
(東京・六本木)
入場料のある本屋さん。
エントランスの展示室は無料で楽しめます。
1日中利用することが可能。
なお、文喫は主催のtsukasaがReaJoyにて特集記事を公開しています。
文喫を思う存分満喫してきた【本と出会うための本屋、選書サービス、カフェ】ナナメ読みできる?
織はできません。
一文一文読んでいます。ずっと小説を読んできたからなのか……とおもいきや、小説でもできる人がいました。
織「そもそも、ナナメ読みってどうやってやるんですか?」
前半はしっかり設定を読んで、後半は話の流れで「なるほど」ってすぐ次のページにいけます。
エンターテインメントがメインの小説は、ぺらっ、ぺらぺらって加速していきます。
凄い才能ですね。
読書会終了後。
別件で平井の本棚に来ていた彗星さん曰く、それは「フォトリーディング」という速読法なのだそうです。写真を撮るように本の情報を脳に送り込むものらしいです。
初めて知りました。
(彗星さんについては過去の記事で紹介しております。)
上記はナナメ読みではないそうなので、だれかわたしに本当のやり方を教えてください。
おわりに
あまりにも盛り上がってしまって、予定時間よりも1時間延長してしまいました。
tsukasaがおもわず、「2部やらなくていいですかね?」と聞くくらい、1部だけでもボリューミーな読書会でした。
読書量も知識量も、読書歴の長さも関係なく、「本が好き」というだけで盛り上がることができる。
読書会の魅力にすっかりはまってしまった織です。
気になる読書会を見つけたら、参加してみてはいかがでしょうか?
いままで想像もしていなかった視点を知ることができるかもしれません。
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