【約束のネバーランド】エマの魅力とは?最悪な世界からの脱出劇を戦い抜いた女性主人公!

約束のネバーランド5巻 エマ

週刊少年ジャンプで連載されていた『約束のネバーランド』の主人公、エマ。

ジャンプ作品では珍しい女性主人公であり、彼女は人食いの鬼が住まう最悪の世界から、人間界への脱出劇を繰り広げる上で様々な活躍を見せる。

今回はそんな悲劇の主人公であるエマの魅力を紹介していきたい。

エマはどんな人物?立ちはだかる相手は世界そのもの!

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この作品の舞台は人食いの鬼が、人間を食べるために食用児を管理している世界。

食用児を管理し育成する「農園」と呼ばれる施設が存在し、その中の一つ「グレイス=フィールドハウス」という農園でエマは生まれた。

「グレイス=フィールドハウス」は数ある農園の中でもトップクラス。

エマはその中でも特にずば抜けた頭脳を持つ11歳の女の子だ。

見た目は赤毛の混じったオレンジ色のショートヘアで、2本の飛び出たアホ毛が特徴的。

同じくトップの頭脳を持つレイやノーマンと共に平穏な日々を過ごしていた。

ある日、農園の正体に気づいてしまったエマはレイ、ノーマンと共に脱獄を決意する。

家族思いの優しい性格を持ち、脱獄の際に自分達だけではなく「グレイス=フィールドハウス」の子供たちを全員救おうと計画した。

無茶な考えを貫き通そうとすることが多く、その度に周りの仲間は振り回されていくのだが、その仲間を第一に思って行動するところがエマの魅力の一つだろう。

優しさを向ける先は家族だけには止まらず、脱獄後に出会った仲間や、更には敵であるはずの鬼やラートリー家にも及ぶ。

鬼を滅ぼさずに食用児を解放する手段を模索したり、農園を作った元凶であるラートリー家の人間にも罪を許して、共に人間の世界へ逃げる提案を促したりと、懐が広すぎる次第である。

その反面、理想のためなら多少の無茶や恐怖とも言える行動をとることがあり、ユウゴのシェルターを使う際には「シェルターを爆破する」と脅しを持ちかけたこともある。

しかし面倒見はよく、年少者達からはとても慕われていて良いお姉さんである。

孤高の天才、ノーマンとの関係

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そもそもの脱獄計画のきっかけは、ノーマンと共に鬼を目撃したこと。

エマの良き理解者であり、脱獄の計画をノーマンと二人で試行錯誤しているところにレイが合流し、脱獄を進めていくことになる。

しかし予定外のノーマンの出荷が早々に決まってしまう。

エマは絶望の淵に立たされ、脱獄そのものを諦めようとする。

しかし死を受け入れ、家族を救うために出荷を受け入れたノーマンの意志を継いで、計画を変更しながらも脱獄を成功させる。

同い年で一番長く時間を共にしてきたノーマンがいなくなってしまっても、家族との未来を考えて計画を実行するエマの精神の強さが感じ取れる。

最終的にノーマンは実は死亡しておらず、実験農園の「Λ7214」に送られていたのだが、1話から登場するメインキャラが出荷されてしまう展開に驚きを隠せなかった読者も多くいただろう。

もう一人の天才、レイとの関係

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「グレイス=フィールドハウス」でエマ、ノーマンと共に過ごしてきた最年長で同い年のレイ。

エマの脱獄計画に協力する一方で、現実主義者のレイは家族全員を脱獄させるのは不可能だと判断する。

しかしエマの理想に心を打たれ、脱獄後は仲間を誰一人死なせないと強い意思を持つように。

レイが脱獄のチャンスを作るため自身にオイルをかけ焼身自殺を図ろうとした際、エマが身を呈して食い止める。

脱獄後もエマの理想を共に追い求める良き理解者であり、エマの「鬼とも共存したい」という無謀とも取れる願いにも反対せず解決策を見出そうとした。

エマが何度も訪れる絶望に耐え、未来を追い求めることができたのも、いつも隣にレイがいたからこそだろう。

エマの理想への奮闘は無茶な行動ばかり!?


エマは家族や仲間と幸せな未来を過ごすという理想を持ち、とことん追求する。

良い意味で言えば奮闘であるが、悪い意味でいうと無茶ばかり。

エマは脱獄の際、発信機を無効化するために埋め込まれた部位である左耳を切り落としている。

自分より格上の相手でも逃げずに立ち向かうことや、敵である鬼ともできれば戦わずに共存したいと考えていることから、仲間たちからは死に急いでいると思われることも多々ある。

現実的に考えれば不可能に近いことでも可能にしようと行動する節があり、生まれ持った身体能力や頭脳、仲間の力を借りて何度も常識を打ち破ってきた。

そんなエマだからこそ信頼できる仲間たちが増え、未来を掴もうと集まる人間が数多く寄ってくるのだろう。

他の農園からの脱獄者や、邪血の生き残りであるムジカやソンジュからの信頼も厚く、基本的に敵対している勢力以外でエマを嫌っている人間はいない。

実はすごい戦闘能力を持っている?


エマは元々、テストで満点を取り続けるような高い知能、そしてノーマンやレイにも負けないような高い身体能力を持っている。

しかし脱獄後開花し、得た高い能力は銃の腕前。

銃は同じ脱獄者であるユウゴに教わり、正確に鬼の弱点を撃ち抜くスキルを身につけ、レウウィス達や野良鬼との戦闘にも大きく役立った。

そして相手がどんな鬼でも物怖じしない度胸を持っている。

これが戦闘にも大きく役立ち、数々の死地を生き抜いてきた。

更に守るべき家族と仲間がいることで、鬼の世界でも生きていける高い戦闘能力を得たのであった。

他にも地形を利用した戦術や、弓も使いこなす。

食用児の希望を追い求める、エマの名言を振り返る!

ないならつくろうよ外に 人間の生きる場所 変えようよ世界

1巻第4話。

「グレイス=フィールドハウス」の正体に気付き脱獄を計画するが、もし成功させても、外で人間が生きていられる世界かは分からない。

しかしそこで脱獄を諦めるのではなく、自分たちが生きるために世界そのものを変える覚悟を決めた名台詞だ。

エマの掲げる理想論には自分の命だけではなく家族、仲間の命までを考えた上で発言しているものがあり、エマの優しさが特に感じられる。

はたから見れば突拍子がなく、壁が高すぎる理想。

しかし、発言したエマは本気で叶えられるものだと思っており、目には強い意思が宿っている。

紆余曲折ありつつもエマは世界の約束を結び直し、世界そのものを変えてしまう。

一緒に育った仲間(かぞく)だもん 邪魔されても裏切られても甘いって言われても 私はその子を信じたい!

2巻第13話。

ハウスの中に裏切り者がいる事実が判明し、ノーマンが「裏切り者でも一緒に外に連れていくか」とエマに聞いた時に言ったセリフ。

エマの優しさが顕著に出ているシーンで、仲間のことを信じる気持ちがこれでもかというくらい感じ取れる。

エマの優しさは誰にも邪魔できないんだなと感じられる名言でもある。

このことを聞いたノーマンは内通者であるレイに取引を持ちかける。

ちなみにこのような名言を残してはいるが、脱獄した後に出会った人間でも簡単に信じてしまうことが多々ある。

敵がどんなに強大で私達がどんなにちっぽけでも 何度踏みつけられ奪われても私達は立ち上がる 人間は弱くない!

9巻第75話。

レウウィスの狩場で絶望する仲間に向かってエマが言い放った名言。

鬼の圧倒的な戦力に幾度もくじけてきたが、エマは人間が本当に強いことを心の底から信じている。

何度も立ち上がって諦めないことの大切さを教えてくれる名セリフだ。

実際エマは何度も窮地に陥ったが、諦めずに仲間を信じ進み続けることで乗り越えてきた。

そんなエマだからこそ自信を持って言えるセリフなのかもしれない。

この言葉に勇気付けられた仲間は、見事レウウィス率いる狩場の鬼たちに勝利する。

ずっとあなた達に会いたかった気がするの

20巻最終話。

エマは仲間を人間界に送り出すことに成功する。

しかし食用児を解放するための代償はあまりにも大きかった。

エマは家族や仲間と過ごした幸せな記憶たちを失ってしまったのだ。

仲間たちは人間界でエマを探し、長い苦労の果てに見つけ出すが、エマが記憶喪失になっていることに愕然とする。

しかし不思議なことに、エマは仲間との再会に涙を流す。

記憶を失っていても心の底ではどこかで仲間を思う気持ちが残っており、築いてきた思い出は簡単には消えないのだと思わされる名セリフだ。

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