「ののはなコーナー」
なんと、4人中3人が三浦しをん「ののはな通信」を推し本にセレクト。皆さんの感想を共有して頂きました。
内田「読み終わって5分間くらい泣いてました。そのくらい心動かされました。もう、中身には触れない。」
花田「読んだ後もみんな普通に生きていられるのかな、って思いました。知らなかったことにして、あー明日も仕事だるいなとか、言えないなって。根幹の部分で殴り倒されたような本でした」
竹田「飛ばされるんですよね。全部なぎ倒されるような感じがしました」
新井「あらすじを言いたくなくて。(お勤めの書店に)送られてきたパネルも貼りたくなくて(笑)」「これはもう、何も言わないで、もうこれ〜〜!!!大好きです。」
その後も続く“愛と辛口にあふれた”トーク
Cコード(背表紙に表記される、本のジャンルを表すコード)について、文芸誌について、本をお勧めすることについて、好きな本屋・・・推し本の紹介の後は、本を届けることを生業にしている書店員さんだからこそ!のトークが続きました。
特に、著書の影響か「自分に合う本を勧めて欲しい」というお客さんが多い花田さんの、この件は笑ってしまいました。
花田「帰らないお客さんいるんですよね(笑)『最近就職で悩んでで、』『そしたらこういう本どうですか』と大半の人はここで終わるんですけど。稀に…「舅が~~三週間前から同居してて~~」ってなんかもう始まってるんですよね(笑)」
新井「話したいだけじゃん(笑)」
花田「まあ、人の心はそれぞれですから。でも、全てが愛おしいです。」
閉会後・・・
この日は「会場で1冊以上 書籍を購入する」というルールがありました。しかし複数冊購入する人が多く、最後の人まで在庫があるか危ぶまれる展開に!みんな、本好きなんだなあ。
例にもれず私も2冊購入。ぴかぴかの新刊を買う喜びは何度でも素敵なもので、この日も本を胸に抱きしめながら帰路に着きました。
以前Reajoyでも紹介があった「犬も食わない」や、花田さんの著書も、このイベントを機にますます興味が湧きました。読みたい本だらけになってしまい、いよいよパンクしそうです。
読書が大好きな方はもちろん、本は読みたいけれど何を読んだら良いかと迷われている方も、ぜひ参考にしてみてください。
このレポートを通じて、皆さんの読書欲をくすぐることが出来ていれば嬉しいです!
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