人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』。
手に汗握る試合シーンはもちろんのこと、彼らの成長や、挫折からの再生、チームでの支え合い、刺激を与え合う姿など、見どころは多い。
能力や性格、立場の違うキャラクターたちからは、数々の印象的なセリフが飛び出すが、今回はその中でも特に心に響き、今後の人生でも必ず役に立ちそうな名言を厳選した。
人生に役立つポイントと共に紹介する。
『ハイキュー!!』の最新刊45巻はもう読みましたか?
見どころは次の3つです!
- 天童覚、牛島に「もっと強くなれ!」と励ます!
- vs牛島スパイクに日向は「奇跡のAパス」!
- 東京オリンピックで「変人コンビ」復活!!
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『ハイキュー!!』人生に役立つ名言10選
1、楽してこうぜ、百沢ァー!!(日向翔陽)
宮城県の選抜合宿中、2対2の練習で日向が百沢にしたアドバイス。
百沢は2メートル級の恵まれた体格を持っているが、バレー歴が浅いため技術面で周りに追いつかず、「なんとかしなきゃ。なるべく速い攻撃を」と焦っていた。
そんなプレーを見た日向は、「もっとゆっくり、高めにレシーブを上げてみたらいいのでは」と助言。
実際に時間を稼ぐための高いレシーブを上げた百沢は、万全の体制でスパイクに入ることができ、その高さを生かした打ち込みを放つ。
心の余裕も生まれ、長いリーチを生かした守備範囲の広いレシーブなどファインプレーも繰り出し、自信を取り戻す。
人生に役立つポイント
周りの能力が高くても、まずは焦らずゆっくり行動しよう。
長く息を吐いて深呼吸をするところから始めるといいかもしれない。
他に引っ張られすぎず、1つずつ丁寧に進めていけば、必ず自分の強みが生かされる時が来る。
2、前から思ってたけど「王様」って何でダメなの?(日向翔陽)
烏野vs伊達工業の練習試合中、影山が味方のプレーの失敗に対し声を荒げ、雰囲気が悪くなっているところに日向が放った疑問。
ユース合宿でレベルの高い選手のプレーに慣れたことや、宮侑から
プレーは大分おりこうさんよな
と意味深発言をされたことで、影山のフラストレーションが溜まっていたことも原因。
でも、これは進化の前触れ。
影山は「一番ボールに触れて試合をコントロールできるセッターはカッコいい」と以前言っており、生来「王様気質」がある。
一度それが行きすぎて中学のとき仲間から距離を取られてしまったことがトラウマになっているが、そもそも「自分のチームのプレーを引き上げるために、より良いプレーを求めること」の何が悪いのか、と原点に立ち戻って確認している。
「仲間とのコミュニケーションが取れていれば、自分は王様でいい」と吹っ切れることで、「コート上の王様」が復活し、烏野全体のプレーレベルが向上した。
人生に役立つポイント
自分の理想ややりたいことを我慢して、周りに合わせることは必ずしも正しいと限らない。
しっかりとコミュニケーションを図ってさえいれば、多少横暴に思えても、強引と言われようとも、周りに高いレベルを要求することで、チームや組織や社会のためになる場合がある。
3、小さい事はバレーボールに不利な要因であっても不能の要因ではない!(星海光来)
春高でのインタビューでの発言。
インタビュアーから「小さいのに良いプレーをする」と言われ、少しカチンと来た節もあったようだ。
星海は「小さな巨人」と称され、身長170センチ強にも関わらず、サーブもレシーブもスパイクもブロックも強い。
自分の背丈の低さが「圧倒的不利」であることを分かっていながらも、強くある方法を模索し、実際一流の高校プレーヤーにまで上り詰めた。
彼の言葉は日向を奮い立たせ、
おれ、春高(ここ)に来れてよかった
と言わしめるほど大きな影響を与えた。
人生に役立つポイント
わかりやすい才能がないことは諦める理由にはならない。
本当に成長したいのならば、正しい努力を積み重ねて全てを賭けてから諦めるか続けるかを決めても遅くはない。
やれることはたくさんある。
4、人の原動力って大概幼稚なんでないの?(天童覚)
白鳥沢が烏野に負けた時、牛島が天童に問いかける。
相手を叩き潰してやりたくなった。俺って幼稚だろうか。
日向に対し、「自分はお前に勝る」とアピールしたい気持ちが芽生え、試合中に無理な体勢からスパイクを打ったことの反省でもある。
しかし、天童は「それでいい」と言う。
新しいわかとしくん見たって感じ
とも。
ムキになることは必ずしも悪いことではなく、意外とみんなそういう「幼稚な」動機でバレーボールを続けているものだと諭す。
圧倒的な実力を持ち、メンタルも極めてタフな牛島が、本能レベルで「もっと強くなりたい」と考えるに至った貴重な場面でもある。
天童は意外にも良い友達だ。
達観しすぎていて本当に高校生なのか疑わしいが。
人生に役立つポイント
何かを成し遂げるために崇高な理由は要らない。
「あの人に勝ちたい」「自分のすごさを認めさせたい」「お金持ちになりたい」「モテたい」
そんな幼稚な動機から一生懸命頑張ればよいのだ。
結果が出れば、目標の次元は自ずと高まる。
5、毎日やんねん ちゃんとやんねん(北信介)
稲荷崎高校キャプテン、北信介のモットー。
同校で有名な「宮兄弟」、特に目立ちたがりの宮侑とは正反対の性格。
誰よりも早く練習場に到着し、しっかりと部室を掃除し、練習メニュー1つ1つを丁寧にこなし続けた結果、強豪稲荷崎高校のキャプテンに任命された。
普段無表情の彼が大粒の涙を流していたのが印象に残る。
試合中でも新しいことにどんどんチャレンジし、ともすれば基本が崩れがちな場面で、緊張感を取り戻させ、安定したプレーの土台を作れる人物。
彼の存在により、烏野は稲荷崎にさらなる苦戦を強いられた。
人生に役立つポイント
今まで積み上げてきたものをしっかり守り、やるべきことを淡々と続けた先に、結果は自然とついてくる。
『ハイキュー!!』はレベルの高い試合シーンが目立つが、その裏にあるのは試合時間の100倍以上にもなる「地味な練習時間」だ。
日々やるべきことを淡々と積み上げた者のみが、華やかな舞台に立つ切符を手にすることができる。
6、今日、何をする? 昨日を守って、明日何になれる?(宮兄弟)
一方、北信介と反対の精神構造を持つ稲荷崎高校の宮兄弟の考え方。
春高では、日向-影山コンビの「変人速攻」をその場で実践してしまう。
思い立ったのは試合中。
理由は「カッコいいから」。
行き当たりばったりな作戦だが、結果的に稲荷崎優勢の場面で、烏野にさらなる絶望を与えることに成功した。
その場の思いつきで、新しいことをどんどん仕掛ける宮兄弟のプレーは全く読めない。
また、宮侑はスパイクサーブとジャンプフローターサーブの「二刀流」だったが、プロになってからは、ジャンフロの構えでスパイクを打つ「ハイブリッドサーブ」も加えて「三刀流」に。
昨日までのことよりも、「これから何をして進化していくか」に重きを置く稲荷崎高校のスローガンは、
思い出なんかいらん
人生に役立つポイント
一度も練習していないことを本番で新しく実践できるのは、高い技術だけでない。
積み上げてきた過去はもちろん大事だが、その上で失敗を恐れずチャレンジし続けられる人だけが、さらなる高みへと到達できる。
7、“楽”じゃなく“楽しい”を考える(木兎光太郎)
木兎が幼い頃に所属していたクラブチームの監督の言葉。
中学時代は他の部員がランニングでバテていようとも、自分だけは全力で走りきる。
高校になってからも、フェイントやリバウンドなど、一見地味だが有効打となる技も磨く。
それもこれも全部「楽しむ」ためだと彼は言う。
確かに目立つ強打のスパイクを打てれば楽しいが、そもそも
ブロックされたり、レシーブミスしたり、サーブミスしたり、バテたりするのも楽しくない。
人一倍バレーが好きで、それを全力で楽しみたいと思うからこそ、目の前の「楽」に流されず、これまでずっと努力し続けてこられたのだろう。
そんな彼のプレーは、味方も観客も、相手チームすらも魅了し、士気を高める。
人生に役立つポイント
「楽(らく)」と「楽しい」は奇しくも同じ字だが、意味は異なる。
楽ばかりでは、決して楽しい状況は訪れない。
地味な努力の果てに「楽しい」は待っているからだ。
そして、結局のところ、楽しくなってしまえば努力することは随分と楽になる。
8、俺たちに「流れ」は無い。あるのは良い・或いは悪いプレーの連鎖(鴎台高校)
本編で描かれた烏野高校最後の試合相手、鴎台高校。
「不動の昼神」をはじめとする強靭なブロック、レベルの高いサーブに加え、「小さな巨人」との呼び声高いオールラウンダー星海光来が所属するチームだ。
手強い相手だが、日向-影山の「ドンジャンプ+マイナステンポ」を決めたり、旭のナイスサーブが連続したりと、「流れ」は明らかに烏野高校にあると思えた。
しかし、鷗台のプレーが乱れることはなく、淡々と二点を取り返す。
例えどのような状況に置かれても、今自分たちができることに最大限集中する「タスクフォーカス」を習慣化している賜物だ。
宮侑曰く、鴎台は調子を崩したり、はたまた予想だにしない進化をしたりするのでもなく、「いつだって普通に強い」とのこと。
全くブレないメンタルコントロールを強みとする鷗台の横断幕に書かれた言葉は
習慣は第二の天性なり
人生に役立つポイント
運の悪い事が起きたり、物事が上手くいかなかったりする場面は必ず来る。
そんな時に必要なのは、嘆くことや匙を投げ出すことではなく、今やるべきことを考え、それを淡々とこなしていくことだ。
上手くいっている時も同じで、浮かれることなく次やるべきことに当たり前のように集中する。
良いプレーをしていれば良い結果が、悪いプレーをしていれば悪い結果が高確率で訪れるという至極当然の事実を心に留めておきたい。
9、最強の敵だったならさ、今度は最強の味方じゃん(菅原孝支)
日向の中学の頃のライバル影山が烏野高校のバレー部に入り、敵対心を燃やしていた。
確かに、試合でボロ負けして「絶対お前を超えてやる!」と宣言した相手とチームメイトになり仲良くしていくことは受け入れ難い。
入部当初は激しく衝突し、チームワークのチの字もなかった。
しかし、菅原の言葉で日向は考え方を変えると、それぞれが相手の才能を生かす最高のパートナーだと気づき始め、「変人速攻」も誕生した。
日向-影山のコンビがここまで成長したのも、先輩菅原あってのものだったのかもしれない。
人生に役立つポイント
ライバルがいることはかけがえのない財産だが、「その人は本当に敵なのだろうか?」と一度自問してみることも悪くない。
それだけ力を認めている相手だということは、タッグを組めればさぞかし頼りになる味方となるはずだ。
共通の目的を持つ人となら柔軟に手を取り合ってチームとして前に進むことも視野に入れたい。
10、僕一人で勝とうなんて1ミリも思ってません(月島蛍)
烏野対猫駒の「ゴミ捨て場の決戦」において、黒尾に対して放った言葉。
黒尾は、月島にブロックとはなんたるかを教え込んだ先輩であり、師匠とも言える存在だ。
技術や経験では劣るため、「一人のブロッカー」としての勝負は早々に諦めていた。
しかし、それは個人としての話。
後ろでサーブを構えるのはピンチサーバーであり彼の親友の山口忠だ。
放たれたジャンプフローターサーブは相手を乱し、攻撃の選択肢が限られた中でのスパイクを月島は見事に叩き落とした。
「ブロックはシステム」とも月島は言う。
自分の実力とチーム内での役割をしっかりと見極め仕事に徹する月島が、烏野高校の「理性」であることを疑う余地はない。
人生に役立つポイント
個人として強いことは確かにカッコいい。
だが、練られた組織は圧倒的な個人をも凌駕する。
倒したい相手、超えたい人がいるのなら、チーム全体で勝てないかを一度考えてみてはどうだろう。
結局は勝った方が勝ちなのだから。
まとめ
『ハイキュー!!』に登場する名言を10個厳選して紹介した。
あなたの人生の役に立ちそうな言葉はあっただろうか。
バレーボールをする人は限られているが、そこで必要となる考え方や戦略は他の分野にも広く活かせる。
ストーリーが気になる人は、ぜひ本編を読んで楽しんでもらいたい。
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