※本記事は、外部公開しないでいただきますようお願いいたします。
コラムライターの方に向けて「ブックコラム」についての説明をさせていただきます。
目的
本が好きな者だからこそ書ける、オリジナルかつエッジの効いた、本が関連する文章によって、読者に楽しんでもらったり、新しい発見や視点を得てもらう。
目標
読書エンターテインメントメディアReaJoyを「日本一楽しい読書メディア」にする。
概要
読書が好きな人はもちろん、そうでない人も興味が湧き、読み物として面白い記事。
下記のような記事を推奨。
(1)なるべくエッジが効いたもの。
(2)他サイトでは読めないような内容。
(3)個人ブロガーでなくプロのライターとして書かれた品質のもの。
※読書には漫画も含む。
見本例
今日から始める洗脳!5つのセオリーを学ぼう【初心者もわかりやすい】以下のような切り口でトレンドネタに焦点をあてたコラムも推奨。
新垣結衣は「本当に素敵な、普通の女の子」。星野源がエッセイで明かしていた思い
『呪術廻戦』は「死」をどう描いているか、『鬼滅』『チェンソーマン』との決定的な違い
ターゲット
特に縛りはないが、読書が好きでない人でも楽しめる内容であることが条件。
文字数
・タイトル
全角20~40字分
・本文
1,000~2,000字(見出しは含まない)
企画提出
企画のネタ案ごとに下記3項目を提出し、編集者のフィードバックを得て、採用が決定してから執筆開始。
※執筆後の改善は可。
(1)タイトル
キャッチーでオリジナリティがあるもの。機械的にはしない。
内容が気になって思わずクリックしてしまう内容にする。
自分が読みたいと思うWeb記事やYouTubeの動画、本のタイトルなどをイメージ。
タイトルに作品名を含めるかどうかの基準については後述。
(2)構成
小見出し3~5個程度を記載。
目次として並んだときに、読み進めたくなる文にする。目次はリード文の次に表示されるので、読者が読み進めるか判断する上で、見出しは非常に重要な項目。
(3)記事に登場する書籍
ジャンル不問。小説、漫画、エッセイ、ビジネス書、雑誌、専門書、哲学書、辞書、写真集、電子書籍など、なんでも可。
(4)概要文
記事で言いたいことやアイディア、メインのテーマなどを1,2文程度で説明。ここで編集者は内容の魅力を判断。
タイトルに作品名を含めるか
・原則
作品名は記事タイトルに含めない。
理由としては、記事タイトルに知らない作品名が含まれていると、それだけで「読まなくていいかな」という印象を抱いてしまうため(一般読者に確認済み)。
ただし、次の場合は例外。
・例外1
100万~1000万ボリューム以上(期間は「先月」で調査)の作品名は、無条件にタイトルに含めてよい。(「ワンピース」「チェンソーマン」など)
※検索ボリュームは、Googleキーワードプランナーを使用。
・例外2
10万~100万ボリューム以上(期間は「先月」で調査)の作品名は、タイトルに入れるか、入れないかを企画により適宜判断。
(例)『ドロヘドロ』という10万〜100万ボリュームの作品を使用したブックコラムの場合
a案 「独断と偏見による「ドロヘドロ」最強魔法トップ3」
→「ドロヘドロ」がないと分からないので、作品名が必要な記事タイトル
b案 「顔が爬虫類に変わっても愉快に暮らす方法知ってる?」
→「ドロヘドロ」を含めない方がファン以外の人も食いついてくれそうなので、作品名が不要なタイトル
NG
下記の記事は「ブックコラム」と言えないため、納品不可。
※書きたい場合、ブックコラムとは別物として編集者に提案することは可。
・本の内容についての言及がメインの記事(書評型)。
・おすすめしたい本の紹介がメインの記事(本紹介型)。
・マイナーな作品をタイトルに含めている記事(マイナー作品タイトル型)。
※マイナーな作品を元に記事を書くこと自体は推奨。
むしろ読み物として面白く読んでもらい、その本に興味を持ってもらうことは1つの成功例。
読者の理想的な動線
スマートニュースやReaJoyサイト内メニュー、トップページのスライド(毎週更新)、Twittterなどから記事を見つける。
→タイトルに惹かれて興味を持ちクリック。
→序盤で惹きつけられ、楽しみながら最後まで読み切り、SNSでシェア。
※題材として取り上げられていた本に興味が湧いて購入にいたればベターだが、それを目的として書くと書評になりがちなので意識しなくてOK。
本文
・リード文(100~300字程度)の後に、3〜5個見出しを設定。
・各章ごとに太字を1〜3箇所程度入れる。
・文体は「である調」「ですます調」など問わない。ライター個人の味が文体に滲んでいるのが好ましい。
・内容は面白ければどんなものでも基本OK(編集者判断でNGになる場合もあり)。
※ただし、特定の団体や個人を攻撃することを主眼としない。
編集者業務
・納品管理やリマインド。
・記事案の確認とフィードバック。タイトルや見出し案の改善。
・納品後、記事内容の確認とフィードバック、リライト依頼。「書評型」「本紹介型」になっていたら全面リライト依頼。
・週に1度のトップページスライド更新。ブックコラム5枚程度のみ。
・コラムライターにはキーワードプランナーが使用できるよう「読み取り権限」を付与。