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『東京卍リベンジャーズ』のあらすじを最終章までのネタバレありで簡単解説!

東リべあらすじサムネイル

アニメに続き実写映画も大ヒット中のヤンキーSF漫画『東京卍リベンジャーズ』。

この記事では『東京卍リベンジャーズ』のあらすじをネタバレありで解説し、その魅力を余すことなく伝えていく。本作におけるヤンキーバトルにタイムリープをミックスした熱い展開は読みごたえ抜群で、ネタバレした状態でも十分楽しめることを保証する。

原作を未読の方はこの記事をきっかけにぜひ読んで頂ければ幸いである!

『東京卍リベンジャーズ』とは?あらすじと見どころを解説

出典:amazon.co.jp

『東リベ』の通称で親しまれている『東京卍リベンジャーズ』は、和久井健によって描かれた新感覚のヤンキー漫画である。

和久井健といえば、綾野剛主演で実写映画化された『新宿スワン』が代表作として知られ、アウトローを描くことに定評のある漫画家だが、本作でも様々なタイプのヤンキー(暴走族)や半グレが活躍し、その手腕が活かされている。

そんな『東京卍リベンジャーズ』の何が新しいのかというと、冒頭でも少し説明したが、ヤンキー×タイムリープ×サスペンスという3つの王道要素を大胆にも1つの漫画にまとめてしまった点である!

本作の主人公・花垣武道(はながきたけみち)(以降タケミチ)は、中学時代は弱虫のヤンキー、大人になってもダメ人間のフリーターだ。そんな彼が、中学時代に初めてできた彼女を救うためにタイムリープを繰り返す。

何度失敗しても決して諦めないタケミチの姿には胸が熱くなるが、その他にもイケメンかつ魅力的なヤンキーたちとの熱い絆などテンションが上がる要素も多く、更にそこにサスペンスや謎解きまでもが盛り込まれているため、楽しみ方の間口はかなり広い。

第1章のあらすじとネタバレ【人生を賭けたリベンジが始まる】

26歳の冴えないフリーター、花垣武道(以降タケミチ)は、学生時代に付き合っていた彼女、橘日向(たちばなひなた)(以降ヒナ)が暴力団・東京卍會(とうきょうまんじかい)の抗争に巻き込まれて死亡したことをニュースで知る。

そして、タケミチ自身もバイトの帰り道、何者かに背中を押されて駅のホームから突き落とされてしまうが、轢死すると思った瞬間、中学2年生だった12年前の今日にタイムリープしていた。

中学時代を追体験するタケミチは当時、自分の彼女だったヒナと彼女の弟である橘直人(たちばななおと)(以降ナオト)と出会う。

タケミチは「ヒナが死ぬ未来」を変えるために、ナオトにヒナが12年後に死ぬことを伝えた上で彼と握手する。すると、タケミチは再び2017年の現在へ戻り、12年後、刑事となったナオトからヒナがやはり殺されてしまった事実を告げられる。

ナオトと握手することでタイムリープできることに気付いたタケミチは、再び過去に戻ってやり直すことを決意。

しかし、それはヒナが死ぬ原因となった暴走族・東京卍會のトップになることで、不幸な未来を回避するという実現不可能に近いミッションだった。

過去には弱虫な不良、そして今は負け犬のフリーター。そんなタケミチの人生を賭けたリベンジが今、始まる。

 

以降の説明では、タケミチがタイムリープした回数、本作で起こった出来事が何巻の何話に収録されているかを表でまとめた。

タイムリープについては、過去へ行って現在へ戻ってくるのを1回と数え、タケミチが過去に行っている時はタイムリープ〇回目【過去】、現在に戻ってきた時は〇回目【現代】と表記している。

なお、各抗争が読める巻数・話数は記載してあるが、その前後関係を知っておくとより楽しめるので、未読の方はなるべく前後の巻も目を通しておくことをおすすめする。

8・3抗争 血のハロウィン
聖夜決戦 関東事変

【8・3抗争】東卍内部抗争でドラケン死亡!?

出典:amazon.co.jp

「8・3抗争」と、その前後に起こった出来事は以下の表の通り。8・3抗争自体は、2巻14話~4巻30話に収録されている。

タイムリープ 何巻何話 出来事
2回目【現代】 2巻7話~8話 アッくん飛び降り自殺
3回目【過去】 2巻9話~12話 8・3抗争前、東卍決起集会
3回目【現代】 2巻13話 長内に8・3抗争の結果を確認
4回目【過去】 2巻14話~4巻30話 8・3抗争
4回目【現代】 4巻30話~5巻36話 ・ヒナの死
・ドラケン死刑囚に

8・3抗争は、東京卍會の参番隊隊長であるパーちん(林田春樹)の親友と暴走族チーム・愛美愛主(メビウス)の総長・長内信高(おさないのぶたか)が揉めたことに端を発する東卍と愛美愛主の間で起こった抗争だ。

この抗争によって東卍の副総長であるドラケンこと龍宮寺堅が死亡し、東卍の総長・佐野万次郎(マイキー)の心が闇に堕ちるきっかけとなった。

現代の東京卍會が極悪組織になってしまった原因が「ドラケンの死」だと確信したタケミチはタイムリープで過去に戻り、8・3抗争で死ぬ運命にあるドラケンの命を救おうとする。

タケミチの8・3抗争への介入の結果、キヨマサ(清水将貴)のドラケン殺害は失敗し、彼の命を救うことに成功。しかし、現代に戻ったタケミチの目の前でヒナは殺され、ドラケン自身も死刑囚となってしまっていたのだった。

【血のハロウィン】場地の死、マイキーと一虎の確執の結末

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「血のハロウィン」と、その前後に起こった出来事は以下の表の通り。血のハロウィンは、6巻51話~8巻70話に収録されている。

タイムリープ 何巻何話 出来事
5回目【過去】 5巻36話~6巻47話 場地の東卍脱退と芭流覇羅への入隊
5回目【現在】 6巻47話~6巻49話 死刑囚ドラケンから血のハロウィンの結果確認
6回目【過去】 6巻49話~8巻70話 ・血のハロウィン
・場地、死亡
・マイキー、一虎を許す
6回目【現在】 9巻71話~9巻77話 ・タケミチ、東卍幹部に
・稀咲、千冬を殺害
・一虎、タケミチの味方に
・タケミチ、ヒナを間接的に殺害

血のハロウィンは東卍と暴走族チーム・芭流覇羅(バルハラ)の間で起こった抗争で、マイキーの兄・真一郎殺害の主犯である羽宮一虎(はねみやかずとら)を稀咲がけしかけたことで起こった。

東卍総長のマイキーは芭流覇羅に寝返った壱番隊隊長・場地圭介(ばじけいすけ)を取り戻し、芭流覇羅を潰すために全面対決を受け入れる。

現代の死刑囚ドラケンによれば、血のハロウィンの結果、場地は死に、場地を刺殺した一虎はマイキーによって撲殺される。

マイキーは稀咲が身代わりを用意したことで警察には捕まらなかったが、その結果、稀咲に弱みを握られて現代の東卍が犯罪組織になってしまった。場地は稀咲が黒幕だと気づいたからこそ、芭流覇羅に入り稀咲を倒そうとしたのだった。

タケミチは場地を守り、マイキーに一虎を殺させないことで未来を変えようとするが、奮闘空しく場地は死んでしまう。

しかし、場地の覚悟の自決はマイキーの心を動かし、マイキーは一虎を許すのだった。

そんな場地に想いを託されたタケミチは、壱番隊副隊長・松野千冬(まつのちふゆ)の推薦もあり、マイキーに東卍の壱番隊隊長に任命される。

だが、未来は改善に向かうどころか悪化の一途を辿っていた。タケミチが現代に戻ると東卍は犯罪組織のままであり、タケミチ自身も東卍の幹部となっていた。それどころか、今度はタケミチ自身がヒナの殺害に関与していたのである!

【聖夜決戦】三ツ谷、八戒、タケミチVS黒龍総長・柴大寿!

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「聖夜(クリスマス)決戦」と、その前後に起こった出来事は以下の表の通り。聖夜決戦は、11巻92話~13巻112話に収録されている。

タイムリープ 何巻何話 出来事
6回目【現在】 9巻71話~9巻77話 ・タケミチ、東卍幹部に
・稀咲、千冬を殺害
・一虎、タケミチの味方に
・タケミチ、ヒナを間接的に殺害
7回目【過去】 9巻77話~13巻114話 ・聖夜決戦
・黒龍10代目総長、柴大寿の敗北と引退
・稀咲の東卍追放
7回目【現在】 13巻114話~14巻119話 ・マイキー闇堕ち、東卍の主要メンバー殺害

聖夜決戦では、東卍と10代目総長・柴大寿(しばたいじゅ)率いる暴走族チーム・黒龍(ブラックドラゴン)の壮絶な戦いが繰り広げられた。

この戦いでは、後の東卍の主要メンバーとなる弐番隊副隊長・柴八戒(しばはっかい)と、同じく弐番隊隊長・三ツ谷隆(みつやたかし)が活躍、彼らの生い立ちも含めメインで描かれている。

タケミチが見た現代では兄の大寿を殺害し黒龍の11代目総長となった八戒が、黒龍を凶悪な組織へと導いた上で東卍と合流していた。

しかし、タケミチ・三ツ谷・千冬の奮闘により八戒の大寿殺害を阻止、八戒が悪の道へ進むことを未然に防ぐことに成功する。

また、途中から抗争に加わったマイキーとドラケンにより、大寿自身と黒龍の精鋭100人も完膚なきまでに倒され、黒龍は東卍に完全敗北することになった。

聖夜決戦後、大寿の殺害を八戒に仕向けた稀咲と共犯の半間修二も東卍から追放することもできたため、これでようやく絶望的な未来を変えることができたかに見えた。

だが、現代に戻ったタケミチがナオトから知らされたのは、マイキーが東卍の主要メンバーを全員殺害したという衝撃の事実だった!

【関東事変】東卍VS天竺!逮捕者、死亡者多数の最悪の抗争

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「関東事変(かんとうじへん)」と、その前後に起こった出来事は以下の表の通り。関東事変は、14巻121話~21巻186話に収録されている。

タイムリープ 何巻何話 出来事
7回目【現在】 13巻114話~14巻119話 マイキー闇堕ち、東卍の主要メンバー殺害
8回目【過去】 14巻120話~15巻130話 ・関東事変
・稀咲、天竺へ加入
・天竺が東卍に奇襲
8回目【現在】 15巻131話~15巻134話 ・東卍、マイキー・稀咲・イザナによる史上最悪の愚連隊に
・稀咲がナオトを殺害
(タイムリープ不可能に)
9回目【過去】 15巻135話~22巻191話 関東事変
・エマ死亡
・稀咲死亡
・イザナ死亡
・東卍解散
9回目【現在】 22巻191話~23巻204話 マイキー闇堕ち、梵天のトップに

関東事変は、東卍と横浜の暴走族グループ・天竺(てんじく)の抗争で、終結するまでに多数の死亡者、逮捕者が出た。天竺の総長・黒川イザナがマイキーに個人的な恨みを抱いていたことを発端としている。

イザナはマイキーの兄・真一郎と異母兄弟だと知られされて心から親しんでいたが、後に血の繋がりがないと知り絶望する。それが引き金となって真一郎の実の弟マイキーを憎むようになり、そんなイザナを稀咲が利用することで関東事変が起こった。

抗争の最中、マイキーの「黒い衝動」を抑えていた佐野エマが稀咲によって殺害され、抜け殻のようになったマイキーの代わりにタケミチは東卍の看板を背負って天竺と戦う。

天竺の卑劣な罠によって東卍の弐番隊から伍番隊の隊長は不在、副隊長を中心に行われた戦いは東卍に不利に運んだ。

しかし、途中で肆番隊副隊長・河田ソウヤ(アングリー)が覚醒し、灰谷兄弟を始めとした天竺主要メンバーを戦闘不能に追い込み、タケミチの命懸けの奮闘は稀咲をも圧倒した。

それでも多勢に無勢で敗色濃厚な東卍だったが、ヒナによって失意のどん底から立ち上がったマイキーとドラケンが駆け付けたことで戦局が覆る。

マイキーとイザナの因縁の兄弟対決はイザナの敗北で終わり、追い詰められた稀咲はイザナを殺害して逃亡、自身もトラックに撥ねられて死亡した。

関東事変にタケミチが介入した結果、現代の東卍を牛耳る稀咲とイザナが死亡、東卍という組織も解散することになった。

だが、それでもマイキーの闇堕ちを食い止めることはできなかった。

タケミチが現代に戻るとマイキーは日本最大の犯罪組織・梵天(ぼんてん)の首領となっており、殺人を含めた数々の悪事に手を染めていたのだ。

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