人気SFアクション漫画『ワールドトリガー』。
少し正義感の強い主人公・三雲修(みくも おさむ)と謎の転校生・空閑遊真(くが ゆうま)が「ボーダー」に入隊し、異次元からの侵略者「近界民(ネイバー)」に立ち向かう物語。
仲間やライバルのそれぞれの視点から発せされる言葉には印象的なものが多い。
その中から今回はこれからの生活に役立つような名言を10個厳選しました。
目次
- 僕はヒーローじゃない。誰もが納得するような結果は出せない(三雲修)
- ぼくはぼくのやるべきことをやる。反省は全部終わってからだ。(三雲修)
- 自分が「そうするべき」と思ったことから一度でも逃げたらきっと本当に戦わなきゃ いけない時にも逃げるようになる(三雲修)
- 無償のやさしさはいずれ重荷に変わります(木虎藍)
- あなたが失敗したんじゃないわ むこうが対応したのよ(木虎藍)
- 気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ(太刀川慶)
- 当たり前の事をやっていては先を行く人間には追い付けない(風間蒼也)
- 親の言うことが正しいと思うな(空閑有吾)
- 正解はひとつじゃない。物事にはいろんな解決法がある。逆に解決法がないときもある。ひとつのやり方に捉われるな(空閑有吾)
- 法律(ルール)ってのは世界を回すためにある おまえを守るためじゃない(空閑有吾)
- まとめ
僕はヒーローじゃない。誰もが納得するような結果は出せない(三雲修)
市民を守るために無断でトリガーを使ってしまった修が記者から責められたときに言ったセリフです。
これは修の人間らしさが出ているとても印象的なセリフです。
なぜなら大抵の少年漫画の主人公は、ピンチの時に颯爽と現れ、完璧で誰もが納得する結果を出すからです。
しかし、私たちの現実世界ではそうはいきません。
修も言っていますが、運命はこちらの都合とは関係なくやっています。
完璧ばかりを目指すのではなく、現状で自分ができる最善の行動をとり続けられることが現実世界ではヒーローになるのです。
ぼくはぼくのやるべきことをやる。反省は全部終わってからだ。(三雲修)
敵の攻撃によりキューブ化してしまった幼馴染かつチームメイトの雨取千佳(あまとり ちか)を守ると決めたときに言った修のセリフです。
自分の力不足も原因の1つとなってしまったので、普通なら落ちこんだりしてしまいます。
しかし、すぐに気持ちを切り替えて助けることだけに専念します。
誰しも失敗はします。
しかし大事なのは失敗をしないことではなく、失敗をした後どうするかです。
反省をしている時間があるなら次の行動を起こしましょう。
自分が「そうするべき」と思ったことから一度でも逃げたらきっと本当に戦わなきゃ いけない時にも逃げるようになる(三雲修)
「困っている人を見過ごせないのか?」と聞かれた修が言ったセリフです。
自分の嫌なことから一度でも逃げてしまったら、その癖が付いてしまいます。
部活を一度サボってしまうと、行く気が無くなってしまうのと同じかなと思います。
「継続は力なり」この言葉を思い出させてくれます。
無償のやさしさはいずれ重荷に変わります(木虎藍)
修に対しての評価が辛口だと仲間に言われた木虎が言ったセリフです。
優しさには色々な種類があります。
ただし、甘やかしと優しさは同じではありません。
時には「厳しさをもって接することで仲間を成長させる。」これも1つの愛であり、優しさの形なのだと気づかせてくれます。
あなたが失敗したんじゃないわ むこうが対応したのよ(木虎藍)
敵との交戦で攻撃を防がれ、熱くなった仲間に対して木虎が冷静に言ったセリフです。
自分の思い通りにならなかったとき、人は自分を責めてしまいがちです。
でも、自分だけを責めていては疲れてしまいます。
時には相手が対応したことを褒めることも自分のために重要です。
気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ(太刀川慶)
ランキング戦で熊谷が村上に負けた後、その試合を見ていたNo.1 攻撃手である太刀川が言った優しさあふれるセリフです。
気持ちを強く持つことはとても重要です。
しかし、勝負というものはそれだけでは決まりません。
気持ちが強くても、負けるときは負けます。
つい、気持ちが弱かったから駄目だったのだと思ってしまいますが、このセリフでハッとさせられます。
当たり前の事をやっていては先を行く人間には追い付けない(風間蒼也)
修が団体戦で敗北したことに対して風間が言ったセリフです。
修は才能に恵まれていません。
だからこそ鍛錬や工夫した戦いをします。
しかしそれは他の人も同じで、それだけでは差は一生縮まりません。
成長するのは自分だけではありません。
部活でも仕事でも、ただ漠然とやっているだけでは上の人には追い付けません。
自分に合った自分だけの戦略を考える必要があります。
親の言うことが正しいと思うな(空閑有吾)
遊真が父である有吾からもらった3つの教えの1つです。
自分よりも多くのことを知っている親の言うことはもちろん聞いた方が良いです。
しかし、親の言ったことだけが全てだと思っていると、いざというときに対応できません。
人生の正解は誰にも分りません。
親と自分の道は違うのだから正解も違います。
自分の意思で選択した道を正解にする努力をしましょう!
正解はひとつじゃない。物事にはいろんな解決法がある。逆に解決法がないときもある。ひとつのやり方に捉われるな(空閑有吾)
こちらも先ほどと同様、3つの教えの1つです。
有吾の教えは本当に私たちに役立つものばかりです。
何かの物事を考えるとき、つい頭が固くなってしまい、1つの方法に囚われてしまうことがあるのではないでしょうか。
時代が次々に変化していくように、正解への道も多様化していきます。
しかし、どれだけ考えてもわからないこともあります。
そんなときは悩み続けるのでななく、答えがないことが答えなのだと割り切って次へ進んでみるのも大事だと思います。
法律(ルール)ってのは世界を回すためにある おまえを守るためじゃない(空閑有吾)
遊真が父親である有吾から教えてもらった3つの教えの最後の1つです。
有吾の言葉は的確に物事の本質をつく印象があります。
このセリフもその代表的なセリフですね。
確かに私たちの生活はいくつもの法律(ルール)によって監視されていますが、常に守ってくれるわけではありません。
個人の利益ばかりを優先していては、法律は機能しなくなります。
法律は手段の1つであって、何事もまずは自分の力でどうにかしなければなりません!
まとめ
今回は『ワールドトリガー』に登場する名言を10個厳選して紹介しました。
本作品は主人公が限りなく凡人で、急激に進化を遂げるといったこともありません。
才能がないからこそ知恵を振り絞り、どうにかして勝とうとする姿勢には、私たちも見習うべきものがあります。
ストーリーが気になるという方は、現在アニメ2期も放送されていますし、単行本も23巻まで販売しておりますので是非ご覧ください!
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