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【キングダム】桓騎(かんき)を史実含めて徹底解説!謎に包まれた異色の六大将軍

桓騎サムネイル

【怒り】実は秦国へ向けられている可能性が高い!桓騎の怒りとは?

かつて那貴が冷酷・無慈悲な桓騎の戦い方について話したことがある。

桓騎の根っこは“怒り”だと。

全てに対する岩をも溶かすほどの怒り。

まず想像できるのが、家族や一族など大切な人を失った経験だろう。

紀彗や満羽がそうだったように、それ以上の悲劇はあまり思いつかない。

これ以上の情報はないが、かつて桓騎の野盗が秦国の南で活動していたことを考えると、その悲劇の発信源は秦国内である可能性が一番高そうだ。

【弱点】李牧が見抜き馬南慈・舜水樹が共有する桓騎の弱点とは?


李牧が恐れた本能型の武将・慶舎。

彼は黒羊丘で桓騎と戦った際に、「桓騎の弱点がよく分かった」と言っている。

では桓騎の弱点とは何か?

慶舎と桓騎の戦いの場面で描かれているキーポイントは、紀彗軍の存在だった。

ゼノウ一家をトドメの一手として放ったが、慶舎は冷静に味方を信じて“脱出の機”を確信した。

離眼の兵、つまり紀彗軍の登場だ。

彼らはこの戦い、離眼を守るためにも絶対に敗れることができない。

その執念が結果としてゼノウから慶舎を救った。

逆の立場だったらどうだっただろうか?

桓騎の兵たちは、そこまでして桓騎のことを守るだろうか?

彼らの目的は損得や金である限り、危機的な状況では頑張れないのだ。

命を懸けるほどの頑張る理由がないと言ってもよい。

そして桓騎自身、そんな仲間たちを信じて慶舎のように冷静でいられるだろうか?

恐らく、否!

ここで初めて桓騎は心底焦ることになり、冷静な判断力を失うだろう。

 

続いて飛信隊が慶舎を討つこととなる。

この時、信以下のメンバーたちは信念のもと、信に慶舎を討たせることに成功した。

信を天下の大将軍にするためだ。

その様子をみた李牧は、ゼノウ一家になくて飛信隊にあるものが、桓騎の弱点であると悟ったに違いない。

桓騎の弱点、それは「軍を最後に勝利へ導く“執念”」の欠如

その執念の無さが、桓騎自身の身を滅ぼすことになるのだろう。

【死亡】桓騎はどのように死ぬのか?桓騎の最期を考察

史実上紀元前233年、肥下の戦いで李牧に敗れ歴史から消えた桓騎には、その後異なる2つの記録が残されている。

  1. 肥下の戦いで敗れ、李牧に殺された
  2. 大敗の後、敗走した

『キングダム』で桓騎の最期がどのように描かれるか、少し考察してみよう。

②には敗走後、燕に亡命し樊於期(はんおき)と名を変えた説がある。

しかし『キングダム』では毒国の乱の際、樊於期は別キャラとしてすでに描かれているので、②は消える。

したがって、①で間違いないだろう。

李牧は『キングダム』作中で、愛弟子・慶舎を桓騎に討たれている。

これは史実にはなく、明らかに桓騎に対する李牧の怒りを増大させる演出である。

さらに李牧を慕う扈輒は、史実上桓騎に討たれ、無慈悲にも10万の兵を斬首する史実まである。

李牧は敵ながら正統派のヒーローキャラ的なところがあり、桓騎は味方ながら邪悪なダークキャラである。

これらの理由から、桓騎は李牧に殺される運命が待っている、と考察する。

【名言】信念に基づく言葉ばかり!厳選した桓騎の名言3選

キングダム41巻

出典:amazon.co.jp

武将という枠に縛られない戦い方、徹底した実力主義、無駄なことをしない合理的な思考。

桓騎の発言には、一本筋の通った生き方を反映したモノばかりだ。

彼の根っこにある“怒り”を感じながら、3つの名言をご覧いただきたい。

山陽にて「いるかよ、雑魚が」

20巻第212話。

山陽の戦いで廉頗四天王・玄峰(げんぽう)の首をはねた時に言い放った言葉だ。

敵兵になりすまし、まんまと本陣まで侵入してきた桓騎に対して、玄峰は説教し始める。

武将としての礼節が少しでもあれば、名の知れた敵将の話に少しは耳を貸したかもしれないが、桓騎は瞬時に首をはねる。

甲冑を身に付けることすら嫌悪感を現す桓騎には、武将のなんたるかなど、何の価値もない。

桓騎らしさを表現する名場面だ。

函谷関にて「戦が抜群に強ェからだろ」

28巻第300話。

将軍・張唐に国を守る覚悟を問われた時、桓騎は「そんなものあるわけない」と返した。

その後も秦国の未来など全く眼中にないどころか、憎んでさえいるような発言を繰り返す。

張唐は根本的なことを問う。

張唐「では貴様はなぜここにいる」

国家の存亡をかけた対合従軍戦だ。

桓騎はハッキリと答える。

桓騎「戦が抜群に強ェからだろ。武将だ何だと偉そうにしてるバカ共の何倍もなァ」

これも桓騎の根底に流れている思想だ。

武将の意地や建前などなんの役にも立たない。

ただ強ければいい、それが正義だ。

黒羊丘にて「それが狩られる奴の見る景色だ」

43巻第467話。

趙国三大天を狙う慶舎の強さは、自分が張り巡らせた蜘蛛の糸のような領域から決して出ることがない。

相手を絡めとってトドメを刺す。

しかも感覚的に察知する本能型の知将だから、付け入るスキがないのだ。

桓騎は罠を巡らす慶舎に対し、自らの気配を一切消す。

この意地の張り合いとも言える、沈黙の耐久戦に勝ったのは桓騎だった。

飛信隊という大好物に慶舎は食らいついた。

桓騎のチェックメイトはゼノウ一家の急襲だ。

計略戦で慶舎を負かした瞬間、桓騎が言い放つ。

桓騎「それが狩られる奴の見る景色だ」

もしかしたら桓騎もかつてその場面を見たのかもしれない。

この絶望的な景色が今、彼を動かしている“怒り”の源かも。

彼はいつも相手の最も嫌がることを考えているのだ。

【声優】アニメ『キングダム』で桓騎を担当するのは伊藤健太郎

アニメ『キングダム』で桓騎役を担当しているのは伊藤健太郎(いとう けんたろう)さん。

桓騎の声には独特の色気とダークな印象が必要となるが、見事なハマり役と言える。

他にはTVアニメ『ゴールデン・カムイ』白石由竹役や『BLEACH』阿散井恋次役などを演じる人気声優だ。

また劇団K-Showを主宰しつつ舞台俳優としても活動中。

【実写版】桓騎を演じるとしたら誰? 実写版の桓騎の配役を考察!

現在、制作進行中の映画『キングダム2』。

ボリュームの制限を考えると、桓騎は恐らく登場しないだろう。

しかし、桓騎を演じるとしたら誰が適役か?という話題はかなり盛り上がっている。

桓騎役に必要と思われる要素は

  • 大人の色男
  • 妖艶な雰囲気をもつ
  • 悪い顔のできる俳優
  • 背の高い細マッチョ
  • 紫色が似合う男

といったところか。

ツイッターでも押されているが、私もやっぱり一押しは“北村一輝”さんだ!

ほとんど桓騎にしか見えない!

続いての候補は“柳楽優弥”さん!

確かに雰囲気はある・・・

 

次は“松村雄基”さん!

カッコイイし雰囲気ある。

現実問題としては、やっぱり年齢かなぁ。

なにせ『キングダム3』の公開は、随分先になるはず。

 

最後は『相棒』シリーズでおなじみのこの方!


そう!“反町隆史”さん!

冠木亘(かぶらぎ わたる)役ですっかり都会的な優しい大人の印象がついてしまったが、元々はワイルドな役も演じていたはず。

さわやか系なので、ダークキャラにハマるかビミョーだが、彼を推す声も多数見受けられる!

とにかく想像するだけで、とても楽しい!

【まとめ】これから儚い超新星のように輝く桓騎に大注目だ!

以上『キングダム』作中でも異色キャラ、桓騎を徹底分析して紹介した。

主人公・信とは真逆のタイプだが、大変魅力的なキャラクターだ。

史実上、決まっていることなので桓騎を見られるのも、そう長くはない。

出来れば作者・原先生には桓騎の出自にまつわるストーリーや、蒙驁との出会いを描いて欲しいと思うのは私だけではないはずだ。

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