キングダム名言・名セリフベスト25!【王騎、騰、桓騎、信、贏政、王翦、羌瘣】

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『キングダム』は名言の宝庫だ。

いざ戦場となると、それこそ名言、名場面が乱発する。

今回はできるだけ幅広く、名言をピックアップしてみた。

選考基準はこの5つ。

  • 心を打つ感動する言葉
  • 作中になくてはならない言葉
  • その後の展開を左右するような言葉
  • キャラクターの生き方を表している言葉
  • 作者のどうしても伝えたい意志が感じられる言葉

全て私の主観であり、順位も私の好みである。

共感していただければ、とてもうれしい。

注意
以下、ネタバレ注意。

目次

25位:信・・・俺を天下に連れて行ってくれ(漂の名言)

「キングダム1巻1話」

天下の大将軍を夢見て、共に切磋琢磨してきた2人。

王宮に召抱えられた漂には、輝かしい未来が待っているはずだった。

しかし再び信の前に現れた漂は、致命傷を負い絶命寸前だった。

泣きじゃくる信。

信「2人で天下の大将軍になるっつったじゃねェかよ!!!」

事態が理解できず、取り乱す信。

そんな彼をまるで母親のように、笑顔で抱擁する漂。

漂「なるさ!」

尽きかけた命をふり絞りながら、信に最期の言葉を伝える

漂「信、俺達は力も心も等しい。2人は一心同体だ。お前が羽ばたけば俺もそこにいる。信・・・俺を天下に連れて行ってくれ

漂の命は尽き、信の絶叫が響き渡る。

【ここに注目!名言ポイント】

記念すべき『キングダム』第1話で飛び出した名言。

信はこの漂の言葉を叶えるため、苦難の道を歩むこととなる。

全てはこの言葉から始まったといっていい名言。

この第1話は漂が事切れるシーンまで、延々50ページ以上続く。

結果として読者の心を鷲掴みするような、緊迫した世界観を第1話から見せてくれた。

24位:すさまじい長旅であったな・・・親父殿・・・(蒙武の名言)

出典:amazon.co.jp

「キングダム34巻366話」

秦・魏国境付近に駐屯していた蒙武に父・蒙驁の死去が知らされた。

危篤状態に陥っていたことは以前から伝えられていただけに、部下たちも気を遣っていた。

部下「本当に・・・戻らなくてよかったのですか?」

蒙武「戦はそんなに軽いものではない。」

そう言うと部下に酒を持ってこさせ、1人で飲み始めた。

沈みゆく夕日に向かい、名言を呟いた。

誰よりも父・蒙驁を想いながら、感謝と尊敬の念を込めて。

【ここに注目!名言ポイント】

元々東端の斉国出身だった蒙驁は祖国では全く芽が出ず、各国を流浪の民のように巡った。

そして西の果て「秦」国にたどり着き、地道な努力で少しずつ頭角を現していった苦労人だ。

まだ幼かった蒙武はこの長い流浪時代、なかなか武功を挙げられない父に連れられ、時には見知らぬ民の納屋に泊めてもらうこともあった。

共に苦労して、這い上がってつかみ取った地位だからこそ、戦の重みを知っている。

蒙武「あれだけ苦労したのだ。それは蒙驁が一番分かっている」

その言葉通り、死の間際目覚めた蒙驁は蒙武が来ていないことを全く責めなかった。

蒙驁「あやつらしいわい」

この蒙武の仕打ちに孫・蒙恬は苛立った。

しかし蒙驁・蒙武の深い親子の絆には、孫の蒙恬であっても理解できないコトがあるのだろう。

23位:戦ってのは始め方が大事なんだよ。そこでその将が何を大切にしているかが分かる(媧燐の名言)

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「キングダム28巻296話」

合従軍戦序盤、楚軍vs秦軍がついに全面戦争に突入!

汗明軍に蒙武軍が突撃すると同時に、媧燐軍も騰軍に襲い掛かる。

媧燐の名言通りこの戦い、蒙武は昌平君の策に従い高等戦術を使い汗明との一騎打ちを目指した。

一方、媧燐は戦象(せんぞう)というド派手な策を使い、周囲の目を奪うことに成功する。

媧燐が戦において大切にしているコト。

媧燐「私の場合は、“華やかさ”と“恐怖”、ひとそえの“かわいらしさ”だ」

【ここに注目!名言ポイント】

女傑・媧燐にとって、男たちの戦い方など眼中にない。

特に武勇を誇示し合う武将の習性には、嫌悪感すら抱いているだろう。

戦とは体より頭を使ってするモノで、その末に敵を恐怖に陥れる、といった具合か。

戦象は単なるまやかし、さらに言うとその後の騰軍への攻撃も囮に過ぎない。

全ては函谷関を陥落させるための手順に過ぎなかった。

恐るべし媧燐!

22位:正義とは勝った者に宿るのだ(呂不韋の名言)

呂不韋

出典:amazon.co.jp

「キングダム35巻378話」

たった一度、嬴政の政敵・呂不韋と信が正面から言い合ったことがある。

それは呂不韋が企てた、屯留の乱を鎮圧した直後のことだった。

信は呂不韋に対し、正義がない者は勝てないと告げる。

しかし彼は冷静に、自信満々に返す。

世に言う「正義」とはその人柄に宿るのではなく、勝った者に宿るのだ

この時の信は21才、まだまだ呂不韋が大きく見えたのだった。

【ここに注目!名言ポイント】

呂不韋らしい言葉。

現代の世の中でも、勝者はこの言葉をよく使うのではないだろうか

もっとも「正義」と「勝敗」は関係ないのかもしれない、難しい。

21位:わき上がってくる力を、つむがれていく炎を!(麃公の名言)

出典:amazon.co.jp

「キングダム30巻325話」

李牧の策にはまり孤立した麃公(ひょうこう)は、敵陣の渦の真ん中で龐煖と一騎打ち。

万に一つも生還する可能性などない。

しかし彼を尊敬する信は、無謀にも助けに向かおうとする。

そのとき麃公は信へ命令する。

麃公「咸陽ヘ行け、童(わっぱ)信」

自分はもう助からない。

未来ある若者を道連れになどできない。

そして信のような若者こそが、熱い心を受け継ぎ、これからの秦国を支えていく者。

この後、龐煖との最期の戦いへ挑む。

【ここに注目!名言ポイント】

麃公は、初見である龐煖の本質を見抜いていた。

本能型の極みがなせる業だろうか?

そして紹介する名言の全文は、

麃公「龐煖、やはり貴様は全く何も感じておらぬのだのォ。わき上がってくる力を、つむがれていく炎を!

1人だけ強いことが最強と考える龐煖。

対して麃公や王騎は、大勢の兵を束ねることでたどり着ける大将軍こそが最強と悟っている。

多くの想いや湧き上がる情熱を、受け継いでゆくから、その炎は熱を増していく。

龐煖に討たれながらも、信へ大切なことを伝えた、名言だった。

20位:取るに足らぬ小事です(昌平君の名言)


「キングダム31巻328話」

麃公が討たれ、いよいよ李牧軍が迫る中、秦都・咸陽では反国王派・呂不韋(りょふい)がクーデターを企てつつあった。

このとき、呂不韋の部下でありながら、軍総司令だった昌平君(しょうへいくん)は嬴政と2人で話し、王自ら出陣することを聞かされる。

そして、すでに決戦の地へ向かった手際のよさに疑問を抱く呂不韋。

呂不韋「よもや何か助言のようなものをしたわけではあるまいのォ。我が四柱の1人、昌平君よ」

いつも冷静な昌平君が、やや険しい顔で答える。

昌平君「私は秦軍の総司令でもあります。今、それ以外のことは、取るに足らぬ小事です

初めて飼い犬に手を噛まれた呂不韋だった。

【ここに注目!名言ポイント】

秦王の覚悟の前に、敵グループであった昌平君が心を打たれた。

後に呂不韋が言うように、元々昌平君は誰かに付き従っている器ではない。

智・武・カリスマ性、どれをとっても一級品の存在。

この一件から、秦王へ心が近づいていったことは間違いない。

19位:あまり儂らをなめるなよ、蒙驁(廉頗の名言)

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「キングダム22巻236話」

今まで一度も勝ったことのない相手に蒙驁は秘策を仕掛ける。

それは対廉頗のために長い年月掛けて作り上げた砦だ。

しかし“武”と“知”の両方を兼ね備えた最強の武将・廉頗は、蒙驁渾身の策を悠々と突破してきた。

ついに、元趙国三大天・廉頗と相対した蒙驁。

しかし蒙驁にとって、この状況は絶望ではなかった。

40年間負け続けた思いを込め、廉頗との一騎打ちに臨んだのだ。

廉頗が予想したよりはるかに重い蒙驁の一撃が彼を襲う。

廉頗の馬の脚が折れ、地上へ追い詰められた。

蒙驁はすかさずトドメに掛かる。

蒙驁「逝けィ、廉頗」

しかしここで、ついに本気の廉頗が炸裂!

フルスイングした彼の矛は、蒙驁の馬ごと彼の左腕をたたき斬った。

そして廉頗は名言を吠えるのだった。

廉頗「あまり儂らをなめるなよ、蒙驁」

【ここに注目!名言ポイント】

ライバルだった秦国の六将亡き今、廉頗の戦いへの炎も消えたと蒙驁は読んでいたのだろう。

実際、廉頗自身もそのことを認めた。

廉頗「そんな分かり切ったことを今さら得意気にほざきよって」

しかし蒙驁はその先を読み違えていたのだ。

王騎ら秦国六大将軍と、廉頗ら趙国三大天の戦いは、彼らの全身全霊をかけて戦いに明け暮れた壮絶な時間だった。

この時代に築き上げた肉体や誇りは、常人では計り知れないモノだったのだ。

廉頗の言う“儂ら”とは、敵であるはずの六将も含んでおり、彼がいかに“戦場”を重んじているかが分かる名言だ。

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