羌瘣は飛信隊を支える最強ヒロイン!活躍やかわいいシーンを徹底深堀り【キングダム】

キングダム羌瘣サムネイル

ついに累計発行部数が8,300万部を突破し、歴史漫画の頂点に立った『キングダム』。

その中でも女性剣士・羌瘣は、先に行われた「第一回キングダム総選挙」で第一位に輝いた、人気No1の最強ヒロインだ。

初登場時、まだあどけなさが残る幼い少女だった羌瘣も、今では美しく、強く、一途な女性へと成長した。

今回はこの最強キャラの有り余る魅力を徹底深堀し紹介していく。

愛刀は緑穂!最強剣士・羌瘣の基本情報と強さの秘密

主人公・信と羌瘣が初めて出会ったのは戦場、お互い14才と13才だった。「話すのが嫌い」と言っていた彼女は、とんでもない強さを見せつけた。

それもそのはず、羌瘣は伝説の暗殺集団・蚩尤(しゆう)族で“最強”の呼び声高かった傑物だったのだ。

奪われた大切な人と蚩尤の座

幼い頃から蚩尤族の一氏族である羌族で、修行の日々を送って来た羌瘣。本来は蚩尤の名を継ぎ、外界へ現れるはずだった。

しかし、蚩尤を決める“祭”において姉妹同然に育てられた羌象(きょうしょう)を謀殺され、蚩尤の座も奪われた。

それ以来彼女は仇である幽連を殺し、羌象の無念を晴らすためだけに生きてきた。

舞うように人を斬っていく巫舞(みぶ)と呼吸の深さが強さの秘密

常人には理解できない羌瘣の強さ。

「トーン、タンタン」のリズムを取りながら、まるで彼女のまわりだけ重力が無いかのように、自由に空間を舞い、敵を斬り裂く。

手には普段から話しかけている相棒の愛刀・緑穂(りょくすい)を持ち、体の一部のように巫舞に融合させる。

深く呼吸を落とすことで成せる技らしい。次の章では彼女のルーツとなる“蚩尤”を深堀りして紹介していく。

蚩尤とは?羌瘣を最強剣士にした謎の集団を解説

出典:蚩尤-Wikipedia

元々“蚩尤”とは中国の神話に登場する神だ。獣の体に胴の頭、鉄の額を持つらしい。とにかく人ではない。

作者・原先生は「人類を滅ぼす恐ろしい化け物(神)」として蚩尤が史記に登場すると述べている。

この神話的な設定を取り込み、不思議な呼吸術や巫舞を加えていくことで謎多きキャラ“羌瘣”が生まれたようだ。

“蚩尤”を生み出す“祭”とそのシステム

『キングダム』作中の“蚩尤”とは、最強の戦士を決める“祭”を最後まで生き抜いた者を指す。

蚩尤族は羌族(きょうぞく)・幽族(ゆうぞく)や蛾族(がぞく)ら、19の氏族から成り、“蚩尤”の名を継ぐ者を輩出することだけに全氏族が専念する。

“祭”は現役が居なくなると催され、各氏族2名ずつ参加者が選出される。

そこで最後の1人になるまで殺し合い、生き残った者が“蚩尤”となるが、真の“蚩尤”になるには理想的なシチュエーションがあるらしい。

それは「同族の2人が最後まで残り、この2名で殺し合う」ことだ。

生き残った者は、現世とのしがらみや関係を一切断ち切ることができ、真の“蚩尤”になるという。

ただ真の“蚩尤”になったはずの前蚩尤の幽連は精神が破綻し、闇の世界へと落ちてしまっていた。

同じく現蚩尤・羌礼もその精神は破綻しかけ、闇の淵にいたところを羌瘣によって救われた。どうやら“祭”というシステム自体に問題があるようだ。

暗殺の最高ブランド“蚩尤”は権力者が買う

他の暗殺集団も、伝説と恐れをなす“蚩尤”。暗殺業界ではぶっちぎりのトップブランドのようだ。

“蚩尤”のみが外界に出ることを許されるのは、どうやらこのブランドの品質維持のためと思われる。

最強の暗殺者を時の権力者である国王や貴族に買ってもらい、その報酬で蚩尤族は存続しているのだろう。

羌族の羌瘣は史上最強の蚩尤になるはずだった

蚩尤族は氏族毎に山々に分かれて点在し、素質がある者には幼い時から修行を積ませる。羌瘣も羌象と共に幼い頃から外界と遮断され、羌族の里で育てられた。

中でも羌瘣の素質はずば抜けていて、彼女の呼吸は誰よりも深い。その分長くは持たないが、短期決戦なら史上最強とされていた。

羌象は羌瘣に勝つために様々な修行をするも、“祭”当日は羌瘣を参加させないよう眠らせることにした。

【羌象や羌礼】羌族の仲間を5人紹介!

羌族には羌瘣に近しい者たちがいる。その仲間たちをまとめて紹介する。

羌象(きょうしょう)【実の姉と慕っていた唯一無二の存在】

出典:キングダム特設サイト

羌瘣と姉妹同然に育てられた羌族のひとり。好奇心旺盛で外界に出ることを望んでいた。

羌瘣に禁術や子供の作り方など様々なことを教えた。愛刀は白鳳(はくほう)。

“祭”で羌瘣を殺めたくないあまり、お香で眠らせ出場できなくした。結果幽連に謀殺される。享年15才だった。

羌礼(きょうれい)【ちょっと生意気な可愛い妹分】

現在、蚩尤の称号を与えられた唯一の存在。羌識と姉妹のように育てられるも、“祭”で羌識を殺めてしまう。

闇に落ちかけていたところを羌瘣によって救われた。かつて羌象が使っていた白鳳を愛用している。

羌識(きょうしき)【心優しき天才】

実の姉妹ではないが、外見も羌礼とよく似ている。羌礼と共に羌族で育てられたが、羌象・羌瘣とも密なコミュニケーションを取っていたようだ。

実力は羌瘣をして“天才”と言わせるほど。根っから心優しい女の子。

自分には羌礼を殺せないと分かりながら、“祭”に出ることに。ずっと死を覚悟していたからか、外界での願望は語らなかった。

羌明(きょうめい)【外界で生き延びる裏切り者】

出典:キングダム特設サイト

外界で羌族に情報を流し続ける一団の長。

羌瘣と出会う17年前、“祭”から逃れるために一族から脱走。8人目の追手と取引をし、羌族の情報屋となる。

外界では結婚し、子供も二人いる。

バア(羌族の長老)

羌族の長。あの忌まわしき“祭”の真実を羌瘣に教える。

強すぎた象と瘣がはめられたコトをよくは思っていないだろうが、割り切っているようだ。

一族を裏切った羌瘣には力を貸せないというが、仇・幽連の情報は教えた。

羌瘣は実在した?史実と『キングダム』との違いを検証

史実上、羌瘣は実在した人物だが記録は数少ない。最初の記録が紀元前229年、王翦・楊端和と共に趙を攻めた。

この時、羌瘣は趙都・邯鄲の北の都市・代を攻めたものの、李牧と司馬尚に阻まれてしまう。

翌年、王翦と共に邯鄲へ侵攻し、趙王を捕えて趙を滅ぼす。その勢いのまま兵を率いて燕攻略のため中山という地に駐屯した。と、これだけだ。

出自も謎で性別も分からないので、作者は女性という設定にした。また「羌」という性は現在でも「羌族」という少数民族が存在することから、もしかしたらそちらと関係があるのかもしれない。

史実だけ見ると、羌瘣は桓騎が死んだあと、初登場となる。しかも桓騎を討った李牧に羌瘣も敗戦している。

『キングダム』では羌瘣は、五千人将となっても飛信隊と別行動はしないと断言している。それは羌瘣が自らの使命を「信を守ること」と決めているからだろう。

つまり『キングダム』本編では、代の戦いは飛信隊と共に李牧と戦うのではないだろうか。

羌瘣と信の最初の出会いはいつ?

信と羌瘣の最初の出会いは、信の初陣だった蛇甘平原の戦いの時だ。(5巻49話)

参戦するためには「伍(ご)」という五人一組のチームを作らなければならないが、知り合いがほとんどいない信は余っていた。

そこで偶然隣にいたのが羌瘣だった。

信「よォ、お前も売れ残りか」

これが信と羌瘣の最初の会話だ。(もっとも羌瘣は無視していたが)そこへ尾平・尾到兄弟と最初の上司・澤圭(たくけい)が加わる。

つまり信と羌瘣は、澤圭が伍長となった伍のメンバーとして初めて出会ったのだ。
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